筑波TC-2っていくらかかった? [筑波TC-2]
みなさん大丈夫でした?今週の雪。
私は、おかげさまで定時オーバーまで仕事をしてから帰宅を開始して・・・特に問題なく、自宅近くの駅に到着。
よかったよかった・・・と思ったら、なんだか長い列が。
バス。
みんな、バスが来るのを待ってる。
う〜ん・・・自宅まで2.1km。歩こう。バスを待っている間に到着する。
おっと、前方の信号が点滅だ。ダアアアア〜シュ!
ふいっと左耳の感触が・・・外れた。AirPodsが。そうなんだよ。左耳だけ、どうしても少し緩いのだ。
失敗失敗。雪の上なのに走ったりするんじゃなかった・・・って・・・え????
白い。
白いよ。あたり一面。AirPodsも白い・・・・・しまったああああ〜!
地面をよ〜く見るんだけど・・・・白い。見つからないぞ。AirPods。左側だけ。
長〜い長い列の皆さんが、私の事をじっと見てる。いやいやいや。見つけますよ。見つけますとも。この一面の雪の中から。白いAirPodsを。
いや。ほんの数歩のことだって。大丈夫だって。見つかるって。
って・・・見つからない。見つからないぞ。AirPods。
放浪の旅に出られたか?それとも異空間に飲み込まれた?
ついに雪面にしゃがみ込んでまで、じいいいい・・・・道ゆく人たちも私をジロジロ見てる。
延々と慎重にサーチをして・・・10分・・・もっとか?
あったぜえええ〜!俺のAirPods!勝ったぜ。雪。(?)
ほら、丁度、バスもやってきた。
何もやってませんよ。ちょっとバスに乗り込む前の準備体操をしていただけですよ。
さ、このパンパンのバスに乗って・・・あ、ちょっと?
皆さん、入り口で仁王立ちしてないで。
「お前、走って帰るつもりだっただろ?この雪の中。」的応対は無しだって。このっくのっ!
ふいい〜なんとか乗り込めたよ。ちょっと反省。雪の上を革靴で走ろうなんて考えるんじゃなかった。
明日に備えて・・・雪かきしよ。自宅に一番近いバス停まで。
・・・・地獄でした。夜中の雪かき。
とっても寒いはずなのに(手がかじかんでる。)滝のように流れる汗って一体・・・
Apple Watchをしたまま作業をしていたので、距離が測定できていたんだけど・・・往復1.4km雪かきしてました。
おかげさまで、翌朝は起きることができなくて・・・いや、大丈夫だった。普通に家を出て、ちゃんと会社に間に合いましたよ。ちょっとみんな警戒しすぎ?朝、早く出社するよりも、家の周りを雪かきしようね。1.4km。
さて本題。
今回から、昨年11月5日(日)に開催された「筑波TC-2」について記事にしていきます。
2回・・・3回になるかも。いつも1回の記事が長いからね。(え?前半の余計な話が長い?)
筑波TC-2は、JAF公認競技ではないです。
正直、「公認競技ではない場で、万が一の事態があって、しばらく会社を休まなければならない。」なんてことは避けたかったので、最初の企画(筑波TC-3)の話をオーナーから聞いた時は、あまり乗り気じゃなかったんですよね。
結局、2017年夏の筑波TC-3企画が台数が集まらなくて流れた後、まさか「時間を2時間に短縮して再チャレンジ」募集がかかると思わなかった。
筑波TC-2として企画仕切り直しとなったところで、オーナーからよ〜くこの企画内容を教えてもらいました。
1)JAF公認競技ではない。
2)ただし、SUPER-FJやロードスターパーティーレースが開催される日に競技の合間を縫って実施される「走行会形式の2時間耐久」
3)ドライバーは何人でも可。
4)車両そのもののチェンジも可能。
5)排気量や使用タイヤによってクラス分けされている。
公認競技関係者がいる場での走行会形式であれば、おかしな事態が発生することもなさそうだな・・・
ということで、参加申し込みをすることにしました。ドライバーはJOY耐メンバー5人勢揃い・・・だと2時間枠が「普通の筑波練習走行」になってしまうので、私とオーナー&外車整備係の3人。
AE86レースの彼がお手伝い係に回ってくれることになった。
出走の目的は3つ。
1)JOY耐に向けてドライバーチェンジの練習を行う。
2)2時間連続走行での燃料消費量確認。
3)DUNLOPの新コンパウンドタイヤのチェック。
一番重要だったのは、タイヤです。
2016年にDIREZZA 03GにR3というコンパウンドが投入されたのですが、このタイヤを使ったことがなかった。私たちの活動エリアは耐久レースなので、「いつもの25分練習走行枠で新コンパウンドを使ってもね・・・」という感じだったんです。
でも、この筑波TC-2なら、「新コンパウンドタイヤを2時間連続で走らせて、どれぐらい磨耗するものなのか?」チェックすることができる。
なので、私たちがこの初開催の筑波TC-2にかけた費用は・・・ジャン!
