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消耗部品はどんなものだった? [2008年12時間耐久]

ep82doram.gif
いやいや、今年はまだ一月終わってないのにいろいろありましてね。
正月のギックリ腰から始まって、昨日も大きな病院に行ってきました。
ほら、よくいるでしょう。おじさんとかと会話すると「自分の健康診断データがいかに悪いか」
シリーズの人。
ゴルフをやっていて、かつ「自分の不健康自慢」が始まるともう完全に「おっさん」ですね。
ものの見事におじさん。ええ、強く繰り返して言いますけど「オジの始まり

で、いよいよって感じですわ。
私も昨年末に健康診断の結果、病院様から丁重なお手紙をいただきましてね。
10数年ぶりにカメラを入れさせていただきましたよ。
あの時は、その場で映像を見せてくれて「あ〜、穴開いちゃって、その後塞がった跡だねえ。あっはっは〜
で終わったんですけどね。

今回は、「一ヶ月ぐらい経ったら話を聞きに来てね。」ってことになりました。ドキドキ。
昨日、行ってきたんですよ。有給をいただいて。ええ。有給をいただくために完徹になりました。
朝6時まで一睡もせずにお仕事ですよ。ええ。
おかげさまで、待合室でものすっごく熟睡できました。ナイスな作戦です。自分でも感心しました。

さて、やっとこさ名前を呼ばれましてね。診察室に入ってみると・・・え〜と・・・・先生。長髪が趣味ですか?
ってええええ〜!!!!女医さんですよ女医さん!
しかもかわいい!!!!に加えて若い!(まあまあ)

驚いた!ほんっとに驚いた!TVの世界だけだと思ってました。女医さん!しかもかわいい!(念押し)

「先生、すっごく白衣がお似合いですね。ただ、私としてはそんな普通の白衣じゃなくて、
こう、体の線が出るようなヤツがいいんですけど・・・あ、そうそう。
秋葉原のアノお店で売っているような。確か4F。そうだっ!今度プレゼ」
「はいっ!(ほんっとに被せてきた)じゃ、結果報告しましょうね〜」
「もう、ぜんっぜん問題ないですね。しっかり目視確認できるポリープがありますけど、組織検査の結果は
全然シロですから。」
「そうですかあ〜」(すごく残念)
「もう、お腹も痛くないでしょ?」
「あ、急に痛い感じが・・・もう何回か来たいかも。完徹した揚げ句の有給休暇で。」
「はい。じゃ、ホントにもう来なくて大丈夫ですから。ぜんっぜん気にしないで大丈夫ですよお〜」

ちっ。一回しか拝めなかったか。残念。

え〜と・・・なんの話をするんだっけ?このBlog。

そうそう。ほら、女性がお医者さんなんて大変な職業に着実に進出しているわけですから、モータースポーツも女性に「参加していただく」視点が必要なんですよ。
ええ。そういう話をしたかったわけです。
白衣であってもいかに体の線を出すかというデザインの話じゃなく。
この「耐久レース出場」体験記のBlogが、読んでいただいてる皆さんに「私もやってみようなかな」と思っていただけるとすごくうれしい。

では、前フリがものすっごく長くなりましたけど、本題がスタートしますよ。

トラブルは一回だけ(ドライブシャフトブーツ破れ)で完走した我々のEP82。
「消耗部品で足りないものはない」準備万端で望んだわけですが、実際のところ、12時間走行後にチェックしたところ、
次のような消耗度合でした。

1)タイヤ(ADVAN A048)合計6本使用
2)フロントブレーキパッド スタート時装着の新品1セットで完走。
3)リヤブレーキシュー スタート時装着の新品1セットで完走。
4)ハイオクガソリン 130.74Litter

タイヤに関しては、実は事前に忠告は受けていたんです。このBlogの初期に出てきた友達から。
「参加することはできないけど、タイヤのアドバイスはできるよ。レース用タイヤじゃ12時間は持たない。
スポーツタイヤで走らないと絶対無理だよ。」
う〜ん・・・
ブリヂストンのポテンザシリーズの事を指しているんだろうけど・・・・
あんまり気分よくないんだよね。公道用タイヤでグリップの良いサーキット舗装を走ると。

結局、フロント用に新品のA048を二本購入し、合計2セットを持ち込みました。
雨が本当にひどくなってきた時にたくさんのチームがハイエンドスポーツタイヤに履き替えるのを横目に見て
「やっぱり準備してくるんだったかなあ」とは思ったんですけどね。(レースタイヤよりも溝が多い)
雨や摩耗度合と関係ないところで、我々はタイヤ交換を強いられました。
それは「パンク」

すごくたまたまです。
雨がひどくなって、赤旗中断でピットに長い時間待機していた時にメンバーが言い出したんです。
「せっかくだから、タイヤ交換しちゃおうか?フロントをリヤに持っていって、使い古しの2本を
フロントにつけようよ」

交換していったら・・・外したフロントタイヤにパーツが突き刺さっていて、エアが抜け始めていました。
いや〜・・すごいラッキー。このタイミングで発見できて。
そんな状況なので、やっぱりタイヤは2セット持ち込んでおかないといけないと思います。

それとブレーキ類は、フロントは・・・乾燥路面だったら1セットじゃダメだったか?
という感じだったのですが、リヤのブレーキシューはホントにかなりぎりぎりでした。
たまたまリヤのブレーキ周りをオーバーホールした時に取り付けちゃったレース用シューだったんですけどね。
今までノーマルシューで走っていたのに消耗度合のデータがないまま取り付けたことをちょっと後悔。
レース中、猛烈に消耗したのか、どんどんハンドブレーキ効かなくなっちゃったんですよ。
ピットの時にみんなで抑えていないと動いちゃう。EP82が。
たぶん、乾燥路面だったら、完全に持たなかったと思います。ノーマルのドラムブレーキシューで十分だったかも。
まあ、ブレーキ周りについては、いろいろあったんで次回にでも別記事で書きましょう。

