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決勝は、なんとかチェッカーフラッグを受けることができました。 [JOY耐2022]


2022年夏の参院選終わりましたねえ。

この結果を持って、日本は憲法改正へ舵を切ることができます。

一人の政治家の命と引き換えにね。その政治家一族が戦後、悲願としていた事が、命と引き換えに具体的に動き出すことになりました。

後年、今年の夏の出来事が、子ども達の教科書に載るような時代が来るのか・・・歴史家達が判断することです。

少なくとも、今、日本の隣の国が起こしている戦争に対し、何もリアクションをしない事を堂々と口にするような政治家とその一派に対し、実のところ国民は、きちんと判断ができているということを示した選挙結果になりました。


さて本題。

5月のゴールデンウイーク最後の日のお話をまだ書いていますよ。このBlog。

毎回だけど、月イチの更新で申し訳ない。毎日たくさんの人が訪問してくれているのに。


2021年の大会から、Joy耐は決勝スタート時間が1時間繰り上がっています。

スタート進行開始が9時、チェッカー後、サーキットを離脱したのが17時50分でした。表彰式やっている最中の離脱になってしまって、関係者の皆さん申し訳ないと思いながらね。


1時間繰り上がりということは、その事前準備も当然繰り上がっているわけで・・・

我々は、6時半前には全員集合。

前日にガス抜きも完了しているので、出走前点検にやってきた係員さんに「ガス入ってないです。」と言って、スタータをかけて終わりかと思ったんだけど・・・ダメだった。きっちり厳しかった。いつも通り。

「ガスが本当に抜けているか、チューブを接続して給油缶まで伸ばしてください。また来ます。」

あ、はいはい。


結局、ボンネットを再び開けて、フューエルチューブを外だし。

再びやってきた係員さんに「スターターをかけてもエンジン始動できず、チューブからガソリンも出てこない。」事を見せて、やっと車検場に向かう事を許されました。


全員で車検場に向かってEP82を押す。

「車体軽いよ。初めてじゃない?アライメント調整をやってもらった状態で、決勝を走るの。」

「そうだねえ・・・いつもグランドスラムエスプリさんでアライメント調整をやってもらっても・・・土曜日には、フロント周りを全バラシしていたからね。毎回。」

そんな話をしながら、車検場に・・・アレ?


・・・・誰もいないよ。いつもと逆方向に車検場を入るように誘導されてきたけど、間違ったかな?俺たち。

と思ったら・・・そうじゃなかった。我々が今大会の決勝前点検第一号だって。すごいよ。そんな日が来るとは。

毎回毎回、「もう、給油時間が終わっちゃう!」とか言いながら、ギリギリで給油所を向かっていたのが嘘みたいだ。

車重測定も特に指摘事項なし。全員、意気揚々とガススタンドに・・・と思ったら、なんだか無言になってた。

「俺たちが、ガス補給一番手なんてさあ・・・今日、絶対何か起こるよ。

「ああ、うん。そう思ってたけど、口に出すのやめようか。日本には、言霊という御言葉があってだな・・・」


結局、この予感は当たります。

決勝スタート後、第2走者の段階で、他クラス車両に左リヤタイヤ付近に突っ込まれて、その後は、困難な走行を強いられる大会となりました。

全員が余計なピットインを強いられ、その度にボディ修復とタイヤ交換・・・今回、タイヤを多めに持ってきたのは、この為だったのかと・・・いつも通り決勝6本で大会にやってきていたら、途中リタイヤを余儀なくされるような破壊のされ方でした。


「もう一度、リヤタイヤ異常で入ってこられたら、タイヤが無いよ・・・」なんて言っているところにTTC1400の彼が登場。なんか・・・ビニール袋をぶら下げてる。すごく重そう。

「ぶつかってきたドライバーさんが、ものすごく謝りながら、これをくれたよ。」

みんなで中を見ると・・・ドリンクがたくさん。大変大変。

「これ・・・セブンイレブンに誰かが行って買ってきたってこと?決勝中に。」

「あ、セブンイレブン行ったんなら、俺、カレーパンが欲しかったなあ・・・ショーケースに入ってるやつ。美味しいよね。アレ。」

「そうじゃないでしょ。そんなに気を使わなくていいのになあ・・・決勝中の事故なんだから。」

ああ、うん。ドライバーほったらかしです。ピットロードに誰もいない。うちのチーム。

みんな、セブンイレブンの袋に夢中。実際、その後は、決勝中のドリンク補給に使わせていただきました。


最後のドライブは、私が担当だ。

今年も、なんとか私まで順番が回ってきた。みんなが大会を走る事ができてよかった・・・と思いながら、走り始めて・・・ドライブに集中できたのは、最初の数周だけだった。

「なんか・・・この車、おかしい。」

ストレートでもステアリングを左に保持していなければいけないのは、想定内。何しろ左から突っ込まれたんだから。

ただ、フロアからの振動が・・・いや、21年大会の予選時とは違うと思う。でも、何か音が出ている・・・出ているような気がする。何か、加速もうまくできないような・・・


もう、全然ドライブに集中できない。正直、今年が夏の大会でなくて良かった。体はものすごく楽だ。


「ピットに入ってチェックしようか・・・でも、余計なピットインをするわけにいかないし・・・いや、この時間帯にトラブルでコース脇に止めたら、そこでおしまいだ。どうしよう・・・」



私もピットイン。

これで、最初のドライバー以外、4名全員が担当時間内に複数のピットインをすることになりました。今大会。

フロントをジャッキアップしてチェックしてもらうと・・・TTC1400大ベテランドライバー様が一言。

「左のドライブシャフトから、グリースが飛び出してる。」

「あ、それは、いつものことです。グリース入れすぎなもんで。」

みんなが、下回りを綺麗に拭き取ってくれた後、再びコースイン。


どうも・・・気のせい・・・だったみたいです。その後は、音も振動も気にならなくなりました。

今年も全車両に一生懸命抜いてもらう走りをしながら・・・残量計の警告灯がついたメータとにらめっっこ。

コントロールタワーギリギリのところで、チェッカーフラッグが振られていることに気がつきました。


これで、JOY耐7hを8回出走して、6回完走。

うち3回は、2016年春に搭載した同一エンジン(ノーマルエンジン)で達成。

今年は、30Litterの燃料補給を各回行って、チェッカーフラッグ時は、残量警告がついた状態での完走となりました。

今までは、燃料が余ってしまう完走の仕方だった。

これまでで、最多のピットイン回数(周回数が非常に少なかったということ)で、この残量の状態だと・・・

ノーマルエンジンでのJOY耐は、この辺りまでが限界かなあ・・・

1年あるので、打ち手を考えてみます。


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