日本初開催の公道電動自動車レースは、想像していたよりもずっと面白かった。 [雑談]
3月中旬に開催された筑波TTC1400第一戦は、集まった車両が総勢5台。
「だいぶ少なくなっちゃったなあ・・・」とは、思いながらも手伝ってきました。TTC1400の彼と大ベテランドライバー様を。
それぞれ、予選順位(4位&2位)で、決勝もゴールしたのですが、最後までトップが入れ替わるレースで面白かったです。Vitzレース車両との混走というところが、決勝周回中にアクセントを与えるんです。このレース。昨年夏の時もそうだったけど。15週という短い周回の間にEP82にラップされちゃうんですよね。Vitz。まあ、ラジアルタイヤ装着車ということですし。ナンバー付きなので、だいぶ重量があるらしいです。
で、どうも数年ぶりに大ベテランドライバー様が出場を決意したのが、「奥様の目の前でかっこいいところを見せたい。」という事だったらしいことがバレたので、5月の第二戦も出場決定です。多分、本庄N-N軽自動車耐久レースとJoy耐のスケジュールを確認しながらの一年になると思います。
さて、今回のお話は、3月30日(土曜日)に東京ビッグサイト周辺で開催された日本初の公道世界選手権レース「Formula E 東京E-Prix 」を観戦してきました。このBlogは、いつも長い記事ですが、今回も・・・相当長くなるかも。
Formula Eが開催開始となった頃は、日本でもTV放送があったんですよね。
で、その頃、録画してまで観てました。我が妻が。
その時の印象は・・・「途中で車両を乗り換えなければいけない(電池切れになってしまう。)レースって一体なんだ?」って感じで・・・私は、録画再生の途中でいつも寝てしまっていたような・・・いつの間にかTV放送も無くなっていました。
まあ、「我が妻が見ていた競技」ということで、今回の「日本で初開催されるフォーミュラーEの先行チケット販売」の情報を知った時にその場で申し込みをしておいたんです。
「この競技・・・チケット売れるのかなあ・・・まあ、第3希望まで入れられるみたいだから、それぞれ別の観客席で申し込みをしておこう。」ぐらいの感じで。
後日、抽選結果が発表となった時に驚いたのは、「3つの席のうち、2つは×」だったこと。
「え?満席ってこと???そんなに観たいか?音のしないレースなんて。」
なんか・・・後日の一般販売チケットの時は、もっと大変なことになったらしくて・・・販売開始後、数分で蒸発したらしいです。
これは、ビッグサイト周辺は、相当混むことになるんじゃないかと・・・なので、ワザと遅く着くように移動しました。現地に。
「まあ、予選走行中にコースに近づければいいや。」ぐらいの気持ちで。
とても3月末と思えないような快晴の中(6月中旬並みの気温だったそうです。)、駅に到着すると・・・っていうか、ホームの人々の様子が・・・
「とても車のレースを見にきている人たちとは思えない。」
だって・・・みんな、「普通の格好」
F1の白子駅周辺とか、あの街の人たちはとても想像できない光景が広がっているんです。東京ビッグサイト周辺に。
誰も「車関係のロゴが入った服なんて着ていない。」
「この人たちは・・・・フォーミュラーEを観にきた人たちじゃないんだな。東京ビッグサイトって、今日、何か別のイベントをやってるんだっけ?」
そう思いながら、集団についていく・・・って、みんな、ホントにビッグサイトを目指しているね。この様子。
「ねえ、普段の展示会の時と、どっちが人が多いの?」
「え、全然・・・展示会の方が人数多いよ。何倍も。もっとグワ〜ってビッグサイトに向かって人の波ができているもん。これ、フォーミュラーEの人たちじゃないんじゃない?格好も普通だし。でもなあ・・・」
「何?」
「いや、この駅から東京ビッグサイトに向かっている人たちがさ。女性だけのグループとか、家族連れとかばっかり・・・なんか、普通に”街に買い物に来ました。”って感じ。普段のこの道って、”背広のおっさん達が、カバンか紙袋を持って下向いてビッグサイトに向かう。”って感じなんだよね。みんな同じような色の背広を着て。これ・・・男の人たちは、ポツポツ一人で歩いているし・・・なんの集まりだろう?」
いつものビッグサイトと違うと思うのは、なんだかヘリが・・・ヘリがたくさん。久々に「ヘリコプターがうるさい」って思う場所にきたよ。
人の流れに合わせてビッグサイトに入っていくと・・・そのまま展示場内・・・っていうか、建物の中を通過。
途中、ものすごく厳重な荷物&身体検査があることで、「あ、本当にこれ、フォーミュラーEの会場に入ったんだ。」と認識しました。
ここまで、何も案内がないんです。道案内が。ものすごく不安。
で、そのまま人の流れに合わせて歩いていくと・・・ええ・・・普段、私が展示用品の出し入れをしているあの会場裏の駐車場スペースですよ。あそこを敷地全部突っ切って歩くのは、初体験でした。車でも相当時間がかかるのに。
ただ、「普段の東京ビッグサイトと違う」と思わされたのが、周辺の様子が・・・道路沿い?なのか、ものすごく頑丈な金網が見える・・・と、今まで聞いたことがないような音が・・・なんて形容したらいいのかわからない音が響き始めた!電気的な音。予選が始まったんだ!!
これ?なんの音だ?電動車両だから無音じゃないのか?
コースは全く確認できなくて・・・「ドンッ!」
何?ものすごく周囲を震わせるような音が響く。何かが落ちて地面に叩きつけられるような・・・と、その時、フォーミュラーカーの車体が走り抜けていくのが見えた。人の波の間から。
競技車両が走ってる!このドンって音は、公道だから何か段差を超えているんだ!ものすごく怖い音。こんなの車体が壊れちゃうんじゃないか?
やっと手元のチケットに印刷された「番号」が書いてあるスタンド群が見えてきて・・・入り口で再びチケット見せて、指定席に着くことができた。ここまで、駅のホームから、30分です。全く道案内がないまま、整然とここまでやってこられたというのは・・・日本人の集団だったからでは?
これ、外国の観戦客が増えたら、こんなにスムーズに移動できないと思います。日本人ですら、途中、不安になる状態なんですから。
仮設スタンドの観戦席には、すでに人がいっぱい・・・といっても、予選だからか、空きスペースがあった。
おかげで、私達は、その空きスペースを使って自分の座席にたどり着けたけど・・・狭っ!席、狭い!!ものすっごく。
埼玉スタジアム2002はものすごく広いんだな・・・と・・・っていうか、先日、リーグワンを観に行った秩父宮ラグビー場も狭いと思ったけど、あそこはそれでも座っている人の前を移動できた。
でも、この仮設スタンド、人が座っちゃったら、前を通り抜けなんてできないよ。
予選を観戦している間に喉が渇いたけど・・・出ることができない・・・っていうか、自動販売機、周辺になかった。あの、ビックサイト裏にいつもある自動販売機だけだ。飲料水売ってるの。ここから相当遠い・・・
周りの人たちも同じなのか・・・この暑い陽気の中、誰も飲み物なんて口にしてない。っていうか、荷物を座席の下に入れちゃったら、取り出せないんだ。
予選は、他で体験したことがない方法で進んでいて・・・我が妻がすでに混乱。
まあ、とにかく全出走車両が2つに別れて、それぞれのグループの上位だけが次の予選に進出できる段階になったみたい。
「ねえ?どのチームを応援すればいいの?」
「え・・・いや・・・どんなチームが出てるのか知らないし・・・」
「日本のチームはないの?」
「日産が出てる。でも、ルノーがやっていたのを色を塗り替えただけじゃないかなあ・・・いや、植民地支配が終わったところだから、日本人のクルーもいるかもね。」
「ふ〜ん。日本人ドライバーは?」
「いない。でも、日本のレースで活躍した人や、F1で活躍した人がたくさん出てるよ。去年の角田選手の同僚が今年は、このフォーミュラーEを走ってる。」
なんて話をしていたら、予選は、最後の2台に絞られていた。その日産とマセラティの一騎打ちだ。へえ・・・日産のフォーミュラーEって、一番後ろの方を走っているんじゃなかったっけ?
なんか、頑張ってるんだなあ・・・日本開催だと力が入るのかな?実態はルノーだろ?
この公道レースは、普段のサーキットで見る競技と色々と違っていて・・・大きな液晶スクリーンでサーキット全体の様子がわかるようになっているんです。そのスクリーンがたくさん設置されているのにも驚きだけど、何よりこの快晴の中で、ちゃんと映像を確認することができるっているのが・・・これ、映像機器メーカは、絶対大会スポンサーになった方がいいですよ。ものすごい技術力を表現している場です。この公道レース。
場内アナウンサーさんの声は、最初に第一声を聞いた瞬間に「あ、ピエールさんだ。やっぱりね。」って感じだった。
そのピエール北川さんのわかりやすい解説で、ポールポジションを決める最後の予選が始まった!
ダートトライアルのようなスタートの仕方です。
先行車があって、ダートラの場合は、先行車が走り切るまでコースインしないけど、この公道レースでは、数秒後には、もう一台の車両が走り始める。
ピエールさんがわかりやすく解説してくれて、設置されたスクリーン上に「先行者とのタイム差がセクターごとに途中で掲示」されるようになっているんだって。
日産、すごく調子がいいんだな・・・マセラティよりも先行している・・・でも、このマセラティのドライバー・・・
目の前を走っていく時に思ったけど、ものすごくブレーキングが鋭いよ。相当上手なんじゃないかな。
案の定、途中で逆転された。ああ・・・
スタンドのみんなもがっかりしているのがわかる。日本だからね。やっぱり自然と日本のメーカ(といってもいいんだと思う。今も日産は。)を応援したくなるんだな。
と思ったら、ゴール直前で逆転した!トップだ!ポールポジション確定だ!!
目の前にその白と赤の車体が現れた瞬間、不意に風景が歪んだ。全く意図してなかった。
ドライバーの頑張りが・・・結局、工場で車両を開発してくれる人達の苦闘もガレージで車両の整備を頑張ってくれる人達の努力も、その成果を表現できるのは、ドライバー次第なんです。
車両に乗り込んでしまったら、ドライバーは、たった一人でたくさんの人たちの期待を背負わなきゃいけない。
走行中、誰も助けてくれない。
「ガイジンドライバー」なのに「ここは日本。チームの本拠地だ。」という気迫が、この最後の最後の逆転を生んだと思いました。
直後に我が妻が、「日産が一位だって!すごいね!」と振り向いたけど・・・思わず下を向いてた。見られたかな。泣いてるの。
「なんか、鼻がでるね。今日は。花粉症になっちゃったのかも。お昼ご飯、食べに行こう。」
さっさと立ち上がって、仮設スタンドを降りたんだけど・・・判断を誤ったかも。
「お昼ご飯を食べられる場所」を目指して来た道を引き返したんだけど・・・ものすごい人の波。
途中で、公道を渡るための橋になっていて・・・そこで人の流れが絞られてしまうんです。ベビーカーを押してきている人たちは大変。
係員さん達がつきっきりでベビーカーを一台一台持ち上げてる。
整然と人の波に合わせてず〜と歩いて戻ってきて・・・結局、食事の席に着いたのは、「いつものビッグサイト構内のレストラン」
なぜに休日まで同じ場所で昼食・・・っていうか、頼むメニューも同じとは一体・・・
この東京ビックサイトでの昼食は・・・少し前までは、「とてもこんなに高いの食べられないよ。お昼ご飯に。」なんて思ってた。
今は、街の定食代がどんどん値上がりしてしまって・・・東京ビッグサイトでのお昼ご飯が「普通の価格」に感じる。
それにしても・・・まあ、レストランの席は満席だけど、これ、ビッグサイトとしては、この人数で会場を開けてしまっているのは・・・赤字じゃないか?普段の展示会より下手をすると1桁入場者数が少ないのでは?
