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在宅勤務の為に購入したもの(ディスプレイ編) [在宅勤務で購入したもの]

HondaのF1活動は・・・やはり「第4次」でしたねえ・・・

今回の撤退報道を知ったときに思ったことは・・・

「今度は、自分たちで決めることができたんだな。正しい時期に正しい判断ができて良かった。」


あまり報道されていないことですが、あの悲惨な第3次F1活動の終了後、Hondaは世界経済が大混乱に陥る中、日本メーカで唯一赤字転落しなかった自動車メーカになったんです。

F1活動で使っていた費用が丸々赤字補填になった。


第2次F1活動終了後は、日本経済全体がその後、長期にわたる低迷期に入ったのにも関わらず、Hondaは、売上高が2倍に成長しました。


第1次F1活動終了後は、世界で初めて排ガス対策に成功する車両(初代シビック)を送り出すことになりますし。

(この時の開発メンバーがその後、F1の歴史の中で燦然と輝くHONDA専制時代を生み出すことになる。)


今回の第4次F1活動撤退後は・・・どうなりますかねえ・・・

「お荷物」と言って、いじめ抜いてきた2輪事業に今や、利益で支えてもらわないと会社全体が倒れ込んでしまう構造になってしまったこの会社が・・・

「自動車に資源を集中していて良いのかな?アレ???俺たちの会社って・・・そもそも”自動車”って社名に入ってないよね。」というところに気がつくかどうか・・・


今回の第4次F1活動でHondaが得たものは何か?

1)結局、第2次、第3次活動の時の「おじさん」にでばってもらわないと立て直しができない構造の会社になっていた。そもそも特にこの10年は、「F1やりたいからこの会社の志願しました。」なんて、新卒最終面接で言う連中はいなくなった。「安全パイのでかい会社」「F1なんてやったら、その後のHondaマンとしての地位が脅かされる。」ということをとうとう本当に認めざるを得ない場になった。

2)「パワーユニット」という量産エンジンでは、世界中どこの企業も為し得ていない”熱回収&回生エネルギー回収システム”を備えた内燃機関について短期間で学ぶことができた。

3)「規格作り」の段階から、どんどん発言をしていかないと、ヨーロッパの連中相手には通用しないということを学んだ。今回、Honda関係者は規格作りの段階から「会議の場に参加していた」のにも関わらず、発言をしなかった。それが過去の活動の結果、「F1は、ヨーロッパのもの。東洋の黄色い猿が出しゃばっても叩き潰されるだけ。」という矜持から来たのかは分からないが、明らかにこの第4次F1活動を困難にさせる結果になった。


この3)を「高い金をかけた授業料」として、Honda関係者が「学び」を生かしてくれるかどうか・・・

「内燃機関を使わない車」「常に通信接続される車」の時代に「国際標準」が大事になっているんです。

日本人は、「誰かに言われたこと(お上に言われたこと)」を右向け右で正しく守ることに長けているけど、今までのように「国際規格って・・・日本人以外の誰かが委員長になって、決めてくれるんでしょ?」では、F1で起きたことそのまま「やられっぱなし」の構図になります。

20世紀は、「競争に勝った奴が、儲けを全部総取り」する世界だったんです。「業界標準」ってやつで。

(その象徴が、Windowsとインテル)


21世紀は、「国が決めた規格」で主導権の取り合いになります。

既に始まっているでしょう?太平洋を挟んで。

そこにヨーロッパはいない。じゃなくて、彼らは必ず交渉事に入り込んできます。ヨーロッパ同士の争い(EU対イギリス)がどのような決着をつけるのか、実は「変な人同士の大統領選」よりも重要なことが今、まさに起きている時代なんです。(ちなみにイギリス人がどのように交渉するか、よく見ておいた方が良いです。かつて、世界の1/3を握った交渉術を21世紀になっても見ることができるとは・・・希有な時代を生きていると思います。)


まあ、話がだいぶ遠くにいった感じがしますが・・・とにかくこれでHonda関係者の皆さんが踏ん切りが付いたと思います。あの悲惨な第3次活動をなんとか忘れたいって思っていた人たちも含めてね。


「F1なんてやるもんじゃない。」


さて本題。

ヨーロッパで始まってしまいましたが、これから気温が下がってきて、再び今年の4月・5月のようなことが起きますよ。日本でも。

あの苦しかった時期を振り返って、できる限り「今年の4月・5月を繰り返さない。」ようにするための準備をしておきましょう。今から。


会社から渡された小さなWindows10ノートパソコンに外付けキーボードと余っていた無線マウスをつけて、なんとか非常事態宣言の期間を乗り切りました。

で、非常事態宣言解除後に買ったもののお話。「外付けディスプレイ」のお話です。


6月に入ったら、普通に会社に行けると思っていました。というか、最初は、「最悪でも、ゴールデンウイークが終わったら、普通の生活に戻っているんだろう。」って思っていました。


