ダートラの会場で疑問に思ったこと [JAFダートトライアル地方選手権2009]
いやあ、マイリマシタヨ。
新潟のダートトライアルの会場から帰ってくる途中から、「なんか足が痛いな〜」とは思っていたんですけど・・
もののみごとに「筋肉痛」。
はあ・・・なんか変だなあって思ってたんですよ。ガレージオーナーとコースを歩いたときに。
自然と離されちゃうんです。下り坂で。
まあ、靴底がすごく薄いシューズを履いていってしまったので、「なんか歩きにくい。」って思っていたのは事実なんですけどね。
上り坂に来たら・・・あっという間においていかれました。なんかホントにおかしい。
いやになってしまって、(ホントにかったるかった)「いいよ。オレ、ここで待ってるよ。」
後で聞いたら、ガレージオーナーは、シーズンが始まるのにあたって、毎日会社が終わった後、5km程走っていたんだそうです。
ちょっとまずい。今でも時々、とっても遅いとはいっても、駅伝メンバーで呼ばれることがあるのに。かなり体力が落ちているみたい。
誓いましたよ。自分の体力維持の為にも今シーズンは、できるだけガレージオーナーの選手権出走には付き添うことにしました。
ただ、どうも次回集合までに私自身がいろいろ調査しておかないといけないな。って反省しています。
というのも、会場に行って、後悔したのは「せっかくダートトライアルの会場に来たのに自分は何も知らない」ってこと。
疑問点がいくつか出てきちゃったのにガレージオーナーに質問しても、その答えの意味がわからない。
大きな疑問点は、3つ
1)当日見た「参加者に配られるパンフレット」を見ると、選手権名がいっぱい書かれてる。
ガレージオーナーに「地方選手権ってことは、ここを勝ち抜かないと全日本選手権に出場できないって事?」と聞いたら、「そうじゃない」って言うし。どうなってるんだ?ダートトライアル。
2)車両のクラス分け
う〜ん・・・ガレージオーナーは、自らの手で「車検が通らない」改造を施した「クラスC」のシビックを持ち込んでいました。でも、実際の出走順を見ていると・・・ナンバー付きとナンバー無しがごちゃまぜに出走してる。・・・どうなってるんだ?ダートトライアル。
3)ゼッケンがバラバラ
これが・・・実は一番????な・・・
ゼッケンのサイズもフォントもバラバラなんですよ。各車両。もう、ものすっごくナイスな「コピー用紙に手書き」って感じの車両まであって・・・・まずいんじゃないの?これ。外部の人が見たら「ただの走行会?」って思っちゃうよ。タイトルかけて、みんな一生懸命たった2本のチャンスに全力を尽くす競技なんでしょ?
ガレージオーナーに聞くと「だって、シード選手がいるんだから、ゼッケンの割り付けなんてできないだろ?」
シード選手???わから〜ん!!!どうなってるんだ?ダートトライアル。
ということで、すいません。みなさん。このBlogはしばらくの間寄り道をして、「ダートトライアルってなんだ?」コーナーを展開します。
まあ、「モータースポーツをやってみよう!」の一環ということで。 よろしく。
ゼッケン
雨のダートラ会場はとっても大変 [JAFダートトライアル地方選手権2009]
任務終了。今、自宅に戻る電車の中です。
朝5時起床、6時受付開始で、競技が終わったのが14時すぎ。
会場をあとにしたのが15時過ぎです。
もう、とってもとっても大変でした。雨のダートトライアル会場。
朝から、競技終了後までも、土砂降り。
なんかの罰ですか?
出発時に「おねえちゃん。言うこと聞いてくれたら、おじさんがいいものあげるよ。」
って、折畳み傘をあげちゃったのが、そんなに悪い事だったのでしょうか?
長靴がないとダメです。ダートラ会場は。
思い出せないよ。長靴を売っている場所なんて。懐かしすぎて。
ほんっとマイッタ。
逆に、持っていってよかった。っていう物は、「我がチームのポンチョ」
おかげさまで、いろいろな人に声をかけられました。
さすがアルビレックス新潟の地です。
でも、サッカー談議をしにきたんじゃないんだな。この山の中に。
ちゃんと競技をみないと。みんなの走りを・・・・ってえええええ〜!!!!
この競技は・・・・私には無理だと思いました。
だって・・・・ただでさえ、雨の路面で状況が悪いのに出走順があとになるにつれて、どんどん状況が悪くなっちゃうんだよ。
いくら、1本めと2本めの間に「コース見学時間」があるといっても・・・
ものすごいですよ。選手みんなの集中力って。
だってさあ、数時間かけてはるばる競技会場にやってきて、走れる時間は・・・・
2分に満たない時間×2本。
土砂降りの雨の中で、それでも「うまい人、普通の人」ってわかっちゃうんですよね。
私みたいに「本気のダートトライアルを見るの初めて」って人でも。
とってもとってもとってもエンジン全開!って音で、下りストレートを飛んできた
黒いミラージュは、ほんっとにうまかった!
って、ウチのガレージオーナーと同じクラスじゃん!(なんか詳しい事はわからないけど、”混走”なんだって)
すっげえな。この人!って思っていたら・・・・昨日、僕らを助けてくれた工場の人たちだった。
しかも同じチームで1−2。
・・・・いい人だけじゃなく、速かったんだね。しかも飛び抜けてるのが一目でわかる走らせ方。すげえや。
まあ、二日間「本気のダートラ」に付き合った結果、思うところは・・・・
「なんて野蛮な競技なんだ」
ほんとにそう思う。僕らがやってきたクローズドサーキットなんて、この競技に比べたら、あまりにお上品だよ。
女性向けのおトイレの考慮がされていない点も含めてね。(これじゃ競技人口増えないよ。)
あ、肝心の成績の方ですか?