とにかくガラガラなんですよ。ゾッとするほど。仮設スタンドは、どこも人でいっぱいの様子だけど。
多分・・・初開催ということで、「赤字にならないギリギリ」の人数を入れるように仮設スタンドを建設したのかもしれません。
席が狭いのも「わざと座席で飲食させない。マナーがなっていない客のために掃除の手間(コスト)をかけなければいけなくなるから。」事を狙ったのかも。
実際、指定席周辺は、大会が終わった後もゴミが散らかっていることはなかったですし、そもそもスタンド周辺のゴミ箱も、ものすごく少なかったですから。
来年以降は、「ビッグサイト本体は、何かの展示会を行なっていて、その周辺でFormula-Eが開催されている。」という形がいいのかも。
車関係じゃない展示会ね。それこそ東京都が取り組んでいるエネルギーとか、災害対策とか、上下水道展とか、観光関係とか(以下略)
念の為、スタンドまでに1箇所しかない自動販売機コーナーに並んで、ペットボトルを購入してから指定席に戻る。
案の定、座席に座った途端にペットボトルを転がす人がいて・・・取ることなんてできない。狭くて。
周辺の人たちで協力して回収。蓋を開けていなくてよかった。と・・・親子連れがやってきた。
お父さんも後に続く子供達もニコニコだ。空いている席を跨いで行って・・・とお母さん・・・お母さんの顔が・・・怖い。すでに不機嫌モード。
ヤバいぞ。ヤバいって!お父さん、独身の頃を思い出せ!!そこは手を差し伸べるところだ!!!独身の頃、手を繋いで嬉しかっただろ?舐めちゃったりして(は?)
奥様は・・・般若の顔で座席をズンズン跨いで行った・・・フオオ・・・大会終了後、彼の運命はいかに。
お父さんの運命を案じていると、黒い車両の隊列がコースを逆走していった。
失格ですね。
サーキットを逆走するとは・・・無知というか、恐れを知らない連中だな。
真ん中の車が、トヨタのセンチェリーということは・・・会長専用車両じゃないし・・・都知事ではないな。
と思っていたら、案の定だった。自民党の人が来ていた。なんでしたっけ?あれ・・・アレですよ。最近では、「増税なんとか」とか呼ばれている人でしたっけ?名前も覚えていない。
どうも、「日本初の世界選手権公道レース開催」が、全部、都知事の成果になることが我慢できなかったらしい。乗り込んできたんだね。
当然、今日から開催のF1鈴鹿や、秋のRALLY JapanやWECにも挨拶に来られるんでしょうね。世界選手権なんだから。っていうか、秋には誰か違う人に交代しているか。
起立をして君が代を聞いた後、「着席してください。」のアナウンスがなくて、みんなが戸惑っていたところ、「自民党の人」が挨拶を始めて、みんなが「ああ・・・」って感じでさっさと座り始めた。
小池都知事の挨拶の後、レーススタート!
てっきり、普通のレースのように「フォーメーションラップ」があるのだと思ったら、もう、ライトダウンで全力周回が始まった。
コース幅がものすごく狭くて・・・「仕掛けたら、車両を壊してしまうだろう」と思いながら見ていたんだけど、なんだか不思議な光景が。
自分たちが座っている脇のコーナーで、わざわざ外側を走る車両が・・・なんで?
ライン外しちゃったら、そこを突かれるだろう。
観察していると、やっぱり順位を落としてしまう車両もいれば、うまく復帰してそのまま走り続ける車両もいる。
F1とかもそうだけど、決勝スピードはだいぶ低くなっていて、音もだいぶ静か・・・電気システムの駆動音はだいぶ静かだけど、とにかくタイヤの音が・・・ものすごい。電動車両のレースが、こんなにうるさいと思わなかった。
やはり「普通のレース」ではないんです。
「とにかく前を抜け!」という走り方をしていると、バッテリーがなくなってしまうのだそうです。大きなモニターには、時々、「各車両のバッテリー残量」が表示されるようになっている。
トップはずっと日産が守っているけど・・・これは相当難しいぞ・・・と思っていたら、何か急に・・・後ろの車両に譲った!マセラティがトップになったけど・・・なんでそんなに丁寧に譲ったんだ?これ、レースだぞ。
マセラティは、バッと2位の日産との差を広げてしまって・・・あのコーナー外側を旋回すると、「出力が増大される制限時間」を得られるらしいけど、それを使っても日産は逆転することができなかった。
これは、このまま終わりか・・・と思ったら、さすが電動車両の世界選手権。
そんなに簡単にはチェッカーが振られなかった。周回数が増えた。最後の最後に。
途中、クラッシュがあって、セーフティーカー先導の時間があったのですが、その周回数分、ちゃんと決勝周回数が伸びるようになっているんです。これは大変。ドライバーは競争しながら、増えてしまった周回数をクリアするようにバッテリー残量を調整しないといけない。
それでもマセラティー日産の順で最終周に入っていって・・・
スタンドのみんなが諦めかけた時にそれは起きたんです。チェッカー目前のストレート。
日産がマセラティを抜いた!1位だ!
その瞬間、スタンドのみんなが一斉に中腰になったんです。全員立ち上がりかけて・・・「ああ〜・・・」という声と共にチェッカー。
残念。結局、マセラティに再逆転されて、そのまま1位マセラティ、2位日産の順位でした。
でも、本当に面白い決勝レースでした。想像していたのと全然違った。音もルールの難しさも。(ちょっと現場で理解されにくいかもルールは。)
あの場所にいた全員に日産は、その名を売ったと思います。本当に強烈な印象を残したと思います。
お昼時の反省で、今度はゆっくり選手インタビューを見た後にスタンドを立ち上がると・・・
ガラガラだったビックサイトの建物の意味がわかりました。
ちゃんと正式表彰式が、天候に関わらず実施できるように展示会場の中で盛大に開催されていました。
周りのキッチンカーから食事を買って、食べながら見学できるようになっていて。
どうせ駅も混雑しているだろうからと全部見た後、なおも地下のレストラン街に入って時間調整をした後、帰宅しました。
さっさと寝ようと・・・我が妻がTVをつけてる。
「さ、座って。フジTVで大会の様子を中継したんだって。録画しておいた。」
「え、さっき現場で観てきた・・・」
「ルール。わからなかったの。TVだったら解説してくれるでしょ?」
「あ、はい・・・」
正座です。気を抜くと寝ちゃう。背筋伸ばしてないと。
画面を通して見るFormula-Eは・・・(コースサイドでも、大きな液晶画面に頼ったんだけど。)なんだかやっぱり静かだった。あんな駆動音とか、タイヤの音とか、やっぱりわからなくなるんだな。
我が妻が自然と口にしていたのは、「しゃべりは、コースの人の方が全然面白かったね。これだとレースの状況が全然わからない。」
さすがですよ!ピエール北川さん!!彼のスケジュールを押さえた東京都は偉いです!!!絶対に東京都のお役人の中にモータースポーツマニアがいます!多分、今日の鈴鹿に行ってるかも。
トヨトミの世襲~小説・巨大自動車企業~【電子書籍】[ 梶山三郎 ]
- ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
- 価格: 1,782 円
Makuakeとビームテックから返金がありました。 [雑談]
台風2号。
なんとか・・・去りましたねえ・・・
昨日の夜は、何度も携帯端末がけたたましく鳴ってどうにも眠れなかった。
周辺での浸水警報ということらしいけど、初めて聞く内容と音でした。(ものすごく大きな音)
まあ、我が家は・・・大丈夫です。平常運転。
6月1週目に太平洋側を台風が通り過ぎるなんて・・・ひょっとしたら、今年の夏は、あまり暑くならないのかもしれないですね。って言っても、35℃を超える日数が少し減るぐらいなのかもしれないけど。
さて、今回のお話は・・・
いつもだと、Joy耐が終わった後なので、まずは、費用の話なのですが、今年は1つ割り込みです。気分が悪くなる話。
なので、いつも訪問してくれている方々は、ここから先は読まないほうがいいです。気分が悪くなる話を書くので。
昨年暮れから今年の正月明けまで、何度かビームテックとMakuakeに連絡をしていたのですが、商品は全く到着しなかったというのが、第一弾の頃の話です。
その後は、正直、放置しようかと・・・瑣末な話ですから。
ただ、恐らく私のような対応を繰り返して、多数の人々から金を巻き上げているんだろうなあ・・・とも・・・グルグル回っていました。
「あくまでもシステム上の問題」として、キャンセル処置の名の元に返金処理を実行しないという・・・
近所の交番に相談しました。
教えていただいたのは、
1.この手の話は、この3年ほどで、非常に増えている。(通販でお金を支払ったのに商品が届かない。)
まずは、被害届を提出する。
2.ただし、今回の場合は、相手がはっきりわかっているので、罰を与えようとしたら、告訴状の提出という形になる。(被害届は、窃盗等相手がわからない場合の初期対応)
3.しかしながら、相手がはっきりわかっていて、通販がらみということであれば、まずは、関係者各位でよく話し合いをするべきでは?必要であれば、消費者庁等に窓口があるはず。
どうしても告訴状を提出するということであれば、担当するであろう警察署で相談をしてみてください。
とのことでした。
警察署にわざわざ出向いて相談って・・・しかも、今回の場合、法人2つ(2拠点)相手・・・
面倒なので、やっぱりこの件、忘れよう。
何も処置しない・・・と決めたはずなのですが、頬骨骨折でじっとしていなければならくなってからは、天井を見て、寝ている間中この件がグルグル・・・
だって、今、見つめている天井の蛍光灯は、本来はとっくの昔にLEDシーリングライトに切り替わっていたはずだ。お金は払ったんだから。
まあ、せっかく家にいるのだから、やれることはできる限りやろうと・・・一通り全部の証拠と状況説明書を作成して、警察署に行ってみました。2箇所。
どちらでも言われたのは、
1.「詐欺罪」と言われているが、その1つの罪だけにして(絞ってしまって)告訴状を提出していただいても、警察は捜査をするだけ。結果的に罰を与えられることになるかは、警察以外の組織が判断することになる。
2.告訴状を受理したら、警察は捜査をすることになる。ただし、すぐに捜査に取りかかれるかは答えられない。
(対応部署には、優先順位の案件がある。)
まあ、時期は別に急がないので、警察から助言を受けた通り、自分の思い込み(詐欺罪)だけに絞らず、考えられる罪状で書面を作ってみました。
あとは、この告訴状を警察に提出すれば、全ての始まり・・・というところで、またグルグル。
本当に瑣末な話なんです。この件。
8万円弱のお金を取られただけ。
お金を取った側は、堂々としている。商品を送らず、「うちは知らない。」を押し通せると思ってる。
この8万円弱のために警察の皆さんの手を煩わせることになるのか・・・いやいや、普段、結構税金を払っているんだから、こういう時はフルに活用するべきでは・・・
悩みまくった結果は・・・「もう一度だけ、Makuakeに連絡を入れよう。これで本当に再び無視された時には、いよいよ警察に告訴状を提出すればいいんだ。」
そうしたらですねえ・・・来ましたよ。Makuakeから。返事。こんな感じで。
今回は、ちゃんとパスワードも入った文面で到着しました。
「俺は、キャンセルなんて頼んでない。」
という釈然としない気持ちを抱えたまま、返金URLにログインすると・・・・
おお。事務手続き終了。
実際に口座に返金が実行されてから、ビームテックにも連絡を入れました。
じゃあ、この件のそもそもの始まり。
「HomeKitで動かせるLED照明」の件は、どうなったのか?