ガソリンについては、以前の記事にも書きましたが、サーキット内のガソリンスタンドで供給を受けることができます。
20Litterのガソリン用携行缶が2つ必要です。
ちなみに我々のEP82の燃費はどんな感じだったかというと・・・・

セーフティーカー導入原因を作ったペナルティ(3周)分を加算すると周回数は361周になります。
え〜と・・・一周2062mだから、361周で744.382km。
744.382/130.74=5.69km/Little。

う〜ん・・・いかにスターレットといえど、N1チューニングで踏むとこんな燃費なんですね。
晴れてなくってよかった。もっとガソリン代がかかってたよ。
オートバックスドットコム

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宿泊場所はどうした?(撤収編) [2008年12時間耐久]

familymart.gif
さて、少々長く続いた「宿泊場所」編も最終回です。
今回は、「チェッカーフラッグを受けた後」のお話。

「チェッカー後にクラッシュ?」とかってドキドキしながら、何とかピットに帰ってきた後、ちょびっと「やったあ・・・完走できたんだあ」と感動に浸った後、さっさと撤収開始。
う〜ん・・・なにか最後に表彰式とか感動のイベントがあるかと思ったんですけど・・・土砂降りの雨でしたからね。
もう、みんな「早く家に帰ろう」って感じ。
参加者全員が黙々と後片づけを開始しました。
「ピット脇の第一駐車場なんて、トラックでいっぱいだよ?みんなどうやって荷物とかを積み込むつもりなんだ?」って思っていたら・・・

みんなすごい!手際がいいです。
さっさとさっきまで使っていたコース上や、ピットロードにトラックを乗り入れて、整然と撤収作業開始。
ホントに感心しました。競技中に重大事故が起こらなかったことに加えて、最後の撤収もみんな暗黙の了解があるのか、ちゃんと手順がつくられていて、みんなで手分けをして片づけを行っている。
ホントにマナーがいいです。皆さん。ものすごくうれしい。

さて、僕らもそんなに難儀しないで片づけを進めることができました。
といっても、競技終了が21時過ぎ。
まともに全部片づけていたら、また杜の泉さんを待たせてしまう。

私だけ、EP82をセーフティローダーに乗せると、先に杜の泉さんに向かうことにしました。
出口渋滞とかにつかまることもなく、宿に到着。
といっても、22時・・・多分過ぎちゃっていたと思います。
応対に出てこられたご主人にまず、「完走できました!」と報告。
メンバーの戻りがまた遅くなってしまうので、私が玄関前で待つことを伝えました。
今度は昨日のような失敗は許されません。なにしろ今夜は競技参加者だけではなく、「本当に一般のお客様」まで
泊まっていらっしゃるとのこと。(しかも小さいお子さんを連れて)
「エビスサーキットの連中は・・・」と思われるような失態は絶対してはいけない。
参加者もサーキット関係者だけでなく、東北サファリパークの皆さんにも協力していただいて
この土砂降りの中、マナーよく一日を過ごした。
地域の皆さんにも愛されないとモータースポーツは続けられない。

しば〜らく待って・・・みんなが戻ってきました。多分23時を過ぎてる。
今度はばっちり。みんなで「し〜!」って言いながら階段を上がる。

ここで問題になったのが、みんな
「お腹が空いた」

そりゃそうだ。お昼にコンビニから買ってきたものを食べて以来、何も口にしていない。
数名で、今度は山の上を登ったコンビニに買い出しに行きました。(結構な距離がありました)
戻ってきて、全員が部屋でほっとしているとご主人が入ってこられて・・・手にはビールが・・・・

「完走おめでとうございます。これは私たちからの差し入れです。」
すっごくうれしかった。
さすがにそのビールが効いたのか、数十時間ぶりにまともに寝ることができました。

さて、朝はまあまあまともな時間に起床。
結局、朝食を申し込んでいない(杜の泉さんほんっとにすいません!僕らは儲からない客です!)ので、
ご主人にお礼をみんなで述べて撤収。
東北自動車道のサービスエリアで朝ご飯になりました。
ホントに数十時間ぶりの「まともなご飯」
各車、複数名のドライバーを配置してあるので、間違っても「二度と目覚めない夢の世界へ・・・」とは
ならないようにしてあります。
全員が各自の家に到着したのは、その日の14時過ぎ。

整理するとこんなタイムスケジュールです。
1)本戦当日の朝5時にはゲートにいないといけない
2)スタートは9時。その前に行われるドライバーブリーフィングには絶対に遅刻しないこと。
3)チェッカーは21時。宿の人たちには気を使うこと。本来は22時までに宿に入る。

朝5時ゲート前→21時チェッカーなら、そのまま自宅に帰ることができるんじゃないの?
と言われるかもしれないけど・・・・止めたほうがいいと思う。ホントに危ない。
ちなみに二本松の街の中をいろいろと偵察したのですが、「温泉施設」みたいなものはありませんでした。
ガソリンスタンドの近くに「女性専用スパ」があって、それはすごく遅い時間まで営業していることは確認しましたけどね。

どうしてもチェッカー後に移動を開始したいって人は・・・
ファミリーロッジ旅籠屋さん(株式会社 旅籠屋)ですかねえ。
でも、ここもチェックインが23時までなので・・・ものすっごく急いで撤収しないといけないですし・・・事故の元ですよ。
ま、宿のお話はここまで。
重々気をつけなければいけないのは、「食べられるときに食べておけ!」ってことで。
花と悪魔 1 (1) (花とゆめCOMICS)

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  • 作者: 音 久無
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/02/19
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宿泊場所はどうした?(実際にお泊まり編) [2008年12時間耐久]

エリア
福島県 > 福島
ジャンル
ホテル/旅館
住所
福島県二本松市不動平31
説明
和室を中心にしたペンションです!
クチコミ
和室を中心にしたペンションです!
もっと読む
ぺんしょん 杜の泉