が・・・5月末に「できる限り在宅勤務を続行のこと」という指令が出た時点で諦めました。

「大きいディスプレイを買おう。仕事の為に買うんじゃない。iMacに接続すれば、”夢のデュアルディスプレイ”環境の完成さ。うん。大丈夫。無駄にならない。きっとならない。ホントにならない(ひつこい)」


メーカは最初から決めていました。EIZOです。


会社のデスクトップパソコンにある時から、このEIZO製モニターが選択されるようになって・・・

それまでの「パソコン本体メーカが付属させてくるディスプレイ」に比べたら、比較にならないぐらい「見やすい画面」に感動していました。


「自分がもし、ディスプレイを購入しなければいけなくなったら、必ずこのメーカのやつにしよう。」と思っていたので、実は少々ウキウキ。ええ。仕事を自宅で行う為に買うんじゃないんですよ。iMac接続の為に買うんですよ。


ただ、恐れていたことがあって・・・

「パソコン用に使っている事務机は、幅1000mmだけど、そこにパソコン用ディスプレイを2台も並べられるかな?」


2012年製のiMacは、21.5インチ品。

EIZOのモニターは、機種が一杯あるけど・・・条件を決めよう。

1)iMacとそんなに大きさが変わらないこと

2)Windows10ノートパソコンは、HDMI端子で接続する。

3)iMacは、DisplayPortで接続する。


この条件で定めたモデルは・・・FlexScan EV2360というモデルでした。

早速購入して、まあ、外付けディスプレイだからね。配線すればすぐ使えると思っていたんだけど・・・

ダメだった。

HDMIケーブル

Windows10ノートパソコンとEV2360はすぐに接続できました。手持ちのHDMI1.4ケーブルを使って。

iMacが接続できなかった。EV2360に付属してきたDisplayPortケーブルでは。

Mini Display Port


iMacの端子が小さいんです。

この雷みたいな矢印マークのところ。

買った日の夜には、動作確認ができなくて、後日、家電量販店のケーブル売り場でウンウン。

DisplayPortーMini DisplayPortケーブルというものの売り場で一番短いのを買って接続してみました。

EV2360

で、EV2360のボタン(物理的なボタンではなくて、ディスプレイの縁に手を近づけると反応するようになっています。)で、入力ラインを選択すると・・・


iMacデュアルディスプレイ.jpg


購入前に想像していたよりもうまくいきました。

幅1000mmの机の上にiMac21.5インチとEV2360が横並びにできました。

しかも高さも揃えられたので、余計違和感がないです。

この写真の状態は、「ミラーリング」になっています。

EV2360の解像度にiMac側を合わせているので、iMacの画面左右が黒く欠けた状態です。


iMacがどのように認識しているか、「このMacについて」で確認。

iMacデュアルディスプレイ

このあたりが、Windowsとのものすごい差だと思います。

ケーブルを接続しただけで、OS上は”絵で外部ディスプレイを”表示してくれるのですから。

EV2360側の解像度をiMacに合わせることもできます。

システム環境設定

もったいないので、そんな運用はしませんけどね。

ここまでは、「iMacのディスプレイをそのままEV2360にコピーしている(ミラーリング)状態」

せっかく買った2台目のディスプレイの能力を生かすならば、「iMacの画面とは違うものを外付けディスプレイに映し出す」ようにしないと。

iMacシステム環境設定


「システム環境設定」の「ディスプレイ」項目で、「配置」を設定。

「ディスプレイをミラーリング」のチェックマークを解除。

ミュージックマルチディスプレイ化.jpg

EV2360側で見たいウインドウをずるずるずるっと移動させる。

iMacマルチディスプレイ.jpg


はい。完成。

今日のこの長い長いBlog記事もそうですが、「画面が2つある」というのは、すごく便利です。

iMacのSafariで記事を書きながら、右のEV2360で掲載する写真を決めることができます。

数ヶ月使ってみて不具合を感じるところは・・・「ミュージック」だけかな。

この写真のようにEV2360側に「ミュージック」を映しておいて、在宅勤務時にEV2360をWindows10ノートパソコンに接続してしまうと、iMac側にその画面が出てこないんです。取り残されてしまう感じ。


仕方がないので、いったんシステム環境設定でミラーリング化をしてから、ミュージックの画面を取り戻すようにしています。


ま、こんな感じでiMacマルチディスプレイ運用を開始して、結局のところ、在宅勤務状況はどうなったかというと・・・


月が進むにつれて、元に戻ってます。

とうとう、先月は「在宅勤務2日」。


どうにもならんです。出社しないといけなくなって・・・で、出社するようになると、仕事が進まなくなります。

絶対在宅で処置した方が、色々なことが速く進むんです。

どうにも・・・こう・・・なんていうんですか?被せられてしまうんですよ。日々やらなきゃいけないことが。出社していると。

はあ・・・


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