というと・・・・
2022年3月にMakuakeとビームテックに購入依頼をしたこの品は、結局、1年に渡って、2社がゴネてくれたお陰で、私にとっては、いい方向に転がってくれました。
ビームテックの商品1台分で、中国企業製LED照明が3台買えるようになっていました。彼らがゴネた1年の間に。
家の蛍光灯を
TALOYAのライトに交換して、今では、HomePod(第二世代)に向かって、「Hey Siri 電気つけて」と言ってます。
家を出る時には自動で消灯してくれて、帰宅すると点灯するように設定できたので、手を洗う前に壁面のスイッチを触らなくても済むようになったので、だいぶ助かってます。
まあ、あれですよ.アレ。
自分の周りで、そんな発言を聞きつけたら、「現実が見えてないな。」と思ったほうがいいですよ。
その発言は、あなたを騙そうとする人たちかもしれない。この1年、私が実際に被害に遭ったようにね。
面白いほど理解できる刑事訴訟法 第2版 [ 刑事訴訟法研究会 ]
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,540 円
頬骨骨折しちゃった。 [雑談]
「倒れる!」って思った時には、バッタリ。思いっきり頭を打った。イテテ・・・今まで受けたことがない衝撃。
遠くの方で、Apple watchがブルブル震えている。転倒検出機能が働いて、緊急連絡先へのカウントダウンが始まってる。
なんとか起き上がって・・・119番通報が始まる1秒前で止めた。
あ〜・・・まいったな。血も出てる。振り返ると・・・何もない。なんだ?
何もない場所で、コケたよ。まあ、でかいロータリーと言っても・・・だいぶ暗いんだけどね。ここ。
別にお酒なんて飲んでないし・・・晩御飯買いにコンビニに行っただけなのに・・・血だらけだ。コンビニのビニール袋。
もう一回、コンビニ行って、ビニール袋買お。
コンビニでビニール袋を受け取ると・・・お兄さんがなんかオロオロしている。
宿泊施設に戻って、鏡を見ると・・・あ〜・・・結構な血が出てるけど・・・まあ、絆創膏でなんとかなるぐらいか。
丁度、痛み止めも持ってるから、さっさと寝て、明日、病院に行こう。
横になったんだけど・・・夜中に耳元がうるさくて、目が覚めた。なんだか、ポタッポタッてずっと音が鳴ってる。
涙が止まらないんだな。
もう一度、顔を拭こうと鏡を見ると・・・そうじゃなかった。
耳から血が出てた。
痛み止めって・・・逆に血を止めなくなるんだ。まいったな。
翌朝始発でなんとか自宅に戻った後、歩いて行ける場所にある総合病院の脳神経外科を受診すると・・・
「MRIの結果は、頭に異常はありません。ただ、顔が骨折しています。これは形成外科でないと対応できない。
この病院にはないので、近くの大学病院への紹介状を書きます。」
てっきり、包帯とか何か処置をしてくれるのかと思ったら・・・何もなかった。薬もなし。
次の日、大学病院の形成外科ってやつに向かったんだけど・・・なんだここは・・・
今まで、こんなに受診者が多い病院なんて来たことがないぞ。朝、始まる前だと言うのに・・・ものすごい数。
だいぶ待たされて、若いお兄さんが診てくれることになった。・・・大学生?
「あ、あの、あの・・・私、研修医です。これから私がお話を聞かせていただいて、それから先生に診ていただきます。」
うわあ・・・「ブラックジャックによろしく」の世界だね。本当にあるんだ。研修医が患者さんをみるって事。
あれは、国会審議にもかけられたような大問題作だったけど・・・まあ、今は、朝だからね。って、なんでそんなにオロオロしているの?
「あ、あの・・・こちらの方は・・・診察室に入って来られるのは、一人だけ・・・」
我が妻を見て動揺してたのか。そんなにおっさんの怪我で付き添いをするのが珍しいのかい?
「ええ、普通・・・オジ・・・じゃなかった。男性の患者さんって、一人で来られます。」
一通り、発生状況と経過を話した後、先生が診てくれることになった。って、先生も・・・そんなに歳変わらないよね?
「あ、彼は研修医なので。私が責任を持って担当させていただきます。じゃ、まず、この指を振りますからね。何本に見えますか〜?」
「先生、指曲がってる。」
「あ・・・本当ですね。って、私の指の話じゃなくて、はいっ!何本に見えますか?」
「10本!」
「ちゃんとやってください!」
「先生、怒ってる?」
この後、ものすっごく怒られました。我が妻の目の前で。年若いお医者さんだからって、からかっちゃダメです。
診察の結果は・・・「何もしません。」
「・・・・何もしないって・・・先生、やっぱり怒ってるでしょ?」
「いや、そうではなくて、もっと顔の破損状況がひどければ、当然、手術をします。ただ、人の治ろうとする力を頼った方がいい時もあるんですよ。今回の場合、顔全体が、後ろにずれただけなので、このまま様子を見ましょう。」
また・・・また、何も処置なし。薬もない。
病院から出ようとすると・・・最初の病院もそうだったけど、女性の看護師さんが、みんなこちらを何度も見返すんです。男性の看護師さん達は、無反応なのに。
「え?え?その状態で帰るの?」って感じ。
まあ、その後は、自宅でひたすら上を向いて寝ているしかなかった。寝返りも打てない。(頬に圧力がかかると痛い。)
ただ、どうしても右手の甲が痛くて・・・腫れてしまってる。
今度は、地域の整形外科に行ってみると・・・
「ああ、動くんでしょ?右手。」
「はい。」
「手のひらをついて転倒しなくてよかったね。腕を骨折してたかもよ。今、動くんだったら、大丈夫。気にしないで。」
・・・なんていうかですね。おっさんへのお医者様達の対応が軒並み・・・なんて言うか・・・これが、若いおねいさんだったら、右手を見てもらおうとしたのに「んじゃ、まず、服を脱ごうか。全部。」とかって言っちゃうんだろ?え、ダメ?そんな偏見。
もはや、レントゲン撮影もなし。やっぱり薬もなし。
「帰って、とにかく寝てなさい。」だって。
なんとか出社できるようになってから、念の為、土曜日に眼医者に行った。
転倒後、右目が全く見えなくなった時期があるのだ。
まあ、腫れて目を完全に塞いだ為だと思うんだけど・・・今、見えてるし。
問診で、状況を説明すると、ちょっと怒られた。
「目がおかしいと思ったら、すぐに来てください。腫れててもいいですから。」
光を当てて、両目を見てくれたんだけど・・・なんか・・・外科のお医者さん達と違って、なんか・・・
「火曜日に・・・もう一度、来られますか?いや・・・月曜日、月曜日に来てください。」
「無理です。そんなの。」
先生が、激しく動揺してる。
折衷案として、月曜日の夜に待っててくれることになった。どうも・・・右目の網膜がおかしいらしい。
別に・・・骨折の同じで、ほっとけば治るんだろう?
とぼけようかと思ったけど・・先生の様子を思い出して、やっぱり月曜日夜に病院に行った。
・・・そのまま手術になった。
知らなかったけど、網膜って、破損すると、修復されることはないんだって。これ以上、ひどくならないように処置をしてくれることになった。
地域の薬屋さんに電話をしてくれていて、その人達も店を開けて待っていてくれた。
本人は、大変な事態になってるって、自覚がないんだけどね。見えてるし。
というようなことが起きてました。Blogの更新を止めている間に。
初めて・・・ですね。2ヶ月開けてしまったことは、過去に1度だけあったけど。ここまで間を開けてしまったのは・・・申し訳ない。
で、こうして、今はちゃんと画面を見て、文字を入力できるようになりました。まだ、ちょっと右手に腫れは残っているけど。
文字は入力できていなかったけど、エンジンは出来上がりました。N1仕様として。
Joy耐もエントリー済み。今日の眼科の検査次第ですが、おそらく出場できます。2月の本庄耐久以外、今年、全く走ってないんだけどね。
あ、そうそう。2月の本庄軽One耐久NNクラス第一戦は、出走18台中、予選10位。
決勝、総合6位(クラス5位)で完走しました。
ちゃんと進化しています。私達。
思わぬ障害が発生していたけど、行くぞ。約束の地へ。
恐らく、例年通りのノーマルエンジンでの出走になりますが、完走してみせます。Joy耐。
Makuakeで商品を購入しようとしたら、お金だけ取られて現品が来なかった話 [雑談]
有象無象の愚民どもがなんとかウイルス(Covid-19って言って)のことも忘れたかのように浮かれおって。
ああ・・・いや、出だしから気分がささくれていて申し訳ない。いつも通り記事の更新が・・・ここ数ヶ月、本当に滞りがちだったんだよ。
どうにもね・・・この秋以降、お金にまつわる嫌な話が多くて・・・今回は、そんな話。
車の話じゃないので、いつも訪問してくれている皆さんは、ここから先は読み進めないほうがいいかなあ・・・恐らく、ものすごく嫌な気分になる話を書くので。
いくつかあるのだけど・・・まあ、2つだけ書くかな。
まず、最初は、ヤフオク!での話。
EP82のLSDを予備に欲しくて、ちょうど「EP82 NA用ミッションLSD付き」というのが、ショップオークションで出ていたので、落札したんですよ。6万円で。
運輸会社の倉庫に引取りに行って(重量物なので、個人宅には配達してくれなかった。)、木のパレットと樹脂バンドを解体してから、フォークリフト修理係のところに持ち込んだところ・・・
梱包材のビニールを解き始めたところで止められた。
「これ、ダメです。TURBO用のミッションです。NA用と共通部品はありません。一目でわかる。」
ショップが出した品で、そんなことあるのか?と思ったんだけど・・・まあ、念の為、梱包を全部外して、事前に持ち込んでいたNA用ミッションと比べてみたところ・・・デザインが違う。っていうか、色々なところが大きい。ああ・・・やられた。
「捨てるよ。金物の廃棄業者が引取りに来ることがあるでしょ?その時に渡してあげて。」
「いや、NA用と紹介があったんでしょ?抗議したほうがいいですよ。こんなの。」
フォークリフト修理係の助言に従って、出品業者に説明を求めたところ・・・
「現品を戻してください。返金させていただきます。」
いやいやいや・・・木のパレットバラしちゃったんだよ。今、この手のパレットって、廃棄物の取り扱いを嫌がられて、売ってもらうのも難しい。しかも、わざわざ運送業者の拠点に持ち込まないといけない。
結局・・・2万円値引きしてくれることになりました。現品は手元に残った。用途がないTURBO用ミッション。
AE86レースの彼に話したところ、何か彼が使える部品が・・・あるらしいです。このミッション。
丸ごとあげることにしました。金物回収業者に持っていくにしても手間がかかるからね。はあ・・・
実は、このBlogで報告していないけど、ヤフオク!でのEP82 NA用部品って、要注意アイテムなんですよね。
結構色々とTURBO用部品を掴まされています。ただ、今回のミッションの話はひどかった・・・
今までは、「しょうがない」で済ませてきたけど、初めて出品者に抗議したら、だいぶ長くキャッチボールをする羽目になって・・・
まあ、あれですよ。アレ。
オークションでの魔法の言葉「ノークレームノーリターンで」が、通用しちゃう世界ですからね。リスク過大な取引ってことです。
で、もう一つの話。これは、春先から始まっていた話なんだけど・・・
クラウドファンディングって知っていますか?
