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驚愕事実発覚!水回りの配管間違ってた!(しかもイロイロ) [5基目の4E-FEエンジン]

いきなりなんですけどねえ・・・少々気分が悪くなる話を書きますよ。

今日は(日曜日)、久しぶりに家にいたんですよ。
我が妻もお仕事に出社していて、「こりゃあ、今日はず〜〜〜〜〜と寝てられるな。」と。

ピンポ〜ン・・・ピピピイッピインぽおおおおお〜ん!!!!

うるさいなあ・・・も〜・・・宅配便なんて・・・・何か届いたっけ?
「はい。」(玄関バ〜ン!)

見ると・・・おばちゃん二人。
「私たち、一般財団法人 実践倫理宏正会と申しまして・・・明るい家庭を目指して、地域のコミュニティーセンターに集まりませんか?朝起会のお知らせを配っています。」
「はあ・・・」
渡された紙を見ると・・・「日曜日の朝5時に地域のコミュニティーセンターに集合」ってなってる。
あ、うん。筑波でイベントでもやらない限り、その時間に集合しないかな。
断ろうと・・・片方のおばちゃんは、すでにお隣さんの玄関に手をかけていて・・・速攻で断られた!
いや、こっちに踵を返さなくていい。
話は・・・まあ、聞いてみる。わざわざ日曜日に来てくれたんだから・・・っていうよりも、手に持っている本にものすごく興味がある。
すごく・・・立派だ。立派な本だ。よくやってくる「世界の平和」を語りながら、十字軍派遣に始まる戦争をやりまくっている宗教団体の連中が持っているぺらぺらの本とは全く違う。

なんだ?この団体。
私は、カタログ原稿も自分で仕上げるから、その本が一体いくらぐらいするのか・・・大体想像がつくぞ。
「あ、いかがですか?一冊三百円です。」
うん。やめとく。想像通りのお値段。あの・・・わかりますか?各企業が月間や季刊誌として発行する「技術論文集」あの厚みがある「本」なんですよ。まさしく。
すごい金持ってるなあ・・・このおばちゃんの団体。

「すいません。宗教的なものに全く興味がないので。営業車に貼ってあったお札をさっさと捨てて、後で大騒ぎになってもへっちゃらって人なもんで・・・」
「あ、宗教じゃないんですよ。」(じゃあ、なんなんだ?こんな高い本を発行できる資本力があるなんて?)
とにかく丁重にお引取り願った。ふう・・・日曜日の朝から・・・騒々しい。

しば〜らく経つと・・・隣の家に誰かやってきた。
いきなりバトル。玄関を開ける前から。
「NHK?関係ないよ!うちは払ってるんだから!」
「あ、違うんです〜う。BSの件で・・・」
お隣の奥様が・・・散々長〜くやりとりした挙句・・・渋々サインしたらしい。
ふう・・・うちには来ないで、帰っていったな。

と、思ったら・・・しば〜らく経って、ウチに来た!
なんだ?お隣さんと、うちだけにピンポイント攻撃?っていうか、さっきのおばちゃん達が斥候部隊ってことか?おばちゃん達の応対をした家にだけ、NHKのお兄ちゃんがやってきた!
「あのう・・・TVは、薄型テレビに替えましたか?」
「そうだね。だいぶ前にうちの奥様だけの時にやってきて、家の中にまで入ってきた挙句、ブラウン管のTVだったことに愕然として帰っていったって聞いてるよ。その時は、女の人だったらしいけど。」
「はい。では、薄型TVということは、この周辺は、すべてBSが入るアンテナ構造になっていますので・・・こちらにサインをいただきます。」
「うん。絶対にサインしない。おかしいよね。保険の契約書とかでも、よく細かく書かれた内容を読ませた挙句、サインを求めるのに。この地域一帯のアンテナにBSが映るように私は要請したことはない。知ったことではないね。」
「今から、ご説明させていただきます。」
「どうやら、長い話になりそうだね。いいよ。受けて立とう。ご近所の方々にも参考にしていただけるように。まず、こちらから質問をしよう。その手に持っている端末。」
「はい。」
「各契約者が、NHKBSをどれぐらい視聴しているか、わかるようになっている。さあ、答えてもらおう。うちは、少なくとも過去1年で、何分NHKBSを視聴したのかな?」
「・・・・・・」
「沈黙は、肯定だよ。守秘義務を守るように、よく教育されているね。答えてあげるよ。0分だ。
「BS共用アンテナが建てられていて、薄型TVがあるということは・・・」
「ああ、全部言わなくていいよ。可哀想だ。こちらから言うよ。”使ってもいないサービスに金は払わない。”」
「いえ、これはサービスではありません。」
「うん。そう言うと思った。よって、うちは、チューナーを搭載していない"モニター”に買い換えてもいいと思っている。我が家は優良顧客だけど、あなた方は、それすら失うことになりそうだね。」
「優良顧客?」
「そうだろう?何しろ、何十年も年間払いで支払いを続けているんだから。払っていない連中もいるだろ?」

