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壊れちゃった。EP82。 [筑波サーキット]

皆さんiMacって覚えてます?
あ、最近の液晶ディスプレイのモデルじゃなくて、カラフルな5色のiMac。
そうそう、すっごく世界的に大ヒットしたあの「半透明のパソコン」。

あれが今、我が家に余っていてですね。
年明けから格闘していたんですよ。「パソコン持ってない。」っていう友達にあげようと思って。
やっぱりおっさ・・・あ、いや。「ミドル」なんですよ。僕たち。
どんどんどんどん踏ん張らないといけない年代になっちゃっているというか・・・
彼は、お子さん二人に一戸建てのローンが残ってて大変。
お父さんは、携帯電話を持つことができずに、奥様にはなんとか古い携帯電話を所有してもらっている状況。
さすがに、このままだと「デジタルデハイド」に向かって一直線。って感じなので、ちょっとおせっかいを焼くことにしました。

で、このiMac。最終モデル(2001年)の品物なんですけどね。
それに2005年当時のOSを入れようとすると・・・・ちょっと本体に手を入れなきゃいけない。
ええ。ちょいとバラバラにしました。ほんとに。

ああ、全然心配いりません。しょっちゅうバラバラにしていますから、Appleの製品って、筐体をバラすところから大変なんですけどね。ほら、一丁上がり。内蔵電池の交換完了。

んじゃ、電源ボタンを押して起動。っと、このあと、HDDを完全にフォーマットして、OSを新規インストールしないとな・・・って・・・・
あの・・・・画面が真っ暗なんですけど。一向に。

気のせい気のせい。って思って、一晩寝てみたりですね。
あ、ほら、「朝起きたら、何事もなく立ち上がってくれた。」みたいな。
電源ボタンをボチッとな。
・・・・・・状況変わらないんですけど。

んじゃ、ちょっとほら、グイッと天井に向かって、逆さまに振ってみる。
ブラウン管のディスプレイ内蔵だけど、ちっちゃいのだ。あらよっと。
「カラカラカラ・・・・」
ん?なにか音がする。
ん〜天井の明かりに向かって、逆さまに振った半透明のボディをよ〜く見るけど・・・別に・・・なんだろうカラカラって・・・・

気のせい気のせい。
なにも外れてない・・・・うわ〜ん!(床に突っ伏して号泣)

もう一回、バラバラにして・・・・今度は組み立てないで電源オ〜ン!!!

ジャーン!

ほ〜ら、俺様の手にかかれば、こんなもんだぜ!フエ〜ッヘッヘ。
Macをバラバラにして、家庭用電気工事もやれるけど、N1車両のメータ周りの配線は失敗するんだぜ!(はあ)
でも、やっぱりMacって、すごい。
9年経っても、ちゃんと最近のOSをインストールして、まともに動いちゃうんだから。
皆さんの周りにありますか?01年ごろの「パソコン」にWindows XPをインストールして、ちゃんと動くマシン。

もう一回筐体の中に組み込んで、今度はばっちりなのを確認して、筑波サーキットに向かったら・・・・
もっとショックなことが起きました。本日は。

EP82壊れちゃった。

本日は、3走行の予定だったんですけどね。
1走行めにオーナーが走らせて、上々の結果だったのですが、その2走行めに現役筑波EP82レース表彰台ランナーに走ってもらいました。

で、コースインして早々に・・・・土煙とともに最終コーナーを出てきた。
・・・・またあの「ゴムブッシュ」を買わなきゃいけない。マフラーが落ちちゃった。

戻ってきた彼(日光09年耐久の第4走者だったのだ。)に状況を聞くと・・・・このとき既に何かのパーツが壊れていたんでしょうね。
「なんかこの車、ステアリングの動きがおかしい。それだけじゃなくて、バックストレートエンドで、ブレーキをかけたら効かなくて、そのまま飛び出しちゃった。」

まあ、その時は、「やっぱり1走行めに自分の車両で1分08秒4で走る人は違うんだなあ・・・行けるところまで行っちゃったから、飛び出しちゃったんだな。」なんて思っていたんですよ。

で、3走行め。
コースインして、数周で戻ってこない。
・・・・・・・・・・・あの?別に赤旗にも黄旗にもなってないぞ。

探したら、1コーナー出口で、外側に車両を止めてた。
外装はなにも傷ついていないのに、レッカーで引っ張られて戻ってきた。なんだあ????

