新品バッテリーが2ヶ月でダメになりました。 [EP82日常整備]
筑波サーキットで10月に開催されたヒストリックカーのレールは、すごく面白かったですよ。
「観客」としてサーキットにいると、こんなにのんびりした気分で1日いられるかと思い知りました。
とにかく驚いたのが、「人の数」。
も〜すごい。全部のスタンドにお客さんが入っているんですよ。
観客の年齢層は高めです。なんていうか・・・「お孫さんも連れてきちゃったぞ。」という家族総出感がものすごい。
正直・・・「輝かしい未来が待ってるかもしれないピチピチ君の大会(SUPER FJとかね)よりも観客動員数が多いって一体・・・」感が一日拭えなかった。
「壊しちゃったら、部品がなかなか手に入らない。」車両群のせいか、「ぶつけて壊れた」という乱暴な競技はなかったです。(安心して見てられました。)
ただ、1時間の耐久レースも含めて、「壊さないようにチェッカーフラッグを受ける。」ことが最優先みたいで・・・
結構、エンジンが壊れて、オイルが路面にばらまかれるんです。
で、そのオイルに乗って、スピンした後、再始動できない車両もいて・・・
ドライバーの皆さんが、ものすごく車両を大事にしていることがわかる場面が・・・
「再始動できなかったドライバーさん。スポンジバリアの外に退避せずに車両脇で、一生懸命手を振る。」
の図を見てしまった。
命かけちまったぜ。「ホビーの大会」に。
最悪のシーンを目にしなくてよかった。
FIA付則H項とかに退避項目が記載されているかと、家に帰ってきてから規則書を見直したのですが、そんな規定は存在しないんですね。日光耐久では、うるさく言われていたので、私の中に刷り込まれていたのかと。
はあ・・・怖い怖い。
さて本題。
少し前に「スターレット用の一番小さいバッテリーに交換した。」お話をしました。
あの話の続き。
ええ・・・「バッテリー交換で解決!」とはならなかった。
バッテリー交換後、数走行した後、また「全くエンジンがかからない。」状態になった。
????
少し前から、気になることはあったんですよ。
いつの頃からか・・・走行中にこのランプが点灯するようになった。
バッテリーの形をした赤いランプ。
「気のせい気のせい。」って思うようにして走るようにしていたんだけど・・・現実にバッテリーがらみでトラブってる。今。
配線を全部確認。
でもなあ・・・春にエンジンを積み替えた時にも「余っている配線がない。」ように元々「いらない配線」は、ガムテープで塞ぐように徹底してきたし・・・
間違えようがないんだよなあ・・・配線。
走行前に他の車両とバッテリーケーブルで繋いで始動をするようにして・・・
「始動さえしちゃえば、あとは充電してくれる。」
そう思うじゃないですか。
が・・・とうとう走行中にエンストするような症状が現れて・・・
何か・・・何か変。バッテリーそのものに充電がされていないみたいだ。
まだ交換して2ヶ月のバッテリーだぞ。なんで????
試しにたまたま乗ってきた軽レンタカーのバッテリーと交換してみる。
最新鋭車両のバッテリーには、不吉な言葉が・・・
「アイドリングストップ車用 普通車にも使えます。」
・・・・すごく重い。アイドリングストップ車用のバッテリーって。軽自動車のくせに。
まあ、とにかく搭載。1走行走ってみる。
今度は、25分間走りきることができた。
ただ・・・走行中によくよく観察してみると・・・
5500rpmを超えるとあのバッテリーランプが点灯してしまう。
で・・・筑波サーキットで、5500rpm以下になるところなんて・・・2つのヘアピン区間ぐらいだぞ。
う〜ン????ってことは、ほとんど充電できていないってことか?
多分、この「アイドリングストップ車用」バッテリーって、「充電制御」機構がついているんじゃないかな?
で、多分、回転数が高いところでカットしてる。(なので、バッテリーランプが点灯する?)
走行後、オーナーに報告。
「とりあえず、バッテリーを交換すると25分間走行できることはわかったよ。」
「いやいやいや。この車両、耐久レース用でしょ?今まで25分でバッテリー上がるようなことなかったじゃない。」
う〜ん・・・ここから先、どうしたものか・・・
考えられる打ち手は、2つ。
1)バッテリーは、再び新品交換。今度は「普通の大きさ」に交換する。現在搭載したバッテリーは、小さすぎて、高回転側で容量不足なのかもしれない。
2)ダイナモ(ジェネレータ)が、発電していないのではないか?20年以上経過している車両で、確かに一度もオーバーホールはしていない。
ジェネレータのオーバーホールは、フォークリフト修理係のお父さんに頼むことにした。
これで解決してくれればいいんだけど・・・っていうか、オーバーホール用の部品、手に入るのかなあ・・・