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ミニJoy耐っていくらかかった? [2013ミニJoy耐]

ついに一騎打ちなんですよ。2013年シーズンTTC1400。
昨年末の段階で、「2013年は出走するかわからない」と言っていたドライバーは・・・結局開幕戦に出走しました。
だ〜いぶ、迷った末の決断だったようです。
まあ、結局5台ですからね。開幕戦に集まったTTC1400車両。
ほんの数年前まで20台近くが集まっていたのに・・・・いや、まだマーチレースよりはマシらしいです。
あちらは「予選落ち」があった状況だったのに、ついに3台とからしいですから。今年のエントリー。

おそらく2012年チャンピオンの彼女も同じ思いだったはずです。「もう、出走しなくていいのでは?」

昨年までのメンバーが出なかったら、おそらく自然消滅。筑波シリーズ。
なんでか・・・参加者側が気を使って”無理に”エントリーですよ。ついに対決の時が来ましたよ。あの「練習の虫」速い女性ドライバーと。

予選2番手で迎えた決勝前にみんなで話をしていたのは・・・
「スタートで前に出したらおしまいだ。彼女はどこまでも逃げるぞ。」

レッドランプ消灯。
クリーンなスタート。1コーナーを抜けてトップで出てきたのは・・・
「やったぞ!前に出た!今日こそ表彰台の中央だ!」
ピットで雄叫びですよ。みんな。チャンスを引き寄せたぞ!

でも・・・15周レースの折り返しを過ぎたところで最終コーナーを2番手で立ち上がってきた彼女を見た瞬間、ピットにいた全チームのメンバーがその決意を思い知ったはずです。
「次の1コーナーで必ず抜く。トップでチェッカーフラッグを受けてみせる。」

「頼むからぶつからないでくれ。」
祈ることしかできない。

クリーンに2台が1コーナーで交錯して・・・2番手に下がった。残念。前に出してしまったらおしまいだ。彼女は本当に速い。

それでもスタート前に予想していたような引き離され方をせずに15周を無事に終了。
たった5台しかいなくなっちゃった選手権だけど、ちゃんと2位の表彰台だよ。車も無事に帰って戻ってきた。
たぶん・・・今シーズンもフルに出走することになったんだと思います。あの1コーナーで逆転された瞬間。
昨シーズンの前半が全くダメだったのは、なんだったんだろう?
車って、セッティングを変更するとこんなにも速く走り続けることができるものなんだ。
次のステップは、「練習量」。
彼女は「努力」であの位置に登りつめた。我々だって見習わないとね。

さて、本題にいきますよ。前回予告通り、このBlogの特徴「かかったお金を正直に全部記載」する回です。
はい。こんな感じ。
minijoyHYO.jpg
minijoyGLAFF.jpg

合計17万2,018円かかりました!
ここに本来ならブレーキパッド代とタイヤ代、それと宿泊料と交通費が上乗せされます。
ブレーキパッドは、昨年の本大会で使ったものをまた装着しました。
タイヤはいつも通り「保管ガレージの中から溝ができるだけあるヤツを持ってくる。」方法でした。
(それなので、上記グラフは”タイヤ交換費用”になっています。)

お前ら、こんなにお金をかけて決勝も走らずに帰ってきたのか?

あ、う〜ん・・・・え〜とですね。あ、ほら、イメージトレーニングですよ。イメージトレーニング。
「ミニジョイ耐行ってみて良かったこと。」を思い出そう。
いかんぞ。みんな「暗黒の過去」をいつまでも引っ張ってちゃ。

え〜と、「予選しか走らなかったけどよかったよ。ミニジョイ耐」って言うために・・・う〜ん・・・
1)夏の本大会前に車が壊れてくれた。
たぶん、筑波の月イチ練習では「なんか変だねえ」ってだけ言って、そのまま本大会に突入できてしまっていたと思います。「本気の競技」ということで、踏みまくってくれたおかげで今回の大問題が発覚ですよ。ラッキーなんですよ。真夏の暑い時期に修理作業をしなくて済むから。ええ。(胸を張って言い切るんですよ。)

2)出走可能メンバーが増えた。
日光耐久のあたりまでは、一緒に走ってくれていたメンバーに国内Aライセンスをとってもらいました。
大会当日は、私の装備を一通り貸せば出走できますからね。
「JAF公認レースに出走するのが初めて」という状況でしたが、ちゃんとハードル(ツインリンクもてぎ フルコースを3分/周で周回した記録を保有すること)を超えてくれました。
予選タイムを正式に計測してもらえたので、来年の大会では「設定タイムを超えられなかったら、出走できない。」と心配する必要が無くなりました。

夏の大会で、万が一にも仕事の都合や体の具合が悪くなったメンバーが出た場合にバックアップできる人員が必要だったんです。
なにしろみんな「おミドル様」ですからね。いろいろあるんですよ。イロイロ。ええ。あんなことしたりこんなことしたり。(?)

