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Makuakeで商品を購入しようとしたら、お金だけ取られて現品が来なかった話 [雑談]


有象無象の愚民どもがなんとかウイルス(Covid-19って言って)のことも忘れたかのように浮かれおって。

ああ・・・いや、出だしから気分がささくれていて申し訳ない。いつも通り記事の更新が・・・ここ数ヶ月、本当に滞りがちだったんだよ。

どうにもね・・・この秋以降、お金にまつわる嫌な話が多くて・・・今回は、そんな話。

車の話じゃないので、いつも訪問してくれている皆さんは、ここから先は読み進めないほうがいいかなあ・・・恐らく、ものすごく嫌な気分になる話を書くので。


いくつかあるのだけど・・・まあ、2つだけ書くかな。


まず、最初は、ヤフオク!での話。

EP82のLSDを予備に欲しくて、ちょうど「EP82 NA用ミッションLSD付き」というのが、ショップオークションで出ていたので、落札したんですよ。6万円で。


運輸会社の倉庫に引取りに行って(重量物なので、個人宅には配達してくれなかった。)、木のパレットと樹脂バンドを解体してから、フォークリフト修理係のところに持ち込んだところ・・・


梱包材のビニールを解き始めたところで止められた。

「これ、ダメです。TURBO用のミッションです。NA用と共通部品はありません。一目でわかる。」


ショップが出した品で、そんなことあるのか?と思ったんだけど・・・まあ、念の為、梱包を全部外して、事前に持ち込んでいたNA用ミッションと比べてみたところ・・・デザインが違う。っていうか、色々なところが大きい。ああ・・・やられた。


「捨てるよ。金物の廃棄業者が引取りに来ることがあるでしょ?その時に渡してあげて。」

「いや、NA用と紹介があったんでしょ?抗議したほうがいいですよ。こんなの。」


フォークリフト修理係の助言に従って、出品業者に説明を求めたところ・・・

「現品を戻してください。返金させていただきます。」


いやいやいや・・・木のパレットバラしちゃったんだよ。今、この手のパレットって、廃棄物の取り扱いを嫌がられて、売ってもらうのも難しい。しかも、わざわざ運送業者の拠点に持ち込まないといけない。


結局・・・2万円値引きしてくれることになりました。現品は手元に残った。用途がないTURBO用ミッション。

AE86レースの彼に話したところ、何か彼が使える部品が・・・あるらしいです。このミッション。

丸ごとあげることにしました。金物回収業者に持っていくにしても手間がかかるからね。はあ・・・

実は、このBlogで報告していないけど、ヤフオク!でのEP82 NA用部品って、要注意アイテムなんですよね。

結構色々とTURBO用部品を掴まされています。ただ、今回のミッションの話はひどかった・・・


今までは、「しょうがない」で済ませてきたけど、初めて出品者に抗議したら、だいぶ長くキャッチボールをする羽目になって・・・

まあ、あれですよ。アレ。

オークションでの魔法の言葉「ノークレームノーリターンで」が、通用しちゃう世界ですからね。リスク過大な取引ってことです。


で、もう一つの話。これは、春先から始まっていた話なんだけど・・・

クラウドファンディングって知っていますか?

「アイデア商品を世の中に売り出すために、まずは、支援者を募ります。」という形のまあ、マーケティング活動の一環です。企業の。

最近成立した例で、有名なところだと・・・Canonが「望遠鏡に撮影機能を持たせた」デジカメの話とかかな。


私もすでにいくつか入手した物品があります。

で、引っかかったプロジェクトが今回のお話。

Makuake(マクアケ)というクラウドファンディングサイトで、LEDシーリングライトのプロジェクトがあったんです。



HomeKitという言葉がみなさん聞き慣れないと思いますが、これは、まあ、簡単に言うと「Siriに向かって"電気つけて"」と話しかけると、ライトが点灯するって規格です。(もっと色々できるよ。電灯周りだけじゃないよ。)


ワクワクして申し込みしました。3台。4月の初めに。

CL-12WIFI

現品の到着をドキドキしながら待ったんだけど・・・・Joy耐が終わり、夏が来て、秋になっても・・・届かなかった。

いや、まあ・・・今までのプロジェクトで、すごく時間がかかったものは、半年ぐらい待ったから・・・


待った。待ちましたよ。今年の終わりまで。

それでもさすがに8ヶ月経過して、何も音沙汰がないと言うのは・・・何かおかしい。

(株)ビームテックに問い合わせを入れようと・・・

ホームページのお問い合わせフォームを開くと非常に不思議な文言が・・・

「ECサイト(楽天、Yahoo!、アマゾン等)でご購入後の連絡は、各サイトのお問い合わせフォームよりお願いします。こちらでは返答できかねます。」


ん????

