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ボンピン取付に4日かかりました [スターレットをN1車両化]

 

今日はツインリンクもてぎで花火大会なんですよねえ・・・・

土砂降りの雨になりそう。
あれですよ。アレ。エコランの優勝賞品が到着したんです。我が家に。ご丁寧にメモまで添えてあって。
「きっと来てくれると信じてます。」
(いやいやそこまで大げさじゃない。話膨らませすぎ。)

まあ、ギリギリまで天候をみて・・・雨降っていたらやめとこ。
我が妻は、「これって、返金可能って書いてあるよ。ゴールデンウイークどこにも行ってないんだから、行こうよ。雨でも。」
あのね。往復の高速道路代で吹っ飛んじゃうでしょ。その返金額。まったく。この間、筑波サーキット連れていったでしょう?十分出かけましたよ。我が家は。

さて、5万円のスターレットN1化計画は、作業も終盤です。今回は、残り2つの作業のうちの1つ「ボンネットピンの取り付け」のお話です。
このボンネットピンの取り付け作業は・・・・当初は、「必要な大きさの丸穴をバンバンあけていけば、簡単に取り付けられるんだろう。」って思っていたんですよ。
ところが・・・

bonpingaikan.gif

全損車両から取り外したボンネットピンを移植しようとして、よくよく観察してみると・・・
これ、「ボンネットピンそのものを固定する2本のビスと、ピンが貫通する四角穴の位置がかなり近くて、丸穴をあけると干渉しちゃう。」ことが発覚。
設置場所がなんたってボンネットですよ。失敗したら一巻の終わりですよ。モノすっごくかっこ悪い競技車両のできあがりですよ。

え〜と・・・どうしよう・・・世の中に「四角く穴をあける工具」なんてあるのかな?
確かに大型の油圧プレスの類ではあるみたいです。四角く穴をあける装置。(電機の制御盤とかでは、四角い電気機器を取り付けるのは当たり前の作業だ。)

困ったな。今回限りの作業で、そんな高い工具を買ってられないぞ。
いろいろ探して廻ったところ・・・なんていうのか・・・「ハンドニブラー」という括り方でいいのか・・・
あるんですね。世の中に。「鉄板を自由自在にカットできる工具」ってやつが。


さて・・・早速買ってはみたけど・・・全損車両を参考に、作業の進め方をイメージトレーニングしないと・・

まずは、フロント側だけを完成させることに集中しよう。
1)ヘッドライト裏にボンピンそのものを立てる穴をあける
2)ボンピンを立てた後、ボンネット側貫通作業
3)ボンネット側止め金具を固定させるビス(3点)用の穴をあけて、完全に固定

やってみるか。まずは、ボンネットピンそのものを立ててみよう。

hedlightura.gif


注意点は、「ヘッドライト裏に手が入りやすい位置に穴をあける。」ことだった。(入りにくいところに穴をあけてしまうと、ヘッドライトそのものを取り外さないとボンピンの固定ができなくなる。)
ここまでは簡単。さて、ここから先がものすごく慎重さを求められる作業だ。
まず、ボンピンのボンネットを当ててみて、傷をつける。

dodaiue.gif

で、(ボンネットが歪んだポイントを狙って)ボンネット表側から、丸穴を貫通!

bonnetana.gif

で、表側から購入した「ニブラーシャー」を当てて、ジョキジョキ切っていく。(四角く切ることができます。この写真はすいません。ボンネット裏側を作業している時の写真)

catt.gif

この作業の時の注意点は、「必ず作業用めがねを装着してから、ハンドツールを手に取ること」です。
このカッター・・・快適に鉄板を切ることができるのはいいのですが、かわりに切りくずが飛んできます。激しく。本当に目の保護が必要です。絶対にめがね装着無しで作業しないでください。(ほんとだよ。)
こんな感じでカットが進んで・・・

bonpinatama.gif

慎重にダイヤモンドやすりも使いながら、穴を拡大していって・・・・はい。ボンネットピンがボンネットを貫通できるようになりました。

bonpinryoho.gif

だいぶホッとしました。ここまでくれば、だいぶ作業も終わりなんだろうと・・・丸一日かかっちゃった。
ところが・・・ここから先だったんです。本当の困難は・・・
「ボックスドライバー」を準備してください。

