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ルール大改正の2024JOY耐はどんな感じだったか?(土曜日) [JOY耐2024]


まさか「バロン西」のお話を再び聞く時が来るとはねえ・・・

オリンピック馬術で日本がメダルを獲得したのは、92年ぶりなんだそうです。


2024年パリオリンピックの報道は・・・まあ・・・できる限り聞き流すようにしています。いつも通り。

なんか・・・いたたまれないんですよね。どの競技も終了直後にTVカメラの前に選手が立たせられるでしょう。

プロスポーツだったらまだしも、オリンピックって、(基本的には)アマチュアの方々が集まっている大会のはずなんですよね。


なので、できる限り「まあ、試合の様子を直接TV放送されている場合は、映像を見てもいいかも。」という接し方をしています。ニュース映像は、「他者に作られたもの」になっていますから。


ただ、「馬術が92年ぶりにメダルを取った」という情報は、ニュースを通して知りました。というか、すごく反応した。

「馬術・92年ぶり・メダル」という単語に。


「あの"バロン西"以来だ。」

そう思って・・・ニュースをそのまま見ていたら、その通りだった。


大戦が始まって、硫黄島の守備隊に配備されたメダリストは、結局、行方不明になったということを・・・日本人よりも海外の人たちの方がよく記憶している。


伝説になっているのは、玉砕することになる日本の守備隊に向かって、アメリカ軍は何度も「バロン西、出てきてください。」と日本語で呼びかけ続けたということ。

日本の学校教育では、沖縄の戦いをほんの少し触れるだけで、硫黄島やサイパンで何が起きたか。あるいは東京大空襲には全く触りませんから。広島と長崎の話は出る・・・出た・・・な。被害者意識として。


非力な装備で重要拠点の守備をさせられた部隊の1兵士が、その場所に配備されていることを敵側は正確に情報を掴んでいたというのを・・・21世紀の現在にも繋がる「組織の非効率な働き方」の部分は、変わらないかな。と思います。日本人の精神性の部分というか。根性論というか。


まあ・・・「オリンピックってすごいんだな。」と思わされました。

ものすごく古くから存在する「世界選手権」だからこその記録・・・というか、記憶が刻まれるんですね。


さて本題に行きますよ。

ルールが大改正になった2024年Enjoy耐久「JOY耐」のお話です。今回は土曜日。

前日の金曜日に車検不合格となりました。

なんとか閉店間際のホームセンターで「ラッシングベルト(みたいなやつ)のものすごく短いもの」を見つけることができて、土曜日朝の予選走行準備に取り掛かったのですが・・・


「車検合格のシールが貼られてないけど、車検そのものはしたから、コースインさせちゃっていいのかな?」


AE86の彼に怒られた。

「ダメだよ。絶対。車検通ってないってことなんだから。」

ハア・・・ダメ?やっぱり。

まあ、金曜日よりは曇っているから少しは楽だけど・・・

5人で車検場にEP82を押していく。装備品チェックリストを各員が持って。


再車検は、指摘を受けたウインドウネットの固定の仕方をチェックされただけだった。


合格・・・ではあったんだけど、まだ改善の指摘

「うん。まあ、このフックでの固定の仕方でいいと思うよ。ただ、このフック自体が前後に動いちゃうのは、何かで止めるようにして。」

「ああ・・・やっぱり気になりますか?いや、ゆるゆるだけど解けない縛りって秘技を持っているんですけど、ちょっと時間がかかるので、そのままできちゃいました。20分ぐらいくれれば、

こう・・・吊るす感じで。ハアハア。

「あ、いいから。先進んで。対策しておいてね。」


無事にフェンダーに合格シールを貼ってもらえた。

え、対策後の写真?

撮ってあるよ。うん。


掲載は・・・あ〜・・・無理。モザイク処理かけないといけないから。めんどくさいんだよ。(なんの写真?)


その後は、全員が順番に予選走行開始。

エンジンをN1仕様に換装後、大会1週間前の筑波サーキットでの練習走行では、3名のドライバー中2名がコースイン直後に飛び出してしまって赤旗原因になるような状況だったんだけど、(そのまま走行終了とするように指導を受けてしまった。係員の方がやってきて”どうしちゃったの?一体。”と言われるようなセッティングだった。)

この土曜日の走行は、全く障害が出ないまま終わることができた。


予選タイムは・・・過去最速を更新。

といっても・・・思っていたほど速くなっていない。結果は、いつも通りの位置だし。(クラス2のペケから2番目)


なんか・・・大丈夫かな。周りの車両ともっと競争できるようになると思っていたのに。


走行中、全く障害が発生しなかったので、ブレーキ周り整備とエンジンオイル交換であっという間に作業終了。

ってしたかったんだけど、その間、何度か係員さんがやってきた。

「もう、エンジンかからないかチェックしていい?」


実は、ほぼフルタンクで走行していたのだ。今年の予選。

ガソリン缶2つ分抜くのに手間取って・・・だいぶお待たせしてしまった。


例年だと、日曜日朝にやっていた作業を土曜日の予選後に実施することになったのだ。今年。

いつもだと、15時には帰宅を開始していたけど今年は・・・ずっと待機。ひたすら待機。


今年は、そんなこともあろうかと、セーフティーローダーを金曜日夜に返却した後、ミニバンを借りてきたのだ。

同一ピットのもう1つのチームの方々にピット裏の車両スペースを確保しておいてもらえたおかげで、エアコンがかかったミニバンの中で、待機中はメンバーみんなが、それぞれ休んでもらうことができた。


16時ぐらいになって、やっと周りのチームも車検場に向かって、車両を押し始めた。

もう一度、車重検査を受けた後、40Litterのガソリン補給を受けて、封印してもらわないといけない。


金曜日も車検を受けに行って、土曜日朝も再車検になって、3回目の手押し作業。

渋滞の列を待っているうちに雨になった・・・・大粒の雨。傘なんて持ってきてないよ。灼熱の戦いになると思っていたんだから。今年のJOY耐。


そう思っていたら、傘をさしたAE86の彼が何かたくさん荷物を・・・遠くの駐車場から持ってきてくれた。

「確か、持ってけって渡された保管ガレージの荷物の中にさあ・・・カッパがあったんだよ。たくさん。」


あ、そうだった。人数分ではないけど、だいぶ前にカッパを買ったことがあった。それを持ってきたのか。


カッパを着て、土砂降りになった雨の中を立っていたけど・・・私は時間切れ。セーフティーローダーを借りに行かないと。


なんだかね。

今年もドライバー構成2名のチームが複数あるけど、最小チーム体制「監督と合わせて3人で、7時間走り抜きます。」は、できないスケジュールの組み立てです。2024年JOY耐。

まあ、お金持ちの方々が皆さんS耐に行って、お手伝いの人数を揃えられない人たちは、軽自動車耐久に向かって・・・って、なるだろうなあ・・・


まあ、それを見越して、「ナンバー付き車両のJOY耐」を今、コース上でやっているんだろうけどさ。

無給油作戦が成立するような時間枠でないと、集まらないだろうなあ・・・あちらも。

「マツ耐」は、その辺りをうまく組み立てて、すごくたくさんの参加を集めているよね。マツダ車だけって限定している大会なのに。


車重測定の機会、もっと減らせると思います。決勝スタート前ガソリン補給の1回だけでいいと思う。予選前車検で、バラスト関係は封印しておけばいいんだから。


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