上がらなくなった油圧ジャッキに油を入れてみました。 [耐久レースに使用しているパーツ]
夜になっても暑い中、やっとこさ帰宅すると・・・家の中が暗い。真っ暗。
ん????
我が妻よ。なぜにiPadの明かりだけで生活しているんだい?
iPadから顔を上げた我が妻が一言。
「そこに座りなさい。」
あ〜んと・・・????なんだ???なん・・・か・・・段ボールの切れ端がいっぱい・・・なんか・・・ビリビリ。
切れ端をどかして、よっこいしょ。
「違う。正座」
「あ、はい。」
・・・・なんだろう????
いや、だってこのなんとかウイルス騒ぎ(COVID-19って言って)になってから、「お客さん、タッチ現金で〜す。じゃなかった。厳禁でーす。」なんてお店に行ってないよ。
「これ、どこの女?」
「・・・・いや・・・ヤクルトのおばちゃん(お姉さん)・・・がお手紙をくれたんだね。いっぱい頼んだから。」
「”いつもありがとうございます。プレティオは感謝の印です。”って書いてある。プレティオってなによおおお〜!なんかの暗号?ねえ!」
「いや、暗号やるんだったら、もっと簡単にモールス信号・・・」
「あれだ。アレ。ヤクルト1000のCMに佐藤琢磨選手が出ているから、会社にヤクルトのおばちゃん(お姉さん)が来たときには、買うようにしているんだよ。で、今回、”いっぱい買ってくれたら、自宅まで格安で宅配します。”って言われてさあ・・・」
「買ったのにね。それで、我が家にこんなに段ボールが・・・」
「うん。”今、持っているヤクルト1000全部くれ。”って言った。だって、あの佐藤琢磨選手がCMに出てるんだよ。Aライ持っている人間だったら、毎日飲むのが義務だろう。で、なんかサービス品で血圧を下げる効果がある商品をサービスに入れてくれたんだね。」
「あんたあああ〜!うち、ヤクルト破産しちゃう。こんなにいっぱい!冷蔵庫に入らない!!もう、明日から、ご飯をヤクルトにしないと・・・・」
ああ、いや・・・落ち着け、我が妻よ。ほら、まずヤクルト1000を一本。な、これはスーパーとかで売ってない特殊なヤクルトなんだぞ。ほれ、グビビッとおおお〜。
ガクう
ふう・・・静かになったな。
さすが、ヤクルト1000。
多分、睡眠薬かなんかが入ってるんだよ。会社のお昼ご飯後にこれ飲むとガクッて寝ちゃうんだよな。気がつくと定時?みたいな。いんやあ・・・ホントに寝付きが良くなるぜ。
そろそろヤクルトさんから本気の苦情文が到着しそうなので、本題に行きますか。本題。
今回のお話は・・・スターレットの話じゃなくて、整備に使っている道具の話。
油圧ジャッキの話です。
あ、え〜と・・・今回は本気で「このBlogはお馬鹿な失敗を正直に書いているBlogです。自分たちでこのBlogのまねをしてみようと思うときには、あくまでも自己責任で実施をお願いします。」って書いておこう。さすがに。
油圧ジャッキ・・・我々はですねえ・・・・4つも持っているんです。全部、オーナーが買ってくれた物。
なんかね。
時間が経つと・・・油圧ジャッキって上がらなくなっちゃうんですよね。
不思議に思っていたんだけど、オーナーは、一言。
「油入れれば復活するんだよ。」
なんて言いながら・・・買ってくるんだよね。油圧ジャッキ。新品の。
今は、アストロプロダクツのレーシングジャッキ・・・なるものを使っています。すごく便利。
でも、先日、地元のホームセンターをふらふらしていたら・・・見つけてしまいました。
「ジャッキ用の補充油」
どうもこれを補充すれば、復活するみたいです。油圧ジャッキ。
んじゃ、一番でかいジャッキから試してみよう。
このジャッキはねえ・・・第一次活動の頃にオーナーが買ってくれたジャッキなんだけど・・・
正直、「なんでこんなでかいジャッキ買ってきたんだろう・・・重くてやだなあ・・・」なんて思っていたんですよ。
5ton・・・ぐらいは上げられちゃうのかなあ・・・とにかくものすごく大きくて重たい。
多分この・・・ネジを外せば、油が入れられるようになるんだろう。
んじゃ、左側から・・・って、全然動かない!!パイプを使ってなんとか・・・このッくのッ
ふう・・・やっと開いた・・・と思ったんだけど、ネジが取り外せないぞ。上の方のハンドルを回すパーツに阻まれる。う〜ん???
左側のマイナスドライバーで廻すネジは全く動かせないし・・・しょうがないから、この左側のねじから油を・・・ほとんど入らないけどねえ・・・なんだろ?これ。
点検をしていくと・・・なんか・・・このプラスねじのところからは、油が入るみたいだ。
うん・・・うん。なんかたくさん入った。半分ぐらい入った。
他のジャッキもやってみよう。
これは、第二次活動が始まった頃にオーナーが買ってきて・・・くれたんだったかなあ・・・ローダウンジャッキってやつで、すごく便利に使っていた。軽くて、車高を下げた競技車両でも簡単に差し込むことができて・・・でも、いつの間にか上がりにくくなっちゃったんだよな。
でかいジャッキと同じように左側のネジから油を入れてみるんだけど・・・ほとんど入らないね。
んじゃ、左側のネジからも・・・なんか・・・赤いキャップでカバーされているってところが・・・不吉。
なんか変。他のジャッキも確認してみよう。
保管ガレージをゴソゴソやって・・・あったぞ。
懐かしの第一次活動の時にオーナーが買ってきた第一号のジャッキ。
全く上がらなくなってしまっていたんだけど・・・オーナーは物持ちがいいのだ。
「もったいない。」って言って、色々な物が捨てられなくて・・・・魔窟?
このジャッキも、ローダウンジャッキと同じ構造。う〜ん・・・このマイナスネジを触っても、きっと・・・
なんか、このジャッキは、真ん中にゴムキャップが・・・「OIL」って書いてあるぞ。
マイナスドライバーではぐってみると・・・ここに買ってきた油を入れてみるかね。
おおお〜!だいぶ入った!!そうか、この真ん中のシリンダー部にオイルが入らないといけないんだ。
んじゃ、さっきのローダウンジャッキをもう一度点検だ。
外れた!真ん中の蓋、開くようになってた。
んじゃ、さっきと同じように真ん中のプラスねじを外して・・・・
うん。だいぶ油が入ったぞ。うまくできたみたいだ。
この後、この3台のジャッキを使ってみてどうだったかというと・・・
実は、最初のうちは「なにも・・・なにも状況が変わっていないんじゃないか?」って感じだった。
ただ、しばらく使っているうちに・・・特にあの一番大きなジャッキが・・・
すごい!すごく便利。
ちゃんとMAXまで車両を上げられるようになって、ウマを何段か上の位置で固定できるようになった。
これまでは、一番下のウマの位置でしか作業ができなくて・・・潜り込んでも、高さが足りなくて、色々面倒だったんだけど・・・これからはすごく楽に作業ができるようになったよ。やって良かった。
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