「アイデア商品を世の中に売り出すために、まずは、支援者を募ります。」という形のまあ、マーケティング活動の一環です。企業の。
最近成立した例で、有名なところだと・・・Canonが「望遠鏡に撮影機能を持たせた」デジカメの話とかかな。
私もすでにいくつか入手した物品があります。
で、引っかかったプロジェクトが今回のお話。
Makuake(マクアケ)というクラウドファンディングサイトで、LEDシーリングライトのプロジェクトがあったんです。
HomeKitという言葉がみなさん聞き慣れないと思いますが、これは、まあ、簡単に言うと「Siriに向かって"電気つけて"」と話しかけると、ライトが点灯するって規格です。(もっと色々できるよ。電灯周りだけじゃないよ。)
ワクワクして申し込みしました。3台。4月の初めに。
現品の到着をドキドキしながら待ったんだけど・・・・Joy耐が終わり、夏が来て、秋になっても・・・届かなかった。
いや、まあ・・・今までのプロジェクトで、すごく時間がかかったものは、半年ぐらい待ったから・・・
待った。待ちましたよ。今年の終わりまで。
それでもさすがに8ヶ月経過して、何も音沙汰がないと言うのは・・・何かおかしい。
(株)ビームテックに問い合わせを入れようと・・・
ホームページのお問い合わせフォームを開くと非常に不思議な文言が・・・
「ECサイト(楽天、Yahoo!、アマゾン等)でご購入後の連絡は、各サイトのお問い合わせフォームよりお願いします。こちらでは返答できかねます。」
ん????
自社の製品についてのお問い合わせなのに問い合わせルートを絞るって一体・・・
仕方がないので、Makuake側で問い合わせをしようと・・・問い合わせフォーム・・・・ものすごく探し回って・・・わからない。
メディア対応用の問い合わせフォームは存在するけど、ストアでの商品購入者向けの問い合わせ窓口がない。
仕方がないので、毎日のように送られてくるプロジェクト紹介メールの中に「アンケート」があったので、アンケートフォームに記入していたところ、「インタビューを受けられますか?」と出てきたので、OKと答えておいた。
で、購入時の記録を読み直してみると「実行者へ問い合わせ」というフォームを発見したので、そちらにも商品が到着しない旨を記入しておきました。「Makuakeとして対応するということじゃないのか?」と思いながら。
返事が来ました。返事が来ましたよ。12月5日に。何も反応はないだろうと諦めていたんだけど。
「失礼しました。システム連携がされておらず、受注状態が把握できておりませんでした。ご注文はキャンセルいたしました。宜しくお願いします。」
正直、予想していなかった答えで・・・現品を届けるんじゃなくて、注文キャンセルって一体・・・
これでおしまいです。これで終わり。インタビューの話・・・どうなったんだ?あのアンケート。
5月に3台分74,697円がカード会社から引き落としされていたのですが、返金なし。
カード会社に問い合わせ・・・いやいやいや。カード会社側は、伝票処理をしただけ・・・
多分・・・株式会社マクアケも株式会社ビームテックも資金繰りが相当厳しいのだと思います。74,697円を返金処理できないくらい、追い詰められた運営状況なのだろうと・・・
そう思うことにして、この件を忘れることにしていたのですが・・・ええ、なんたってAmazonの体験がありますから。私。
インターネットで物を買うことって、リスクを伴うんです。
この手の話は、運営側がミスを認めて、それでおしまい。
理由をつけて、返金はないんです。
次は引っかからないように問題がある業者とは取引をしないようにすればいいんです。
が・・・実は、昨日、ハタと悟りを開いてしまったんです。保管ガレージで作業中に。あ、悟りって言葉はダメなんだっけ?異教徒の皆さんの前では。え〜と・・あれ、あれだ。
「啓示を受けた。」
「詐欺に遭った。」
そういう話です。このクラウドファンディングの話は。
Amazonの場合は、「物流拠点からは、現品が発送された。その後、商品が行方不明になった。」ことをAmazonは認めたけど、(認めておしまい。それ以上のことを求める時は、別ルートで問い合わせするように案内されて、そこでこちらが諦めた。)今回のクラウドファンディングの話は、「金は取られた。商品は発送すらされない。」という話なんです。
昨日、オーナーと予備車のシフトケーブル外しに苦闘していたときにハタと気がついたのは、「人って・・・こんなに簡単に詐欺に遭うんだ・・・俺、騙されないって思ってた。」
詐欺だ。
って思っていなかった自分がいるんです。
立派なホームページを作って、集金している側(Makuake)と品物を作っている(ビームテック)ように見える2つの法人が存在しているように・・・騙されてた。
「オレオレオレオレオレオレ(ひつこい)詐欺」でしたっけ?
あの手のことに引っかかる精神状態ってなんだろう?って思っていたんだけど、こんな感じなんですね。
サラッと、他人から金をかすめ盗る・・・しかも盗られた側がそれを認識するのに時間がかかる・・・お見事。
まあ、オークションもネットショッピングもクラウドファンディングも「現実の店舗じゃない場所」で、物品を購入しようとすることは、こんな感じのリスクがあるって話です。
はあ・・・人生初だよ。詐欺に引っ掛かるの。
FlashAirを使おうとしたら、ものすごく大変だったというお話 [雑談]
なんとかウイルス(Covid-19って言って)が再び猛威を振るうようになって・・・
再び「不要不急の外出を控えましょう」という状況になってきましたねえ・・・
まあ、Go Toなんとかを始めた時点で想像できたことだし、恐らくデータを冷徹に収集している方々がいらっしゃるんだと思います。
私は、日本人らしく「曖昧さ」でこの状況も切り抜けると思うんですよね。ほら、みんな・・・普通に通勤電車乗って出勤しているじゃない。
春のパチンコ店騒動後、実は、薄々気がついてるでしょ?みんな。
「・・・しゃべらなきゃいいんじゃね?」
テレパシーですよ。みんな。テレパシーが使えるようにならないと。
え?無理?あ、う〜んと・・・じゃあ、あれだアレ。
目っと目っで通じ合うううう〜そういうな〜かになりたいわ〜!
はいっ!近くの人と見つめ合って。あなたの頭の中のどす黒い思念が・・・ひっひっひ。
まあ、「空気の遮断」(必要なものだけを取り込む)って大事で、その効果を実証できるものが住友ベークライトから販売されています。
家庭用鮮度保持フィルムってやつなのですが、こんな感じになります。
これ、どちらも同じ日に買ったバナナです。
買ってから4日・・・かな?
この住友の袋に入れておくと、鮮度にこんなに違いが出るんです。
「買いだめ」をこの冬はしないといけなくなると思うので、ぜひ使ってみてください。
さて本題。
今回のお話は、キオクシアのFlash Airを使おうとしたら、とってもとっても大変だった。
というお話。
記録用に残しておきます。
このBlogに掲載している写真は、CanonのPowerShot SX40HSというデジカメを使っています。
もう、だいぶ古いモデルなのですが、「0cmでピントが合う」ということで、愛用しています。特に不具合もないですしね。って思っていたのですが・・・意外なものが壊れた。
それは、SDメモリーカード。8GB品。全く撮影データが記録されなくなっちゃった。
Panasonic品だったので、恐らくPoserShotを購入する前に使っていたPanasonicのFZ・・・忘れた。
とにかく長い時間が経過していたんだと思います。いつの間にか。
壊れちゃうことがあるんだね。駆動部が全くない記憶デバイスでも。
で、すでに古いSX40HSにSDメモリーカードを新しく買うと言っても・・・あまり容量が大きいものも実は使えないのじゃないかと。
色々探したところ「そもそもSDメモリーカードそのものにWi-fi機能が内蔵されている」商品が販売されていることを知りました。
まあ・・・私のSX40HSから直接みんなのスマートフォンに撮影データを転送できたら、便利かも。
たまにAE86レースの彼には、「競技の写真データ一通りこのUSBメモリーカードにコピーして。」なんて渡されるからね。
購入したのは、東芝(現社名はキオクシア)のFlash AirというSDメモリーカードです。64GB品。
自宅に商品が到着した時点で、「アレ?」感が・・・
パッケージの言語がね。
中国語版だ。これ。
結局、キオクシアのホームページで取扱説明書をダウンロードすることになるんだけど・・・
Mac版FlashAirToolをダウンロードしてインストール。
iMacのSDメモリーカードスロットに差し込んで・・・
ネットワーク設定終了
これで、FlashAirをSX40HSに差し込めば、データの転送ができるんだと思っていました。しかし・・・
ここからが長かった・・・
どうもFlashAirドライブ設定というものをしないと、FlashAirのデータにアクセスできないらしい。
FlashAirをiMacから取り外して、SX40HSに差し込む。
iMacの無線LANをON
設定中です。
1分・・・では終わらなかった。数分待って・・・・
設定完了したのね。
なにが変化したんだろう?????
書類フォルダがなにか・・・
ああ・・・書類フォルダの中にflashairというフォルダを作ってくれたのね。
で????
あ、ああ・・・FlashAirDriveというソフトウエアを立ち上げるのね。
・・・・ここでね。ここで止まったの。
何回FlashAir接続ってボタンを押しても、なにも起きない。
う〜ん・・・まあ・・・考えられるのは、私のiMacはセキュリティがかなりガチガチに固めてあるせいかと・・・
多分・・・多分、FlashAirのせいじゃないんだよ。
キオクシアのホームページで他のOSの取扱説明書を一通りあさる。
なになに・・・ブラウザで、http://flashair/って打ち込めばアクセスできるのね。
ああ・・・う、うん・・・明らかにまずいよね。このホームページデザイン。
タイトルバーは、「安全ではありません」って出てる。
アウトでしょう。触るとろくなことがないホームページ。きっと。
さて、どうしたものか・・・・
もう、諦めて「普通のSDカード」として、USB読み出しだけしようか・・・
色々調べたところ・・・解決法を提示してくれている人がいましたよ。
今では、Safariのお気に入りにFlashAirとして登録しておいて・・・
FlashAirのSSIDを選択
Flash AirをSX40HSに入れたまま、電源ボタンをon
やった!Safariの画面上にFlash Airのフォルダーが表示された。
こんな感じで、月別にデータフォルダが生成されています。
中身を見ていくと・・・
ちゃんとデータにアクセスできてる。
で、面倒だと思うのは・・・
Macへの取り込みには、いちいち1画像ごとに中身を確認した後、コンテキストメニューでイメージを”写真”に保存としなければいけないところ。
まあ、無駄なデータをMacに取り込むことが防げて良いんですけどね。
ふう・・・なんとか無駄にならずにすんだよ。FlashAir。
早速AE86レースの彼に報告。
「そんなことしてもらってもさあ・・・無駄だぞ。」
「え・・・・いや、だって、いちいちUSBメモリーを介さなくていいじゃん。」
「いや、そういうことじゃなくって・・・」(なんで下向いてモジモジ?)
