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JAF国内B級ライセンスを取りに行った [モータースポーツをやってみよう!]

今日(2011年7月24日)は、一生に一度しかないイベントが行われる日ですね。(東北地方の一部地域を除く)

 

私は、電機の世界の人なので、たまにはみんなに役に立つうんちくを披露しましょう。

「TVの発明者は日本人である」 って知ってました?皆さん。

悲しいことに日本人は、「開拓者」を否定する習性があるんです。

まあ、歴史的に有名な話は、「レーダーの発明」のお話ですけど、エアバック発明者のお話なんて・・・涙無しでは語れません!

そんな日本人が開発した「アナログ電波放送のTV」が本日正午を持って、停波します。

「アナログからデジタルに変わって、なにかいいことがあるのか?」とか、ま〜・・・そこら辺の話は・・・・ 私もデジタル後の電波割り付けの世界で仕事をしてる関係者なもんで。

本当に注目しなきゃいけないのは、「携帯電話事業者等は、汲々と電波の割り当てを待っているのに、なんでTV・ラジオ業界(マスコミ)は初めから割り当てが決まって、ほとんど金も払わずに使用許可が下りているんだ?」っていうところなんですよ。

ま、そんな感じで、私はTVが嫌いなので(実業としてのTV放送業界が嫌い。機材そのものを作るメーカー群は・・・お客様ですから。ええ。ダイジニシマスデスヨ。)我が家のTVは、「ブラウン管」です。

1983年製のTV(リモコンじゃなかったんだよ。プチプチチャンネルを押すヤツ。わかる?)が2009年に壊れたんで、家電屋さんに買い物に行ったところ・・・・

「あの・・・お客様?本気ですか?ブラウン管なんて。ちっちゃいのしか売ってませんよ。」

その後も抵抗するする。

結局、「海の向こうから輸入してもらうのに1ヶ月」TVが無い生活をしてました。我が家。(日本メーカ製なのに)

みんなねえ・・・ 今日の正午を過ぎるとショックを受けるはずです。

「ビデオの録画ができなくなったあああ〜」

「?????ビデオをデジタル化しておけば、TVを買い換える必要なかったじゃん。」

気がついた?みんな気がついた?今日の正午から。

我が家は、「2009年製ブラウン管TV+2011年製デジタルHDD&DVDプレーヤー」で今日の正午から生活ですよ。

どう?我が妻よ。あんまりお金を使わなくて、「新しい世界」に対応した気分は。

「・・・・ねえ。この録画機、TV番組表が出るのはいいけど・・・すごく文字がにじむ。」

「それは心が曇っている人だけが見にくいんだよ。」

「ひょっとして、薄型デジタルTVだったらちゃんと見えるんじゃない?ねえ。ホントに目が疲れる。やだ。このTV」

心の目で見ろ!だいたいうちにはiPadがあるんだから、それでTV番組表を見ればいいだろう!」

「いいか?薄型TVなんて、買おうと思ったら、5万円ぐらいしちゃうんだよ。5万円あったら、ADVAN A050が1セット買えちゃうだろう。Sタイヤと薄型TV、君はどっちを選ぶんだ?

「薄型T・・」バシッ!

「甘い!Joy耐で総合優勝しない限り、我が家に薄型TVは来ない!」

「優勝なんて・・・この間、1時間ぐらいでクラッシュしたじゃない。みんなが見てる目の前で」

「い〜や。24回勝てなくてもいいんです!25回目に勝てば。あのなでしこJapanのように!」

あ、家飛び出して行っちゃった。・・・・お腹が空いたら、帰ってきてね。

んじゃ、我が妻が涙をぬぐって放浪の旅をしている間に、このBlogの更新をしましょう。

今回のお話は、「国内B級ライセンスを取りに行こう」というお話。

え?なんでいまさら?

え〜とですね。Joy耐は、「正当な公認競技」なんです。(準国内競技格式)

この公認競技に出場するためには、JAFが発行する「国内競技Aライセンス」が必要になります。

で、いきなりAライセンスをとることはできないので、まずは、Bライセンスを取得する必要があります。

私は第一次活動を休止した時にすべてのライセンスを更新停止してしまったので、再び取りに行くことにしました。 (たまっていた更新手数料をJAFに払い込めば、再発行は可能なんだそうです。・・・再受講した方が私の場合は安かった。なにしろ20年近く経ってますから。)

さて、どうやってライセンス講習の情報を引き出せばいいんだ?

まず、JAFのホームページを捜して・・・あ、ありました。「モータースポーツ講習会」

で・・・・自分の勤務地なり、住居に一番近い会場を探す・・・っていうか、最優先は、日程か。 (2011年JOY耐決勝日2ヶ月前を切っていました。この捜し始めた時点で。)

平日夜に開催されている講習会を発見! 直接電話連絡。(それも開催日の2日前)

夜、会場で受付をして・・・さっそく忘れ物発覚。顔写真撮ってくるの忘れた。

ハンコと運転免許証は持ってきたのに・・・あ、お金。高いなあ。JAFそのものにも入会しないといけないのね。この場で。万札が飛んでいったよ。あっという間に。はあ・・・明日から、飲み物は水筒に水道水を詰めてできるだけ外で買わないようにしないと。

教材として渡されたのは、本一冊。 ・・・・教材、だいぶ薄くなっちゃったなあ・・・っていうか、確か20年前は、いろいろな本を有償で買わされた記憶があるんだよね。今は、このハンドブック1冊でいいのか。

冒頭に先生が出席者全員に質問。

「皆さんは、今日、この国内競技ライセンスを手に入れたら、その先どこまでやってみたいと思っていますか?A級ライセンスもとりますか?」 全員手を上げた。すげえ。

「では、Aライを取った後は・・・なにか具体的な参加競技とかは決めていますか?」

私以外、手を上げる人がいない。 は?みんな何のためにこんなにお金かけて、競技ライセンスを取りに来たの?