エンジンは、ちゃんとかかるし、シフトレバーに各速入るのに・・・・
まったく動力がドライブシャフトに伝わらない。これっぽっちも。

・・・うわ〜ん。重傷だよ〜。こんな症状経験したことないもん。これまでのどの車両でも。

よりによって、日光サーキット4時間耐久レース(E☆1)のエントリーをしちゃったよ。
今度は、私がオーナーの代わりにドライブするのだ。って・・・・
競技車両がないとどうにもならないじゃん。
あ〜・・・もう・・・

あ、皆さん、日光4時間耐久レースは、「4点シートベルトをつけていれば、軽自動車以外は競技可能」なイベントです。
ほら、そこにあるエルグランドや、ランドクルーザーでも出走可能ですよ。
さあっみんな!日光サーキットに集結だ!

あ、今ひらめいちゃった。
全然大丈夫じゃん。うちら。
オーナー(銀行員)の通勤用スターレットで出走すればいいんだよ。
すぐに全部のパーツが移植できる。んじゃ、まずアンダーコート剥がしから。消火器設置用に穴あけていい?
作戦は決まったな。
「通勤用タイヤで4時間無給油作戦」だ。
いくぜっ!銀行員の底力を見せるんだ!(あり?オーナー・・・・今回ドライバーじゃないの?ほんとに。)
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筑波サーキットでリハビリ [筑波サーキット]

tukuba.gif

[サーキット場] ブログ村キーワード今年も、もうすぐ終わりですが、結局今年のN1車両のドライブは・・・3度できました。なんとかね。
その3回目の走行のために筑波サーキットに行ったんですけどね。
そこで、黄色いEG6のタイヤ交換を一生懸命行っている女性を発見!
どうやら走行が終わったらしい。

古い車両なのにリヤシートが外されて、フルバケット&4点シートベルト化されているだけでなく、
内装を外したリヤのサイドポケット部に丁寧に小型スピーカーが取り付けられてる。
えらく手がかかってる車両だなあ・・・・これ、このまま車検を通るんですか?
「はい。改造車検を通してある車両を探して、購入しました。」
ふ〜ん・・・・今日、初めて筑波のフルコースを走ったとのこと。(ファミリー走行枠)
その割に、フロントタイヤがすごくきれいに使われていることを見ながら、話を聞くと・・・
やっぱりこの車両が、初めてではないんだそうです。
前に乗っていた車は、インプレッサ。とのこと。
・・・・インプレッサ?あの青い「スバルインプレッサ ゴーゴーゴー!」の?
「あ、そうじゃなくて、ハッチバックの。GRBってやつ。
は?ハッチバックって、最新鋭のインプレッサじゃない。
なんでまた、今、目の前にあるのは、ボロい(失礼!)シビック?

「あんな速い車を手に入れて、初めて”車を運転するのって、楽しいな〜”って思ったんです。でも、日光とか、エビスをあんな高性能車で走っていると・・・ブレーキパッドやタイヤもどんどん減っちゃって、お金がないから、こっちに換えました。」

ああ・・そう・・君もやられちゃったんだね。その魔力に。
ようこそ、モータースポーツの世界へ。
もう、君が「新しい車」「いい車」に乗る日は来ないよ。どんなに小さくても。
そんなお金があったら、パーツや服装にお金をかけたくなる。

さて、私も先日サンタさんからもらった最新鋭のレーシングウエアに身を包んで、再びコースに出よう。
ちょっとね・・・・前回はあまりに遅すぎた。そんなに時間をあけずにリハビリを続けないと。
すごくショックを受けた私を見かねてか、オーナーが足回りの仕様を7月の走行の時の状態に戻してくれた。
スプリング交換は、一人でやるのは面倒だったろうに。ありがとう。

