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本庄軽One耐久NNクラス第三戦に参加しました。 [2021本庄軽One耐久NNクラスで大失敗]


もう、この記事を書いてもいいでしょう。緊急事態宣言は解除されましたしね。

Joy耐メンバーだけでなく、私の会社関係者も含めて、切り抜けましたよ。なんとかウイルス(Covid-19)を。

まあ、「マスクは、なんとかウイルス(Covid-19)を防いでくれない。ワクチン2回キメていても、罹患しないということではない。」という点は変わらないので、これからも特に手洗いを徹底するようにします。


真夏の朝7時。

GOLDEX本庄モーターパークの門をくぐる。

わずか半年で・・・復活したのだ。本庄軽One耐久NN車両が。


あの「お空に飛んだ白いミラ」を修理したのではなくて・・・全くの新造車両。

半年で組み上げちゃったんですよ。TTC1400大ベテランドライバー様が。

お空に飛んだミラを回収した時点で、「まあ、もし復活するとしても1年後だな。」って思っていたんですけど・・・

なんだろう・・・このガッツ。


と、競技車両の脇にピカピカのミラが到着。いや・・・これは5ドアだから乗用車か。降りてきたのは・・・

外車整備係・・・え〜・・・いつものZは?

「車、買い替えました!Zを売って、このミラのセダンにしました!」

「え???いや・・・なんで・・・あのZ33ものすごく大切にしてたのに・・・」

「この間のJoy耐で、予備車大事だなって。あんな大トラブルがあったのに走り抜いたことに感動しました!なので、今度は自分が、通勤車両でミラを使っておこうと思って・・・」


ああ・・・うん・・・また一人犠牲者が・・・


このBlogでさ。時々書くけどさ。なんか・・・まあ・・・申し訳ない。人生踏み外させちゃって。

大事に乗ってたZからとっくの昔に生産終了になっているミラのセダンに乗り換えるって一体・・・

「お金、いっぱい余りました。元々、ミラのバンの方を買いに行ったんですよね。お店に着いたら、もう買われちゃって・・・隣にあったこいつでいいですって言って、引っ張ってきました。」


・・・そんな感じ?


全員で出走準備を開始。今回は、とうとうTTC1400の彼まで引き込んでしまった。

「今日は、暑くなりそうだからさあ・・・テントを持ってきたんだよ。みんなで組み立てよう。」

大ベテランドライバー様が出してきたテントキットは・・・なんだか複雑。

オーナーとうんうん言いながら組み立て始めて・・・挫折!

なんだこれ?どうやっても骨組みを組み上げられない。

「あ、ごめん。固定する部品、忘れちゃったみたい。」


・・・・広げたパーツ群を全員で黙って収納する。

予選開始時間まで、全員で、椅子に座って・・・・ものすっごいピーカン照り。

下を向いて、アスファルトの模様を眺める。なんか・・・ポツポツと黒いシミが・・・

大丈夫。これは汗。涙じゃない。


「あのう・・・」

なに?

隣のチームの若者たちが何か大きな布を・・・

「僕たち、テントが余りました。どうぞこれ、使ってください。テントを組み立てなくても、この天井部分だけをそのミニバンのリヤゲートに引っ掛ければ、結構大きく太陽を防げますよ。」

「ふおおおおお〜!ありがとうおおおおおお〜うううう!!!!!」

「いやあ〜今時の若者は、人間ができとるのう〜!」

感謝。ものすっごく感謝。

「いや・・・なんか、おっさんたちが全員直射日光を浴びながら、椅子に座って黙って地面を見ているって・・・なんの修行かなって・・・不気味だったんで。


いやあ・・・まさかのテントを借りられると思わなかった。ものすごく助かりました。本当に。

今回、第一戦の頃の反省で、ツーリングワゴンではなくて、ミニバンをサービスカーにしたのですが、それと相まって、テントが必須だったことを思い知らされました。彼らが助けてくれなかったら、本当に厳しい1日をすごすところでした。


予選の40分間走行は・・・第一線の時と同様、まるっきりの練習走行。前回と同様16位。

でも、今回は、出走台数そのものがものすごく多いのだ。とうとう29台ですよ。29台もこの小さなコースに集まって、5時間ぐるぐる・・・・ゾッとする。(?)


案の定、5時間耐久レースがスタートしてすぐにセーフティーカーが介入する事態。

私なんて、出走準備ができてなかったですからね。飛び込んできた大ベテランドライバー様に代わり、外車整備係に走ってもらう。


自分の順番がやってきて・・・いつものことなんだけど、この車両、ブレーキのタッチがいつも変わるのだ。

ゆっくりコースを回って、感触を確かめた後、車両そのものの動きも確認する。

「今日は大丈夫。第一線の頃とはセッティングも違う。ちゃんと1日走ることができる。」


狩りの時間だ。


バンバン前方の車両を抜いていく。ただし、絶対に接触させないように。


相変わらず・・・皆さんこちらが完全にイン側に侵入しているのにも関わらず、寄せてくるのだ。相手を見ているのか見ていないのか・・・見ていないことを前提に(筑波で、同じことをしていたらブラックポール掲示になります。)コーナリング中にも関わらず、ブレーキを踏み直したり、大きくイン側の縁石に乗せたりしながら、回避行動を取る。


速い車両群には、みんなの手本になってもらいたかったんだけど・・・明らかにコース外走行を堂々と繰り返すチームもいて・・・大会中、何度も注意喚起放送は入ったんですけどね。


この大会、ボディが無傷なままの車両はどれだけ残ったのか・・・

とうとう、大会の終盤、ベテランドライバーさんに若いチームメンバー全員が直立不動で立たせられて、厳しい教育的指導を受けていたチームがいましたからね。その脇には、ベタベタにガムテープが貼られたアルト・・・

激しい叱責を受けている様子を側から見ていて・・・「やっちまったなあ・・・あんたら。まあ、車だけが怪我をしているうちはいいけどさ。怒ってもらえるってありがたいぞ。」


我々は、無事、無傷で5時間を走り抜きました。

表彰式終了後、みんなでワクワクして結果表を待ちかねると・・・大ベテランドライバー様だけが暗い顔。

「なんか・・・おかしい。決勝も16位だって。」

「?????」

「え?なんで・・・いっぱい抜きまくった1日だったのに・・・」


よくよく決勝結果表を確認すると・・・ペナルティの文字。ん???


今日1日を振り返ってみると・・・最後のドライバー交代が終わって・・・みんなで万歳したっけ。

「やったぜ。これで無事に完走だ!車、壊してないぞ!!」

みんなで喜んで・・・喜ん・・・で・・・ドライバー交代したことのサイン・・・し忘れた。

全員、舞い上がって、そう・・・この大会の落とし穴にものの見事にハマったんだね。俺たち。


なんかですねえ・・・完走してみてわかったんですけど、この大会、コース上の速さじゃないですよ。決勝結果。

どうも、「ドライバー交代10回」という独特のルールをどうこなすかがね・・・決勝順位のキーポイントになるみたいです。

なので、みんな車を大事に乗ること。ダメ。接触。絶対。


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