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JOY耐暑さ対策(前編) [2012年JOY耐7h]

2012年のJOY耐はですね。
昨年の反省から、だいぶいろいろと準備して取り組みました。「暑さ対策」
ほんとは一回で書き切るつもりだったんだけど・・・さすがにみんな、ちょっときついでしょう?このBlog。毎回毎回、文字数多くて。

2回に分けることにしましたよ。暑さ対策。しかも、2回に分ける内容なのにまだ全く足りなかった。本番では。

さて、「前編」では、「まあまあ簡単に処置ができること」3項目のお話をします。
まず一つめ。

皆さん、できるだけ来年の「ちょっとJoy耐」に出場しておいた方がいいです。あ、この大会は、別にJoy耐本戦に出る人だけを対象にしていないので、できるだけ皆さん、仲間を集って参加してくださいね。
耐久レースの良いところは、「一回のエントリーでたくさんの距離を走ることができる。」ことです。
あの、ももいろクローバーZ風に言うと「週末レーサー」である我々は、平日は忙しいですからね。
イベントはピンポイントで選んで、成果を上げないと。

なんで、「ちょっとJOY耐」なのかというと・・・
「フル装備の状態での熱中症」というのが、どんな状態になるのか体験できます。この大会。
150分を3人で走るとなると一人あたり50分弱の走行になるのですが・・・見事にやられました。私。

元々、この第二次活動を開始する時に選択したArai GP-5Sヘルメットは・・・
これまでの寸法よりも1周り絞ったサイズのものを購入していました。
元々頭の隅であったんですよね。「ヘルメットって、できるだけ隙間なく、ぴったりしていた方が安全なんじゃないか?」って。
それで、「かぶるのがちょっと大変」という寸法のヘルメットになってました。フォーミュラー用だからかな?って思うようにしてたんですけどね。

気温26℃の大会でしたし、「2011年のJOY耐に比べたら全然楽。」って思って、走り出したんですけど・・・
走行開始後、40分ぐらいから、「我慢するのが難しい」ぐらい頭が痛くなっていました。
走行中は、全然意味がわからなかったんですよ。
「なんだろう・・・猛烈に頭が痛い。」って思いながら、何とかチェッカーフラッグを受けました。
ドリンクボトルは準備してあったんだけど、「こんな暑さ、本番に比べたら、全然楽なんだから、安易にドリンクを飲んじゃダメだ。」って自分に言い聞かせて走りきってしまったのが良くなかったみたいです。

我が妻に状況を説明すると・・・「完全に熱中症。それ、しばらく頭が痛いの治らないよ。」
冗談だろうと思ったけど・・・それはほんとだった。その後、1週間頭が痛いのが治らなかったです。

7月の本戦ではさすがに新規にヘルメットを購入。しかもちゃんとツーリングカー用のGP-5Wを選択。


やっぱり楽ですね。1サイズあげても、ヘルメットの中で頭がぐらぐらしないし、なによりも6点シートベルトの装着がすごく楽になりました。視界が広くて。
このヘルメットサイズ変更をやっていなかったら・・・というゾッとすることが結局発生します。本戦で。
ま、そのあたりのことは次回。
今まで、なんでそんな体験をしなかったんだろう・・・と振り返ってみると・・・
結局、練習走行って「30分」でおしまいなんですよ。それ以上走ることがないから、体験できなかった。
日光耐久は、「最大で一人一回40分まで」だしね。(しかもアンダーウエアは着ていない。)

さて2つめ。
オーナー夫妻が「遮熱塗料」を買ってきて、塗り塗りしてくれました。室内側の天井に。
私は、天井表側になにかヒートシールド材を貼り付けようと思っていたんですよ。
よくよく考えて・・・やめました。
だって、競技速度で走行中に万が一そのシールドがヒラヒラ剥がれたりしたら・・・・ゾッとします。
そんなことを考えていたので、夫妻がこの塗料を持ってきてくれた時は、「へ〜」ってすごく感心しました。
(感心しただけで、全然手伝ってない。塗るの。これ、ほんとに塗料が固くて、塗りにくかったらしい。)

hake.jpg

山田うどんで、お昼ご飯中にフォークリフト修理係にその塗料のことを説明。
最初の頃から変わらない。俺達の愛すべき山田うどん。
第一次活動の頃は、「うどん大盛り」しか食べられなかったけど、ほら、今や「コロッケ定食」が食べられるんだぜ。

「NASAで使われている塗料なんだってさ。すごいやつだよ。温度上昇が抑えられるんだって。」
「ふ〜ん・・・それって・・・1800℃に対して、40℃ぐらい抑えられるとか、そういう話なんじゃないですか?」
「ああ・・・そうかもね。」
「気温って・・・せいぜい40度弱ですよね。」
「う、うん。あ・・・・」
「・・・みんな、騙されやすいんですねえ。NASAとかいう言葉に。」
「ちょっと!全部言っちゃダメだろう!俺も途中から、あれ?って思ったけど。ほらあああ〜。二人ともコロッケに手が伸びなくなっちゃったじゃないか。一番年上を敬う心が足りないよ!」
「あ、すいません・・・」
「・・・・・食べる?」
いや、いいから。ちゃんと残さず食べてね。ご飯を残す人は嫌いだよ。

そのうち、対TTC1400制圧用車両の方と比較データを取ろうと思っていたんだけど・・・ごめん。夏が終わっちゃった。

今回の記事の最後が3つめの工夫。
JAF競技規則によると安全のためにもガラス窓の「”透明な”フィルム貼り」が推奨されています。(フロントシールドを除く)
自分でフィルム貼りをしようとしたんだけど・・・全員が反対。
「プロに頼んだ方がいいよ。空気が入った、かっこ悪いのはやだ。」
あ、そうなの?んじゃ、プロに頼んで・・・
「今回の車両は、2011年の時と違って、リヤ側のサイドガラスも開くようになっているから、貼らなくても良いんじゃないの?結局、リヤガラスを除いて、全部開いていることになるよね。」

そりゃそうか。
って思っていたんだけど・・・カー用品店とかをウロウロしてみるものですね。
ありましたよ。「塗るだけで赤外線をカットしてくれる」アイテム。


予選日・決勝日と塗り塗りしてました。
ま、「気休め」って言われちゃうかもしれないけどね。
次回は、少々手がかかった対策をご紹介します。
台風が近づいてくるから、窓に補強をしなければ。材木と金槌を準備。っと。

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