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耐久レースでのマナーのお話 [2021本庄軽One耐久NNクラスで大失敗]



新人くん二人が私のセクションに配属されてきたんですけどね。

なんかまあ・・・只今、絶賛新人研修で眠気と格闘中って感じ。

可哀想だから、ちょっと表に連れ出すか。行ってみたかったんだよね。会社の近くにできた喫茶店みたいなところ。(このなんとかウイルス(Covid-19って言って)の真っ最中に飲食のお店が出店されるなんてねえ・・・勇気がある。)


男性3名でお店に入っていくと・・・平日真っ昼間なのに若いお姉さん方がいっぱいいらっしゃる。

みんなこちら見て・・・ああ、若者二人ね。二人の方をチラチラ見てるね。確かにかっこいいんだよね。マスク着けていてもわかる。うちの総務、水着審査でもしてるのかしら。毎年思うけど。


店員のお兄さんがやってきた。「いらっしゃいませ。何にされますか?」

「あ〜んと・・・二人とも、嫌いなものある?」

「何もないです。」

「うん、お前たちの頭のようだね。」

「・・・・」

「んじゃ、アイスコーヒー2つと、私はホットコーヒー。この二人には・・・プリンアラモードと・・・私はパンナコッタで。」

「お客様、今月限定で、さくらんぼのババロアがありますが・・・いかがしますか?」

「あ、じゃあ、プリンじゃなくて、二人ともババロアで。」

その時、新人の片方が一言。

「ババロアってなんですか?」


いや・・・あの・・・なんていうんですか?その瞬間、無音になったんですよ。周りが。

飲食店って、食器の音とかするでしょう?厨房とかで。あれも「・・・・・・」


お姉さんたちがこっち見てる。


「え〜と・・・アレだ。あれ。チミたちが生まれた20世紀末にはまだ発明されてなかったお菓子だ。最近の流行りなんだよ。ババロア。ま、食べてみな。」


店員のお兄さんが・・・なんか・・・恐る恐る持ってきた。二つ。手が・・・え?なんでそんなに震えてるの?え?なんで、何も言わずにさっと奥に引っ込んじゃうの?


「これがババロアかあ・・・初めて食べます。いただきま〜す!」

「ああ、初体験だね。甘酸っぱいねえ・・・多分、レモンの味じゃないぞ。」(?)

「うんめえええええ〜!!!!」(雄叫び)


「うるさい!黙って食べろ!!」(反射的に手が出てしまった。)

「おいっお前、食べるの早すぎるよ!」

ああ、うん。二人でそれぞれ個性があっていいね。食べる速度もマチマチ・・・え?もう、食べ終わったの?

(ほんとに皆さんがこの辺りを読む速度と変わらないぐらいのスピード)


・・・なんで私のフォークを見てるの?これは、私のパンナコッタ。まだ二口しか食べてない。

「下向いてアイスコーヒー飲んでなさい。こっちを見ない。あげないから。今ここで、はい。あ〜んとかってやっちゃったら、周りのお姉さんが、鼻血出して悶絶しちゃうだろ?」

