トランスミッションマウントのネジが脱落するようになった。 [EP82日常整備]
う〜ん・・・天気予報当たってますね。今、外を見たら雪。それも結構な勢い。
明日の朝・・・積雪2mで駅にたどり着けないかも。
どおりでなんか寒いなあって・・・体温を測らないと。よっこいしょ。
ああ・・・いや、ここのところのなんとかウイルス(Covid-19って言って)騒ぎのせいで、毎朝体温を測定するようになったんですよ。
ただ測定するだけじゃちょっと・・・って思っていたら、iPhoneの「ヘルスケア」ってアプリケーションに体温を記録する項目があるんですね。
なんかまあ・・・がぜんやる気。(なぜ?)
我が家で体温計を探したら・・・なぜか3本。
我が妻に念のため確認。
「ねえ・・・なんで我が家には、電子式体温計がこんなにあるんだい?」
「電池が無くなったから。」
「え〜・・・とね。普通、電池が無くなったら、電池だけ交換するよねえ。なぜ本体を買っちゃうの?」
「だって交換がめんどくさいんだもん。そんなこと言うんだったら、やってよ。」
ふう・・・我が家には電子式体温計が3本もあるのに使えるのは1本だけだったよ。
それで測定・・・いやいやいやいや。他の2本も電池を交換しよう・・・と思ったら・・・
それぞれ電池の規格が違う。
聖地秋葉原では・・・逆の迷いが・・・同じ電池に見えるんだけど・・・LR41・・・いやSR41ってのもある。なんだ?これ。
まあ・・・交換自体が精密ドライバーを必要とする作業だから・・・つおそうなSR41って方にしておこう。
面倒くさい交換作業が終わって・・・さて、測定。私の体温はいくつなんだ?
35.0℃
・・・なんか・・・なんか低すぎないか?随分古いみたいだからなあ・・・別の体温計でも測ってみよう。
「アンタ、体温、いくつだったの?」
「いや・・・なんか・・・今、もう1つので測ってみてる。」
・・・・35.1℃
「冷血動物?」
いや、そういう言い方はどうかと思うよ。
「変だよ。私なんて、会社から37.0℃超えたら、会社に来るなって言われてるんだよ。普段から、37℃近辺が平熱なのに。昨日なんて、ちょうど37.0℃だったから、会社に行く前に服全部脱いでもう一度測定したんだから。寒かったわ。」
いや・・・我が妻よ。私がいないところで変なプレイをしないでくれ。
普通に他の電子体温計で測定してもらえないかな。今日から3本データを取れるから。毎日3本のデータをとってだな。中央値と標準偏差を求めて・・・あ、いってらっしゃい。
え〜と、我が妻が豪雪の中、出社されましたからね。本題に入りますよ。
2019年のJoy耐に完走したEP82は・・・色々と変なことが起きてた。
またトランスミッションマウントのネジが脱落してた。
練習走行時には、ミッションが完全にボディから落ちて、ドライブシャフトを引きずりながらピットに戻ってきたんだけど・・・
7時間の決勝では、6本のネジのうち、3本が脱落して、それでもなんとか走りきったらしい。
そういえば、オーナーが「ブレーキも効かなくなっていたんだけど、ミッションも入りにくかった。」って言ってた。
セーフティーローダーでの回収時には、そんなことは感じないで、普通にガレージに納められたんだけど・・・
一体何が起きてたんだか。これまで6回JOY耐に出場したけど、ネジが脱落するなんて初めてだぞ。
ボディ側のマウント・・・確かにネジタップが薄い・・・感じがする。
ミッションケース側も・・・手前側のネジタップが消失してる。う〜ん・・・
このミッションケースって・・・2010年にエンジン作る時に購入した中古エンジンに確か付いてきた5速ミッション。
あの時は、「余計なのがついてきたなあ・・・エンジンだけ買ったのに。」って思ったものだった。
その後、2011年にボディを全損させた後、ミッションケースが使えなくなっていることが判明して・・・
TURBO用のミッションが載せられるんじゃないかって、わざわざ探し回ったんだよね。
フォークリフト修理係にバラしてもらったら、「NA用と全く共用部品なし。何もかもがサイズが違う。」ってことが判明して、捨てたんだった。
結局、保管ガレージの隅に眠っていたこの5速ミッションを使い始めて・・・8年以上になるのか。早いなあ・・・時間が経つのが。
まあ、普通じゃない使い方をしてきたしね。
2年に一度、エンジンを載せ換えないといけない(ブロー)状況が続いて・・・
その度にネジ穴をバカにしてきたりして・・・まあ、もう一度タップを立て直そう。
わざわざドリルで下穴を開け直したりしない。
タップハンドルを使ってなんとか・・・
ハンドルが入らない穴は、薄型モンキーレンチで慎重に回して・・・
それでも、なんだかうまくネジが入らない。
試しにミッションケースをしたからジャッキで上げてみたら・・・そうなのか。この作業が必要なのね。
今まで、ミッションケースを支えずに無理やりネジ込んでいたから、ネジ穴がバカになっていったんだ。
試しに筑波サーキットを走行・・・って、2走行予約していたけど、1走行で撤収。
もう、ネジが脱落している。
困ったぞ。この5速ミッションを捨てて、4速ミッションに載せ替え・・・でも、あの4速ミッション、LSDエラーだから、LSDもオーバーホールをしないと・・・
外車整備係曰く「いや、ミッションの載せ換えじゃなくて、ヘリサート作業をして、ネジ穴そのものを作り直したら?」
ヘリサート?何?それ。聞いたことがない。
「専用の工具が必要になるんですよねえ・・・古い外車の整備では、ネジ穴そのものの作り直しって結構必要になるんですよ。会社の工具持ってきましょうか?」
いや、趣味の世界に会社の財産を持ち込むのはまずいよ。う〜ん・・・いつも通り、自分達でなんとか・・・
車両に潜り込んで、ネジとにらめっこ。
「ネジを作り直すなんてなあ・・・車載されている状態なんだぞ。今のタップを立てるのでも、工具を回すのに難儀しているのに・・・本当にできるんだろうか?う〜ん・・・でも、ネジ穴対策をしないと、またトランスミッションが落ちる・・・」
・・・・あれ?
