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日光耐久費用はどれぐらいかかった? [2009年夏耐久]


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今年もあと1時間ほどですねえ・・・
なんかものすごく早かったと思います。2009年。
去年の今頃は・・・・「ものすごく大変な状況になる。仕事が」って思っていた。
一年経って・・・まあ、何とか乗り切ることができたことがうれしい。
来年も大変なんだろうけど・・・昨年末の頃のような「すごく不安」という状況ではなくなってる。

さて、本当は年が明けてから更新・・・と思っていたんだけど、ちょっとね・・・お金の話だから、
今年のウチに片付けてしまいましょう。

2008年のエビス耐久の頃と同様にグラフと表で全部示しましょう。
「日光サーキット 250周耐久レースに参加したら、どれぐらい費用がかかったか?」
総額21万3701円かかりました!

エビス12時間耐久の半分以下の金額で済みました。
まあ、あちらは12時間。日光は3時間のイベントですからね。かかる金額も当然少なくて済むわけです。
この金額に含まれていないものは・・・・セーフティーローダーの高速料金と燃料代だけです。
(実は、その領収書がどっかに行っちゃったのだ。)
この費用で反省点があるとすれば・・「凍らせるタイプのペットボトル飲料」を大量に持ち込んだのですが・・
「真夏のイベントだから必要だろう」と思っていたのですが、そんなに・・必要としなかったですね。氷。
というより、3時間の間に融けきってくれなかった。一人一本ぐらいのつもりでよかったみたいです。
相変わらず、ウイダーinゼリーは好評だったのですが、SoyJoyは・・・・イマイチだったか?
次回は、再びカロリーメイトに戻してみようかな。

富士スピードウエイや仙台ハイランドでも耐久イベントが開催されているけれど(JAF公認レースではない)
やっぱりこの日光サーキットの耐久レースが一番費用がかからない、手軽なイベントだと思います。
実際・・・まあ、このサーキット以外で、いろいろな排気量の車両と混走となってしまうと・・・・
まあ、まず勝てないしね。
そういう点では、もてぎのJoy耐はよく考えられたイベントだと思います。

さて、「いつかはJoy耐」と思いつつ、まず日光サーキットのイベントで活躍する夢を見ながら、
年を越しましょう。
このBlogを訪問していただいた延べ12万人強の方々。たいへん御世話になりました。
来年もまたよろしくお願いします。

【山田養蜂場】国仲涼子さん「ハニーラボ シリーズ」キャンペーンページ

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無給油作戦を敢行! [2009年夏耐久]

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なんかあんまり「クリスマス」って気がしませんでしたね。ここ数日。
ギュウギュウに仕事をしていたせいか・・・
24日の夕方もウチの会社の女性陣がいろいろお話中。
「どうしよう。子供にケーキを買ってない!」
「そういえばさ〜高校生の頃って、ケーキ一つ丸ごと食べちゃってたよね。」
「それはないんじゃない?っていうか、高校生でホール丸ごと買えるお金って、すごく貴重だったじゃない。」
「あ、でも私、今は普通にホール一つ買う〜。で、家に帰って食べるの。独りで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あ、え〜と、最後の発言は、この間、バーベキューに連行しかねた彼女ね。全員がシーンとしちゃったので、さすがにまずいと思って、話に介入しましたよ。
「え〜と、自分で全部しゃべっちゃって、最後までたたみ掛けなくていいんだよ〜。みんな悲しくなっちゃうからね。寂しいクリスマスなんだなああ〜。おうおう・・」(号泣)

さっ、寂しいクリスマスの人も、今日は早く帰るよ。全員撤収!

・・・・・地下鉄、完全に止まってました。なぜこんな日に事故?
働けっていう神様からのお告げだ!20時なんて定時前って事だよ。ヘッヘ(自嘲気味)
「全員会社に戻れ!血ヘド吐くまで働くんだあああ〜!」

ま、そんな感じで、とっても遅く家に帰ってきて、なんだか我が妻が怒っていたけど、さっさと就寝。
次の朝、目が覚めると・・・・ウチにサンタさんが来てました!
ふおおお〜枕元にSNELL SA2005のヘルメットとFIA 8856-2000の一通りのレーシングギアが!
「すごいよ!ウチにサンタが来た!もう、これで無いのはHANSだけだよ!」
「あ、それ、サンタじゃないから。昨日、宅配便のお兄さんが持ってきた。”着払いです。”とか言われちゃって、
思わず、”チッ”って言っちゃったわよ。」

