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AT車両にMTシステムを移植 [スターレットをN1車両化]

春が近づいているんですねえ・・・雨ですよ。雨。
確か今日はオーナーが10年ぶり・・・以上か?国内A級ライセンスの講習会を受けているハズなんですよね。
実走試験は・・・雨のサーキット走行は・・・きっと通勤スターレットでぶっちぎってくれますよ。ま、がんばってくれ。私は家でぬくぬくしてるから。ぬくぬく。(コタツから出られない。遭難しそう。)

さて、5万円で買ってきたAT車のN1車両化ですが、作業を始まる前に山場がいくつかあると思っていました。
3)ATミッションからMTミッション化
4)ロールゲージ取り付け
5)ボンネットピン&キルスイッチ等競技車両としての安全装備設置

今日のお話は・・・3)段階目ですね。
事前に準備するモノは・・・
1)電動ドリル(っていうか、これは電動インパクトドリルのほうがぜんぜん作業がはかどりました。)
2)穴あけ位置を決めるためのタップ
2)下穴用ドリルピット
3)穴径30のホールソー
30PAI.gif
4)マジック
この5つです。

イメージとしては、
1)全損車両から、マスターバックシステム&MTミッションまでの配管を全部取り外し
2)AT車両にマスターバック取り付け用の穴をあける
3)クラッチペダルを含めて、全部移植作業
の順番なんだけど・・・

全損車両からの取り外し作業は、全部オーナー夫婦がやってくれた。
いよいよ「AT車のエンジンバルクヘッドにでかい穴をあける」作業の段階。
自分の充電式電動ドリルドライバーを握りしめて・・・
「ねえ、ほんとにやるの?俺達3人で。」
「うん。」
「あのさ、自分で言うのもなんだけど、俺が持っているこの充電ドライバーって・・・去年、消火器の取り付け用の穴をあけようとして、モノすっごく苦労したよね。いつまでたっても貫通できなくて。」
「うん。途中で諦めて、プレートそのものを薄いヤツにして、取り付けちゃった。消火器。」
・・・・・・ごっくんちょ。
だってさ、エンジンルームの隔壁のところにでかい穴をあけるんだよ。ずれちゃったりしたら、一巻の終わりだよ。ど、どっどどどおど、どうしよう・・・・

「あの〜・・・私がやりましょうか?一回やったことがある作業だから、一通り工具持ってますし。」
へ?

なんでもTTC1400の彼の話では・・・「プロに作業を任せたんだけど、お金を節約したかったから、自分でできそうなところを教えてもらって手伝った。」んだそうです。昨年のランキング5位マシン。

任せた!やったよおおおお〜!砂利の保管ガレージに女神様が・・じゃなかった、噛み後輪・・じゃなくて、神降臨!慌て気味)

取り外したクラッチシリンダーの取り付け穴の位置をよく調べて・・・

MASTERBAK.gif

シリンダーと隔壁が接触する部品面のところにマジックを塗って、位置を決めてから、まずは下穴あけ。

SHITAANA.gif

その後、ホルソーでメインの大きな穴をあける。

INPUCT.gif

KANTUANA.gif

取り付け穴の中心位置をよく測定して位置決め

MAGIC.gif

で、この作業をしてもらっている間にオーナー夫妻は、車内側でクラッチペダル取り付け作業

PEDARU.gif

今回は、RIGIDの「ペダルラバー」を取り付けしました。N1レギュレーションに適合していることを確認してね。

で、配管移植等も終わって、見事完成!って写真を・・・なんで取り忘れたんだっけ?
あ、そうそう。
作業が終わったあたりで、フォークリフト修理係の彼がやってきて・・・2つの項目をチェック
1)N1規定内に掲載されている「ステアリングホイールロック機構の除去」
2)AT車のシフトロック機構の無効化

・・・どうやるの?それ。っていうか、ステアリングホイールのロックを解除せよなんて項目あったっけ?(ありました。その後調べたら。2012年N1規定4.10項)

なんだかステアリングホールのあたりを穴あけ用タップを使ってコンコンコンコンコンコン・・・
HANDLE.gif

なんか取り出してきた。

LOCK.gif

ふ〜ん・・・この特殊ボルトを取り外すとステアリングがフリーになるんだ。で、取り外しちゃったボルト穴には、なにかうまくはまる汎用品を突っ込んで完了と。

KAIZOGO.gif

AT車のシフトロック機構については・・・TTC1400の彼がなんか言ってたっけ。だいぶ前から。
「ATシフトレバーを外す時にキーをつけておかないと・・・」だったか、キーを取り外しておかないとだったか・・・とにかく「キーシリンダーから、キーそのものを抜くことができなく」なるらしい。
よくわからんが、その対策はみんながしてくれた。
で、フォークリフト修理係は、バッテリー取り付け部周辺のコネクターを触っていて・・・

SHORT.gif

「はい。これできっとMTミッションに換装した後もエンジンはちゃんとかかると思いますよ。」だって。
クラッチの移植の件といい、このあたりの作業は・・・オーナー夫妻と3人でやっていたら、まったくわからなかったなあ。っていうか、気がつくこともなかったと思う。いやあ、みんなに感謝だよ。これでまた山を一つ越えたよ。
え〜と、次は・・・ロールゲージ取り付け・・・その前に寄り道していい?
エアコンのフロン回収の時に電気自動車リーフで牽引してもらったんだけどさ。
どちらも「エンジンが無い」車なのにものすっごくうるさかった。このEP82。エンジンが無い状態なのに。
なんか・・・なにかが擦れているような音がず〜としてたんだよね。ハブの点検をさせてくれ。せっかくだから。

ドレスアップスーパーフェア
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