なんでこんなことを聞くんだろう?って思っていたら、実は、この「国内競技Bライセンス」の講習会を受けると、「オフィシャルライセンス3級」の講習会を受けたことにもなるんだそうです。

私は、「ふ〜ん・・・でも、確か、さっきまで払ったお金以外に、オフィシャルライセンス用のお金も取られるよね。」って聞き流そう通したのですが・・・

女性が取りに来られます。この国内競技Bライセンス。しかも、”車も持っていない”という女性が」 と言われて、みんな身を乗り出す乗り出す。ハアハア。(?なんか・・・おっさんばっかりで暑苦しい。)

最近の傾向として、「昔はねえ・・・キラキラした若者ばっかりだったんですよ。この会場も(この発言のあたり、かなり遠い目。ほんとに。)今は・・・”昔、競技に出てみたかった。子育てもまあまあ終わって、お金も手にしたから、これからやってみたい。”っていうおっさ・・・あ、いやいや。ご年配の方ばっかり。

「ただ、たまに女性が取りに来られることがあるんです。競技に参加されるんだと思って、うれしくてお話を聞くのですが・・・違うんです。”競技に出るためにライセンスを取りに来るんじゃない。”人たちなんですよ。」

「この国内Bライセンス講習会を受けた後、申請すれば手にすることができる”オフィシャルライセンス3級”をとるために来られるんだそうです。」

全員「は?」(みんなそんなものに(大変失礼)興味がない。)

オフィシャルライセンスをとると、サーキットで旗を振ることができます。あるいは競技車両に触ることができる場合もあります。それを狙って彼女たちは受講しに来るんだそうです。」

みんな「はあ〜・・・なるほど」(なんかほんとに感心)

「小林可夢偉選手の大活躍の影響なんですかねえ・・・驚きました。」

・・・・そんなことあるのかなあ。私、プロ競技の世界も少しは覗いたことがあるけど、見たこと無いぞ。女性オフィシャル。

なんて思っていたら・・・いました。先日TTC1400の彼が2位になった筑波サーキットに。

OFFICEAL.gif
 

はあ。すげえガッツだぜ。この暑い日に。お疲れ様です。夢は「いつかは鈴鹿サーキット」なのね。

さて、それらの「事前調査」の元、「それでは皆さんがAライセンスをとられるということなので、その時に役に立つ勉強をしながら、今日の講習を進めましょう。」という言葉と共に始まりました。講習会。

最初は、「仕事が終わった後の夜だし、眠くなっちゃったらどうしよう。先生役の人たちに大変失礼だ。」って思っていたんだけど・・・

「モータースポーツの発祥の地はフランスでした。フランスでは、モータースポーツとは”貴族のスポーツ”だったんです。」 という言葉と共に始まった3時間半の講習会は・・・あっという間だった。

本当にただの座学で、特にテストとかもなかったのですが、このときに聞いた事が、後々の国内Aライセンス受講テストで助けになったんです。ものすごく。

たとえば、「Aライセンスの時は、この薄いハンドブックの他に国内競技車両規則と国際スポーツ法典付則H項の本が必要になります。各地区のJAFに買いに行けば、少し安く手に入りますよ。」とかね。

早速買いに行ってみよう。 後日、顔写真を講習会事務局に直接手渡しに行って、JAF東京支部に必要な本を買いに行く。(モータースポーツ部門の建て屋は、また別の離れた場所だった。丁寧に案内してもらえた)

JAFの会員証を見せると1割引きになるの?

「え〜と、困ったな。まだ手元に何にもないです。先日Bライは取りに行きました。写真持ってきて無くて、保留になっちゃってるけど。」

「まあまあまあ。先日珍しく顔写真がない申請書を送ってこられた方?聞いてます。Joy耐出場のためにライセンスをとりに来たって。まあまあまあ。」(なんか恥ずかしい。すいません。忘れ物して。)

さらに数日後、講習会事務局から、自宅に直接電話。なんだべ?

「いやね。この間、せっかく顔写真持ってきてくれたでしょう。それでねえ・・・よくよく書類をチェックしたんだけど、”ハンコが一カ所ない”んだよ。でも、なんか支部の人たちが覚えてくれていたよ。わざわざAライ用の本を買いに行ってくれたんだって?皆さんに良く頼んでおいて、直接そちらのご自宅に送ってもらうようにしたからね。」

うひいいい〜!すいませんです!みんなにご迷惑をおかけしまくりながら、次はAライ講習会です。

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