3)このBlogを見てくれている人に会うことができた。
登場タイミングは悪すぎたと思いますけどね。彼。ある種「持ってる。」というか。
全員が壊れちゃったEP82を前にして「・・・・・・」ってなっている時に、よりによってのご登場ですから。
普通だったら、もっと感動したハズ・・・・いやいやいやいや。
なんか我々の「敵」として、目の前に立ちふさがるような気がする。夏の大会で。
春が来てるのにエンジンまだバラしていながら、間にあっちゃったりして。
しかも、「作ったばかりの車両」のくせに我々よりも予選順位がよかったりして。
か〜!ペッ!!!!!

4)19歳のピチピチ君と知り合うことができた。
国内Aを取ってくれた彼が、会社の「社会人この春で2年目」っていう若い男性を連れてきてくれました。
ま、予選も見ることができなかったんですけどね。(申し訳ない。)
お話を聞いてみると、「お金がないから、全部一般道で来ました。ナビがないので、だいぶ迷子になっちゃって・・・こんな時間になっちゃってスイマセン。今日が、僕の一番遠距離の車の旅です。」だって。

か〜っ!あったねえ。こんな時が。どうするよオーナー!俺達が出会った時の後に生まれた子と、お話ししてるんだぜ。今。俺達。
「ん〜、ぼく〜。よくここまで無事故でやってきたねえ。じゃ、おじさんがツインリンクもてぎ特製コーヒーフロート(350円)をおごってあげよう。ソーダフロートじゃないんだぞぅ。大人のあぢだろう?」
「あ、ありがとうございます。」
「うんうん。カレー(700円)しか食べられなかったんだなあ。ドリンクセットなら+200円なのに。うんうん。さ、たんとお食べ。」
「全部飲んだかい?じゃ、夏の大会も僕らの手伝いに来ようね。仕事を排除して」

あ、そこ。
「おっさんが350円で未成年者を買収している。」とか言わない。
私からなにかをもらうということは、対価が必要なんですよ。人生の厳しさですよ。こうして若い彼も世の厳しさを思い知っていくんですよ。コーヒーフロート350円で。

さて、最後に。(今回も文字数多いね。まだ続きがあるんだ。)

公表するかどうかここまで迷っていたんだけど、注意喚起のためにやっぱりお知らせしておきます。

今回の参加費用でも大きな割合を占めていたセーフティーローダについてのお話です。
最近の積載車って、ものすごく優秀で路面クリアランスが少ない競技車両であっても簡単に載せることができるんですよね。
借りるのは高いですけど、安全に運ぶために使わせてもらっています。
で、その最新鋭のセーフティーローダには・・・荷台を動かすためのワイヤレスリモコンが搭載されています。
あのワイヤレスリモコン・・・・紛失するといくらかかると思います?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14万円強かかりました!

やっちまったなあ。俺!
ツインリンクもてぎに向かう途中のガソリンスタンドでリモコンを紛失しました。私。
敷地の中をウロウロ探して・・・「練習走行に間に合わなくなる。たぶん荷物のどこかにはまり込んだんだ」と言い聞かせて移動してしまったのですが・・・・それっきり出てこなかった。リモコン。
・・・・どこに行っちゃったんでしょうね?良く晴れた春のあの日。ガソリンスタンドで使ったリモコン。

まあ、なんとなく、紛失に気がついた時点で、
「これは・・・・今日の競技でなにか問題が起きるってことか?行くな。行くんじゃない!サインか?あの2011年大会の再現か?」
とは思っていたんですけどね。

案の定、土曜日最初の練習走行に間に合わなくなってしまって・・・・
”それ”を走っていなかったことは、正解だったようです。
だって、予選Cドライバーがチェッカーを受けた途端に走れなくなったんですから。

「行きのセーフティーローダーでなにか問題が起きた時は、無理をしない。」
誓いが確定ですよ。これで。

それにしても・・・あの頑丈なリモコン。なくすと14万円かあ・・・
はあ・・・14万あったら・・・・ADVAN A050が2セット買えたなあ・・・
「たまには4本とも新品の車で競技してみたい。」

いつだったっけ?そんな贅沢したの?
ニッポンレンタカー
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