コースイン。今日の走行は、とにかく台数が多い。後ろのEP82に突っつかれる。
「別にあなたを前に出すのは構わないけどさ。コースインと同時に踏んで大丈夫?せめてコントロールタワーぐらいまでは、隊列を組んだ方がいいと思うよ。」
冷え切ったSタイヤ。1周、2周、3周・・・・まだグリップしない。
歳をとった・・・そう思う。
第一次活動の頃なんて、コースイン時にタイヤがグリップする事なんて、感じ取ろうとも思っていなかった。
さっきのEP82のように最初っから、バンバン踏んでた。こんな風に温度変化に対してのタイヤの感触を感じ取るようになるとはね。

4周め。もういいか?全開走行開始!
ダンロップ下を抜けて、左ターン。リヤが右にスライドを初めて・・・・ブレイク!
まいったね。スピンしなくて良かった。まだ完全には接地してないんだ。
それでも、前回と違って、踏んでいける。こっちのスプリングを固めた仕様の方が自信が持てる。
本当はこの仕様のまま、わずかに車高を落とせたらベストなんだろうけど・・・・
TRDの車高調整キットでは、これ以上落とせないところまで落としてしまってる。残念。

2ヘヤピン進入でのブレーキングも全然大丈夫。
オーナーが言ったとおり、走行前にすべてのブレーキフルードを交換したのは大正解だった。
やっぱりエアを咬んでいたんだ。「エア抜き」作業では、取り切ることができてなかった。

1分10秒台で走行を重ねる。
前回より1秒速く走っているのに、短いストレート区間でも、すべての計器をチェックする余裕がある。
やっぱり4速でアクセルオフにすると・・・・必ずリヤから「ボンッ」って音が出る。
それと、1コーナー脱出時にアクセルを触った瞬間にエンジンがついてこない。
これは・・・・タンク残量が少なくなってきているためか?さっきまでこの症状はなかった。
水温計は・・・・全開走行を開始したら、逆にどんどん針が下がり始めてしまった。
本気で踏んで、風をちゃんと当てると、冷却能力が過大って事なのか?

バックストレートで、赤いEP82がハザードを出してゆっくり走行してる・・・・
左脇をすり抜けると・・・予想通りついてきた!
これで、自分がどのポイントで遅いのかがわかる。

最終コーナー・・・1コーナーは、上手くまとめられるようになってる。
1ヘヤピンは・・・・やっぱりダメなんだ。一気に詰められた。
ブレーキリリースタイミングとステアリング操作にまだ難がある。
わざわざ初期アンダーステアが出る操作を自らが行ってる。

ダンロップ下は・・・前回は、アクセル完全OFFで進入していた。
今回は、ハーフスロットルまで戻して進入・・・たぶん、この仕上がりなら、本当は全開でいけるはずだ。
まだ、その勇気が持てない。

30分の走行のベストタイムは、1分09秒7。
まだ、オーナーよりわずかに遅い。まあ、それでもいいだろう。特にトレーニングをしているわけでもないのにここまで戻せれば十分だ。
今、この車両の力を引き出せるのは、我々ではない。

フォークリフト修理屋さんの彼に交代。(もうすぐ彼は、二児の父親だ)
私の走行後のリヤタイヤを見て・・・・交換作業開始。あ、ひょっとして怒ってる?ボロタイヤで走って。
「まだまだだな。この程度で”交換”とかって言ってるようじゃ。この、溝が無くなってきたところがいいんだよ。スリックタイヤって感じで。下地が出るまで走れるよ。
もったいないじゃん。
(よい子の皆さんは、絶対にまねしないでね。非常に危険です。
「いや、ホントにバーストが怖いんで。ここまでショルダーがボロボロだと。」

さっきは、思ったほど内圧を高めることができなかった。空気圧をより高めにセットアップして送り出す。

彼は速い。
一番最初にこの筑波サーキットを走る姿を見たときから、そう思っていた。
まだ、我々よりも遅いタイムだったけど、彼はきっと速くなる。もったいないことをしたな・・・
本当は、グラベルじゃなくて、ターマックで走るべきドライバーだった。もっと速くこの世界に来ていれば・・・