さて、しばらく脱線してしまいましたが、年も改まりましたし、再び本題に戻しましょう。

え〜と、宿泊場所のお話でしたね。
ペンション 杜の泉さんに予約を入れることができました。
空いててよかった。

本戦前日にエビスサーキットに到着して・・・
スーパー助っ人のNO.2ドライバー(エビスでFJ1600を走らせていた人)が練習走行を開始。
その間に私は、杜の泉さんにTel。
まともに練習走行が終わった後、宿泊施設に向かったらとっても遅い時間になってしまいます。
宿の人に「ほんとにくるのかな?あのお客さん」とかって不安を与えちゃいけない。

練習走行を終えた後、ちょっと困ったことが起きてしまいました。
それは、「EP82の保管をどうするか?」
コース係員さんに聞くと「う〜ん・・確かにこのコースのゲートは夜の間、閉めますのでね。レースカーを置いていっちゃって問題は・・・・あるかも。」
(・・・そうなんだ。問題ありなんだ。起こっちゃう感じなんだ。問題。)

仕方がないので、再びセーフティローダーにEP82を積載して山を下りることにしました。
だって、二本松市内まで戻らないと、ほんとに全く食事をするところがない。
でかいセーフティーローダーとサービスカーの二台でウロウロ。
何とか二台が止められるうどん屋さんがあってよかったです。
後で知ったのですが、二本松市内って・・・19時を過ぎるとお店は・・・セブンイレブンぐらいしかやってない街でした。ほんとに真っ暗。
危うく晩ご飯を食べ損ねるところだった。

さて、ペンション 杜の泉さんに向かって出発!
エビスサーキットの正門を右手に見て、どんどん山を登っていく。登って・・・
あの〜・・・・道がものすっごく狭くなってきたんですけど。
ほんとに真っ暗。あるのかなあ〜こんなところに。
だいたい、かなりまずい状況じゃないか?ペンションの駐車場にセーフティローダーが入らなかったらどうしよう?こんな狭い道。

と思っていたら、右側に明かりを発見!
お〜!よかったよかった!全然駐車場の心配をする必要がありませんでした。大きな駐車場です。よかった!

ご主人に挨拶。
そこで初めて切り出しました。
「すいません。ほかの5人が、今こちらに向かっている状況です。着くのは・・・ひょっとしたら23時になってしまうかも・・・」
「22時を過ぎたら、私がメンバーが着くまで外で待っています。何とか鍵をかけるのを待ってもらえませんか?」

OKをいただきました。よかった。

表に出て、ずっと待つ。
ま、せっかくだから、月夜の光の中、残暑見舞いを書きながらね。

だんだん書きにくくなってくる。
月の光が・・・雲に遮られるようになってきたんだ。
ずっと見上げていた月は、早い流れの雲にすっぽりと覆われてしまった。

「こりゃあ、明日は雨になってしまうなあ・・・」

道路に強い光が照らし出されるたびに「もう来たかな?」と思いながら立ち上がる。

真っ暗な道の脇に男が一人ゆら〜っと・・・
あ〜怖い怖い。通過していった皆さんごめんなさい。なんか透えちゃいけないものが透えちゃった?私の肩越しに?

23時を過ぎて・・・来た!やっと到着!無事みんなが着いてよかった!

「よう。オレ、風呂入りたい。」
「はいはいわかったわかった。頼むからみんな静かに入ってくれ。ほかのお客様はみんな寝てるから。風呂入って直ちに寝ろ。しゃべるな。OK?さっ早く早く」
「わかったよ・・・静かにな。」

ドアをそっと閉めて鍵を・・・
バタ〜ン!!!!

「お前が一番うるさいじゃん!」
「シ〜!早く上がって!」

はあ。疲れた。走行してないのにとっても疲れた。

でも、結局まったく寝つくことができなくて、本戦に突入することになるんですよね。
CG (カーグラフィック) 2009年 02月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: ニ玄社
  • 発売日: 2008/12/27
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宿泊場所はどうした?(宿探し編) [2008年12時間耐久]

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いつもの事なんですが、すっごく忙しい。
おかげで、ちょびっと更新の間が空いてしまいました。
この間何をやっていたかというと・・・・
縁・・・というか、なんでも「つながり」ってあるんだなあって、実感する事態が仕事で発生中。

今、「昔、フォーミュラーカーを作っていた」という会社と新規案件の打合せを開始しています。
完全な新規取引。
まったくねえ・・・電機関係の仕事なのにモータスポーツに関わる会社と関係を持つ事になるとは・・・
ああ、忙しいってのは、いつも通り「そんな案件、手を出すんじゃない」って言い出してる
上役全員の説得工作にかかってるから。
いつも通り、最後は受注に結びつけますよ。外した事ないもんで。私。

さて、耐久レースに参加するにあたって、いろいろ準備・・というか頭が痛い問題が出てくるわけですが、
その中でも、「自分たちの努力だけじゃどうにもならない」問題があります。
それは、「宿泊場所」の確保です。

「エビスの12時間耐久に出てみようか?」と始まった当初のイメージは、
1)当日早朝にエビスサーキット正門前に到着するように移動開始。
2)決勝が終わったら、そのまま高速道路をドライブして自宅に戻る。
というものでした。

準備を進めていくうちに「こりゃ、特に決勝走行が終わった後は、必ず全員を寝かせないとダメだな。」
と思い始めました。
なにしろ僕らはおじさん。
ちょっと無理。たぶん無理。12時間走行後にそのまま高速道路を走るなんて。
そのまま「二度と目覚めない夢の世界へってなっちゃうかも。

それに加えて、「決勝前日の練習走行日に参加する」としたので、強制的に宿泊施設の確保が必要になりました。

さて、「やっぱりちゃんと宿を確保しよう」と決意したのは、決勝1週間前。
正直、「もう時間切れ?どこも一杯か?」とドキドキしながら探し始めたのですが・・・

探すにもどうしよう・・・・二本松市内って、宿泊施設なんてあるのか?