自社の製品についてのお問い合わせなのに問い合わせルートを絞るって一体・・・


仕方がないので、Makuake側で問い合わせをしようと・・・問い合わせフォーム・・・・ものすごく探し回って・・・わからない。

メディア対応用の問い合わせフォームは存在するけど、ストアでの商品購入者向けの問い合わせ窓口がない。


仕方がないので、毎日のように送られてくるプロジェクト紹介メールの中に「アンケート」があったので、アンケートフォームに記入していたところ、「インタビューを受けられますか?」と出てきたので、OKと答えておいた。


で、購入時の記録を読み直してみると「実行者へ問い合わせ」というフォームを発見したので、そちらにも商品が到着しない旨を記入しておきました。「Makuakeとして対応するということじゃないのか?」と思いながら。


返事が来ました。返事が来ましたよ。12月5日に。何も反応はないだろうと諦めていたんだけど。

「失礼しました。システム連携がされておらず、受注状態が把握できておりませんでした。ご注文はキャンセルいたしました。宜しくお願いします。」


正直、予想していなかった答えで・・・現品を届けるんじゃなくて、注文キャンセルって一体・・・


これでおしまいです。これで終わり。インタビューの話・・・どうなったんだ?あのアンケート。


5月に3台分74,697円がカード会社から引き落としされていたのですが、返金なし。

カード会社に問い合わせ・・・いやいやいや。カード会社側は、伝票処理をしただけ・・・


多分・・・株式会社マクアケも株式会社ビームテックも資金繰りが相当厳しいのだと思います。74,697円を返金処理できないくらい、追い詰められた運営状況なのだろうと・・・


そう思うことにして、この件を忘れることにしていたのですが・・・ええ、なんたってAmazonの体験がありますから。私。

インターネットで物を買うことって、リスクを伴うんです。

この手の話は、運営側がミスを認めて、それでおしまい。

理由をつけて、返金はないんです。

次は引っかからないように問題がある業者とは取引をしないようにすればいいんです。


が・・・実は、昨日、ハタと悟りを開いてしまったんです。保管ガレージで作業中に。あ、悟りって言葉はダメなんだっけ?異教徒の皆さんの前では。え〜と・・あれ、あれだ。

「啓示を受けた。」


「詐欺に遭った。」

そういう話です。このクラウドファンディングの話は。

Amazonの場合は、「物流拠点からは、現品が発送された。その後、商品が行方不明になった。」ことをAmazonは認めたけど、(認めておしまい。それ以上のことを求める時は、別ルートで問い合わせするように案内されて、そこでこちらが諦めた。)今回のクラウドファンディングの話は、「金は取られた。商品は発送すらされない。」という話なんです。


昨日、オーナーと予備車のシフトケーブル外しに苦闘していたときにハタと気がついたのは、「人って・・・こんなに簡単に詐欺に遭うんだ・・・俺、騙されないって思ってた。」


詐欺だ。

って思っていなかった自分がいるんです。


立派なホームページを作って、集金している側(Makuake)と品物を作っている(ビームテック)ように見える2つの法人が存在しているように・・・騙されてた。


「オレオレオレオレオレオレ(ひつこい)詐欺」でしたっけ?

あの手のことに引っかかる精神状態ってなんだろう?って思っていたんだけど、こんな感じなんですね。

サラッと、他人から金をかすめ盗る・・・しかも盗られた側がそれを認識するのに時間がかかる・・・お見事。


まあ、オークションもネットショッピングもクラウドファンディングも「現実の店舗じゃない場所」で、物品を購入しようとすることは、こんな感じのリスクがあるって話です。

はあ・・・人生初だよ。詐欺に引っ掛かるの。


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