合計12万6,951円かかりました。
ブレーキパッドは、特に交換なし(手持ちの耐久用)で2時間走りました。
ブレーキロータは、2015年JOY耐で交換して以来の新品装着です。
ま、これらのパーツを含めなければ「参加費用+ガソリン代」で出走することができてしまう大会です。
ただ、「車両1台を走らせるための最低限の消耗パーツまで含めるとどれぐらいかかるのか?」の実例として掲示しておきます。
一番気軽なのは、「ドライバー全員がそれぞれの車を持ち寄ってチームを作り、それぞれの車両で交代してコースインする。」という参加方法だと思います。車両自体は、なんでもいいんです。軽自動車以外は、ロールゲージも4点シートベルトも義務化されていないイベントです。
ただし、「出走する人が必ず身につけなければいけない装備」があります。
1)ヘルメット
2)レーシンググローブ
この2つは買ってください。誰かにバイク用をもらう・・・よりは、買っていただきたいかな。自分の身を守る最後の武器なので。FIA規格適合品でも、だいぶ値段が下がってきていますから。
次回は、タイムスケジュールの話をしましょう。
エンジンからオイルが漏れるようになった。(解決編) [EP82日常整備]
2018年も20日目突入。
皆さん、餅、喉に詰まらせないで、無事に毎日、お仕事頑張ってますか?(え?それより今は、インフルエンザに注意?いかんな。子供は風の子だよ。)
すごく嫌なことが多かった2017年は過ぎ去ったので・・・今年、何をやるかを書いておきましょう。
1)筑波TC-2が年間3戦になったので、いくつかの大会に参加する。
2)JOY耐は・・・2017年フォーマットが踏襲されることになったので、参加するかどうか、全員でよく話し合います。多分、申込日直前まで、グルグル迷うと思います。
さて、2017年から引っ張ってしまった「スターレットのエンジンから、どうやってもオイルが漏れる。」問題解決編です。今回こそ。
オイルパンを新品に交換したのにもかかわらず、練習走行後にポツポツエンジンオイルが垂れてしまうEP82スターレット。
なんだかもう・・・どうしたらいいのかわからない。
外車整備係がエンジンルームに潜り込んで、諦めずになんだか調査している。
「もう、考えられるのは、クランクシャフトオイルシールですよ。でも、そうそうダメになるもんじゃないんだよなあ・・・オイルパンの左右どちらかの端から漏れてるようなら、決定なんだけど。」
「ふ〜ん。」
「でもなあ・・・クランクシャフトオイルシールが原因なら、こんなポツポツじゃ済まないんですよ。エンジンをすぐに止めたくなる量が噴き出すはずなんですよね。変だよなあ・・・」
「ふ〜ん。」
あ、いや、ごめん。
ほんとにもう・・・「ふ〜ん。」しか言えない状況なのだ。
ドラムブレーキが分解できなくなった時も相当困ったけど、あれはまだ、「最終手段は、リヤアクスル丸ごと交換だ。」っていつも思いながら作業をしていた。
でも、この「エンジンオイルが漏れてしまう。」問題は、明らかに「自分たちがオイルパンをいじったら、余計症状が悪化した。」という初めての状況。
しかも、何回作業しなおしても解決できない。なんかもう・・・どうしたらいいんだか・・・
「あれ?このオイル漏れ・・・なんか、上の方から垂れてきているみたい???」
「へ?」
下から覗くと・・・確かにオルタネータがピカピカしてる。
「う〜ん・・・でもねえ・・・このオルタネータって、フォークリフト修理係のお父さんがオーバーホールしてくれた時から、なんだかテカってるんだよね。いつも。」
「いや・・・おかしいでしょう?電装系がオイルまみれって。」
わかりにくい写真だけど、オイルパンの上端より上にあるオルタネータ(シルバーの塊)がテカテカ光ってる。
「これ、ひょっとして、オイルレベルゲージのガスケットがダメなんじゃないですか?オルタネータの近くに差し込んであるでしょう?」
「うん。そうだよ。確かこのエンジンを載せる時って・・・」
よ〜く思い出してみる。
エンジンクレーンに釣った時に・・・「なんだかやたらオイルレベルゲージのあたりが、ばっちいエンジンだな。」って思ったんだよね。
ただ、歴代の4E-FEエンジン(今のエンジンで5基目)って、みんなオイルレベルゲージ周辺は、汚れているのだ。漏れたオイルにゴミが付着してしまって、すごく汚くなってる。
レベルゲージユニット全体をズボッて引き抜いて・・・「なんか、根元のゴムが、ペタペタに薄くなってるな。でも、今回は、交換パーツ買ってないから、このままでいいや。」って戻した覚えが・・・うん。ある。あるよ。
後日、オーナー夫妻がオイルレベルゲージガイドOリング(品番96711-19010)を買ってきてくれただけじゃなくて、交換作業までしてくれた。
オイルレベルゲージって、単純にエンジンブロックに刺さっているだけなんだけど、エンジンを車体に搭載した状態だと、交換がものすごく厄介なのだ。それもあって、あんまり触りたくなかったんだよね。
固定金具が周辺機器の固定機能を兼ねていて、工具がなかなか入れられないんだよ。よく2人でやったねえ。
筑波サーキットで練習走行をしてみると・・・
見事、オイル漏れが収まっていた。もう、走行後にポツポツオイルが垂れていることがなくなった。
やったよ。解決だ!
車両に潜り込んで、一通りのチェックを終えた外車整備係が一言。
「これって、ひょっとして初めっから、オイルレベルゲージの不具合だったんじゃ・・・」
ジィィィィィっと私を見つめる3人・・・
え?何?
いやん、そんなにみんなで見つめないで!恥ずいぃ〜!!!