結局、エビスサーキットのホームページからリンクをたどって、宿泊施設個々に電話連絡をするのが
一番ベターでした。
(ホントにサーキットに近い宿泊施設を集めてくれていたので、すごく助かりました。)

ただ、普通の旅行と違って、宿の人達に必ず伝えなければいけない事があります。
1)決勝前夜に泊まりたい。しかし、決勝当日は朝6時には宿を出発したい。
(ということは、全くの素泊まりで一泊させてくれるとベスト。だって、ご飯を食べられない。)

2)メンバー全員(7名)が宿に集合できるのが、すごく遅くなる可能性が高い。
なにしろ練習日には7人中4人がまだ出勤をしていて、エビスサーキットに到着できるのが、
定時退社で急いで移動を開始しても、22時に到着できればラッキーという状況。
22時すぎでも宿に入れてくれる事を希望。

3)決勝終了後は、通常の夕食の時間に帰ってこられない。
よって、やはり遅い時間に素泊まりという形で宿泊をお願いしたい。

4)小さな子供も泊めてもらいたい。
これは、実はエビスサーキットに向かって出発する直前まで「できればみんなの家族も来てくれると
うれしいな。東北サファリパークで遊べるし」と思っていた為です。
おじさんの集団・・・といっても、メンバーの子供たちはまだ全然小さいです。
遅い時間に小さな子供を連れていくことに抵抗がある宿も存在するかも。

という、なんだか・・・・「ハードル高いなあ。これ」という条件を携えて交渉開始・・・って、あれ?
電話をかけても出てくれない宿とか、案の定・・・とくに「夜遅く入りたい」という項目について
拒絶症状。
そりゃそうです。夜、真っ暗になってしまう田舎で、みんな21時を過ぎて玄関は開けていたくない。
それでも、電話に出てくれた方が皆さん丁寧に代案を示してくれました。全員一致の代案。

それは、「遅い時間に入られるのでしたら、エビスサーキットの前に休憩施設がありますよ。」というもの。
う〜ん・・・・

エビスサーキットのホームページを見ても、その休憩施設の様子はわからないし・・・
夏の暑い日にエアコンとかがない場所だったらやだなあ。
っていうより、もしかしたら奥様方が同行されるかもしれないんだから、大きな相部屋とかだったら、
ストレスを感じてしまうかも。やっぱりなんとか「普通の宿」に泊めてあげたい。

まいったなあ・・・宿泊作戦挫折か?

と思いながら、新しい連絡先に電話をすると・・・おおっ!なんとか受け入れていただける事が決まりました!
さんです!

といっても、やっぱり「いや〜・・・遅くても22時には入っていただかないと・・・」
という状況での予約だったんですけどね。

さて、当日どうなったか。これはまた次回に。

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食料補給はどうした? [2008年12時間耐久]

FamilyMart岳温泉店

サーキットで12時間過ごすとなると気になるのが、「食料補給」の問題。
というより、当日サーキット入りするまでは「ドライバーの水分補給&食料」確保ばっかりに頭が向かっていました。
事前に準備して持ち込んだものは
1)Weider イン ゼリー 各味1ダースづつ
2)ドリンク1.5Litter 1箱(6本)(DAKARA)
3)パウダー状のポカリスエット1箱

ウイダーinゼリーを持ち込んだのは大正解でした。ダースで持っていたのに12時間で全部無くなった。
逆に「まったく使わなかった」のは、「パウダー状のスポーツドリンク」
500mlのペットボトルに溶かして飲めばいいと思って購入したんですけど・・・
全然ダメだった。というのもエビスサーキットでは、水の確保が面倒くさかったんです。
筑波では各ピット脇に油で汚れた手を洗う為の水道があるのですが、エビスではトイレにしかなかった。
ちょっと・・・ね。トイレでペットボトルは・・・
中年のおっさんの集団といっても、その点は許せなかったみたいです。みんな。

出発前の整備で何回も「どうしよう?」ってなっていたのは、「走行中の水分補給」だったんです。
真夏の12時間レースですからね。当然頭を悩ませます。
最初のうちは、ドアのところにペットボトルを置く為の器具を引っかけておけばいいと思ったんですけど・・・
結局、振動の問題もあって、センターコンソールにペットボトルを置く為のジグをガチガチに取り付けました。
しっかりネジ留めで。
ただねえ・・・・4点シートベルトをした状態で、センターコンソールに手は届かないよ。
「ペットボトルにチューブを差し込んでそれを吸えばいい」ってことになったけど・・・
たぶんちょっと無理。レースカーを全開走行中に完全に息が上がっている状態でチューブを吸えないよ。きっと。
普段のクルマの運転だけを想像されていると、この文章を読んでみんな「???」状態だと思いますが、
ホントにスポーツです。レースって。真冬でもレーシングスーツを着込んで練習走行をしていたら汗だくになります。

ちょっとまずいことになったなあ・・・と思っているまま、本戦に突入。
まあ、結論から言うと今年のエビス12時間スーパー耐久は、雨との戦いだったので、ドライブ中の水分補給の必要は
なかったのが助かりました。
これ、ホントに他のチームはどういうふうに解決してるんだろ?

現地に入ってからあれこれ考えなきゃいけなかったのは、「食事」の取り方の問題。
あ、ちゃんとエビスサーキットでは、食堂を営業してくれています。
もし、サーキット内の食堂が満席の場合は、外に出てサファリパーク向けに営業している食堂にも入れます。
それでもなんていうか・・・あんまりウチのメンバーにお金を使わせたくなかったんですよね。
なにしろEP82の整備代にものすごいお金がかかっちゃってる。
それと、レースってとにかく朝が早いです。今回も朝6時にはピットにいたのですから。
いくら何でも食堂は営業していません。

なので、私の場合、次のタイミングで食料の確保をしにセブンーイレブンに向かっていました。
1)決勝日ゲート開門前に朝食の調達
2)決勝の走行が始まったあと、昼食と「おやつの時間」用の食料の調達

