2008年はいい年だった? [雑談]
GRAND PRIX Special 2009年1月号を読んでいるんですけどね。
Hondaは賢明な判断をしましたよね。
これで、二週間に一度「国際企業Hondaは普通の会社になりました。ネクタイを締めたサラリーマンの集団です。」
と世界中に宣伝される状況から目を背けることができる。
もう、F1には戻ってこないんだろうなあ・・・っていうか、戻ってこないほうがいい。
オリンピックを観ていても思うけど、「白人が考えるルール」の中では搾取されるだけです。
「極東の黄色い猿」が優位に立ったら、ルールの改変が行われるんですから。
これからは、「大東亜共栄圏大自動車競走大会」みたいな感じで、アジア地区に
モータースポーツ活動を普及させることに力を入れたほうが、実業にもつながるような気がします。
60年代(浮谷東次郎の時代)や80年代(フルタイムF1ドライバーの登場)に日本でモータースポーツが
盛り上がったことと同じことが起こらないわけがないですよ。
アジア地区全体の方が、全然人口が多いんですから。
日本のアフターパーツメーカーの文化って、実は世界に結構発信されていると思います。
2006年に仕事でタイに行ったのですが(自動車関連企業の仕事)、街を走る車の90%がトヨタ車という
この国で、GTウイングを付けた車両や、車高調(舗装はされていても、すっごく段差が大きいのに!)を
つけた4ドアセダンとかが走っていました。
端的に表れているのは、数年前までハリウッドで制作されていた映画「ワイルド・スピード」シリーズです。
あれなんて、ものすっごく日本の影響を受けていますもんね。
何でこんなことを書いているかっていうと・・・・
「2009年はすごく大変なことになりそうだなあ」っていうことが、頭を押さえつけているから。
まだ始まりに過ぎないですよ。この状況は。
ただ、すごく悲観することはないって思いたいんです。車を通してね。
世界中でただ一つ。こんなちっぽけな国に乗用車メーカーだけで8つも存在しているという特異な国。
誰かのまねとか、誰かのルールに乗るとか、そんなことをとっくに超えた段階に来ています。
もしも・・・もしも、アジア地区で日本以外のメーカーがF1やWRCで優勝するときが来たら・・・
その時は、ほんとに危機的状況です。国として。
月に衛星を送り込むよりもよっぽど大事。モータースポーツって。
自動車産業こそが「国力」を表していますから。
さて、自分の2008年はどうだった?っていうと・・・
なんといっても、みんなでエビスの耐久レースに出場できたことがトピックです。
先日、今年最後の筑波での走行があったんですけどね。
まずほっとしたのは、「新婦が筑波に来なかったこと」です。
いや〜危ない。二人そろって筑波に登場していたら、
「本気でハネムーンが筑波サーキット?」って
確認しちゃうところでしたから。
何で新婦が来なかったかというと・・・ええ、まあ新婚さんですから。
忙しいんですよ。イロイロ。ええ、色々。
私は走らせなかったんですけど、新郎(車両オーナーね)が走らせて1分9秒フラットまで来ました。
結婚すると、車を走らせるタイムも向上するみたいです。
イロイロとお疲れさんだろうに、がんばったね。
昨年の12月、この車両を初めて走らせたときは、1分15秒を切るのがやっと。
自分の体力の衰えにものすごく驚きました。
それが、一年後にここまで来るとは・・・
メンバーみんなで整備したら、こんなに速く走ることができる車になりました。
(2008年の筑波トップランカーは1分8秒を切るぐらい)
まさか、2007年の12月の段階では、競技に復帰することになるなんて思わなかったよ。
全く初顔合わせのメンバーばかりで、よくちゃんと完走することができたな。って思います。
嫁さん見つけちゃったヤツもいるし。
2009年は、ほんとに大変な一年になると思うけど・・・もし、一回でも耐久レースに参加することができたら、
すごくハッピー。
そうなれるようにがんばります。
あ、年越しちゃいましたね。0時前にアップするつもりだったのに。
それでは・・・・
「明けましておめでとうございます。
このBlogに毎日こんなにたくさんの人が訪問してくれるなんて、思いもよらなかったです。今年もよろしく。」
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