「何言ってるのかわからないです。」


冷静だな。ド新人よ。


後日、総務のすんごい偉い人から呼び出し。

「新人研修、ご苦労さんね。大変だろう?」

「はあ・・・なんか、二人ともあまり喋ってくれないんですよね。最近の若者ってあんな感じなんですかね。」

「ああ、いや、”ダメな大人の例を見せる”って言って、そこに配属したんだ。あまり関わるなって言ってある。」

「・・・・・」

「でな。毎日、彼らには研修日誌をつけて、提出させているんだよ。」

「はあ・・・・」

「関わるなって言ってあるのに・・・なんか、先日喫茶店に連れ出したんだって?」

「喫茶店というか・・・色々なものが食べられるオープンスペースの良い店でしたね。まだ出店したばっかりなんですよ。」

「店の話を熱く語らなくていい。勤務時間中だろ?」

「はあ。」

「それってサボりだよね。」

「つまらないPowerPoint投影されて、夢の世界に行ってるよりはいいと思いますよ。」

「でな。ババロアってものを生まれて初めて食べたと。

「ええ、なんか雄叫び上げてました。うるさかった。」

「で、頭をブっただかれたと。」

「黙らせる必要があったので。」

・・・・パワハラじゃない?それ。事実なの?”昨年、新手のパワハラを生み出した人物だ。応対に気をつけろ”ってあれだけ二人に伝えてあったのに。」

「いや、あの・・・え〜とですね。事実と真実というものは違いまして・・・」


うんもおおおお〜!なぜ体験したこと全部書く!ド新人よ!!

絵日記でいいんだよ。新人研修の報告書なんて。全く。


え〜と・・・今回のお題は・・・確か予告してあった・・・そうそう。そうですよ。ちょっとまずいかな。って思っていた話を書こうと思ったんでした。


「耐久レースにおけるマナー」

のお話です。


あ、S耐はちゃんと”プロ以外のドライバー”は、マナー講習会受講が必須なんだそうです。

私がここで書くのは、「2007年以降の第二次活動において、参加した耐久レースで感じたマナーのお話」です。


さて、どう書いていくか・・・


私が思う耐久レースのグレードは次の通りです。

筑波TC2(見学だけ行った袖ヶ浦の走行会も恐らくここと同じ)→本庄軽OneNNクラス→エビス耐久&日光耐久→Joy耐


この順番で経験を積んだ方がいいです。途中を飛ばしてしまうと、無用なトラブルに巻き込まれます。


その好例が、先日出走した日光耐久で実際に起こってしまって・・・

この大会には、初代スイフトが出走していました。

初代のスイフトって、もう、街で見かけることも少ないよな・・・と見ていたのですが・・・どうも・・・

多分、全員じゃないんでしょうけど、恐らくこの車両のメンバー・・・今日がサーキットを走ることが初めて。って感じ。予選の段階で。


後ろから速い車がやってくると、明らかにオロオロして、コース内を動いてしまうんです。

「これはまずいぞ。4時間走りきれるか?何か事故が起きて、サーキットを走ることが嫌いになられたらヤだなあ・・・」


心配は現実になってしまって・・・決勝スタート数時間後、初代スイフトのリヤバンパー・・・ゴトゴト引きずりながら、緊急ピットイン。

リヤ側・・・ということは、誰かに当てられたか。と思ったら、トップグループの車両も緊急ピットインしてきた。そちらの方が明らかに重症。


スイフトは、バンパーを取っ払って、再びコースインしたけど、いやいやそれは黒旗掲示だから。

(その後、リヤバンパーをガムテープでぐるぐる巻にして、彼らは完走しました。)


私はいつも「一番遅い車両」をドライブしているので、自然と癖がついてしまったのだと思うのですが、この日光耐久の時も、「コーナーに入る前にバックミラーに映る車両に譲るラインどり」を自然と意識しています。

それでもこの日光耐久の時は、「ごめん。コーナーが遅すぎて、みんなが詰まってしまった。」という事態になる場面があって・・・

そんな時はどうしたかというと・・・コーナー脱出後、「ここにジッとしているから、みんな抜いていってくれ。」


左右からぶち抜いていってくれます。トップグループはみんな腕が立つメンバーなので。彼らは躊躇なんかしない。(そのはずです。その大会で一番速いメンバーが揃っていないと耐久レースのトップは走り続けられないのだから。)


「アウト側に動くと危ないと感じたら、とにかくじっとしてる。上手い人たちは、見切って抜いていってくれる。」


逆にいうと、”速い車両”は、他車を引っ掛けてはいけないんです。引っ掛けたドライバーは、その大会のへたくそ大賞受賞者です。


これが、私の中で一段クラスが低い本庄軽One耐久レースNNクラスになると・・・

困ったことに「追いつかれた側が、ブロックライン」をとってきます。


まあ・・・「わかるよ。その気持ち」って車内でつぶやいていましたよ。レースやってる気分になれるものね。後ろの車両をうまく抑え込めると。


本庄軽One耐久NNクラスでは、「他の耐久レースでは絶対体験できないこと」があるんです。

それは、「最高速度が、参加車両全てが全く同じ。Honda車を除いて。」(なので、Honda車は別クラス扱い)