そう・・・だよ。何か・・・いつも同じネジが残ってる。bって書いてあるこのネジ。
ん????
何か・・・このbってネジがキーなのか?
そういえば・・・他のネジは、いくらロックタイトを塗っても、取り外してみると・・・ロックタイトが固化してない。何日経っても、べったり指についちゃう。
「ねえっ!ネジ箱にbって書いてあるネジが入ってない?」
オーナーがネジ箱を地面にひっくり返してくれて・・・
「あるよ。なんか・・・丁度3本ある。」
・・・多分確定だな。こりゃ。ネジを間違えたんだ。
全部「b」のネジに入れ替えたら・・・脱落しなくなりました。ロックタイトもちゃんと白く固化してしっかりねじ止めされるようになった。
なん・・・か・・・ね。
「同じネジサイズで、ネジがかかるんだから大丈夫だろう。」って突っ込むのはダメなんだ。この「b」のねじが使われているところ。まいったね。知らなかったよ。
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自分で塗装したプラスチックパーツは、7年が経過してどうなった? [EP82日常整備]
「筑波サーキットに行くんでしょ?どこかでトイレットペーパー買ってきてよ。」
「いや、うちにトイレットペーパーっていっぱいあるでしょ?いつもこだわりの日本製。サンリオキャラクターのやつ。」
「うん。まだ3袋ある。」
「じゃあ、いらないよね。なんでそんなものが必要なの?」
「TVでトイレットペーパーが無いって言ってる。みんな並んで買ってるんだって。」
「昭和か?あの古い映像を見たんじゃないの?いらないって。ほんとに。」
「い・い・か・ら・買・っ・て・き・て。」
「あ、はい。」
んも〜・・・つくばサーキットの近くにあるホームジョイ本田に・・・なん・・・だ?様子がおかしい。
すごく・・・すごく駐車場が混んでる。まだ開店して間もないのに。
車を停めて、入口に向かっていくと・・・いつもは入り口脇に積み上がっているトイレットペーパー類の置き場が・・・変。
ガラガラ。
は?
何?これ?
フォークリフトで積み上げて、いっぱいにティッシュとかトイレットペーパーがあるんだよ。普段は。
あのパレットが、一つもない。
パレットがあった場所には、お兄さん二人がなんだかションボリ立ってる。手に持っているのは・・・ティッシュだ。
いつも買ってる便利なやつ。箱じゃないビニールに包まれたティッシュ。
「すいません。もう、これしか売るものがないんです。お一人様、1個です。あと・・・あと3つ売れちゃったら、この残りの1袋を開けて、”お一人様1枚づつですって言わないとおおおおお〜”」
あ、いや。若者よ。ウチには十分予備がある。いつもここでどっさり袋分けされてるやつを買わせてもらってるよ。困っている人に売ってやってくれ。
なんだいったい?
紙なんて、静岡と四国にたくさん工場があって、みんな紙の値上げができなくて、苦しんでたんだぞ。なんでこんな事態になっているんだ?
「トイレットペーパー類は、全く無かった。」って我が妻に言おう。多分、不機嫌になるだろうから、念のためマスク売り場を・・・うん。そうだよね。あるわけが無かった。
前回のSARS騒ぎの時におかしな風習が定着してしまったと思ってたけど、「健康なのにマスクをする人」を「おかしい」と思わなくなってしまった。
海外のドラマでもたびたび「日本人のマスク姿は、本当に慣れない。」とかって指摘を受けてきて、しかも「マスクをしているのは日本人」ということで、海外で強盗事件等が発生してきたんだけど、今回のなんとかウイルス(COVID-19って言って。)騒ぎでさらに先鋭化してしまった。
あまりにおかしいので、わざわざWHOが2月27日に手引きを出す事態になったんだけど、多分是正されないだろうなあ・・・
本当に必要な人達、今だと花粉症の人や、医療機関関係者の人達に届けられるようにしましょうね。
はい。すこ〜し、みんな、胸に手を当てて、目をつぶってみて。
「なんか・・・少し前まで”ゆとりは”とかって若い人達を指差してた連中は、”そもそもみんなと同じことをしなさいっていう日本の慣習がおかしいんだ。”とかって言ってなかったっけ?」
アレ?そのマスク・・・・あれ?