「スマートフォンじゃないんだよ。俺。」
は????
「携帯電話。大事にしてるんだあ・・・この携帯が終わる時が、俺も終わりの時さ。(大げさ)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何でだああああああ〜(苦悩)
ムアツ布団の話2 [雑談]
変な・・・天気ですよねえ。
11月も後半になったというのに・・・一部の地域は夏日ですか?
北海道では、雪が降って、再びなんとかウイルス(Covid-19って言って)が蔓延し始めているというのに・・・
この写真は、昨日自宅の近くで撮影したんですけどね。
恐らく・・・桜・・・かと。
春になると桜の花びらが散っている木ですから。たぶん桜。11月半ばに。開き始めちゃってる。来年の春は・・・どうなるんだろうね。これ。
なんとかウイルス(Covid-19って言って)の件は、まあ・・・なんというか・・・「慣れ」ってすごいな。って思っています。
ほとんど在宅勤務ができなくなって、電車で出社していますけど、連日「過去最高の感染者数を更新!」って朝のニュースは叫んでいるのに電車はまあまあ・・・まあ、昨年までみたいに押し合いへし合いにはなっていないんですけどね。
もう、みんな普通に出社していますものね。
あの苦しかった4月5月はなんだったんだっていう・・・
私なんて、先日の筑波サーキットスポーツ走行で、「とうとうやっちまった。」って失敗をしていますからね。
その日は、マーチ勢を3台引き連れてずっと周回。
(マーチの人たちは、”んも〜・・・EP82のくせに俺たちの前をウロウロするなよ。遅いんだよな〜。これ。”って思ってるはず。)
なんでか・・・ものすごく息が上がる・・・というか、練習走行中にへばってしまう自分を自覚して、1ヘアピンでとうとう譲ってしまったんです。一気にマーチ3台を先行。
「なんだ?夏じゃないのになんでこんなに疲れているんだ?」
練習走行が終わってから気がついた。
ヘルメットを外して、フェイスマスクを脱いだら・・・その下にマスクが・・・
ええ、やっちまいましたよ。とうとう私、「普通のマスクをしたまま、フェイスマスクをして激しい運動」をしてしまった。
危なかった。どおりで「なんで今日、こんなに苦しんだろう?」ってなるはずだよ。体の具合を悪くしなくて良かった。
さて、今回はそんな「苦しかった春頃にそういえば政府がお金をばらまいてくれたんだった。」という頃の話。
みんなもうとっくに「そういえば、なんだか一人10万円だったか・・・お金、ばらまかれたね。」って遠い目になっていると思いますが、ちゃんと使い切りましたか?
なんだか「寄付する」とか「辞退する」とかおかしな発言をしていた人たちがいるみたいですが、アレ、「自分が払った税金が戻ってくる。」ことですからね。
貯金なんかせずにフルに使い切って、お金を世の中にぶん回さないといけないです。
で、うちはどうしたかというと・・・
買い物をしました。1点だけ。ばらまかれたお金をフルに使って。
何を買ったかというと・・・「ムアツ布団」です。
まあ、私にムアツ布団を買い与えてくれた母親はGo to Heavenしたので、そろそろ数十年もののムアツ布団を更新してもいいだろうと。
といっても、以前、我が妻に購入したムアツ布団を私が使うことにして、我が妻にはムアツ布団界のultimate weaponを買い与えようと・・・・
今回は、遠出なんてしませんよ。ええ、あのアウトレットモールになんて近寄りません。近所の布団屋さんに事前に電話。
「あ、あの、あの・・・ムアツ布団・・・売ってくれますか?(ハアハア)」
「はあ・・・大丈夫ですよ。来店頂いても。ちゃんと営業しています。」
二人で布団屋さんを強襲。
「お前さんはあっちの方にあるシーツ類を選びなさい。私は店員さんとどんなムアツ布団があるか見るから。」
とおおお〜くに行かせる。すっごい向こうの方にあるシーツを見ていて、そのうちフラフラ他のものも手に取ってみているだろう。
店員さんとヒソヒソ。
「ムアツ布団の最終兵器を買いに来ました。」
「え?アレを指名買いですか?そんな人、初めてです。」
「ええ、そう思って・・・今日はまず予約を・・・」
「いえ、あります。在庫。そうですかあ・・・これをとうとう指名買いしてくれる人が・・・いつかそんな人が現れる日の為にと思って、取っておいたんですよ。一つ。」
え?在庫・・・ある・・・の?
え〜と・・・いや、ちょっとお高い買い物・・・今日のところは、まだ予約を入れようか悩む日に・・・なん・・・あ、目の前になんだか重そうなマットレスが・・・店員さん二人がかりでどおおお〜んとおおお〜!!
「なに?それ?大人の男の人が二人かかりで持ってくるって一体・・・」
「お前さんは、私が良いと言うまで、向こうの方でシーツを選んでいなさい。今日、買って帰るから。何枚か選ぶように。」
遠くへ。とおおお〜くに行かせる。再び。
二人分の給付金が入った銀行の封筒・・・全部店員さんに渡す。
「んじゃ、さっさと車に運んじゃってください。」
家にとって返す。
わずか数分で、封筒全部・・・使い切ったぜ。まさかの展開。
買ったのは・・・ジャン!
マットレスにこんなコントローラが装着されているムアツ布団界の最終兵器なのだ。
え〜と・・・まず、ちゃんと取扱説明書を読んでみよう。なになに・・・
あ、う〜んと・・・え〜・・・我が妻の場合、ほら、切っちゃったから。もう、大丈夫。きっと大丈夫。ホント大丈夫。(ひつこい)
マットレスに頑丈なプラグを差し込む。
で、コントロールパネルをよ〜く確認すると・・・・
なんか、「電位」と「交互」と「温熱」って一番左にボタンがある。
後は、それぞれのレベルと温熱ってやつは、恐らく温度調整ね。
で、作動させる時間は、まあ・・・睡眠時間フルに作動させられるんだろう。
「給付金の封筒が無い!」って騒いでいる我が妻を寝かしつける。
「諭吉さんはね。天国に行ったんだよ。全部。お前さんを天国から見守ってくれているよ。さ、この秘密兵器を使って、良い夢を見ようね。」
恐る恐る「電位」だけを作動させて、「弱」に設定。時間は朝まで。ッと。
翌朝・・・驚いた。ものすっごく驚いた!
写真を撮ることができなかったんだけど(嫌がった。)、我が妻の体に変化が・・・
普段は、腕に赤いブツブツがあるのに朝、起きたら全部無くなってた!
二人共ものすごくびっくり。
まあ、分かったのは、夕方になると元に戻ってしまうのだ。
どうも、血行に影響を与えているらしい。このムアツ布団が。
その後、我が妻が自分で色々設定をいじった結果は・・・
「電位」の「強」はあまり具合が良くないらしい。
それと、朝までずっと作動させているのではなくて、布団に入って、ある程度の時間で切れるようにしているとのこと。
自分でも恐る恐る横になってみる。
あ、電位とか、秘密兵器は全く作動させずに。
まあ、前回ムアツ布団を買ったときには、猫のiちゃんがチェックをしてくれたけど、iちゃんもGo to Heavenしてしまったので、自分で確認するしかないのだ。
我が妻から譲ってもらった「普通のムアツ布団」に比べるとちょっと反発力が強い感じ。
ちなみに数十年使ったムアツ布団もまあ最後までガタガタに崩れることなく使えていたけど、やはり新しい方がより寝心地が良い。きちんと「点で体を支えている。」感じがするものね。
古い古いムアツ布団は、市の清掃センターに持ち込んで処分してもらった。
何でこの時期に夏の頃に買ったものの記事を書いたかというと・・・
コントローラーのほら、「温熱」ってやつ。
アレを試す時期になったらしいのだ。
で、おかげさんで「すごいホカホカ。これなら電気毛布がいらなくなるよ。」だって。
まあ、「寝ている間に体調を整える。」ことができたら、このなんとかウイルス(Covid-19って言って)騒動も巻き込まれずに切り抜けられると思うんだよ。買って良かった。ホントに。
関西の映画村ってやつに行ってきたよ。(2日目編) [雑談]
関西の映画村の話。二日目(最終日)
朝、はや〜くに叩き起こされる。
ホテルの隣が目的地なのに何故にこんなに早く・・・
「さっ!全部荷物持って!チェックアウトするけど、このホテルで荷物を預かってくれるんだって。必要な物以外、全部置いていって!」
・・・・持ち物チェック。
1)チケットホルダー(何かバーコードの印刷物が挟んである。)
2)WAON
3)iPhone SE
4)ポケットティッシュ
5)ハンカチ
6)そうだった。Apple Watch
終わり。
チェックアウト後、我が妻がなんだか怒ってる。
「ねえ!なんで?なんで手ぶらなの?お財布も持ってきてないの!?」
昨日わかったんだけど、この施設、Waonがあれば、買い物に不便しないよ。現金も置いてく。
旅行会社で色々セッティングしてもらったのか・・・何か、「正規営業開始前に入場」できるらしい。
「あと15分しかない!早く早く!!」
なんかもう・・・元気だねえ・・・土曜日の朝から。筑波サーキットでイベントでも無いのにこんな時間から行動開始って・・・エラ〜!!!!
また入場できない。また顔認証システムが・・・
「あ、お客様、じっとしていてください。」
「ワレワレハチキュウニセンニュウシテイルウチュウジンデ(以下略)」
一気に不機嫌になる。二日連続で私を拒絶ってなんだよ。と、やっとゲートを通過したと思ったら、若いお姉さんが・・・
「あの・・・アンケートを・・・」
「ヤダ。断る。」
ものすごく不機嫌に答えた。大変申し訳ない。特別入場枠のギリギリの時間で何故に目の前に現れるんだ?
今度アンケートで声がけするなら、バニーガール姿で立ち塞がりな。朝8時から。
我が妻に引っ張っていかれたのは、「火事の映画」の施設。
営業開始時刻前だからなのか、あまりお客さんがいない・・・と思っていたら、スタートしてもそんなに集まらなかった。
「人気がないのか?なんか古そうだものな。この建物」って思っていたんだけど・・・すごく驚いた!
火災の怖さと音!それと爆風まで感じる施設なんです。周りにいた小学生ぐらいの男の子達が泣き出してしまうぐらいすごい迫力!