車内から観察していると、シフトアップポイントの違いだけで、トップエンドの速度は全く同じです。どの車両も。

なので、この大会は、まさしく「ドライバーの力量とコーナーリングの車両セットアップ」が決定的な差となるのですが・・・


「速い車両に追いつかれた側」が、「コーナーでブロックラインを取り続ける」それも「耐久レースなのに」


全く意味がないです。もう一度書きます。

その行為に全く意味はない。


「トップスピードの差がない大会で、自分の後方から速い車両が迫ってきた。」

「力量の差」を素直に認めるべきです。

大丈夫。ドライバーの差じゃなくて、車両のセットアップの問題。恐らく。さっさと後方から迫ってきた車両を前に出した方が、自分のペースで走れるんです。前に出した後、その車両について行くことができたら、自分の力量が一段アップしたことになります。大会中に。


この本庄軽One耐久NNクラスは、「決勝中に少なくとも10回のドライバー交代」をしなければならない独特のルールがあって・・・


電子ボードの順位表は、その時点での正しい実力値を示していません。


「自分の後ろから迫ってきた車両は、すでに決勝周回数が違う。」可能性が高いんです。同一周回だっら、ブロックしてみても・・・まあ、意味があるのかもしれませんが、この大会は、同一周回数であることをお互いはっきりわかっているのは、トップクラスの数チームだけでしょう。


速い側は、かなりイライラします。イライラする大会です。本庄軽One耐久レースNNクラスは。

ただ、繰り返しますが、「速い側が、遅い側を引っ掛けたら、引っ掛けた側がその大会の下手くそ大賞受賞者」です。


大丈夫ですよ。10分・・・長くて15分イライラをコントロールするんです。自分の中で。

競技速度で人が集中力を保てるのは、最初の10分・・・長くて15分です。だから、スプリントレースのほとんどが15周までの周回数なんです。


15分経ったら、前を塞いでいる車両は、ブレーキングで甘さが出ます。

ただ、抜きにかかる時も、「ブレーキングで100%」にならない進入の仕方をしないといけないです。

相手は、再びあなたに向かって被せてくるかも。アウト側から。


今年の第一戦でも、私は何度か、イン側の縁石に大きく車体を載せて、引き下がりました。タイヤのグリップを余らせて、ブレーキング中に左右に動けるようにして抜くアプローチをとっていました。相手は、「車がぶつかるとどうなるか?」を恐らく体験したことがない。


軽自動車で衝突事故を起こしたら、まず間違いなく転がるんですけどね。(もし、腕が外に出てしまったらアウトだ。)


まとめると次のようになります。

1)耐久レースで追いつかれた側は、素直に後続にラインを譲ること。あなたが競っている(つもりの)相手は、実は、全く違う周回数かも。


2)後続に追いつかれて、動くことが危険だと感じたら、そのままその位置をホールド。不用意にコース幅を使うような動きをすると事故になります。


3)追いついた側は、イライラしない。遅い相手に近づいても、アウト側から抜くのは余程の場面のみ。相手は、あなたをイン側に譲ろうとアウト側に動くかもしれない。(何年か前のJoy耐でいたんですよ。練習走行中にEP82をアウトから抜こうとして飛び出していったVTECシビックが。練習走行中にそれをやるってなんだろう・・・車を整備してくれている人たちのことを考えたら、その選択はないだろう。)


4)イライラしても10分か最大15分自分をコントロールする。前方の遅い相手はどうせ疲れてくる。それからゆっくり料理すればいい。


さて、月末は、Enjoy耐久”Joy耐”です。

行くぞ。約束の地へ。

2016年に積んだラインオフそのままのノーマルエンジンで、今年の大会も完走してみせるぞ。


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