その後も3ループぐらいして・・・(まあ、よく教育されているお兄さんでした。)
自治会費は払っても、NHKBSの費用は払わん!上司にそう報告しなさい。」
「いえ。上にもそんなこと報告はしないんですけどね。」

お兄ちゃんは、帰って行った。
怒らずに・・・よくまあ、忍耐強く応対するもんだなあ・・・・感心するよ。
「21世紀の押し売り」だ。
デジタル放送化になった時に「我が家にTVはいらない。」で、散々夫婦の会話が盛り上がって・・・
もし、「今のNHK年間払いのほぼ2倍」を払うことを強要されるんだったら・・・
Apple TVでも買って、有料コンテンツに金を払います。そっちの方が、よっぽど有用だ。
しかし相手も捻ってきたなあ・・・まさかの「一般社団法人と組んで、在宅確認」作戦を実行するとは・・・
あの立派な本の金の出処を知りたいねえ・・・・

参考に一つ情報を。
20世紀中盤にアドルフ・ヒトラーという「世紀の大悪人」のレッテルを貼られた人が存在していました。
彼は・・・「民主的な選挙で選ばれた」国家の代表者です。その当時のドイツ国民が、嬉々として彼を選んだ。
選挙の公約は、「独裁者が必要だ。」とはっきり言い切っていた人物を。

彼が当選後、国民からそっぽを向かれることになったのは・・・
人類の歴史に残る大罪の数々・・・だけでなく、「ナチ党が放送するラジオ演説を必ず聞く義務」を国民に強要することになったからなんだそうです。
何か・・・似てるような気がしない?今日の記事の前半部分と。

さて本題いきますよ。非常に気分が悪いからね。ブラインドタッチも軽やかですよ。
今日のお題は・・・「レース用エンジンの水回り配管を間違っていたことに気がついちゃったよ。今さら。」ってお話。

5基目の4E-FEエンジンは、ボディに搭載されて、あとは配管と配線をやれば、エンジンがかけられる状態。
実は、2012年にこのボディにした時から気になっていることがあって・・・
それは、このクラッチシリンダーの上に「ラジエターの配管が載ってしまっている。」こと。
IMG_8291.jpg
(この写真は、配管を上部に通す前に撮影)
この青いシリンダーの上にラジエターの配管が載っても・・・クラッチ操作はできます。ええ。これまでも全く不具合は発生していません。が・・・
うちの車両・・・「クラッチを操作するたびにギギイ〜コ」と音が出る。
「俺たち!秘密兵器持ってるぜ!!」感いっぱいの「特殊車両」になっていました。
(どういう秘密兵器?)
どうも・・・配管の暖かさに操作部のグリースが飛んでしまうらしくて、それで音が出てるみたいなんです。
さすがに・・・「普通の車」にしようか。

求めているのは、この配管位置。
IMG_8292.jpg
ね?シリンダーの右側を太いラジエターホースが通ってる。
なんでこうなっていないのかというと・・・
P1210133.jpg
これが、ノーマルAT車に取り付けられている「サーモスタット収納ユニット」の姿です。
で、こっちが、「MT車用のサーモスタット収納ユニット」
P1190025.jpg
AT車用が「前後方向に配管が伸びる」のに対して、上の写真のMT車用は、「横方向に配管が逃げる」ようになっています。
まっすぐに配管が出てきてしまうと・・・ラジエターまでまっすぐ。
なので、クラッチシリンダーの上に配管が載っていました。

素直に考えれば、2011年に全損した時のボディに取り付けられていたMT用配管にすればいいんです。
が、この配管、よくよく観察すると・・・
センサーの数が多いんです。AT車用の配管の方が。
温度センサーが・・・MT車用は、1つなのにAT車用は2つ付いてる・・・
2012年以降、ずっとノーマルコンピュータ(AT用)で走ってきたので・・・やっぱりセンサーの数は合っていた方がいいのではないかと・・・

でも、ついに先日から「全損ボディについていたコンピュータ」に換装することにしたので、(だから4基目のエンジンが、白い煙を吐くようになっちゃたんだけど。)「センサーの数なんて気にしない。元のサーモスタット収納ユニットに変更」することにしました。この5基目のエンジンから。