彼がセッション最終周に叩き出したタイムは、1分08秒8。

冬の筑波サーキットでのこのタイムが、現代のEP82レースにおいて、どれだけの位置になるのかはわからない。
でも、我々の車両は速い。それは間違いないって思える。

具体的な準備を始めよう。
年が明けたら日光サーキットでの耐久イベントだ。


悪魔とドルチェ 1 (花とゆめCOMICS)

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  • 作者: 鈴木 ジュリエッタ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2007/06/19
  • メディア: コミック

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Tuned by TaKaGiShi [筑波サーキット]

ep82engine.gif
なんかぐっと気温が下がってきて、冬らしく・・・というか”師走”って感じになってきましたよねえ。
ここ数年、年末になると「うれしいお話」が聞こえてくるんですよ。
今年も、10月から12月にかけて、私の廻りで3組も「新しい生活」が始まる人が出てきました。
いわゆる「新婚さん♥」ってやつですよ。ええ、「世界がどうなろうと僕たち二人には関係ないさ」とかって言っちゃう連中ですよ。ええ。

いやいや、でもほんとにうれしい。今年は・・・30代もとっくに・・・という人達ばっかり3組。ハッピーな話です。
当然新婚旅行にも行かれてですね、まあ一週間ぐらい会社に出てこないわけですよ。
みんなに言っておくんです。
「みんな。これからは、朝、彼女が眠そうな感じで出社してきたら、下を向くんだぞ。いろいろ察してあげないと。な?新婚さんはいろいろ忙しいんだから。」

まあ、現実はそんな夢の世界じゃないんですよ。
出社してくるなり、連日残業ですよ。ちょいと21時ぐらいまで。
「んじゃ、すいません。新婚さんより速く私めは帰らせていただきます。」
「あの〜、いちいちいちいち”新婚さん”って大声出さなくていいですから。」
「まあまあ。この一年の我慢ですから。ネタですよ。ネタ。ふえ〜っへっへっへ。」
「おやじ。早く帰って。声でかい。」

・・・・なんで冒頭からこのネタなんだっけ?
あ、そうそう。”もうすぐ新婚さんネタが使えなくなる”オーナーからお呼びがかかったんです。
「EP82、エンジンオーバーホールしたよ。乗ってみて欲しいんだ。」

ちょっとね・・・実は、最初にこの話を聞いたときは、反対しちゃったんですよ。
だって・・・一人の時はまあいいけど、今は二人で新しい生活♥が始まってる。
エンジンオーバーホールなんて、ボーナス一回分吹っ飛んじゃうよ。
もし、このEP82のエンジンが壊れたときは・・・再び活動休止か・・・なにかまたボロい車両を探してこないと行けないなあ・・・・な〜んて思っていたんです。

まあ、気にかかったので、ガレージオーナーに話をしてみると・・・
「お前、レースカーのエンジンは、ちゃんとオーバーホールしないとダメだぜ。俺たちダートラ車両と違って、上を長い時間回すんだから。壊れたら、一巻の終わりだぞ。」
う〜ん・・・じゃ、ガレージオーナーのところに持ち込んでEP82のエンジンを・・・
たぶんやらないな。っていうか、できない。普段ネクタイ締めて仕事をしてる僕らじゃ。

オーナーは、「時間と引き替えにプロの仕事を買う」ことを選んだようです。
といっても、いったいどこにオーバーホールを頼むつもりだろう?今、僕らにはそのツテがない。

「朝霞のタカギシさんがいいです。絶対。」
なんかそんなことを日光耐久の時に2ndドライバーの彼が、力説していたような気がする。

結局、オーナーはその話に乗ったそうです。
筑波で開いたEP82ボンネットの下には・・・・ベルトカバーに赤く「TaKaGiShi」の文字。

オーナーがまず30分間の走行をおこなって・・・・それでは行ってみますか。

実はいつも思っているけど、バケットシートに座って、4点シートベルトに括り付けられると・・・・すごく怖い。
「今日は、ただの練習走行だ。」って自分に言い聞かせるけど、いつもすごく怖くなる。
「ちゃんと30分間無事に走り終えられますように。ぶつかったり、壊したりしませんように。」
グルグルグルグル頭の中は、そんなことだけが渦巻く。