「そうか。この設備が、この施設全体の”始まりの地”だったんだな。そうなんだよ。ここは、夢の国じゃなくて、”映画の撮影設備の中に一般人が迷い混んじゃった。”という設定だったんだよ。いつの間にか、最初の志を忘れてしまって、客からいかに金を巻き上げるか?に変容してしまったけど、全ての始まりは、この設備からだったんだ。」
良かった。この施設を体験できてよかった。ここに入っていなかったら、前の晩のパレードの件以来、ずっと不機嫌なままだった。
次は、一転して水の施設らしい。
昨日、使いまくっていた魔法のチケットは、今日はまったく持っていないらしい。本当は、昨日のうちにこの施設も魔法のチケットで入るつもりだったらしいんだけど・・・間に合わなくて、無駄になったんだって。
空の彼方で愚民どもがキャーキャー言っているのを眺めてじっと待つ。
ん・・・・?
あれは????
避雷針だ。
へえ。ちゃんと「まともな構造」の避雷針を使っているんだ。
先日、ある地域の地下鉄に乗っていて、地上に車両が出た時に「バカな形状の避雷針」を大量に立てている事業者がいて、呆れちゃったけどね。(地下鉄なのに。ものの見事に”騙された”ことを顧客に見せびらかしている状態。おかしなものを高額で買っても、利用者の料金を値上げして巻きあげられるからね。)
やっと入場開始。
ズンズン最前列に向かっていくと・・・我が妻にものすっごく怒られた。
「そこまでいかなくていい!戻って!!はいっ!ここに座って。」
「せっかく前の方が空いているのに・・・」
「あそこは、何も知らない人達が行く”幸せの場所”なの。そっとしておいて。黙って遠くから見てるの。」
「はあ。」
何を言っているんだろう・・・・と思ったら・・・・悪魔のアトラクションだった。これ。
なんか・・・前に出てきた演者さん達が・・・なんかごっつい兵器を持ってる。まあ、ショーだからね。小道具ね。って思っていたら、火炎放射器!じゃなかった水があああああ〜!!
普通じゃない!
子供の水鉄砲の比じゃない!なんで!なんでバケツ持ってきちゃうの?なんでさらに注水してるの!!!!
「これ・・・これ、お客さんすっごく怒るんじゃないの????」
って、我が妻に叫んでたら・・・
「さあ、誰かオレ達と勝負するかい?誰か勇気がある奴が出てきたら、この水攻撃を止めよう。」
「あんたっ!頭下げて!!じっとしていて!!!」
何?この銀行強盗に立てこもられちゃった感。屋外の施設なのに。と思ったら、観客席から若者が。
「俺と勝負しろ。俺が勝ったら、みんなを解放しろおおおお〜!!」
我が妻が、下を向いたまま何か言ってる。
「勇者じゃ。勇者が現れた。」
いや・・・若者よ。もし、チミが勝っちゃったら、観客の皆さん開放されて帰っちゃうから。まだ、ショーの本番が始まってない。
うん。大丈夫だった。若者は負けて、バケツの水を頭からかけられてた。全部。
大丈夫・・・なの・・・かな。なんとかウイルスの時期なのに。どうやって帰るんだ?アレ。
ずぶ濡れの若者がタッタ・・・と元の席に戻った後、ショーの本番が始まって・・・これもすごい迫力。「冬の寒い時期に水のショー?」なんて思っていたのが、ふっ飛んでしまった。すごく楽しかった。
この後は、広い敷地内をふらふら。
この施設、わざわざ有料で色々な乗り物に乗らなくても十分楽しめるんです。
ふらふら歩いていると、色々なところで、ショーをしています。
建てられている銅像の頭に雀も乗ってるし。
ん????
うっひいいいいい〜!!!
怪奇!雀が吸い寄せられる銅像!!!
銅像に震え上がっている私をそっちのけで、我が妻がプリプリ怒ってる。
「ショーの時間割りがわからない。これじゃあ、どの順番で回ればいいのか考えられない。千葉のネズミの国なら、ちゃんと時間割表が配布されているのに。」
ふ〜ん・・・・嫌な予感がして、質問をしてみる。
「ひょっとして、iPhoneにアプリを入れるように勧められなかった?チケットを買った時に。それを使った方が、タイムスケジュールとかが分かるとかって。」
「言われたよ。でも、そういうの面倒くさいから入れない。」
ほっとした。意味がわかった。なぜ、入場時に顔認証なのか。なぜ、園内で紙媒体が配布されることがほとんどなく、かつ、その内容も少々不自由なのか。
旅行会社でチケットを購入する時に一通りの情報を記入する。
そのチケットを使って、入場ゲートを通過する時にバーコードチェックだけでなく、顔認証にもかける。
顔認証とチケット購入時情報は、完全に結びつけられる。本人がゲートを通るしかないんだから。
園内の監視カメラでその導線をトレースすることもできるけど、監視カメラの視野外(あるいは、視覚内にオーバーフローの人数が写り込んだ場合)は、スマートフォン内にインストールさせたアプリケーションを使って、位置情報、時間を収集することができる。
施設内での支払いが、WAONシステム以外は、非常に限定されたPayシステムだけを認めているのも利用者の行動情報提供で合意できたシステムだけということなんだろう。
ここはアメリカ。
そこここに合衆国国旗がたなびいてる。
笑ってしまう。
この国は、自国の国旗を掲げると非難する人々がいる国。
なのに自国内で、大量にアメリカ国旗が掲げられていることを滑稽に思わない国。
他国の国旗が大量に掲げられている施設なんて・・・他にあったかな?
ハウステンボスにも行ったことがあるけど、国旗なんて・・・記憶にない。
あの千葉のネズミの国の対岸には、ドイツ村なる駐屯地があるらしいけど・・・そこはドイツ国旗なのかしら?
まあ、アメリカ合衆国の国旗が掲げられていても違和感を感じないっていうのは・・・そう躾けられているものね。生まれた時から。
占領地は、未だに国内にたくさんあって、そこは日本でありながら、合衆国の法律しか適用されない地なんだから。
そんなことを思いながら、我が妻に連れられたホールで待っていると・・・
真っ赤なスーツを着たお姉さんが、壇上に登場。
「はい皆さ〜ん!今日はどちらから来ましたか〜!!遠くから来た人、手を挙げてくださ〜い!!」
「はいっ!そこの彼!どこから来ましたか?」
「奈良!」
「クッソ近い。全く人の話を聞いてない。言いましたよねえ?遠くから来た人!はいっ!」
「ん〜・・・そこのボク〜どこから来たの?」
「あの世」
水を打ったように静まり返るホール。(どうすりゃいいんだ?)
いや、あの・・・だ〜いぶ、外国の方が多い状況なんだけど、この日本語のやり取りって一体・・・っていうか、関西人のノリについて行かなきゃいけないってところが・・・拷問。
まあ、楽しかった。この「ごくごく最近、見事にズっこけた続編映画」アトラクションも。
千葉のネズミの国と物凄く差があるのは、「食事」
こちらでは、とにかくゆっくり座って、食事をすることができる。
すごく高いけど、みんな美味しい。
ただ、じゃあ、また再び来るかって言われると・・・
千葉のネズミの国でいいよ。
あっちの方が、「全ては金次第。金を吸い取られている。」感じがしない。
なんたって、夢の国だからね。
関西の映画村ってやつに行ってきたよ。(初日編) [雑談]
ワラワラと・・・駅のホームに人々が降り立つ。ネズミどもに仕える下部の皆さんだ。大変だ。この時間には、傅くネズミどもの前に揃っていなければいけないのだから。
「ねえ。ここで降りるんじゃないの?テーマパークに連れて行くって、ここのことでしょ?」
「ああ、我が妻よ。違うんだよ。どうやらネズミどもの国でもなんとかウイルスとかいうのが蔓延しているらしくてねえ・・・ネズミ共も大きなマスクをしているらしいからな。(嘘です。信じないでください。)今回は、この国はパスだ。」
新幹線で大阪に向かう。
我が妻が無事に復帰できたことを記念して、前々から行きたいと言われていた場所に連れて行くのだ。
新幹線のグリーン車の中で行き先を告げると・・・・だ〜いぶ前に誰かさんと行ったことがあるらしい。
え〜と????
動揺。激しく動揺。覚えてないぞ。そんな事。誰と行ったのよ!(修羅場)
てっきり、行ったことがないからしょっちゅう連れて行くように言われていたのかと思っていたけど・・・
どうも「私と行ったことがない。」ということだったらしい。
・・・・きれいな富士山を眺めながら思う。
「筑波サーキットに二人で行った方が良かったなあ・・・」(ダメなの?)
順調に「ユニバーサルシティ駅」に到着して、駅の近くのホテルに向かう。
ズンズン歩いて行く我が妻に一生懸命ついていきながら、不安になる。
「こんな午前中の早い時間にホテルに行っても、受付してくれないだろう?」
そうじゃなかった。
部屋の中まで入れてくれないけど(そりゃそうだ。整備中なんだから。)荷物を全部ホテル側が預かってくれるのだ。
すごくホッとした。一気に荷物が軽くなった。これなら、今日一日楽しめるかも。
我が妻が家のプリンターでプリントアウトしてきたチケットを使って入場しようとしたけど・・・いきなりトラブル。
バーコードを読み取ってくれない・・・じゃなくて、顔認証カメラシステムが認識してくれないらしい。私を。
「スイマセン。チキュウニセンニュウシテイルウチュウジンナノデ、ウツラナイデス。カメラ。」
「あ〜はいはい。ちょっと待っててくださいね〜。はあ〜い、もう一度こちらを向いてくださ〜い。」
係員さん、私の渾身の演技を完全無視か。なんとか入国完了。
まあ、なんていうの?「入国審査」って感じにしてくれればいいのにね。「既にあなた方は、映画の世界に入っていますよ。」みたいな。
「審査エラーのブザーがなった人は、着色弾を撃ち込まれちゃう。」って感じで。で、罰ゲームとして、厨房で1日働かされるの。え?ひどい?
違うだろ。みんな。
「映画の国の裏側に潜入!」みたいな特別感があるだろ。1日ただ働きだったとしても!
テクテク歩いていると・・・ネズミの国の入り口あたりで見ることができる風景が・・・
なん・・・か・・・ね。
キティちゃんって、確かに外国人にものすごい人気だけどさあ(この辺りは、日本人には理解できないかも)
お前たちは、外国資本に売られちゃったのか?猫の女の子よ。(ダメです。キティちゃんは、猫ではありません。)
歩いているキャラクターの皆さんと写真を撮るとか・・・まあ・・・ネズミの国と同じだよね。と思っていたけど・・・
子供達にいぢめられているディアダニエルさんの図。
とか
告られているディアダニエルさんの図とか。
ああ・・・うん。確かにネズミの国とは、違う世界観だな。立ち直り早いな。ディアダニエルさん。
「エクスプレスパスってのをとったから、早くっ!早く魔法少年の学校に行くの!!」
あ〜はいはい。
ズンズン歩いて行く我が妻の後ろをついていきながら、気になったのは・・・
高速道路が見える。かなり近い位置に。
なんかね。なんか・・・現実世界がそこにあるぞ。いいのかね。これで。
と思っていたんだけど・・・
魔法少年の学校は全然違ってた!
「別の施設として、お金を取れるよ!」というぐらい、力の入れ方が違ってた!!
