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Snell SA2005だけのヘルメットだとJOY耐に参加できなかったよ。 [JOY耐2019]

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6月のイベントの記事を11月になっても記述しているこのBlog。

ものの見事に月一更新になって幾千つき・・・・申し訳ない。


今回で、Joy耐2019のお話は、最終回です。

この先は・・・なんで今年は猛烈にBlog更新が遅くなったのかの話を・・・したほうがいいんだか、悪いんだか。

迷ってます。


さて、Joy耐予選日のお話。(土曜日ね。日曜日の決勝の話じゃないんだよ。5ヶ月経過しているのに)


で、車検は通った。なんとか。

毎年恒例の「この車両、下回りバッチいなあ・・・飛び散ってるグリスぐらい拭いてから、持ってきなよ。」というご注意を今年も”ちゃんと”いただきました。

(だって、いつもドライブシャフトグリース入れすぎ&車検終了時刻ギリギリまで整備なんだもん。)


この車検の時に、車検場の脇で、ドライバーは全員、装備品チェックを受ける必要があります。

数年前までは、「全員勢揃いしないと装備品チェックそのものが受けられない。」という規則だったのですが、今年は、バラバラに受けることができました。

ただし、「申し込み時に同封されている装備品チェックシートを事前にドライバー全員分書き込みしておくこと」が必要です。



で、今年はJoy耐規則が変わっていたんです。装備品の関係で。

「靴下。靴下見るからね。FIA8856-2000のソックスが着用義務だからね。今年から。」


今年のJoy耐申し込みが終わった後に、メンバー全員に「ソックス買っておけよ。」と言ったんだけど・・・

最初、信じてもらえなかった。全員。


みんな「真夏の暑い大会だから、アンダーウエアは、あくまでも”推奨”扱い」と思い込んでしまっていたんです。

公認競技に出ているAE86レースの彼以外には、全員買わせましたよ。新品ソックス。

「これさあ・・・穴が空いててもいいのかな。ほら、古い競技用ソックス。」

うん。ダメだからね。外車整備係。親指のあたりをウリウリしない。あ、指飛び出した。


まあ、今年は、書類関係も全部持って、車検場にやってきたし、去年のようにピットに全力ダッシュを繰り返したりしないぜ。


そんなことを思いながら、3人+2人の2回に分けて、車検場脇のテントへ。

順調にオーナーと外車整備係の服装チェックが終わって、私の番。

別に問題無いよ。何も。と・・・・ん?・・・何か・・・関係者全員が私の荷物に集まってきてる。


え〜と・・・何?

カロリーメイト?カロリーメイトを隠し持ってたのがまずかった?1日1800kcalって制限されているんだけど、我慢できなかったんだよおお〜!!!

じゃなくって、え?その手に持ってるのはレッドブル。

え?え?いや、ドーピング・・・いや、ならないって。うん。ならないよ。レッドブルの缶にマムシドリンクとか入れてない。大丈夫。ほんとに。あ、振らない振らない。変な液が出てきちゃうから。(?)


関係者がカロリーメイトとレッドブルの缶を振りながら、かき分けてきたのは・・・ヘルメット。

は?何?


「それ・・・去年もこの大会で使ったヘルメットです。」

「うん。わかってる。去年のシールがそのまま貼られてる。外そうね。なんか全然メンテナンスしていないみたいだからさ。気になって、中を見たんだ。」

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オレンジ色に「SA2005」って書いてある。

「製造年は、10年経過していませんよ。ギリギリ。来年は新しいのを買わないとって思ってました。」

「うん。製造年の話じゃ無いんだ。このヘルメット使えない。」

「え〜と????」

「JAFの規則書にも出ていて、何年か前にJAF SPORTSでも警告文が掲載されたんだけど、今年の1月1日から、このSnell SA2005だけが掲載されているヘルメットは、HANSと組み合わせて使うことができないんだ。


あはは〜・・・まいった。

私としたことが、規則書を見落とした。

これか。


HANSの話をしていたんだと思ったけど、ヘルメット側の問題だったんだ。


私のJOY耐2019は、ここでおしまいです。予選日にツインリンクもてぎにやってきたところで、おしまい。

装備品チェック、不合格だった。


どちらにしても、明日の決勝は、告別式があるので、この場所にいることができない。

予選が終了した後、コントロールタワーに呼び出された。


オーナーと二人、コントロールタワーに向かう。

「なんだろう????呼び出しって。そう言われると、毎年、土曜日に呼び出しされてない?俺たち。」

「そう・・・だねえ・・・アレかな。また、ピットロード速度違反?」


うん。そうだったよ。42km/hだって。今年。

去年は、43km/hで呼び出しだったから、あと2回呼び出されれば、40km/hだ。(ダメです。)

今年は、スピードメータケーブルがエラーになっていたみたいで、速度がわからないまま、Joy耐本番に突入してしまったのだ。


せっかくコントロールタワーに来たので、質問をしてみる。

「5人ドライバー登録で、明日、葬式を出さなきゃいけなくなったので、1名走れなくなりました。どうしたらいいですか?」

「え〜と、何か大変なことを言ってるよ。目の前の人が。ここにいちゃいけない人が、何か言ってる。」

「いや、本当に。何かペナルティを受けないといけないですか?確か、”登録ドライバーは、全員決勝を走行すること”ってなってましたよね?」

「ああ、大丈夫だよ。それは数年前まで。だいぶ苦情が出たんだよ。当日、具合が悪くなったりする人がいるのに、強制するのか?って。トランスポンダーで、全員を監視するようになったから、出走していない人は、記録が残らないだけです。」


ということで、無事にペナルティもなく、私はJoy耐2019から離脱することができました。

まあ、なんていうか・・・今年は、本当に競技に集中していなかったんです。

そういうところが、規則の見落としとか、普段じゃ考えられないような失敗をしていたなあ・・・と。(仕事でも、2回、大失敗しました。このJoy耐のあと)


今、JAFの競技規則を見直すと・・・

確かに出てましたね。

第4編 付則の「3.競技用ヘルメット」に一覧表がしっかり掲載されていました。


国際モータースポーツ競技規則付則H項とJ項は、時々見直ししておかないと、落とし穴があるってわかっていたのに・・・ハマっちゃったよ。まいったね。

数年前にH項の日本語訳をJAFの事務所に買いに行ったら、ものすごく驚かれて、それ以来、ついつい、パラパラ読み飛ばすようになっちゃってたんだよね。

はあ・・・失敗。


新しいヘルメット、年が明けたら買わないと。


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