イベントが終わった後の反省としては、「フィニッシュが21時ってわかっていれば、夕食も買っておくんだった。」

だって、その後宿泊施設に戻っても夕飯は出てこないんですよね。
ちょっとこの「イベント完了後の空腹対策」は見落とし点というか、難儀しました。
まあ、素直にサーキット内の食堂を利用しておけばよかったんですけど。
なにしろお金が無いもんで。みんな。




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雨対策&夜間走行対策はどうした? [2008年12時間耐久]

今日は、F1の中継が早くから始まるんですね。(22時)
ちょっと急がないと・・・

ホントは「暑さ対策は何をしていった?」って書かなきゃいけないところなのですが、
今回のエビス12時間耐久は、「雨との戦い」だったもので・・・予想外のことがいろいろ。

雨対策として、「ブルーシート」を持ち込んだ事は大正解だったのですが、他にも
「こんなものがあったらいいな」って思うところがあるので、忘れないように書いておきます。

雨対策として必要なものが(しかも特に重要)あります。
それは、「サインボードを掲げる人の為のカッパ」です。

私たちもついついやってしまって、場内放送で注意を受けたのですが、
「サインボードを出す場所では、傘をさしてはいけない」んです。

実際、猛烈な勢いでサインボードすれすれの場所を通過する車両があるので、当然なんですよね。
絶対吹っ飛ばされちゃう。傘。

たまたまウチのメンバーで、「カッパみたいなもの」を持ち込んでいる人がいたからよかったのですが、
他のチームは・・・「ずぶ濡れ&ボードを出すのを諦め」ているところが多かったです。

それと雨対策で必要なものは・・・まあ、皆さん予想がつくと思いますが、レインXに代表される
窓ガラスへの防水処置。

しか〜しっ!それよりももっと重要な事が・・・身をもって体験しましたよ。
それは、「防曇処置」がとってもとってもとっても大事な事。

当然うちのチームもおこなってましたよ。出走前からレインXで外側も内側も。
特に問題なくどんどん時間が経過。が・・・・
10時間を経過した頃(真っ暗になった頃)に、予定外のピットインをしてきた事があるんですよね。
「曇って前が全然見えない!」

は?って思いながらも、ガラスクリーナーをフロントガラス内側にベッタリつけて清掃処置。
それが・・・・処置が悪かったの・・・でしょうか?

最後の走行(私、残り15分だけ)でコースに入っていくと・・・
雨もすごかったんだけど、とにかく前が見えない。曇ってしまっているんです。
4点シートベルトをしているから、前のガラスにも手が届かない。

「まいったぞ。ホントに前が見えない。」
なんていうか・・・わかりますかね?豪雪地域でデフロスターを効かせているのにもかかわらず、
どんどんフロントガラスが曇って真っ白になっていく感覚。
レースカーだから、当然エアコンなんてありません。どんどん白くなっていく。

フォーミュラーカーの人達がね。
「雨の日は、前が見えないからコースの看板を横で見てブレーキをかけるんだ」と言った事を思い出します。
まさしくその状態。

ルール違反なのですが、運転席を全開に。
(規則書では運転席側窓を開ける場合はネットを取り付けておく事となっている。)

でも、結局見えないんです。まったく。
なぜかって言うと・・・コースが真っ暗。とにかく暗い。
高速道路の照明が無い区間よりももっと暗い。

「ええっ?これ、曇ってるからだけじゃないんだ。照明も強化しておかないと前が全く見えないんだ。」

本当に後悔してました。自分たちの車両がノーマルランプであることに。
とてつもない恐怖。
だって、2ヘアピンを脱出して下る間、「自分がアスファルトのコース上にいるのかどうか」
すら、わからなくなっちゃうんですよ。

照明灯が点灯されている方角(最終コーナー)に向かって走らせる。
いつになったら、競技が終わるのか・・・15分がこんなに長いなんて思わなかった。
コントロールタワーに近づくたびに顔を突き出して、チェッカーフラッグが振られているかどうか
確認しながら通過。

「朝のブリーフィングで、”なぜかゴール前になると、とても遅い速度で走っている車両がいますが、
あれは危険ですから、絶対にやめてください。”って言われていたけど・・・
まさしく、今のオレの事だよ。マイッタなあ・・・」

もはやピットロードに車両を向ける事も出来ない。だって、最終コーナーを抜けた先は、再び真っ暗だ。
この雨の中、どこに跳び出してしまうのかわからない。

後ろからの強い光を感じるたびに後ろを見ながらオロオロ。
「頼む。ジッとしているから勝手に抜いていってくれ。自分がコースのどこにいるのかもわからないんだ!」

パアアア〜ン!
左から赤いMR-S。右から白いDC2!
たまらない恐怖。左右から同時に抜いていった。不用意に動いて接触しなくてよかった。
(このDC2はかなり長い時間、本大会のトップを走っていた車両。最後の最後に何かトラブルがあったらしい)

「そう言えば、昔、ハッキネンとシューマッハがトップ争いをしている時に左右同時に周回遅れを抜いていった事が
あったな。」
とかって思っていたら・・・・遠くで花火の音。

「終わり?チェッカーなのか?」

最終コーナーの先の14%勾配をぶももも〜と上がっていくと・・・花火が盛大に打ち上げられていました。
ホッとした。チェッカーフラッグではなく、花火を見る事ができて、「無事最後まで走らせる事ができたんだ」
と実感できました。

その後の、クールダウン後の1周がまた戦いだったんですけどねえ。
とにかく、「暗さ&曇り」で冗談抜きで「チェッカー後にクラッシュ?」って何回も思いながら、
ピットに入る事ができました。

迎えてくれた全員が満面の笑みですよ!
おっさんなのにみんないい顔してる!
よかったよ。ほんとに。無事に走りきる事ができて。

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燃料補給の作戦はどうした? [2008年12時間耐久]

firebonbe.gif
さて、耐久レースで一番頭を悩ませる事になる「燃料補給」。
どうしたもんだか・・・と思ったまま、本戦に突入。
とりあえず、事前に準備はしていきました。
それは、「当日早朝にEP82をフルタンクにする事」
TV番組で観た事があるのですが、ガソリンって、同じ量でも気温によって入る量(密度)が
違うそうです。
同じ量で一杯走る事ができるのなら、そっちのほうがいい。
と思って、山を下りて、セルフスタンドでガス補給をやってました。朝の5時から。
まあ、真夏の朝の気温で、どれぐらい差が出るのかわからないんですけど・・・
そんな努力も、数時間後には打ち砕かれるんですけどね・・・