今までは、ユニット全体を移植してきたので、サーモスタットの状態を点検することはなかったけど・・・
ちょっくら、蓋をはぐって、中身を見てみようか。
P1180400_2.jpg
サーモスタットを・・・よっこいしょと・・・取り外して、状況確認・・・・
IMG_0634.jpg
え?え?何・・・何これ?この大きな白い塊。
何か大きな紙みたいなものが、サーモスタットに噛みこんでしまっていて・・・取り外せない。っていうか、サーモスタットそのものが、ちゃんと作動できなかったみたいだ。
何だろう・・・この塊・・・
「多分・・・保管していたエンジンに入れておいた配管塞ぎじゃないかなあ・・・」

ゴミが入らないようにエンジンの配管に何か入れていたのか・・・ということは、自分たちで組んだ2基目じゃなくて、このボディに搭載されていたノーマルエンジン(3基目)の時からか?
確かに4基目の時は、このユニットは、中身を見ようともせずにさっさと移植していた・・・
ずっとこの状態で走ってきたのか・・・オイルクーラーを取り付けても、水温が94℃になってしまうことに困っていたんだけど、原因はこれか?

まあ、気を取り直して、とにかく配管と配線を完了だ。エンジンスタート。
かかったぞ!日本車のエンジンってすごいもんだ。長く保管されていても、ちゃんとすぐにエンジンがかかるんだから。と思ったら・・・

何か・・・何か、音がする。
ジャブジャブジャブジャブジャブ??

え?え?エンジンストップ。とりあえず。
何だ?しかも、エンジンを止めても、しばらくジャブジャブ音がする・・・
交換したサーモスタットユニット周辺からだ。なんだろう???
もう一度、ユニット全体を取り外してみる。
P1210171.jpg
人差し指の先にある「細長い配管」から、冷却水がダラダラ漏れてた。
まいったなあ・・・確か、この細い配管も溶接で塞いであったはずで・・・何年か、放置している間に錆びて穴が空いちゃったのかな?
う〜ん・・・元のAT車用に戻すか。あっちは、まだしっかり塞がっているだろうから、漏れることはないだろうし・・・試しに対TTC1400制圧用車両を観察っと。プロはどう処理しているんだ?このあたり。
プロが手がけた車両は・・・
IMG_0640.jpg
インテークマニホールドに配管が差し込まれてた。(この写真は、外して撮影。ピカピカしてる。)
え?え?
塞いでないの?あの細い配管。
なんで?なんで、水回りの配管が、こんな空気周りの配管に向かっているんだ?水を通しているってこと?エアの吸入口に?

この処理を見た瞬間・・・「雷に打たれたような感覚」って言葉があるけど、本当にその状態になりました。
砂利の保管ガレージで、一人突っ立ってた。
「しまった。私の指示で、AT用サーモスタットユニットの細い配管を溶接してもらったけど・・・その指示は間違っていたんだ!私の指示ミスで、次々にエンジンが壊れたんだ!どうしよう!!」

一人、愕然と突っ立っていると・・・保管ガレージの管理人さんがやってきて一言。
「どうした?今日はどんな作業をしているの?」
ものすごくショックを受けている水回りの配管の話を一通りする。
「ああ、そんなことか。大丈夫だよ。こっち来てみな。」
「これは、うちでメンテナンスしているVITA-01だよ。これには、VITZのノーマルエンジンが載っているんだ。ほら、インテークマニホールドを見てごらん。」
指をさした部品をよく確認すると・・・あ、インテークマニホールドの配管が塞がってる。サーモスタットのところも。
「ここに温水を通す理由はね。エンジン始動時にアイドリングを安定させるためなんだよ。チューナーさんによっては、こんな風に塞いじゃう人もいるんだ。流入空気を暖かくすることになっちゃうからね。だから、気にすることないよ。これでエンジンが壊れることはないって。」

そうなのか・・・ほっとした。ものすごくほっとした。
よし。じゃあ、サーモスタットユニットとインテークの間に配管を通して・・・
エンジンスタート。
今度は、何も音がしない。何も漏れてないぞ。よお〜し。

と思ったら・・・
なんか・・・オイルポンプのところから、明らかに新品オイルが漏れだしてる。ダラダラ。
・・・・何だこれ?
こんなこと、今まで起きたことないぞ。う〜ん・・・・
IMG_0645.jpg
とりあえず、シールパッキンブラックを塗りまくって・・・・
うん。気のせい気のせい。
明日になれば、シールパッキンブラックも固まって、何も漏れなくなっているさ。


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