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2013年Joy耐7時間耐久いくらかかった? [2013年JOY耐7h]

耐久レースは、チェッカーフラッグを受けないと、なにも残らないです。
最後の一分前にトラブルを起こしちゃってもね。
リザルトを見ていると・・・今年も「フィニッシュライン不通過」という車両がでちゃったんですね。
相当悔しかっただろうなあ・・・あとちょっとなのに順位がつかない。(それまで走ってきた周回数が、順位がついている人たちよりも多くても)

今年は、レギュレーションを作った人たちにとっては、「理想通り」の終わり方になったのではないかと思います。
1.5CCクラス大躍進!
あわや総合優勝かという状況でしたからね。途中まで。

これを機に、「新しい車でレースに出てみよう。」と思う人が増えてくれたらうれしいなあ。
なんか・・・昨日開催されたFSWの86レースは、80台オーバーの台数が集まったとか何とか・・・ああうらやましい。全く羨ましい。ちょびっと筑波に来てくれ。

クラス2は、我々のEP82よりも遅い車(失礼)が増えてくれたのがうれしかった。
変なこと言ってるかもしれないけど・・・「順位」は、7時間走りきった後の結果でしかないですから。
繰り返すけど、走りきれないと「順位」がつきません。

1時間ほどでリペアエリアに閉じ込められる状況になって、ボケッとコース上を見ていると・・・
ぷいい〜んって、通り過ぎていくマーチやVitzが羨ましかった。
彼らは結局・・・様々な賞をせしめていきましたからね。初出場賞とか最年少出場賞とか最小排気量賞とか。
こんにゃろ。

しかも、ペケじゃないし。
はあ、まったく。うらやましい。全く羨ましい。

まさかこんなに「完走することが難しい」大会だとは思ってなかったんだよな〜。
一回完走できたから、これからはずっと完走できるもんだと思い込んでた。

さて、いつも恒例の「お金、いくらかかった?」にいきましょう。
ジャン!
2013hyo.jpg

2013gurafu.jpg

昨年に比べるとかかった費用は少なくなっています。
大きかったのは、「金曜日に来なかった。」こと。
もともと費用削減のために「土曜日に入る」ことは決めていたのですが、実際はそれどころじゃなくて・・・
土曜日に集合することも難しい状況でした。(ふう)

これが「土日」運用での下限値になると思います。
はい。じゃ、皆さん来年の夏に向けて、また節約の毎日ですよ。

こんな金額をかけて、実際には決勝を1時間ほどしか走行できなかったというのは・・・はあ、残念無念。
なんですけど、実は私、あんまりがっかりきてないです。
というのも、今回もJOY耐にやってきたおかげで、いろいろな人に会うことができました。

1)お手伝いさんに女子大生様達がやってきた!
ピチピチですよ!ピチピチ!
ピチピチ女子大生様ご登場ですよ!我々のピットに!
当日までどんな方がやってくるか知らなかったので、秋葉原でコスチュームを買ってくることができなかったんです。
お二人を見た時、「なんだよおおおお〜オレ様の好みの衣装を着けてあんなポーズさせたり、こんなポーズさせたり・・・」
JOY耐リタイヤよりもガッカリした瞬間でした。

なぜ我々おっさんチームにピチピチ現役女子大生様がやってきたのかというと・・・
TTC1400の彼をサポートしてくれている会社の社長さんが、連れてきてくれたんです。某大学の自動車部メンバーを。
「若い人たちに車ってこんなに楽しいんだ。って事を知らせたいと常々思っていたんだけど・・・なかなかどうしたらいいのか思い浮かばなくってねえ。今回、JOY耐のお話を聞きつけて、これはっ!って思って連れてきたんです。」

え〜と、失礼ながら、話の途中で遮っちゃいましたよ。
「JOY耐で楽しさ?そんなものは無い!じりじり照りつける日光の下、ひたすらサインボードを出して、給油所の状況を心配する7時間なんだよ!修行僧のような心でないと、耐えきれないぞ!みんな”Enjoy耐久”なんて言葉に騙されて、毎年毎年やってきちゃうんだよおおお〜。うおうおう。もう、麻薬みたいなものなんだ。JOY耐出ないと俺達の夏はやってこない!みたいな。」