キルスイッチをon。キーをひねって、システムチェック。
インジケーター・オールグリーン。
エンジンスタート。各計器類の指示をよく確認する。レブカウンターを今までよりも低い回転に設定。
すごく簡単にエンジンがかかったことに驚く。強化クラッチもすごく繋がりやすい。
なにか・・・特にパーツは交換していないって言っていたけど・・・

ピットロードの信号がグリーンに変わって・・・発進。
しばらくは各ギヤの作動状況とアクセルワークに対してのエンジンの”ツキ”を確認したい。と思っていたら・・・

困ったことにNC型ロードスターが後ろについてくる。それも数台。
わざとゆっくり走って、パスさせるけど・・・・それでもまだついてくる。
7月の走行の時も思ったけど、最近、このEP82の後ろにつきたがる車両が増えてる。
小さな車両だから付いていけると思うんだろうけど・・・前回はマーチカップ車両を引き連れて最終コーナーにさしかかったら・・・その車両はアウト側のクラッシュパッドに突き刺さってた。
我々は、筑波の最終コーナーを全くのノーブレーキで旋回させる。それができない車両なら、この青いEP82には付いてこないほうがいい。

一周もせずにピットロードへ。今の自分では、後ろに付くロードスター達を引き連れては走れない。
心配そうにオーナーが立って待ってるのが見える。
自分が「走るんだ」という気持ちに入っていないことがわかる。迷いは事故を生む。「走れる」のか?
大きく息をついてもう一度コースイン。

ステアリング操作がものすごくスムーズになってる。
ダンロップ下でLSDの作動ポイントがあるはずなんだけど・・・・何周走っても掴めない。「ガクッ」って前に引っ張ってくれるポイントがあったのに・・・・ちゃんとホイールスピンはせずに車両は前に進んでる。

3速全開。2ヘヤピンが近づく。フルブレーキング!すごくスコッて奥までブレーキペダルが入ってしまう感覚がある。
他のコーナーでは見られない現象なんだけど・・・・なんだ?ちょっと・・・信じてブレーキを踏んでいけない。
レブカウンターの赤いLEDの指示に従ってシフトアップ。最終コーナーが迫る。
4速全開でパッとアクセルを離したときに後方で「ボンッ」って音が鳴ることが気になる。いつかECUもいじらなければいけなくなるのかもしれない。

この車両は、7月の走行後に車高を下げる代わりにスプリングをものすごく柔らかくした。ちょっと・・・・
最終コーナーでリヤが左に出たがる。
各コーナーで「突っ込みすぎ」のようだから、1コーナーは50m看板のところでブレーキを踏むようにする。

大問題は1ヘヤピン。この30分間の走行でまったく掴めなかった。
突っ込みすぎなのかと思って、手前のS字2個目でフルブレーキングを開始すると・・・・
自分の予測よりも速く減速が終了してしまう。とにかくなにか・・・この耐久用のスペシャルブレーキパッドのタッチが掴めない部分がある。
しかも、減速動作が終了しているのにもかかわらず、ずっとステアリングを切り続けてる自分がいる。
速くアクセルを・・・・まだ踏めない。まだだ・・・・まだクリップにつかない。
やっとON。
たぶん、このエンジンは、トルクバンドがわずかに上にシフトしているような気がする。
1コーナーで踏み始めた瞬間に「自分がこの新エンジンの領域を使いこなしていない。」ことを思い知る。
そのくせ、なおもステアリング操作を続けているから、「まっすぐ進ませたいのに」ものすごく車体にロスを強いているのがわかる。

