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スマートフォンのラップタイマーアプリはどれぐらい正確なのか? [iPhoneの話]


今週火曜日からのお月様は、「スーパームーン」っていうんですね。

誰かがこすっておっきくしたお月様!

を見ることができるんだそうです。

国立天文台の情報によると「2019年で一番おっきくなるお月様」なんだそうです。

やっぱり月の裏側の人々が激しくこするんですかねえ・・・臼と杵を使って。


あれですね。アレ。満月ですからね。

きっと、「月に代わってお仕置きよ!」プレイする人が増えるんですよ。特にスーパームーンの日は。


え〜と・・・なんでお仕置きプレイの話・・・あ、ええ。今回の記事は、ひょっとしたら一部の人に迷惑をかけちゃうのかも。


事前に予告をしておきます。

決して誰かさんに向かって、「月に代わってお仕置きよ!」のつもりで書く記事ではありません。

いつもの通り、「自分が体験した事実」を記事にしておきます。

ま、私たちの体験を参考にしていただいて、皆さんが余計な回り道をしなくて済むように。


さて、今回のお題。

「スマートフォンにLAPタイマーというアプリケーション分野があるけど、アレって、本当に正確なの?」


筑波サーキットでは、2017年より「公式ラップシステムによる計測サービス」を実施しています。

1,000円/1日で、練習走行中のLAPタイムを計測してくれます。


どんな感じで出力されるかというと・・・

20181201筑波.jpg
1周のラップタイムだけでなく、3区間のタイムと最高速度が記録されます。
ちなみにこの時のApple Watchの記録を引き出してみると・・・
Applewatch.jpg
気温17℃ 湿度37% 晴れのち曇りとなっています。
公式計時記録の右上も「晴れ」トラックコンディション「ドライ」となっています。
んじゃ、まずこのApple Watchの天候データは正しかったのか検証。
20181201TUKUBATENKO.jpg
15時の時点で、気温18℃ 湿度59%の掲示がされていたんですね。
う〜ん・・・湿度はあまり当てにならないのかも。Apple Watch。
で、使用しているiPhoneのGPS LAPタイマーは「NISSAN Connect Nismo」というアプリケーションを使用しています。
スターレットでNISMO?
ええ、そうです。
これ、正しくない使い方です。
本来は、NISMO仕様車にハードウエアを搭載することで、きちんと作動するロガーシステムです。
ただ、iOS用GPS LAPタイマーって、色々と試したのですが、「確実に毎回動作する。」のは、このアプリケーションソフトウエアだけでした。私の体験上。
「筑波サーキットとツインリンクもてぎ両方で、確実に動作する。」という点がハードルだったのかも。他のソフトウエアでは。
通常は、P-LAPシステムを車両に搭載してしまって、自分のラップタイムを確認しながら走行するものだと思います。
ただ、我々の主戦場は、耐久レース。
で、耐久レースは、「タイム掲示ボード」だけがピットとドライバーをつなぐ、唯一の連絡手段なんです。
普段の練習走行から、「ストレートに戻ってきたら、ボードを見る。」癖をつけておかないと、実戦中に見落としの危険があるな。と。
なので、現在の筑波サーキットでの練習走行中は、我々だけピットボードでタイムを掲示。
多分ですねえ・・・周りの皆さんは、「EPなのに12秒台とか・・・また、今日も変なタイムで走ってる。アレ。」って感じで見てると思います。このボード。
実際、LAPタイムをボードで掲示するってことは、情報が1周分遅れるんですよね。
「今、この走り方をしたんだけど、タイムはどうだったんだろう?」って感じ。
なので、エアコン吹き出し口にiPhone SEを固定できるようにして、NISSAN Connect Nismo」でラップタイムを計測するようになったんです。
起動させるとこんな感じ。
nismolap.jpg
GPSで筑波サーキットコース2000を認識して、コース走行に合わせて、下段に何か・・・グラフが示されます。
・・・・実は、このグラフの使い方がよくわかってない。
多分、ハードウエアを追加した「正しい使い方」をすると、すごく生きてくるグラフなんだと思います。
実際に走行中に見ているLAPタイムデータは、こんな感じで記録が残ります。
NISMO CONNECT.jpg
NISSANCONNECT.jpg

筑波サーキットの公式計時システムとの比較は、こんな感じになります。

GPSLAPとMYLAPSの比較.jpg
まず、大きな違いが、「計測周回数が違う。」
公式計時システムは、「18周計測」となっていますが、ソフトウエア上は、「15周計測」となっています。
差が出た理由は・・・3回「2周に1度しかLAP計測ができなかった。」ためです。
この辺りが、GPSLAPシステムの弱点なんだと思います。
GPSの電波をうまくある地点で捉えることができないと、データがこぼれてしまう。
周回数データ量が違うので、なかなか1周毎の記録を比較することは難しいのですが、「最も早く記録されたタイム」だけを抽出してみると・・・
Nissan Connect Nismo             1分10秒970
筑波サーキット公式計時システム 1分10秒992
となりました。
かなり近い値を計測してくれています。
走行中の「目安」としては、十分活用できると思います。
「とりあえず、今日の記録が残せればいいよ。」という方は、1,000円を払って、サーキットの公式記録を。
「きちんとタイムを短縮して、自分の努力の成果を見たい。」という方は、P-LAPシステムを取り付けましょう。区間タイムをその場で確認できることは、上達の早道だと思うので。


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