ただ、よくわからなかったことがあって・・・
我が妻は、何か魔法の呪文がかかるチケットを持っているらしいんだけど、入り口そのものが違うということがわからずにだ〜いぶ歩いた挙句に、「下々の者共と同じ入り口」に立ってしまったらしい。
しばら〜らく、下々の皆さんと同様に立って待っていた後・・・また長い距離を戻る。
最初の入口で、「呪文のチケット」を見せたところ・・・全然別のルートを案内された。
案内された先にこの看板があってもね。なんだこれ。
中に入って、アトラクションを堪能したんだけど・・・そこで発見が。
私は、ものすごく楽しめたんだけど、我が妻が具合が悪くなってた。一発目のアトラクションで。
どうも怖くて、全く目をつぶっていたらしい。
変だなあ・・・とは思っていたけど、次のジュラシックパークの乗り物で確定。
どうも「動きがあるのアトラクション」は、体が受けつけなくなっているらしい。大病の影響がこんなところに出るとは・・・
それでも「過去に乗ったことがある。」というジョーズのアトラクションに向かう。どうも、これは自信があるらしい。
たくさんの人々が、とにかく並んで待っている。どこもかしこも。それも明らかに日本人よりも海外のお客さんの方が多い。
正直、平日のせいなのか・・・日本人2割 外国のお客様8割という感覚。
ジョーズのアトラクションも並んで・・・と思ったら、また魔法のチケットを使うらしい。
「ちょっと待って。はい!これを着て!!」
ホテルで荷物を渡したはずなのに我が妻のバックが重くて・・・出てきたのは、立派な「カッパ」。ポンチョじゃなくて。
「なんで?」
「濡れるの。ずぶ濡れになるの!」
「あのさあ・・・それ、持っていたなら、さっきのジュラシックパークの乗り物で・・・」
「まさか、一番後ろなのにあんなにずぶ濡れになると思ってなかったの!今度は着て!!」
はいはい。
並んでいる人々の脇で、カッパを着ていると・・・みんながこっちをみてる。ボードは・・・150分待ちってなってるね。平日なのに。
みんなの恨めそうな視線を感じながら、ボートに乗りこむ。
「あれだろ?ネズミの国にある”ジャングルなんとか”っていう・・・ボートのお兄さんが不憫だから、観客の皆さんで、話を合わせてあげるという・・・」
と思いながら、出発したんだけど、これが面白かった!すごく面白かった!!
船長役のお姉さんのお話が面白かったというのもあるけど、暗くなった時間帯に体験できたのが良かったのかも。正直、何が起こるかわからないまま進んで、すごく驚かされた。まあ、確かに・・・これなら150分待ちをしたくなるかも。
この後は、今日のメインイベント、特別ショーというかパレードみたいなものがあるらしい。ネズミの国のあれね。「エレクトリカルなんとか」ってやつの映画の村版ね。
「特別な券を手に入れたんだけど、最上級版じゃないから、どんな感じに見えるんだろう?とにかく前の方のはずだよ。」
あ〜・・・うん。電飾された木ね。
で、その前に座って待つ。と。
ああ・・・うん?
なん・・・って言っていいのか・・・楽しい一日の終わりが、濡れた路面に直に座って待つ。と・・・
座らない・・・わけにいかないね。ロープで囲まれたエリアは、ギッチリ人が集まってる。我々が座らないと、後ろの人達は見えない。
まあ、ほら、アレだ。雨は止んだからね。瞑想の時間ってことで。
我が妻を濡れた路面に直に座らせるわけにいかないので、私の上着を敷物にする。
待ち時間の間、今日一日の振り返りをする。
我が妻にこの施設のチケット系は全部任せてしまったから、状況がよくわからないまま、一日を過ごしてしまったけど・・・「とにかく金さえ払えば、待ち時間なしで施設を堪能できる。」ってことはよくわかった。
まあ、私がいつも思っている「人は金で動く。」を体現できる施設だよ。本当に。
ただ、この施設が成立できている理由は・・・「千葉のネズミの国」が存在しているからだ。
「ネズミ達の呪文」に日本人達が繰り返し洗脳を受けたおかげで・・・この手の施設が成立する下地ができ上がってる。
なんていうか・・・この施設で一番学んだことは・・・「アメリカ式資本主義の実地体験。日本にいながらにして。」ってことなんじゃないか?
ここに比べたら、ネズミの国での費用の方が格段に安く感じるから不思議だ。
係員さん達が、一生懸命設備の床面を拭きとっている。
ここでダンスを・・・無理じゃないか?ダンサーさん達は、本当にこんな状況で実行するのか?
「本日は、天候悪化のため、特別プログラムで実施します。」
やるのか・・・大変だぞ。これは。と思ったら・・・
ステージには、誰も現れなかった。誰も。
音楽は大音響で鳴り響くけど・・・何も・・・何も起こらない。
照明が少し動くぐらい。
なん・・・だ?何が起きているんだ???
一番前の列に陣取っていた女性が柵を超えて、通路を歩き出す。
それを合図にしたかのようにまず、若い女性陣が次々に立ち上がって、帰り・・・帰る方向だね。あれ。
みんなワラワラと帰り始める。
冷たい路面に座って待っていた外国からのお客様とか、車椅子で混雑した通路を帰っていく人達を見て、いたたまれない気持ちになった。
すごいなあ・・・「この天候下、並ぶかどうかは個人の判断だ。」を徹底しているんです。
どうするんだろう・・・私達を含めて、余計なコストを払って、優先席を購入した人達も「待ってたお前らが悪い。」という路線なのか?
と思ったら、放送がかかる。
何か、「払い戻し」の券を配るらしい。
その場所に向かうと・・・ものすごい行列が。
すごいなあ・・・あれだけ冷たい場所で待たされて、また並んでるよ。みんな。並んでいるのは・・・どうやら日本人だけみたいね。
まあ、海外からのお客様はツアープログラムだから、気にしないのか。
まあ・・・なんていうか、「お金を払って入る施設」で、かつて無い体験ができる場所だったよ。USJ。
あれですよ。アレ。
中学校と高校は、修学旅行に海外に行くんじゃなくて、ここに来た方がいいですよ。
ユニバーサルスタジオジャパンを修学旅行の目的地にする理由づけが苦しい?
「金を持っている者と持っていない者の差を体感できる施設。金を持っている側にだまされないために学校の勉強が、まずは大事なんだよ。」
企画書の先頭ページに書いていただいて。んじゃ、健闘を祈る。
Amazonってお金だけ取られて商品が届かないことがあるんだね。 [雑談]
あけましておめでとうございます。21世紀の東京オリンピックの年です。
このBlogを始めて、はや12年目突入となるわけですが・・・12年目で初・・・じゃないですかね。三が日にBlog更新をするなんて。
年の一発目の記事が・・・良くないことで始まりますよ。「良くない年になるってことかなあ・・・2020年。」って思いながら、書き始めています。
今年の年明けはねえ・・・年末の紅白歌合戦、Perfumeの登場、後半だったんですよね。
Perfume観たところで、力尽きて、さっさと布団に入ってました。遠くの方で、「年明けの乾杯やらないの?」とかって、我が妻がなんだかブツブツ文句言っているのを聞きながら。
ハッて起きたら、もう、お日様がと〜ってもピ〜カン照りな時間ですよ。
恐る恐るですねえ・・・昨年の異教徒の奇祭で渡すプレゼントなるものを渡したら・・・
あ、いや、異教徒の奇祭は、ちゃんとプレゼントを渡しましたよ。Panasonicのやつ。
ただ、我が妻からオーダーされていた「ブック形の500円玉貯金箱が欲しい。100円ショップで売ってるやつ。」ってのが、間に合わなかったんですよ。っていうか、わからなくて頼った。通信販売に。
「500円玉貯金箱」っていうキーワードで楽天市場で検索をかけていたら・・・
|
ふおおお〜!!!
はあと。はあとがあああああ〜!射抜かれた!!!丸々太った豚野郎に。
これ!これなら我が妻にもものすごく喜んでもらえるだろう。って思って、注文したら・・・
なんだか注文生産品だったらしいです。
到着までに異教徒の奇祭が終わることが決定。
え〜と・・・
慌てて別の手を考えました。プレゼントしました。Panasonic。
|
で、なんとか異教徒の奇祭を乗り越えて、「正月のお年玉」として、豚さんの貯金箱を渡したんだけど・・・・
「頼んでたのと違う!」
って叫んで、豚さんがば〜んと・・・・やおら窓が開いたと思ったら・・・
真っ青な空に向かって・・・ええ・・・星になったのさ。豚野郎は。
なんか・・・マイリマシタヨ。元旦お昼から全く口を聞いてくれなくなって。我が妻が。
言われた通りのものを買おうね。プレゼントは。大失敗しましたよ。自分が気に入る物は、奥様が気にいるわけじゃないってことで。
なので、Blog更新です。正月三が日から。
で、本題。
「通信販売で、買うもの間違えると奥さんに口を聞いてもらえなくなるよ。」って話じゃくて・・・
「Amazonの注文で、落とし穴があったよ。」というお話。今回。
これよりも高いオイルを使った時期もあるのですが、機械式LSDを組み込んだFF車で競技速度を走らせていると、どうにも変な不具合が出るんです。駆動系に。
なので、結果的にガレージオーナーに教えてもらった通りのこの品に戻ってきています。
で、このミッションオイル。
オートバックス等の車用品専門店で、たいてい棚に並んでいます。
ただ、筑波サーキットに向かう途中で、専門店に廻り道するのがおっくうで・・・Amazonで買うようになっていました。
送料無料になることが多くて、選ぶことが多いんですよね。Amazon。
でも、問題なのが「荷物の受け取り」
たいてい、再配達扱いになってしまうんです。なんか・・・申し訳なくてねえ・・・夜のすごい遅い時間に再配達してもらうの。
なので、10月にミッション問題が発生した時に「コンビニエンスストアに届けておいてもらう」方法を選択したんです。お届け先。
そしたらねえ・・・届かなかった。2020年1月3日現在。
こんな感じ。
「輸送中」のままになっちゃってる。
「コンビニエンスストアにAmazonの荷物を届けてもらう」というのは、今回が初めてじゃないです。
2019年に入って、たびたび利用させてもらっていました。ほんとに・・・あまり家にいられないようなことが続いた年でしたから。
すごく便利です。再配達を依頼しなくて済むのが、こんなに精神衛生上、平穏をもたらすのかと・・・
なので、当初は「輸送中」は、まあ仕方ないかなあ・・・と。
でも、台風が過ぎ去った後も、状況変わらず。
「発送しましたよ。」のEメール連絡はAmazonから到着したのですが、コンビニエンスストアでの受け取りのためには、「認証キー」が必要。
でも、その「認証キー」連絡がAmazonから待てど暮らせどやってこない。
仕方がないので、配送業者であるヤマト便に問い合わせをかけるのですが・・・
何もできないんですよね。コンビニ届け扱いだと。
で、それではいよいよと思い、「返品」ボタンをクリックするんだけど・・・
「この商品の返品は、輸送業者にお問い合わせください。」だったかな?