30分間のベストタイムは走行終了3周前からやっと1分10秒台へ。
一本目に走ったオーナーは、全く同じセッティングで1分9秒5だった。
どうにもならない。1秒2も突き放されてしまった。それどころか、真夏の暑い時期のタイムより丸々1秒遅く30分間走ってしまった。
困惑の事態。今までこんなことなかったぞ。

がっかりして片付けをする。
保管ガレージに向かうときに警備員さんが一緒に車両を押してくれた。
「この車、すごく動きが軽くなりましたね!」

ほら、やっぱりそうなんだよ。なにも知らない警備員さんまで、この車両が変わったことに気がついた。
みんなの協力で、すごくいい仕上がりになった。
問題は自分の側にある。もう、20年前のヘルメットをかぶって、流してやってちゃダメだ。
再起動へ。もうちょっと真剣に取り組まないとね。

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筑波で練習走行。で、またもトラブル。く〜!!! [筑波サーキット]

エリア
茨城県 > 古河
ジャンル
レジャー
住所
茨城県下妻市村岡乙159
説明
クチコミ

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筑波サーキット
今日は筑波で練習走行でした。
その帰り道に現在発売中の「GRAND PRIX Special 2008年8月号」を購入して、読みがなら帰ってきたんですけどね。
Hondaってなんの為にF1をやってるんですかね?
今後彼らがチャンピオンになる日が来たとしても、日本人の僕らは、きっと心からは喜べないと思う。
SUPER AGURI F1 TEAMと佐藤琢磨選手に対してHondaがとった行動を僕らが忘れる事はないだろう。
われわれのノドに小骨が刺さったようないやな記憶・・・・
あの海老沢泰久さんの名著「F1地上の夢」に書かれたHondaの志は、「世界企業Honda」となった21世紀では
邪魔なものらしい。
「サラリーマンのおっさんの集団」にしか見えないんだけど。あの偽善の塊の「earthdreams F1」は。

さて、気を取り直して自分のチームのほうの話です。

お盆の本番前の最後の練習走行を筑波でおこなってきました。
メンバーがなんとか8人集められました。
今日はそのうちの5人が集合。

で、初めの60分を走行後にエンジンルームを覗くと・・・
ファンベルトが何だか変!

次の走行開始までにあと10分!

はやいはやい。みんな。
あっという間にファンベルト交換完了!
ついこの間、そのファンベルトをワタクシが増し締めしようとした時は、モノすっごく時間がかかったのに・・・
みんなすごいなあ。

さて、何回かの練習走行でわかった事。
1)60分の走行で、タンクの半分がからになる。
2)フューエルメータの3/4を過ぎるとガス欠症状が出る。
3)8名の体格のうち、6名まではそんなにドライバー交代時に作業は多くない。

さて、それでは8月16日までの本番までに気になるところは全部整備しておこう。
当初はこのまま走らせるつもりだったんだけどね・・・・何だかみんな本気だ。
GRAND PRIX Special (グランプリ トクシュウ) 2008年 08月号 [雑誌]

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筑波で走行開始!そしてトラブル [筑波サーキット]

筑波サーキット

 shaftboots.gif

さて、一通りの整備が完了。
筑波に持ち込んでテスト走行するぞ!という朝。
ガレージオーナーのところに集合すると、何だかウンウン言ってる。

「このEP82おかしいよ。ハンドルを回すと、左右で車体の動きが違う。」
????そうなの?

確かにこのEP82は、当初から「機嫌が悪くなる」車両なのだ。コーナーでインに早目に付く走り方をすると
車体がボンボン揺れてアウトに出ていってしまう。
そんなもんじゃないの?もともと。

「いや、絶対おかしい。左右でハンドルの切れ角が違う。」
ふう・・・・サーキットではハンドルロックするところまで切れ角は与えないんだけど・・・
ダート競技者は許せないらしい。実際、前々から変だなあ。って思っていたのは事実だからね。
その場でステアリングロッドをいじって、もう一度トーイン調整。
もっとも、いつも通り私は何も作業ができないのだ。せいぜいハンドルを目一杯切って支えるぐらいしか手伝えない。
さて、セーフティローダーをトヨタレンタカーから借りて出発ですよ。
(12時間で2万円)

筑波では、お盆ミッションで組む事になる新メンバー二人と初顔合わせ。
かわいらしいお嫁さんと小さなお子様も連れてこられたけど・・・申し訳ないねえ。
サーキットは過酷な環境なのだ。日差しを遮るところもなくて、座る事もできない。
次回は奥様の為に折畳みイスを持ってこようと誓いましたよ。
普段、ガレージオーナーのお嬢様のお相手をしているので、執事役が板についてしまって・・・・(はあ?)

