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消火器と牽引フック取付はそんなに難しくなかった [スターレットをN1車両化]

すこ〜し前に「自転車のお話」をしましたよね。
あれ、結局どうなったかというと・・・・新車を買いました。ピカピカの。
「新しい自転車を買う」ということについて、周りの人たちにいろいろと話を聞くと・・・なんだか深いんですね。自転車。

会社の奥様衆にお話を聞くと、「ホームセンターの自転車って・・・安いんだけど、とにかくペダルが重いのよ〜。こんなモノかと思っていたけど、ご近所の日本メーカー製のを漕がせてもらったら全然違うの!びっくり!」
そうなんですか。知らなかった。

タイヤの時にお世話になったメンバーにお話を聞くと・・・
「日本製の自転車なんて、もう、そうそう手に入らないからな。繰り返すけど。」
あ、それはわかりました。はいはい。
「で、ドライブはどんな機構にするんだ?」
は?

「チェーンにするか、ドライブシャフト駆動にするか、ベルトドライブにするか。どれにするんだ?」
え〜と・・・どれでもいいです。ママチャリ買おうとしているだけですから。
「ドライブシャフトなら、日本最古の自転車メーカーMiyata製だろう。」
「いやいや、ドライブシャフトなんて買っちゃったら、近所でメンテナンスなんてしてもらえないよ。重いし。」
「こいつは大丈夫だよ。車のエンジン組み立てちゃうんだから。なっ!周りで誰も買ったことがないドライブシャフト駆動の自転車。なっ!買ってみろ。チャレンジで。」

なんか・・・ほっとくと話が長い。自転車ってそんなにトークが弾むモノなのか?
「Miyataのベルトドライブでいいです。なんか選んでください。」
折衷案ですよ。基本、営業なもんで。「普通のチェーンのママチャリ」っていえる雰囲気じゃないし。

買いましたよ。Miyataのベルトドライブ自転車!



さあ、我が妻よ。颯爽と買い物に出かけて、ご近所に見せびらかしてきなさい。
「なんかすっごくペダルがスムーズ!でも、なんか・・・乗り降りが・・・足が上がらない。」
・・・・足が上がるように運動してください。頼むから。自転車の構造のせいじゃないからね。
「ご近所の奥さんに”あら、新車なのね。・・・なんか・・・この自転車すごく高い感じがする”って言われた!」
あ〜はいはい。よかったよかった。大事に使ってくれ。

しば〜らく乗った後・・・事件が。
「ねえ、あの自転車、なんでか鍵が2個もついてるんだけど・・・もう、鍵が壊れた。」
・・・・あのね。チミのバカ力のせいでしょ?力一杯鍵をかける必要、どこにもないよね?はあ・・・・

まあ、素直にうれしいです。いいモノが買えてよかった。

さて、「いいモノに変身させる作業」5万円のスターレットAT車N1化作業は、いよいよ終盤です。
てっきり残っている作業は3つかと思ったんだけど・・・忘れてました。消火器取り付け。

JAF競技車両規則は、消火器についてもいろいろと細かい規定があります。特に車検の現場でチェックされるのが、「有効期限と取り付け方法」
数年で、新品に交換しないといけないんですけど・・・・「同じメーカーの同じ型式」のモノに交換できないと、「いちいちブラケット取付からやり直し」になります。

さて・・・海外製だとすごく軽量な消火器が存在するのも知っているけど・・・今回はコスト優先。
日本メーカー製で、規定をクリアする容量の一番小さなモノを探すのに・・・結構難儀しました。
結論はこれ!
で、本体を購入しても・・・付属のブラケットは、あくまでも「車内側」だけなんです。
車体裏側の取り付けジグは自分で何とかしなきゃならない。
う〜ん・・・2011年のJOY耐前は、自分たちで金属プレートを買ってきて、何とか加工しようとしたんだけど・・・挫折。(頑丈すぎて、充電式ドライバーでは穴開けができなかった。)

結局、ホームセンターでブラケットを買ってきました。私は、道具購入係ね。
んじゃ、あとはオーナー夫妻、取り付け任せた。

bar.gif

(この写真はブラケットの一例。何種類かを買ってきて、できるだけ頑丈に取り付けられるヤツを選びました。)

で、問題は取り付ける位置(取り付け方向も競技車両規則で決められています。)
室内側から消火器を置いてドカンと穴開けをしてしまうと・・・面倒なことになります。車体の裏側がね・・・

shataiura.gif

こんな感じに波打っているので、うまくでこぼこを回避しないとブラケットをきちんと固定することができません。(水がかかる場所なので、使用するボルト・ナット類もステンレス製を選びました。)

お次は前後の牽引フック取り付け。
これは実は作業をする前にすごく不安に感じていたことで・・・・
「牽引フックは・・・困ったな。車体に溶接止めをしなきゃいけないってなると・・・自分達ではできないぞ。」

今までいろいろな作業をしてきたけど、溶接作業だけは自分たちには御法度だと思っています。
重要保安作業なんですよね。溶接技術って。こればっかりは素人が「それっぽく作業してモノが取り付けられた」という言い方をしていると危険な目に遭うと思っています。

困っているとフォークリフト修理係が一言。
「確かCUSCOから、車種別の牽引フックが出ていましたよ。それだったら、ボルト止めじゃないですかね?」

その言葉をあてにして買ってはみたけど・・・
フック2本とあて板が2枚入っているだけじゃん。これでいったいどう取り付けろと・・・

wasshar.gif

近所のホームセンターで、「できるだけ太いボルトとナットとスプリングワッシャーとできるだけ大きなワッシャー」を各2つづつ買ってきた。

で、車体のいろいろなところにフックを当ててチェックすると・・・
どうやら、「純正のフックを利用して」ボルト固定をするとちょうど具合がいいらしい。

fukku.gif

この位置から見ると飛び出して見えるけどね。

fukkutorituke.gif

ほら、真上からはちょうどギリギリで規定通りの穴が見えるようにデザインされてる。
やってみてわかったのは・・・「自分で買ってくるワッシャー」はできるだけ大きくて頑丈なヤツが必要って事。
最初、ワッシャー無しでガンガンねじ込んでいったら、フックそのものが歪み始めちゃった。
それと・・・EP82には関係ないけど、やっぱり最近の車だと、競技用に改造するのは手間がかかるのかもね。
だって、最近の車って、牽引フックそのものがパッとわかる位置にないじゃない。バンパーに隠れちゃったりとか。
まあ、コスト優先の考え方なんだろうけどね。

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