この工具がなかったためにものすごく面倒なことになりました。私達。
なにが?って?
最終的にこんな感じに取り付けることができたのですが・・・大変だったのは、この3本の「固定ビスの裏側」だったんです。

bonpinkansei.gif

3本の貫通穴をあけること自体は全然簡単。
穴のところにホワイトマーカーで位置合わせをして、ちゃんとタップを立ててから作業開始。

tap.gif

あ、ちゃんとさび止めを塗っています。土木用なんだけど。


ここまでは順調順調。後はてっきりビスを固定すれば終わり。って思っていたら・・・

bonpinurashoki.gif

ボンネットの裏側って、袋状なんですよ。
いっくら穴を大きくしていっても、指を使ってナットを固定することができない!ってやってるウチに袋状のところにビスが落っこちた!

あ〜・・・もう。
結局、ボンネット自体を完全に取り外して・・・いろいろ振ってみるんだけど・・出てこないよ〜。ビス。
「あ、私、マグネット持ってますよ。」
オーナーの奥様が通勤スターレットをゴソゴソ。
おおっ!枝の先に大型マグネットがついた道具が出てきた!
ボンネットの袋状のところに突っ込んで・・・・うおおおお〜!簡単かんたん!すぐに取り出せたよ!なんでこんな工具持ってるの?今まで使うこともなかったのに。

「ん〜・・・旦那をこんな感じにツンツンするため。」
え?あ、ちょっとちょっと!旦那さんの変なところをツンツンするのやめなさいって!なにやっちゃってるの!ちょっと!まず下げなさい。腕を。ちょっと!まったくも〜
「う〜ん・・こうやって磁石を近づけるとおっきくなるかと思ってぇ」
「え〜とね。そういうことは、家に帰って二人だけの時にやりなさい。かなりマニアなテクニックだから。他の人たちが見てる前でやっちゃダメ!ね。」
「じゃあ、帰りの車の中でやってみる。」
「いやいやいや、家に帰るまで我慢してね。まずいでしょう?車の運転中に旦那さんが変な気分になっちゃったら。運転に集中できないでしょ?」

ビスは2個ボンネットの中に落としちゃったから、もう一つ拾ってもらいたかったんだけど・・・またマニアなワザを披露されるのもなんだから、このままにしちゃおう。たまにカラカラ音がするかもね。走行中に。
さて、ボンネット裏側をバンバンカットしていって・・・固定できたぞ。やっと。

bonpinurasaishu.gif

結局、フロント側だけで2日かかった。
リヤ側は・・・リヤゲート固定具の取り付け位置にだいぶ迷うんだけど・・・
ボディ側面じゃなくて、後端で固定しよう。万が一、バンパープッシュされた場合に、フックが機能しなくなっちゃうかもなあ・・・
でも、サイド側だと、ゲートを開けた時の剛性に影響が出そうだもんね。
作業のイメージとしては・・・
1)ゲート側にファスナー固定具を取り付け
2)ファスナー引っかけ部は、ボディ側にリベット止め

ゲート後端にした理由はもう一つあって、水抜き穴を利用して、ニブラーシャーを突っ込みやすかったのだ。
水抜き穴ギリギリだと手が入りにくいので、慎重に位置決めをして、まずは、表側から貫通穴を作成。

bakdoaana.gif

ゲートを開けて、ジョキジョキ切ってく。

bakdoahasami.gif

固定完了
baktomepin.gif

引っかけフックの固定方法は・・・
ribetdome.gif

引っかけフックと同じサイズの穴をボディにあけて、表からリベット止め。


bakkansei.gif


よしっ!これで最後に全損車両からリヤゲートダンパー(ガス抜き処置がしてある)を移植して完成だよ。

bakdoadanper.gif

結局、前後で4日間かかっちゃいました。
結構面倒な作業です。最初に工具を準備しておかないとね。
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