そ、そう。いやあ、それにしてもありがとう。大事に使わせてもらうよ。ちょいと20年
これで夢のJoy耐にまた一歩近づいたぞ。いつかは出てみたいぞ。マイナーリーグの頂点に。
でも、その前に日光耐久で練習。
さて、今回の記事は、2009日光サーキット250周耐久レース(夏)編のクライマックスです。

この夏の大会で、私自身はドライブをしなかったんですけどね。
かわりに大会直前に筑波サーキットで、チェック走行を行いました。
どれぐらいの仕上がりになっているか、自分で確認しておきたかったんです。
ギリギリまでタンクを軽くして走った結果は・・・・
ガス欠症状が出ても、走り方を変えれば30分間走りきることができることを確認。

この走行を終えた時点で、私の中ではある方針が固まっていました。
「日光の250周は、無給油で行く。走りきれるはずだ。」

決勝当日の朝、その方針を伝えると・・・メンバー全員が、口には出さないけど「そんなの無理だよ。」っていう反応。
みんなが嫌がる(全力で走れない)方針だって事はわかっているけど、”今後のことを考えて、一回は一番厳しい方法で走り切らなきゃいけない。”やり切るように言い続けるんだ。って一人で決意していました。

みんなの不安は、決勝前の準備でも表れたんです。それは、「補給テントに持って行くガソリンの準備」。
羽黒油店のお兄さんが0.1litterのズレもなく入れてくれたガソリン補給缶は、10litter缶を一つだけ持ち込むつもりでいました。
ところが、「整備時間終了で〜す。」と言われる直前に気がついたのは、補給缶が2缶とも無い!

あの速いEG6に勝とうと思ったら、20litterなんて補給したら完全にアウトだ。(停止時間5分)
万が一に備えてテントにガソリンは持ち込むけど、それでも最大10litterだけでいく。回収回収!ふう・・・

マーシャルカーがピットロードに入ってきて、競技スタート!
1stドライバーをオーナーの意見通り、現役AE86ランナーの彼に指名して大正解だった。
重いタンク、ほぼ新品のSタイヤ、何重も縛りがあるエンジン使用方法の中で、彼は、「今、出せるタイムはここまでだよ。」と明確に知らせてくれた。
±0.4秒の幅の中でラップを刻んでくれた。このタイムが、全員にとって基準タイムになったんです。
ただ、それでも私にとって予想外の事態が・・・・
このベテランの彼の走行中に、我々の車両はゼッケン12のEP82にラップされてしまったんです。

この車両は・・・ピットロードに並んだ段階から”要注意”の雰囲気は持っていた。
「車なんて、ただの工業生産物だ。すべて均一。”雰囲気”なんてない。」って言われるかもしれないけど・・・・
こと競技車両においては、「ただそこにあるだけなのに、速いか遅いかわかる。」力というモノを持っています。
予選8位の我々がグリッドに並んだ段階で、”要注意”と感じたのは、あのEG6の他にEP82が2台。
それでも、まさか1stドライバーの段階で、ウチの車両がラップされるなんて・・・
いったいどうなっているんだ?軽いタンクで走らせてるって事か?

困惑の事態。ドライバーをチェンジする時間だ。
2ndドライバーの彼は、「え〜!、1stドライバーのタイムなんて、俺、出せないかも。」と言いながら発進。
確かに最初の数周は、遅くなっちゃったんだけど・・・・奮起してくれました。
だって、自分の方が「速く走れる条件がそろってる。」

本大会で、一番競技を楽しんだ一人になったと思います。
前を行く車両を抜きまくる!
ターゲットにした車両側のチームも我々も、ピット前でヤンヤの声援!
「行け行け〜!」「抑えろ!お〜しっ!」
当たることがない、クリーンなバトルだったので、見ているこっちも気分爽快。
それでもたまにはメータを見ようね。たまたま触れてしまったウインカーが出っぱなしで走行は格好悪いぞ。

ピカピカ新品スーツを着込んだ(しかも、3歳の息子さんもおそろい。車両を揺らしていた彼ですよ。)3rdドライバーに交代し、事前の予想通り彼が今回のウチのベストラップを刻んでくれた。
このあたりで、ウチのチームの経験不足が露呈。
ピットボードに出すサインを・・・・事前に決めておかなかった。
というのも、昨年のエビス耐久では、豪雨の中、「"P"って出したら、入ってきてね〜」って事だけを決めて走ってた。
今回は、「一人のドライバーが一度にドライブできる時間は、最大40分まで」という規定がある。
ドライバー交代の時間が含まれることを考えると、走行中のドライバーに事前に「もうすぐピットだよ。」と知らせなきゃならない。
その場の思いつきで、サインボードを出したら・・・・思ったよりも早くピットに入って来ちゃった。