セルフスタンドで入れたハイオクは、194円/Litter。
予選日のエビスサーキット内のスタンドは、200円/Litterの値札がついていました。
それがですねえ・・・・(ええ、もうかなり遠い目。今思い出しても・・・)
決勝走行前に「特別に185円/Litter」の張り紙がされました。エビスサーキットの受付で。
ふう・・・・

まあ、皆さん、現金と補給スチールタンクだけを準備すれば、ガソリンそのものの確保の悩みからは
解放されるって事です。


さて、実際の本戦中に補給作戦を立てようにも・・・それまでにわかっていた事は2つだけ。
1)うちのチームは8人のドライバー構成。できれば全員が2回づつ走って欲しい。
→まっとうに割り算をすると45分交代。
2)フルタンクで走行できるのが・・・・90分持つのか?

実際に走り始めたところ、どうも90分は持たない。
80分強といったところ。
乾燥路面だと、80分も怪しい感じでした。

今、反省すると
1)1stドライバーはそのまま走行(45分)
2)2ndドライバーがガス欠症状を起こしたらガス補給の為にピットイン(80分経過)
3)3rdドライバーの頃にSCが入るので、SCの時に再度ガス補給の為にピットイン
その後は、「ガス欠症状が出たら補給」「SCの時に必ずガス補給」とすべきだったかな
と思っています。

いちいちピットインごとにガス補給をしているとものすごく時間のロスになります。

スタート前のミーティングでもわざわざ確認がされたのですが、
(みんな予選が始まっていて、イライラしていた。ガス補給の確認について質問した人が
出た時に、みんな口々に”そんなの参加要領書に書いてある”とブーイングが出てました。
それでも私たちは質問してくれた人に感謝。なにしろ初めての参加だったから。)
1)「ガス補給の時は、補給以外の作業は一切してはいけない。車両のジャッキアップも許さない」
2)「補給中に車両の静電気対策を必ずする事」

2)の言葉を聞いた時は、「え???それってどうやればいいんだ???」と頭の中がグルグル・・・

ウチのメンバーすぐに意味するところを理解したようです。
うちのチームの「静電気対策」は、次のようにしました。
1)ブースターケーブル2本をつなぎ合わせて長くしておく
2)補給開始前に片方は、マフラーにクリップ
3)もう片方をピット上方の手すりにクリップ

まあ、うちみたいに静電気処置をしていたチームは・・・他になかったんですけどね。土砂降りだったし。

その他に注意すべき点は・・・・これが、「参加要領書に書かれている落とし穴」のもう一つなんですけどね。
「消火器を必ず準備」

たぶん、見落とすチームがあるだろうなあ。って思いました。文書をさらっと流して読んでしまうと。
消火器の大きさまで定義されているんですよ。
うちは、ホームセンターで新品を2本購入してきました。合計6,000円ってところですかね。

実のところ、今回の12時間耐久で「一番怖かった事は?」と聞かれると、まあトップは、
「全く前が見えない状況での夜間走行」なんですけど、毎回毎回訪れる「燃料補給作業」が一番怖かったです。
スプリントのレースでは絶対に無いですからね。「自分たちでピットでガス補給をおこなう」なんて。
どうもみんなガソリンがいかに怖いものか普段は感じないというか・・・・
昔、「禁煙」の表示が出ている筑波のピットでタバコを拭かしている若い女性の口元から、
タバコを取り上げた事があります。その夏、筑波のピットで火災事故が起きたんですよね。補給中に。
ガソリンは気化するのでホントに怖い。

さて、その補給作業。
ものすごく時間がかかります。30Litterほどを補給するのに。
やって見てわかった事は、「必ず二人でタンクを持たないといけない」こと。
一人で持ってしまうと、時間がかかってじりじりしているのもあって、扱いが雑になります。
その結果、フルタンクになったところで、ガソリンがジャバジャバ・・・・

「普通のシューズ」で補給をおこなっている自分の足下を見て反省していました。
これ、「耐火シューズ」を履いてないとダメですね。ホントに怖い。

ということで、エビススーパー耐久での人員構成は最低でも4人で組まないとダメだと思います。
1)ドライバー
2)ガス補給係(2名)
3)消火器持ち係

結局、4人ともフルフェイスへルメットと耐火スーツは必要なんですよ。やっぱり。


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まさかの車検で「ご指摘事項」 [2008年12時間耐久]

oilfilter.gifさて、みんなで一生懸命整備したEP82。
本番前日の練習走行で「オレ達の車両が一番遅い」と、とっても打ちひしがれていたのですが・・・
(何にも知らなかったからね。元気いっぱいにエビスサーキットに乗り込んだんだけど・・・
あの練習走行を観るまでは、”ひょっとしたら・・・”って思っていた。)

それでも当日の朝、一つだけ自信があることがあったんです。
「オレ達の車両は、きちんと整備してある。最後まで走れるはずだ。」

それがですねえ・・・打ち砕かれる事態が発生。出走前から。

エビススーパー耐久の車両規則を読むと、他のサーキットでは
なかなかお目にかかれない項目があります。
2つね。
まあ、片方はどこかの機会で記事にするとして、出走前に必ず準備しておかないといけない事を
ここでは書きます。

その「出走前に必ず準備しておかないといけない事(しかも時間がかかる)」のは、
「バネや針金で落下防止措置をとらないといけない箇所」が車両規則に書かれています。

1)オイルゲージ(まあ、これはどこのサーキットでも書かれている)
2)オイルフィルターへのバンド留め
3)オイルドレンボルトの落下防止措置
4)オイルフィラーキャップ(エンジンにオイルを入れる時のキャップね)への落下防止措置
5)ブレーキフルード入り口へのインシロックによるバンド処置

面倒くさいなあっていいながらも処置を施していきました。施して・・・いったはずなんです。
見落とし項目があって、車検員さんにご指摘を受けました
それは、4)のオイルフィラーキャップへの落下防止措置。

・・・・エンジンルームの上側ですからね。「落下」ってことを全然考えつかなかった。
ご指摘を受けた時は・・・「ええっ!どうしよう・・・穴開け用のドリルは持ってきてないよ。
電動ドリル・・・今日は電気工事用の腰道具持ってきてないし。ってイヤイヤそうじゃない。」
とかってなってました。正直、頭の中では、
「・・・・出走できないって事?」とかって最悪のストーリーがズンズン展開中!