「みんながするから、同じことをしよう。」
あ、う〜ん・・・日本人ですから。
何も考えないの。
「みんなと同じことをやってれば安心。だって、偉い人達もマスクしてるもん。」
うん。そうなんだよ。
みんな、昭和の考え方が滲みついてるのさ。21世紀に生まれた人達も含めてね。
はい本題。
ついに「で、車の話はどうなった?」と面と向かって聞かれる事態になってきたので、このBlogの記事を本来の記事に戻しますよ。
2年連続でJoy耐を完走することができたEP82は・・・なんだか色々大変なことになってた。
正直、「なんでこれで完走できたんだ?」ということがたくさん起きてて・・・
ま、これからはそんなお話になります。
まずは、気が楽な順に「塗装のお話」をします。今回。
2012年に現行車両を製作した時に3カ所を黄色にペイントしました。
ホームジョイ本田で販売されていた「2液混合タイプウレタン塗料」スプレーを使って。
あれから7年ほどが経過して、どんな感じになったか?
フロントグリルは・・・特にハゲ等なし。
左ドアミラー・・・黒いポツポツが・・・
右ドアミラーもポツポツと黒い斑点が・・・
リヤウイングは・・・まあ綺麗。
この車両を製作した当時、オーナーが2007年暮れに買ってきたオリジナルの車両に近づけたいと思って、黄色の塗料を吹いたんだけど・・・実は、塗装した当時は、「すぐにパリパリ剥がれてしまうんじゃないか?」って恐れてた。
このリヤウイングの裏面が黄色く塗装できなかったのもホームジョイ本田の黄色い缶スプレーを全部買い占めても足りなかっただけじゃなくて・・・途中で自信がなくなったから。
とにかくちゃんと綺麗に黄色く塗ることができなくて・・・
黄色いスプレー缶がなくなるたびに何度もホームジョイ本田を往復したけど、棚の黄色い缶を全部買ってもリヤウイングを塗り切ることができなかった。
あれからあっという間に7年以上の時間が経過したんだなあ・・・
この車両を製作した当時、こんなに無事に走っていられると思わなかったし、そもそも活動がこんなに長く続けられるとも思ってなかった。
さて、ドアミラー周辺の黒いブツブツが目立つようになってきたから、再度塗装してあげよう。
どうやら、前回の塗装は、ちゃんと定着させることができたらしい。
前回と同じ道具を使って、下地処理をスタート。
ドアミラー周辺の黒いブツブツは、タイヤカスが当たるから。
この車両には、ウインドウネットが装備されているからよく窓を開けて練習走行をするんだけど、フルフェイスヘルメットのシールドは閉めておかないと危ないのだ。
一度、うっかりシールドを閉めずにコースインしてしまったことがあって、コーナリング中に前走車が跳ね上げたタイヤカスが、右目にぶつかってきてすごく驚いたことがある。
そんなタイヤカスに負けない下地を作らないと・・・と思ったら、問題発生。
この写真の真ん中のスプレー。
「p.pミッチャクロン」っていう下地処理の要なんだけど、案の定・・・7年前のスプレー缶は壊れていて、もう、吹いてくれなかったよ。
方針変更。
手持ちの紙やすりで、ガジガジ削る。
削って削って・・・・
7年前は、マスキングテープと新聞紙でカバーをしたんだけど・・・時代は変わったもんだ。
こんな便利な道具が売ってた。「養生マスカー」っていうんだって。
養生マスカー・・・買った量が足りなかった。
そこそこカバーして、脱脂処理に移ろう。
プレソルベントも無くなっちゃったから・・・とにかくシリコンリムーバーも使って、やすりがけをした後を拭きまくる。
缶に書いてある取扱説明書をよく読むと「吹いたところが濡れているうちに拭き取ること」だって。
養生マスカー・・・2巻だけじゃ、全然足りなかった。でも、部品周辺だけだから大丈夫だろ?
あ〜・・・う〜んと・・・これはだね。風が結構吹いてたのよ。
窓がね。窓が・・・黄色?う、うん?そんなことないよ。ない。本当に。
え〜とね。あ〜・・・養生マスカーを外した後の姿?
う、うん?
無し。無しだよ。写真。
まあ・・・なんていうか・・・・黄色くちゃんと塗れたよ。うん。大丈夫。(何が?)
あれだよ。アレ・・・・ほら・・・
「塗装をする時は、面倒くさがらずに車体全部をマスキングしようね。」
あ、うん?失敗・・・・????
してませんよ。失敗なんて。
「なんかうっすら黄色のスターレットに見える・・・・」
いかんな。みんな。まず、眼科に行け。心が綺麗な人は、うっすら黄色になんて見えない!!