とにかく、簡単に返品処置ができないようになっていた。
「なんだろう?Oilの輸送をお願いしたから、店舗側で受取拒否されたのか?」等々、なんだか???になることが多くて・・・
なんかもう・・・ここで手詰まりなんです。
「電話で問い合わせ・・・」と思ったのですが、電話番号がわからない。
念のため、JCBカードの決済処理状況を調べたのですが、決済はされていなかった。
「まあ、当然だよね。商品は届いていないんだから。」
なので、「再注文」処理をすることをしました。だって、出来るだけ早くEP82を走らせたかったからね。
今度は、届け先を「自宅」へ。
案の定の再配達願いをすることになったけど、今度は無事に荷物が到着した。自宅に。
で、EP82の方は、その後、色々と面倒な整備が発生するんだけど・・・これは、また後日にしましょう。
もう、自分の中では、「終わった話」になっていたんです。別の対応策を執行できたからね。
が、12月になって今度は、「バッテリー」が必要になって・・・
古い車両なので、対応寸法のバッテリーを入手しようとすると、色々なお店を周らないといけないんです。
面倒なので、Amazon。
と、ここで相変わらず「輸送中」になっているこの注文の処理がどうなったかとJCBの履歴をよくよ〜く確認してみると・・・
11月10日に引き落とし処置が実行されちゃってたよ。5,178円(税込)
・・・・やられた。
決済処理に時間差があった。
いつもだと、注文処理後、直ちにJCBの履歴に掲載されるのに・・・
今回は、混乱があった(そりゃそうだ。荷物は届いていないんだから。)のか、時間が経ってから、翌月決済処理がされていた。
あ〜あ。
その後、どうしたのかというと・・・
まあ、ダメ元で、注文受領Eメールを「返信」扱いで、発信。
その後、「カスタマーレビュー」記事にも入力してみたのですが・・・まあ、案の定握り潰されています。
(そりゃそうだよね。"世界で一番レビューを参考にして買い物をするのは日本人”ってデータをAmazonが握っているんだから。良くない話を掲載するはずがない。)
ちょっとね。今回は「事故にあった。」って思うことにします。諦めました。Amazonに頼った自分がバカだった。
この辺りの情報を一通り集めて、昨年末に「郵送」っていうアナログな方法で発送したけど・・・
でかいAmazon Japanの社屋に届けられた後、果たしてまともに開封されるのかどうか・・・
まあ、私の反省を踏まえて今回の教訓を書きますよ。
1)Oil物は、Amazonでコンビニ受け取りにしない方がいい
2)カード決済情報を継続して確認。通常、受領確認後、決済されるシステムだと思っていたが、Amazonの場合、決済ボタンを押してしまえば、商品が届くかどうかを確認することなく、決済処理は実施されてしまう。
通常は翌日には、カード会社に注文内容が反映されている物だが、時間差で処理されることがある。
3)そもそもその「注文しようと思っている物」が「Amazon」で頼まないといけないものか?「注文」ボタンを押す前にもう一度よく考えよう。他の通信販売業者で頼めるものかもしれないし、会社の帰りに買うことができるものかも。今、「注文」ボタンを押さずに明日になってみたら、「実はあまり欲しいものじゃなかった。」なんてこともあるかもよ。
ということで、2020年スタートからあまり良くない記事でのスタートになりましたが、今年もよろしく。
猫バンバンって必要なんだね。 [雑談]
4月1日の筑波TC-2 2018第一戦は、残念ながら出場できないことが決定です。
昨年の大会時に車両の動きがおかしいことが発覚して、その後、ジタバタしてみたんだけど、諦めてミッションを換装することになりました。
で、保管してあった5速ミッションを・・・まずは、フォークリフト修理係にオーバーホールしてもらうことにしました。
なんでもできる限り自分達でやることを誓っているんだけど、ミッションとハブだけは諦めることにしています。
だって、油圧プレス持ってないもん。
まあ、JOY耐までは時間があるので、のんびりやります。
さて、今回は「車に関係した猫」の話。
数年前から、日産自動車が「猫バンバン」プロジェクトってやつを展開しているとは聞いていたんだけど、まさか自分がそれに近い境遇に陥るとは思ってなかった。
筑波サーキットの帰り道での話です。
練習走行を終えて、作業部品を買ってから帰宅しようとホームセンターに寄った後、駐車場をテクテク歩いていると・・・
なんだか人だかりが。軽自動車の周りに。
視線の左端に人だかりを捉えながら通過。なんだか甲高い鳴き声がしてる。
多分・・・猫。
そのまま遥か先の自分の車まで行った後・・・Uターン。
集まっている人たちに話を聞いてみる。
「猫を手渡そうとしたら、逃げた。」
「あっちの車の方に向かって、その後、姿が見えない。」
「自分の車に乗って、エンジンかけようとしたら、猫の声がうるさい。」
「多分、車の中に入っちゃったの。でも、姿が見えない!」
あ〜・・・と。落ち着いて。みんな。
で、このN-BOXのオーナーさんは・・・車載工具で車をバラそうとしているのね。
うん。無理だから。それ。
車に戻って、保管ガレージを目指す。
必要な工具は、いつもの「なんでも入ってる工具箱2つ」とジャッキと・・・クロスレンチ。それとトルクレンチだ。
一通りの装備を持って、再び戻ってくると、人だかりがさらに増えてた。
でも、猫の声が聞こえない。静かだよ。解決?
「違う。全然声がしなくなった。」
う〜ん????
とりあえず、グリル周りが外されて・・・姿が見当たらないのね。で、声もしないと。
「旅に出られたのじゃないですかね?遥か彼方に。」
「絶対にそんなことない。みんなでこの車の周りにいたんだから。」
そうなのかねえ・・・だって、エンジンルームを見回しても全く見当たらないよ。
みんなは右側のホイールハウス付近から、ずっと声がしていたって言うんだけど・・・
この車両のオーナーさんに確認。
「ジャッキアップして、タイヤを外した後、ホイールハウスカバーを外してしまうけど、いいですか?」
「構わないです。猫乗せたまんま走るのはヤなので。」
では、まずホイールナットを緩めて・・・て????なん・・・だ?全くビクともしないぞ。このナット。
「そうなんですよ〜。このナット、全く緩まない。」
周りにいた私よりも体格のいい男の人たちが口を揃える。どうも、車載工具でできる限りのことをやろうと相当な時間、頑張ってたのね。みんな。
社外ホイールが装備されているN-BOX。
まあ、考えられるのは・・・ショップでエアガンドン!っと。経年変化でボルトがちぎれることがあり得ることを全く考えずに。
さて・・・たまたまここに駆けつけた私は、経験豊富よ。車バラすことにかけては。なんたって、土の保管ガレージで”便利な工具全く無し”で、ハンドツールだけでスターレットを整備してきたんだから。皆さんは、ものすっごくラッキーだ。今からそこの宝くじ売り場に行ったほうがいい。
パイプ売り場にダッシュ。このホームセンターは、なんでも売ってるのだ。いつも感心させられる。
たくさん並ぶパイプを一通り見て・・・店員さんにお願い。
「この十字レンチがちょうど通りそうな径のパイプ。私の身長ぐらいでカットしてください。駐車場で、猫がSOSなんです。」
「???はい。準備します。」
カットしてもらったパイプを十字レンチを介して、N-BOXのホイールナットに噛ませる。
って、ぜんっぜんビクともしない!何やっちゃってるのこれ!
十字レンチのところで大人の男性2人。パイプの端に私。
大人3人がかりで、声を掛け合って・・・外れた!
ホイールナットにこんなトルク値なんて全然必要ない。十字レンチで両手締めして十分適正値がかかるのに。
ホイールハウスカバーを一通り外したんだけど・・・全然見当たらないぞ。猫なんて。
だいたい、外から入り込む隙間なんてないよ。この軽自動車。本当にいるのかなあ・・・
作業をしながら、周りの皆さんに話を聞いてみる。
「生まれた猫をあげます。って連絡して、このホームセンターで集合したんです。」
「で、車から降りて、手渡そうとしたら、走り出しちゃって・・・」
「この車のあたりで、姿が見えなくなったんです。」
それじゃあ、このN-BOXのオーナーさんが、子猫をもらおうとしたと。
「違います。」
「へ?」
「私は、たまたまここに買い物にきてただけ。車に戻ってきたら、周りで女の人たちがオロオロしていて、自分の車のエンジンをかけようとしたら・・・やめたほうがいいな。と。」
「子猫の鳴き声がした?」
「そう。」
多分ねえ・・・それは、化け猫の霊が憑いてるんだな。このN-BOXに。
よりによって、猫の引き取り手じゃない人の車をバラしてるんだよ。私。
運がないなあ・・・このN-BOXのオーナーさん。
「気のせいってことはないですかねえ・・・こんなにバラしちゃって、全然いないじゃないですか。」
「そんなことないですって!絶対、この車の中にいます!」
いや、あのね。私は、極力冷静に話をしているつもりなんだけど、内心、相当困ってるわけ。
「だって、このN-BOXバラバラにされちゃったけど、復旧できない。」
ホイールハウスカバーを固定しているフックって、一回外しちゃうと破損しちゃうんだよね。
なので、このペラペラプラスチックカバーは・・・もう、うまく固定できない。
「どうします?室内側のこの袋状のところもフックを壊して外しちゃってもいいですか?もう、ここしか考えられないですよ。」
「いいです。やってください。」
「でもなあ・・・う〜ん。軽自動車でしょう?こんな狭いところに入り込めるかなあ・・・」
外して隙間を覗いてみるんだけど・・・真っ暗で良くわかないや。
「やっぱりいない。真っ黒で全然わからないですよ。」
「黒いんです。その子猫。」
「は?よりによって、黒猫?」
交代してもらって、男性陣が、順番に手を突っ込んでいく。と・・・
「いた!感触がある!あ、上の方に登ってく!」
って、慌てて、エンジンルームに回るんだけど・・・いや、無理だって。サスペンション取り付け口は完全に塞がってるんだから。
みんなであ〜じゃないこうじゃないと・・・確保!
狭いホイールハウスの中から、子猫が取り出された!確かに黒かった。それも真っ黒な子猫だ。
(残念ながら、安心してしまって写真を撮るのを忘れた。)
マイッタなあ・・・こんなことが本当に起こるとは。
あの日産の「猫バンバン」活動って、本当に必要なことなんだ。こんな小さなところに(外から入れる隙間がとてもあったとは思えない。)猫って、本当に入り込んじゃうんだ。
このN-BOXのオーナーさんが、猫の泣き声なんて気にもせずに走り出してしまっていたら、どうなっていたんだろう。
ホイールハウスカバーをなんとかまあまあ復旧させる。
「この折れたフックをディーラーさんに持っていって、”フックだけください。”ってくれぐれも言ってください。自分で復旧作業ができますからね。」
「あ〜・・・うん。まあいいですよ。もうすぐ車検だし。その時に頼みますよ。」
いや、ダメなんだって。それじゃ。ホンダ正規代理店の販売力を侮ってるね。チミ。
「ホイールカバーフック外れちゃったんで、修理お願いします。」
「あ〜。じゃ、ここにサインとハンコを押してくださいね。」
それ、新車の契約書だから。新型になったでしょ?N-BOX。
軽自動車NO.1だからね。N-BOX。フラフラ〜って、ホンダの販売店に行っちゃったら、新車買って出てくることになるからね。ホントに。
タグ:猫バンバン