1本目が、5位になっていたガレージオーナー。
私も思いましたよ。
「ひょっとしたら、表彰台狙えちゃうかも。」
2本目・・・・・あの〜・・・・なぜタイムが落ちる!
結局、7位で終えました。(んも〜)
選手権出走の前に、そのハイパワーEK4の練習が必要な感じがするぞ。
自ら手を入れたエンジンのパワーに手を焼いてる感じがする。選手も車体も。
が・ん・ば・れ。これから。
生暖かい目で見守ってやるぞ。
ダートトライアル 週末、我を忘れる by BlogPeople
ダートトライアルのお手伝い [JAFダートトライアル地方選手権2009]
皆さんおはようございます。
今、新潟県の三条市にいます。外はものすっごく真っ暗です。
あと30分ほどで、ダートトライアルの会場に移動を開始します。
なにをしにきているかというと・・・・
ガレージオーナーのお手伝いです。
JAFダートトライアル地方選手権クラスC。
作戦が開始されて、ただいま29時間が経過。
この間にわかった事は・・・・ガレージオーナーと私が二人揃って、「本気の競技」に出ると、雨が降る事。・・・・しかも土砂降り。
また雨です。しかも土砂降り。ええ、びちゃびちゃですよ。あんなことしたり、こんなことしたり。ってわけじゃないのに。
だいたい、金曜日の23時に自宅を出たところで、不吉な予感はあったんですよ。
だって、こんな時間なのにバス停にすごく若い女性がぽつん・・・・
既に横殴りで雨が降っている。そんな状況で、若い女性が一人でバス停???
髪が長い・・・・こっちに顔を向けてくれていません。っていうか、この状況下で怖い。
でも23時にいくら何でも「視えちゃいけない者」が堂々とご登場ってこともないだろう。
すごくすらっとした足が・・・なぜこの悪天候下にミニスカートなんだ。
とりあえず、アミアミ(網タイツ)じゃない。っと。ちっ。
ツンツン・・・・「はい?」
「傘、持ってますか?」
「持ってません。」(なんで持ってないんだ?家を今、出てきたんじゃないのか?)
「んじゃ、私が持っている折畳み傘をさしあげますよ。」
ものすっごく大きな荷物(だって、嵩張るレーシングスーツが入ってる)からゴソゴソ。
すごく喜ばれて、わざわざ駅でバスを降りる時にも振り返ってまでお礼を述べてくれた。
きちんとしている人みたいだけど・・・こんな時間にご出勤(?)かあ・・・大変だな。
なんて、その後ろ姿を見送りながら、「こりゃあ、まともな2日間は過ごせそうもないな。スタートの時点で、普通じゃない状況に出くわしちゃうなんて」
って思っていました。
案の定・・・金曜日の終電だから、覚悟はしていましたけどね。
ダイヤが乱れに乱れて・・・・
普通車グリーン席のプレミアム料金を払ったのに、席がない・・・
どころか、車両に乗り込むのに朝の通勤時間帯のように押し合いへし合い。ちょっと〜!!!
何とか集合場所の駅のロータリーには、到着する事ができて・・・
タクシー待ちの人々の前にEK4シビックを搭載したセーフティローダが登場。
「たぶん、この人たちは今、目の前にあるシビックが、生産時にはカタログにも掲載されていなかったエンジンに換装された特殊な車両なんだってことは・・・気がつかないんだろうなあ」
って、思いながら出発!
二人で交代しながら5時間かけて会場に到着。
6時半までなら、コースを歩いてもいいという事なので、早速歩いてみました。
・・・・こんな幅の狭いコースを踏むの?
しかも、レーストラックと違って、車両がZ軸方向に常に上下する状況で?
EK4を降ろして、ガレージオーナが練習走行を開始。
4本目に・・・・お車が壊れて、コースクローズになりました。私が見ている目の前で。
見ると右フロントのボルトが4本とも折れて、ホイールがばいいい〜んとおおおお〜!!!
やっとの思いで、セーフィティローダーにEK4を積載して、コースから脱出。
時計を見ると朝の八時半。
何しにきたんだろうね。俺達。
どうする?
なんか・・・・ガレージオーナーは、ご自宅に電話をしてる。
「ガレージ行って、パーツあるか見て。右フロントのハブ。」
あの〜・・・・電話の相手、奥様だよね。その言葉を全部理解しちゃうの?
どうやらパーツは、自宅にあるらしい。
・・・・戻って修理して、明日の6時までにまた会場に登場する?
う〜ん・・・・
な〜んて思っていたら、その会場にきていた人たちが助け船を出してくれました。
「修理工場の脇のスペースを貸してあげるから、自分たちで作業しな。新品パーツが在庫であるか、確認を取っておこう。」
全部そろいました。総額2000円の新品パーツ。
全部治して・・・って、結局、私はいつも通り、ほとんど手伝えないんですけどね。
何とか日没までに、全チェック完了。
ちゃんと走れる!がんばろう。決勝の会場に向かって出発!
(しっかし、ダートトライアルの皆さんって健康的だね。朝6時に集合っていったい・・・)