「あ、うん。この人の言ってることは、あんまり真に受けないでね。だいたい冗談だから。で、二人は車の免許、持ってるの?」
「あ、はい。学生選手権女子の部でチャンピオンになりました。」
全員・・・・・・・

「え?チャンピ・・・オンって、どんな競技の?」
「全てです!」

「おい。まずいぞ。俺達。教えを請わなきゃいけない人がやってきたよ。俺達のピットに。」

実際・・・うれしかったですねえ。わずか1時間強でしたけど、若い人たちと車のお話をしながら、競技ができるのは。
「まだ、こんなに車が好きな人っているんだなあ。若い人たちの中にも。」って強く思わされました。
できれば彼女たちが就職した後、いつかこのJOY耐にドライバーとして参加してくれたらすごくうれしい。

2)20年前に「ぶつけに行った」あのドライバーに再会できた。
ただ、リペアエリアで、その彼の顔を見た瞬間、「ああ、やっぱりな。」って思ってました。

私、頭の中でフッと「あの人、どうしてるだろう?」って思い浮かんだ人には、2週間ぐらいで、ほぼ連絡が取れてしまうんです。
今回も同じ。
「おおおおお〜!懐かしい顔がいるよおおお〜」と言って、握手を求めてきてくれた彼は・・・
お互い歳をとったけど、見た瞬間にわかった。
10年ほど前に復帰して、このJOY耐だけは参加を続けていたんだそうです。
私も5年ほど前に再びドライブするようになったことを告げると・・・
「みんな同じさ。結局、ここに戻ってくる。もう、離れられないだろう。」

まあ、そうかもねえ。
ほんの数分のこと。
今年のリペアエリアはごった返していて・・・
「今年のレギュレーションだと、みんな全開で行ってるはずだよ。壊れる車両は、これからもっと増える。」と言われて、そのまま離れました。
彼らの結果はどうなったんだろう?
ま、来年、またきっと会えるんだろう。

3)帰り道でダートトライアル学生選手権の皆さんに行きあった。
まだ日が高いうちに片付けを完了して、保管ガレージに向かっていたところ・・・
眠気を振り払うために我が妻と無理矢理会話。夫婦の会話ですよ。毎日16分間ですよ。
「あのさ。なんていうかさ。我々にはきっと、飢餓感が足りないんだよ。」
「なにそれ?」
「うああ〜。一日100円以下生活だって。私、今日のお昼のために、おにぎり8個も買っちゃったあ。どうする。一個も食べないうちにリタイヤ。リ・タ・イ・ヤ。ねえ。どうする?このおにぎり。」
「いや・・・別にショック受けてることを強調しなくても良いんじゃないかな。大きな声で。おにぎりは、しばらくご飯代わりになるだろ。な?そういう”一日100円生活”をしてなかったから、罰が当たったんだよ。こう、なんていうか・・・早く!早くJOY耐で走りてえ。ハアハア。みたいな。水道管を針金で縛っちゃって。(死んじゃいます。)」
「よくわかんない。そのたとえ。う〜ん。来年は、紅鮭おにぎりとか、辛子明太子じゃなくて、全部塩むすびにする。でもさあ、もてぎの近くのセブンイレブン、すごく混んでたよ。塩むすびいっぱい置いてくれているかなあ・・・・」
「あ、いや、そういうメニューの話じゃ無いと思うんだな・・・」

という実りのない会話をしているときに、前方に一台の汚いEP82を発見!
なんか・・・普通のトラックにダートトライアル車両が載っかってる。
信号待ちで隣に並んでお話をすると・・・
ダートトライアル学生選手権が丸和で開催されていたらしい。これから千葉まで帰るんだって。
「千葉までって・・・まだ、栃木県内・・・全部下道のつもりか?隣は口開けて寝てたし、これは大変だぞ。」
って思っていたら、ちゃんと後方からミニバンがついてきていたようです。
お仲間が皆さん、私の方を見ながら通り過ぎていった。まあ、あれだけ人数がいれば大丈夫だろう。

