Joy耐2019のドライバー装備品規則が変わっています。 [JOY耐2019]
昨日、エンジン積み替え版手作りEP82をみんなに順番でチェック走行してもらいました。
問題は・・・いくつか発生。やっぱり競技速度で走るとね。
少なくとも、スプリント用車両では、「そもそもちゃんとエンジンがかからない。」というところからのスタートだったので、ホッとしています。とにかく走ることはできた。
Joy耐2019本番まで、あと3週間となりましたが、多分、当日までに問題を解決して、予選に出走できます。
で、昨日、JOY耐2019の準備打ち合わせをしていてびっくりしてしまったことがあって・・・
全員、「去年と同じルールだろ?」感がものすごかった。
「これ、多分見落としている人がいるよなあ・・・」と思うので、記事にしておきます。
このBlog、JOY耐参加者御用達Blogになっちゃったのか?ってぐらい、「JOY耐参加します。(年によっては申し込み完了。)」と記事にすると、なんだか訪問者が激増するんです。
ここのところSo-netブログ車部門22位以内キープです。個人のBlogなんだけど、なんだか責任重大。変なことは書きまくってても、間違いがないように気をつけなければ。(え?EP82の作業、色々間違ってるだろ?・・・あ〜。うん。参考事例としておいて。)
昨日、全員が見落としていたことが2つ。
1)FIA規格対応ソックスの装着が義務化されています。

OMP MIDソックス クリーム IAA722 FIA8856-2000公認
- ショップ: モノコレ
- 価格: 2,683 円
2)HANSデバイスの規格シールのところに透明シート貼りが必須です。
これは、規則書に書かれているわけではなくて、昨年のJoy耐装備品チェックの時に指摘を受けたこと。
「HANSのここのシール。傷つけちゃって、文字が見えなくなっていたら、使用不可として落とすからね。高いものなんだから、もったいない。ちゃんと保護シールを貼って!」
シールはなんでもいいんだそうです。え〜・・・と、自分はどうやったのかは、また別の機会に解説します。
それとHANSがらみでは、今年の春のAE86レース車検時に別の競技に出る人が、装備品チェックで、「不合格」扱いにされていました。(本当に合格印を捺してもらえず、ピットにトボトボ戻っていった。あれ、どうなったんだろう?)
なんでも、「古い規定のHANSを持ち込んだ。この規定のものは、今年から使用禁止になっている。」という話でした。
これは、恐らく「国際モータースポーツ競技規則付則L項 第3章ドライバーの装備品」のことを指しているのだと思います。
皆さんのお手元のHANSデバイスとヘルメットの関係をよくご確認をお願いします。
まさかと思ったけど、本当に不合格扱いで、帰らせちゃうの?って思いましたから。
怖えぜ。ツインリンクもてぎ。
ディスクブレーキキャリパーをオーバーホール [EP82日常整備]
Blogの更新ができないうちにですねえ・・・年号が変わっていましたよ。なんですか?
令和って時代になっていましたよ。いつの間にか。
なんだか世の中は「超長いゴールデンウイーク」ってやつだったらしくて・・・ええ・・・確かうちの会社も右向け右だったような・・・
ダメなんですよ。私。
お休みが4日以上続くと、具合が悪くなる。
「はやく・・・早く会社行きてえ・・・ハアハア・・・」
ってなっちゃうもんで。
なので、EP82の整備日以外は、会社を開けてました。私。ええ。このBlogの更新もせずに。
さて、連絡事項。(誰に?)
来月のJoy耐2019に出場します。申し込み完了。
車両は・・・昨年入手したスプリント用車両で散々準備をしてきたのですが、挫折。
黒歴史決定です。
このゴールデンウイーク中に軌道修正。エンジンだけ手作りEP82に載せ替えて、出走することにしました。
載せ替えてエンジンがかかることだけは確認できたので・・・なんとか、JOY耐本番までにチェック走行は済ませたい。
で、今回の記事は・・・手作りEP82編最終回になるはずだったディスクブレーキキャリパーのお話。
だいぶ前にフォークリフト修理係にオーバーホールしてもらったキャリパーを使い続けてきたんだけど、さすがに交換しないとまずい。
以前、フォークリフト修理係が洗浄してくれたキャリパーセットがある。
で、だーいぶ前に買っておいたキャリパーオーバーホールキットもある。
中身を全部取り出して・・・ゴックンちょ。
大丈夫。できるぜ俺。フォークリフト修理係がオーバーホールしている様子を何度か見てたもん。
大丈夫。やればできる子。行くわよ!(誰?)
まず、溝のところに黒いゴムシールをはめ込んでみる。
で、ピストンにラバーグリースを塗りたくって、パコって、はめるんだよ。キャリパーに。
ハメっこハメっこ・・・ハメっこがうまくいかない。
あれだアレ。ほら。あったでしょ。ブレーキパッド交換の時にキャリパーを広げるやつ。
あの工具を使ってみよう。
う〜ん、う〜ん・・・すごく締まってる!!全然ハメっこができない!!!
何かおかしい。こんな道具を使わないで、フォークリフト修理係はスコッてハメっこしてたと思う。
やっぱりうい〜んウイーンって、電動で動かないと・・・(は?)
AE86レースの彼に相談。
「違うって。そんなにグリースを塗らない。道具なんて使わないで、このピストンがちゃんとスライドしないとダメなんだ。グリースを薄くして、手だけでハマるはずだぞ。」
そうなの?
んじゃ、次は、このゴムカバーをつけて・・・
で、針金をニッパーを使って、入れ・・・こむっ!
おっしゃ〜!なんとか形になったぞ。
で、次はピストン。
ピストンにもラバーグリースを塗って・・・
よしっ!よしっ!できた!!
1つ出来上がったところで、AE86レースの彼に見てもらう。
「お〜。できてるできてる。両方これで終わったんだろ?」
「違う。片側だけ。」
「・・・・もう、夕方だよね。1つに半日かけたの?」
「うん。全然ハメっこがうまくいかなかった。いつもなんだけど。」
「変な言葉を使わない。普通、キャリパーオーバーホールに半日かけないって。半日あったら、新旧交換まで全部終わってるぞ。だいたい、このべちょべちょ感なんだよ。いつも思うんだけどさあ・・・付け過ぎだよ。なんでも。これ、拭き取ってから組み付けしてね。本当に萌えるよ。じゃなかった。燃えるぞ。」
後日、もう一つも組み上げて、車両に組み付けてみた。