ホントに・・・・独身男性の皆さんに強く言っておきますけど、デートにサーキット。
なんて事は絶対しないほうがいいです。ケンカの種に困らない。
それでもわれわれの第1次活動の頃と違って、おトイレがちゃんと整備されて更衣室も作られているので、
女性ドライバーがチラホラ今回も混ざっています。正直ちょっとうれしい。
みんなにサーキットで走ってもらいたいです。絶対に安全運転につながる。

さて、今日は私が最初の走行を担当。
タイヤを一本アドバンタイヤのピットで組み換えてもらった。
(組み換え工賃1000円+廃棄料300円)

頭の中で課題を与える。
「今回は、タイムアタックではない。確認する事は交換パーツ類の動作確認とほぼフルタンク
(ゲージの3/4は入っていた)状態で走行を開始して、どれぐらいの周回数をこなせるのか
確認するのが今日の目的。」

なにしろ、マフラーを取り付けたのは私なのだ。落ちちゃったらどうしよう・・・

走行を開始して各部をチェック。
油温は130℃で安定。
前輪ホイールボルトを交換したけど、フロントにおかしな動きはない。それどころか
やっぱりガレージオーナーの指摘は正しかった。かなりステアリングを軽く切る事ができるようになってる。
エンジンは・・・・7000rpmまで回す必要がない。6500・・・いや、もっと下でシフトアップしてもいい。
気温が高いせいか?(31℃を超えてる)
水温は・・・・なんだあ?水温計が60℃から100℃オーバーまでブルブル震える。
絶対おかしい。

今回は、フロントタイヤがA048の新品になっている。
すごくいい。気温が高いのにフロントが食いついてくれる感じがする。
ただ・・・なんでかブレーキの効きが甘い感じがする。フルード内にエアが噛んでいるわけじゃない。
なんだあ?気温が高いとそんなものなのか?

5周ラップして報告。
どうも水温計は、センサーが水面近くに取り付けられている為らしい。確かにストレートでは問題がない。
ピット作業中も・・・・98℃近くまで上がったあと82℃から92℃の間を往復している。

ブレーキの件は30分の走行後に原因がわかりました。
左フロントホイールがものすごく汚れている。なにか液体状のものがたくさんついてる。
なんだ????いったい???

トラブル発生!
フロントハブのブーツが外れてる!グリースが飛び出しちゃったんだ!
どうしよう・・・この間、右フロントハブのブーツの留め金が壊れちゃって、手作りで治したけど、
すごく大変だったぞ。今日はまだ30分×2走行がある。

と思っていたら・・・・初顔合わせの新メンバー二人が早い!
さっさと作業に取り掛かって、あっという間に修理完了。
へ????あなた達は一体何者?
どうも、ニッサンフォークリフトの点検修理を生業にしている人と、やはり自動車部品関連のお仕事に
ついている人らしい。
「ああ、当日はこのバンをサービスカーとしてエビスに持ち込みますから。何でもそろってますよ!」
そ、そう。

メンバーはその場でさらに1名追加。
たまたまその日、筑波を走っていた第1次活動の頃からの顔見知りを巻き込みました。
まあ、みんなみたいに整備はできないけど、営業ですから。動員は得意です。

え〜と・・・だんだんおちゃらけレーシングチームじゃなくなってきたんですけど・・・
現在のところ、総勢6名。
さて、あと二人だ。今月中に集めちゃおう。もう、参加申し込みが始まってる。


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