「ああ、今回はビニールテープでとにかくキャップを留めてくれればいいよ。」

よかった!というか、どうも周りの車に比べると、僕らはちゃっちゃと車検が終わりました。
車検員さん達が僕らの車両をパッと見て・・・指摘を受けたのは、このオイルフィラーキャップと
あ、それと「ブレーキフルードのところは、インシロックを2重で×締めしてくてください。」
と言われただけ。

他の車両はだいぶ1台づつ時間をかけて調べられていました。
多かったのは、「ゼッケンをドアに左右貼って」と言われて狼狽えているチームが多かった事。
ゼッケンの処置は・・・なにか課題が・・・あるんでしょうねえ。複数のチームが困惑していましたから。

僕たちはN1車両なので、普段からゼッケンを付けて走行しています。
今回も、「自分たちが普段付けているゼッケンをそのまま申請書に書いてみよう」と提出して・・・
特段問題なく通過しました。ゼッケン50。
なので、何も疑問を感じなかったんですけど・・・・

どうもナンバー付車両とかは、当日、あるいは前日の練習走行日に主催者からゼッケンを受け取ったようです。
その用意していただいたゼッケンが・・・・片側1枚だけ・・・だったってことなのかなあ?
なんだか結構な数のチームがゼッケン問題で揺れてましたもんね。車検の時間。

とりあえずよくわかったのは、「面倒くさいなあ。この車両規則。落下防止措置なんて他のサーキットでは
書かれていないんだから、とぼけちゃおうか」っていうのは、全く通りませんでした。
ホントよく見られてましたよ。経験値がこの車両規則を作っているんでしょうね。

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SCってなに? [2008年12時間耐久]

staring.gif
昨日のF1イタリアGP観ましたか?
すごかったですねえ。あの万年ペケチームがついに初優勝する時がくるとは。
買収されてチーム名は変わっちゃっているけど、それでも創設以来のメンバーが
まだまだ残っているんだそうです。
よりによって、片山右京さんが訪問していた地元イタリアで初優勝なんてねえ。
ものすごいドラマだ。
片山右京さんが中継の中で、
「だから夢は持ち続けないといけないんです。」ってのは、
ホントだと思いました。みんな、流されて生きてない?日々。

さて、今回のお話は、ドライバーズミーティングの中で時間をかけて説明を受けた点です。
「SC」(Safty Car)のお話。

実は、イマイチ流して聞いてしまってました。ミーティングの時。
大事なんですね。このエビススーパー耐久では。っていうより、かなりの登場回数でした。今回。
基本的なルールが1つあります。

2時間に一回SCが入る時間がある。

数周入るだけだろう。ってタカをくくっていたんです。ミーティングの時には。

全然違う。雨だったせいもあるんでしょうけど・・・・
一回入ると10分はSCーRUNが続きます。
そのあたりの重要性を理解していれば・・・燃料の戦略を初めから立て直していたと思いますね。
この「燃料補給」についても、別記事にしましょう。

「コース場にとどまっている車両がなければ、別にSCは入らないんだろ?」って
思っていたんですけど・・・・

そうじゃないんです。「スピンアウトした車両を救援する為にSCを入れる」っていうのが、
基本ルール。2時間に一回ね。

だから、エビススーパー耐久って、正式リザルトには
「リタイヤ」という文字がありません
一番早い車両では、1時間半後には、サーキットをあとにしたんだろうな・・・ってのがいましたけど。
とにかく救済。全員に12時間走ってもらいたい。っていう思いがあるようです。

実際、初参加だったんですけど、感心したのは
1)多重クラッシュは1回もなかった。霧で1時間半にもわたって中断が入るぐらい悪天候だったのに。
2)みんなしつこい。何回スピンアウトしてSC救済されても、何とかして修理してまた出走する。
(ええ、特にナンバー付Vitzとか・・・彼ら、あんなにガタガタになっちゃって、自走して帰れたんだろうか・・・)

うちのチームはどうだったの?って?
え〜とですね・・・12時間のうち、コース外に飛び出したのは私が3回と、車両のオーナーが1回。
それと・・・SC救済を求めるスピンをやらかしました。5rdドライバー(フォークリフト修理の人ね)が。

SCの救済が入るまで、コースの脇に立っていないといけないです。
(今回の場合は、そんなに厳しくなかったのか?豪雨だったから)
SCの救済を受けると・・・罰が与えられます。3周減算ペナルティ
複数回SCの救済を受けると・・・もっとすごい罰になります。

まあ、ウチは救済処置は受けたけど、車両そのものには損傷がなかったので良かったです。
ただねえ・・・後日談があって。

この時のドライバーは、数日後、ものすごい吐き気に襲われたそうです。数日にわたって。
どうも「むち打ち」症状になっていたらしい。
確かにウチの8人のメンバーの中で、このイベントのファーステストラップを出すほどの人だったからね。
結構な勢いで、エビスで一番難しいコーナ(S字でかつ下っていく)に入っていったらしい。
今は症状が治まったみたいで、ホッとしています。

ちょっとねえ・・・HANSシステムを購入しないとまずいかも。
って、あれ?
メットも対応品にしないとダメなのか?あれ。



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当日の進行ってどんな流れ? [2008年12時間耐久]

hub.gif
さて、エビスサーキットでのレースイベント参加が初めてだった私たち。
普段ベースにしている筑波サーキットと違う点があって、いろいろと戸惑う部分がありました。