これも、リタイヤしていなかったら、できなかった体験ですからね。
先を進む彼らを見ていて思ったのは・・・
「社会人になっても、モータースポーツをやってもらうために大人達がなにをできるか?」
あの千葉のネズミの国と同じですよ。
「大人達が連れて行った世界に若い人たちは再び戻ってくる。」

今年のJOY耐は、残念ながらクラス1が絶滅しちゃったんですよね。
あのCR-Zやインサイトは今頃どうしているんだろう・・・
アレを使って、「学生枠」っていうのを設けたら、一生懸命JOY耐をめざす若者が増えるんじゃないかなあ。
「装備はちゃんと自分たちで準備すること。同じ栃木県で行われる学生選手権の直近の大会で1位になった大学自動車部チームに車両を無償で貸し出しします。」
ってしたら・・・国内Bは保有して、ダートトライアルやジムカーナをやっているわけだから、国内Aの取得基準も突破しているハズなんだよね。
「事故を起こした大学には、今後貸し出しはしません。」ってすれば、おかしな事も起きずに、「サーキットの世界」を覗いてもらえるような気がする。

あ、まあ、妄想って事で。ほら。暑いし。

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エンジンブロー! [2013年JOY耐7h]

今日は7月7日。
え〜と、あれですよアレ。え〜と、そうそう。今日は確か・・・
「彦星が織り姫に年に一度養育費を持ってくる日。」でしたね。確か。

「梅雨明け宣言」と共にやってきた2013年Joy耐7時間耐久は・・・・
あ、結果発表の前に修正事項告知です。昨日の記事に間違いがありました。
クラス2は、18台でした。
最大勢力のクラス6が19台という構成でした。昨年に比べると大幅増です。クラス2。

で、我々の結果なのですが・・・
「スタート後1時間強で、エンジンブロー」
でした。当然リタイヤ届けです。

夕方になってもポタポタラジエターから漏れてくる冷却水を見ていて思ったのは、「昨日の予選時の衝突事故後、修復チェックが甘かったかも。」

実は今朝、車両を移動したときに床が濡れていることに気がついていたんです。
メンバーみんなに呼びかけて、その回答を聞いて・・・送り出したことに後悔しています。
ガソリンを抜いてしまった後なので、エンジンをかけてチェックすることができなかった。
「気のせい気のせい」と自分に言い聞かせたのがよくなかったみたいです。

MiniJoy耐後、直前まで作業をしていた駆動系のトラブルは全く出なかったことにはホッとしています。
ただ、まあ・・・なんというか・・・
「振り出しに戻る」って感じ。

2010年の最初のエンジンブローに比べると悲壮感はないです。
そんなこともあるかも。と思って、予備エンジン2基を調達してあったので。
まあ、しばらく考えてから次の行動に移ります。

予選を無事終えました [2013年JOY耐7h]

予選接触後.jpg
今年のJOY耐は、限度一杯の90台集合でした。
しかも、Class2が第2勢力として、19台も終結!
うち、14台がEP82という非常にうれしい状況になっています。

あ、結果ですか?
え〜と・・・・言わなきゃダメ?

・・・・まあ、例年通り皆さん予想できていると思いますけど、「EP82勢のペケ」です。
ええ、狙ってました。初めから。90台中の82位。(EP82という型式に賭けて。)
見事ミッションコンプリートだぜ。(まだ予選)

昨年より1秒遅くなってしまっています。
う〜ん・・・・「バラバラにしたものをタダ組み上げただけ。」の状態が1秒の差を作っているんだと思います。

車両そのものに不具合はなかった・・・はずなのですが、壊れています。ボディが。
予選中に会社の看板を掲げているClass7と接触しました。
(後日、現場にいた方からご指摘をいただきました。あの”ワザとぶつけにきた外車”は、正式にはClass4登録だったそうです。)

その行為に対し、コントロールタワー内で相当な時間、協議の場を設けさせていただきました。

まあ・・・一日の最後にJoy耐アドバイザー様から、参加者全員に向けてご自分の体験を交えながら、
「接触しない。接触されない競技のあり方」をご指導いただきましたので、それを良く反復しながら、明日の決勝に臨みます。

まずはとにかく完走です。
Oisix(おいしっくす)