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呪われたオイルクーラー(部品集め編) [EP82日常整備]

 

ヤクルトのお話。

皆さんの会社の近くにヤクルトのおばさんお姉さんは来られますか?
うちの会社にもここ数年来てくれるようになりました。ものすごい人気です。
100円玉一個を握りしめて、女性陣の大変な行列の中、やっと自分の順番。
「ヤクルト400 1本ください。」
「はい。」
「僕はねえ。もっと偉くなったらねえ、やってみたい夢があるんだよ。」
「なんですか?」
お姉さん。僕にこのカートの商品全部よこしなああ〜!全部でいくらだい?ってやるの。」
「すっごおおお〜い!今やっていいですよ。私達に分けてください。」
「いや、ダメだろ。夢は金で買うもんじゃない。」
「はあ?意味わかんないし。今日は、ヤクルト1本?いつになったら、その夢は叶うんですか?」
「う〜ん・・・じゃ、2本。あ、お金無いから貸して。」
なんて会話をしながら、購入しています。

で、先日の九州出張の際、空港リムジンバスを降り立ったローカル駅でヤクルトのおばちゃんお姉さんを発見!
こっちの方はバイクなんだあ。あ、出発しちゃう。は〜い!待ってえええ〜買いま〜すぅ

手を振りながら、タッタッタッタ・・・おばちゃんお姉さんが止まってくれた。と、その脇をロータリーにいたタクシーがキュッ!
「?」
「あ、ヤクルト1本・・・くださ・・・い?」
目が合ったタクシーのおじさんが、「Hey!Come On!」って感じ。
「いや・・・ヤクルト買うために手を振っただけ・・・・あ、お姉さん。じゃ、ヤクルトもう1本。タクシーの運ちゃんの分・・・」

さわやかな挨拶を背に、タクシーに乗り込む。
あ、はい。運転手さんに1本。
行き先を告げて、移動を開始してもらったんだけど・・・ホントは、ここから電車でお客さんの近くまで行くはずだったんだよなあ。お財布の中身足りるかなあ・・・・。

何だか高くついたような気がする・・・ヤクルト1本。
いや、まあ・・・不慣れな土地で、遅刻することはなくなったからいいか。うん。そうだ。そう思え。オレ。ルルル〜(黄昏)

はい。そんな九州出張から帰ってきましたよ。本題行きますよ。
前回は、「オイルクーラーコアを換えよう。いくらなんでも、6年で3基エンジンブローはおかしい。」という決意をしたところで終わりました。

オイルクーラーコアを換える・・・一体どんな部品を買えばいいんだろう?
1)オイルクーラーコアそのもの(今までよりも大きいヤツ)
これは、いままで使っていたオイルクーラーコアに「Toyo」ってマークが入っていた。
これと同じメーカーのものを探してみよう。

2)コアとオイルクーラーブロックの間をつなぐホース
サイズが分からない。どんな太さにすれば良いのか。
まずは、大形オイルクーラーを購入して、その現品を見てからじゃないと太さがわからない。
はっきりしているのは、「ただのゴムホースではなくて、油圧がかかっても膨らまないように対策がされているホース」を購入しなければならないってこと。

3)ホースとコア、ブロックを接続する金属の配管
名称が何て言うのかわからない。
試しに筑波サーキット前のMECCAさんのショールームを覗いてみると・・・あったあった!これだよ。これ。
合ってないジョイント.jpg
一個買ってみたんだけど・・・寸法が合わない。
包装の内容をよくよく確認してみると・・・これは、「AN4-AN10フィッティング」っていうものらしい。
とにかく写真のものでは、寸法が合わなかったけど、必要な数量は、このブロック側が2個とオイルクーラー側が2個だ。
まあ、「フィッティング」っていう名称がわかったから、一歩前進。

オイルクーラーコアは、「Toyo」ってマークだけを頼りにだいぶ探し回ることになってしまった。
どうも・・・市場流通在庫しか存在していないらしい。とにかく1個やっとの思いで見つけることができた。
新旧オイルクーラー大きさの違い.jpg
並べてみたんだけど・・・
不安。
ものすごく不安。なんか手前にある今まで使っていたサイズよりも、段ボールに包まれた奥の新品の方が、何倍も大きいぞ。

こんな大きいの・・・EP82に入るのか?
今までは、こんな感じで取り付けてたんだぞ。
旧オイルクーラー取付方法.jpg

フロント周りの部品をだいぶ外して・・・買ってきた新品オイルクーラーを置いてみる。
エンジンルーム上端.jpg
ふおおお〜
なんとか、何とか収まったよおおお〜
わざわざ固定方法に悩むこともない。完全にギリギリ。走行中にガタガタ動くこともない。

ブロック側用に試しに買ってきたAN4-AN10フィッティング(先ほどの写真のヤツね)を試しにコアにねじ込んでみると・・・
うおおおお〜!このオイルクーラーコア側は、AN10ってサイズなんだ。
ってことは、ホースは、AN10のサイズで購入しなきゃならないってことだ。また一歩前進。

さて、じゃあ。その「オイルクーラーに取り付けるホース」はなにを使う?

再びMECCAさんのショールームの前で悩む。

なにか・・・オイルクーラーってヤツは、「ステンレスメッシュホース」ってヤツを使うのが普通らしい。
手に取ってみるんだけど・・・・
もう、あのキツキツスペースのEP82では、取り回すこと何てできないぞ。このホース。
頑丈なのは、よくわかるんだけど、どうやっても無理。

色々調べてみると、「ナイロンメッシュホース」というものが存在することが分かった。
試しにAN10のサイズを買ってみる。
長さは・・・2m・・・で十分なはずだけど、念のため3m。
手に取ってみると、ものすごく軽い!しかも、すごく柔軟!
これなら、ちゃんと配管することができる。念のために外装をファイヤースリーブで包んでおこう。
よ〜し。コア、ホースと順調に来た。最後の難関は、「フィッティング」だ。
コア側は、「AN10のフィッティング」が2個あれば大丈夫ということがわかったぞ。
問題は、オイルクーラーブロック側だ。

HKSのこのブロックは・・・AN10でも、AN4でもない。
ホース自体は、AN10のサイズだし・・・
1)ブロックからホースサイズ(AN10)への変換アダプター
2)ホース側は、AN10のフィッティング
という2つのパーツの組み合わせで行こう。

異径アダプターは・・・AN10でもなく、AN4でもないんだから、AN6かAN8だ。
前に使っていたゴムホースをよくよく確認するんだけど・・・・
ネジのピッチ.jpg
なんか・・・ネジのピッチまで気にしないといけないみたいだ。う〜ん・・・
ま、何種類か1つづつ買おう。2個1セットじゃなく。
それよりも心配なのは、ナイロンメッシュホースへのフィッティングの取り付け方だよ。
ただホースを突っ込めば、使えるようになるのかねえ・・・



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