まず、決勝前日の「練習会」の時での事。

・・・・・どこからEP82をコースインさせたらいいかわからない。
筑波サーキットでは、明確に「ピットロード入り口」があるのですが、このエビスでは・・・
筑波でいう「緊急車両用ピットイン口」のようなところしか見当たらない。
ピットを端から端まで歩いてみたけど。

どうもピットの先頭のところにある出入り口から・・・コースインを・・・しちゃうしかないぞ。入れちゃえ。
ドキドキドキドキ・・・・どうしようオレンジポール(違反行為)を出されちゃったら。
と思って、チェッカーフラッグを出すポストを見ていたんですけど、どうやらなにも問題がなかったようです。
(というより、それが正解で翌日の決勝中は、バンバンその位置から車両が入ってた)

さて、決勝当日の朝。
「ゲートインは朝6時」と書かれてました・・・・が・・・・大変大変。
朝4時30分にいったんゲート前まで来てみたのですが、既に一杯なんですよ。
道路に車があふれちゃうぐらい。驚いた!みんな健全な生活をしてるなあ〜。

実際、5時30分ぐらいから、ゲートオープンとなっていました。
正直、その時間に入れなかった人達は・・・結構サーキット内で準備に追われる事になったと
思います。
実際にその影響が出たんですよね。数時間後。

何でみんなこんなに急いでゲートインしたいんだろう???
って不思議に思っていたんですけど・・・・
意味がわかりました。ピットに入って。
各ピットは、「2チームずつ」共有になります。お互い失礼が無いようにマナーを守らないといけない。
私たちの場合、狭い(失礼)ピットを左右でそれぞれのチームが分けて使う事に自然となりました。
(前後で分けるのはNGだと思いました。作業ができなくなる)

その荷物の運搬で、ピット裏は大混雑。
「だからみんな急いでサーキットに来たんだね・・・・」(取り残されちゃった感ありあり)
どちらにしても、ピット裏に着けた車両は、駐車禁止で排除される事になります。
できるだけ短時間で荷物を下ろして離脱させないといけない。

EP82を降ろして、機材を一通り降ろして、青いビニールシートをひいて・・・・
というウチに車検の時間があっという間に来ます。
私たちは、筑波流に全員のヘルメットを屋根の上に載せて係員さんが来るのを待ちます。
(まあ、メットチェックはなかった)
車検開始・・・隣のチームがいろいろ言われている。
ウチはちゃっちゃと終わった・・・・よかった。準備万端だからね・・・って指摘事項1つ発生!
見落としてました!車両規則。
ま、この車検の話は別の記事にしましょう。

車検が終わるとすぐにブリーフィング開始。
正直時間がおしている感じです。私たち全員がミーティングルームに集まった時には、大部分のチームが
集合完了していました。

雨が降る早朝だというのに蒸し暑い。

じっと待つ。全チームが集まらないとミーティングが開始されない。
集まらない・・・らしい。

時間が経つ。
私の経験だと、スタート前ミーティングで遅刻をすると全員の前で怒鳴られます。
確か、「二度とあなたの出走願いは受け付けない!」って怒鳴られていた人がいたような・・・筑波では。
「オレなんて、ホントに罰金とられたよ。15,000円」
なんてウチのメンバーらが話をしているうちに場内放送で呼び集められたのか、
3チームの方々がドタドタ入ってきました。

ホントに「たかがスタート前ミーティング」って慣れている人ほどなってしまうのかもしれませんが、
絶対参加です。「危険なスポーツ」をこれから開始するのですから。

で、遅れに遅れたミーティングが開始されて・・・・
この遅れが大変な事を招いたのです。

ミーティングが始まってしばらくすると、中座をする人がぞろぞろ。
係員さんも制止しない。

「はあ?JAF非公認レースだからって許されるのか?」と私はブツブツ言っていたんですけど・・・
みんなはこの耐久レースの進行の仕方を知っていたんです。非常に重要なセッションが始まる。
「だから中座していていったのか・・・・知っていたし、集合が遅れるのが当たり前なんだな?」
と思い知らされました。数分後。

パアアア〜ン!

明らかに全開走行を開始する車両群の音が飛び込んできました。
場内放送も開始。

そう、「20分間の予選」が始まってしまったのです。ブリーフィングの途中で。

私が「12時間の耐久で、僕らは一番ローパワーの車両なんだから、予選順位なんて関係ないよ。」と
全く動かなかったので、メンバー全員がじ〜・・・・

予選を一周もしていないのはまずいのかも。
車両のオーナー(銀行員)が立ち上がり、メンバー二人も慌てて追いかけていきました。

予想通り、予選時間中には確かにブリーフィングは終わったんですけどね。
車両オーナーに感謝。
朝の冷えきったタイヤで雨の中、10数年ぶりに走るコースで、よく14位につけたね。

予選が終わったあと、車両を整備している時間なんてありません。せいぜい使った分のガソリンを補給するぐらい。
すぐにコース場に予選順に車両を並ばせ始めます。
っていっても・・・・

車両は40台近くあるし、どの順位がどの位置かイマイチわからないし。
お互い声をかけあって、場所を決めていきます。
お〜し、並んだならんだ。みんなで記念撮影しよう。
もう9時を・・・過ぎちゃってる。12時間後には真っ暗だ。

「スタート3分前」

ドライバーを残して、退却開始。
自分も経験があるけど、この時間がたまらなく「怖い」
独りぼっちになって、あと数分で全開で踏んでいかないといけない。

ただ、今日は耐久レース。まだ楽だよ。ローリングスタートだからね。
なんで車両のオーナーを1stドライバーにしたか知ってる?

「スタート直後が一番事故が起きやすいからだよ。壊しちゃっても他のメンバーより諦めがつくだろ」

Safty Carが外れて・・・スタートラインを越えたところでレース開始!
頼むからぶつかってこないでね〜

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