4thドライバーに交代し、そのまま周回。
現在も筑波EP82レースで表彰台を伺う力を持っているから、さすがに速い。

と、ここでオーナーから指示が。
「ウチの車両、速すぎるよ。みんなはペースダウンさせてる。」
そうなの?別にこのまま走りきれると思うけどなあ・・・
「いや、まずいって。飛び抜けてるもん。他のチームは、経験があって、今のタイムなんだから。」
了解了解。んじゃ、タイムコントロール開始。申し訳ないね。力をフルに発揮させられなくて。

ついにオーナーにドライバーチェンジ。
それじゃ、サインボードで、タイムダウン指示っと・・・・
「あの〜ダウン指示を出したら、逆に2秒速く戻ってきたんですけど。どうしましょう?」
「↓だけでボードを出して。車両が来たら大きく上下に振って!」
「・・・・タイム、変わりませんね。」

はいはい。つまんない訳ね。これ以上タイムを落とすと。
1stドライバーもそうだったけど、無線機を持っていない僕らでも、ピットボードを通して意思の疎通ができる。
ドライバーが考えて出しているタイムなら、こちらが強制することもない。
正直、この頃には私の頭の中は、別のことでグルグル・・・・

「困ったぞ。この残り時間だと、もう一回誰かを走らせなきゃならない。なんでこんなことになったんだ?どこで指示を間違えた?」
う〜んう〜ん・・・・どうしよう・・・・とぼけてこのまま走らせちゃおうか・・・・

この頃、競技はかなりドタバタしていたんです。
EG6は運転時間超過を取られてトップから脱落。
ゼッケン12のEP82は、燃料補給後なにかあったのか・・・もう一度ピットへ。
ゼッケン14のEP82もピットに入ってきた。
しかも雨が強く降ってきてる。よりによって今日も雨かよ!そんなこと予想もしてなかったぞ!
場内放送も「これは雨が強くなってきた。Sタイヤには厳しいんじゃないか?」と叫んでる。
事実、EG6はタイヤ交換に入ってきた。

雨?この程度の雨、あの豪雨のエビス12hを走りきった我々にとっては、障害になんてならない。
既に十分タイムダウンさせてる。このまま保持だ。

1stドライバーの彼がやってきて、言ってくれた。
「もう一回交代させないとダメだよ。俺が行く。」
ありがとう。どうしたらいいのか、わかなくなっちゃってたんだ。

「ピットに入れさせるけど、ガス補給は無しだよ。このまま無給油で走りきる。」
無言のみんなが・・・・「まだそれを言うか」っていう雰囲気。
青いEP82が入ってきた。場内放送がかかる。
「ガッ!時間になりました。ガス補給はこれで打ちきりです!」

「ほら、もう、どうやっても燃料補給もできない。走りきるしかない。頼んだよ。」

ドライブは、ものすごく難しい状況になっていたらしい。それでも見事チェッカーフラッグを受けた!
すごくうれしい。壊れることなく、無事に終えることができた。

結局、トップチェッカーは、ゼッケン7のDC2。
彼らは全く・・・・静かにトップチェッカーを受けた。恐らく、彼らの組み立てたストーリー通りに大会が終わったんだろう。見習わないと。本当に彼らは粛々と周回を重ねていた。

仮表彰式のあと、ミーティングルームにみんなが集まって、ほんとの表彰式。
ここで一つ問題が・・・・

すごく手作り感あふれる大会なんですけどね。日光耐久。
主催者の皆さんが、「一番遅くても、完走できたことはお見事」ということで、ちゃんと最後の順位の人達にも賞品を用意してくれていたんですよ。
と・こ・ろ・が。

呼び出されても、集結しないチームが一つありました。帰っちゃったらしい。
あとで、我が妻に聞いたのですが、僕らが楽しく表彰式の時間を過ごしている間、主催者のご家族の方々なのか・・・一生懸命、誰もいなくなったピットの掃除をされていたそうです。
そんな感じで、支えてくれている裏方の皆さんがあっての競技なのですから、結果に不満はあっても、せめてチームの一人ぐらいは、最期まで見届けて欲しかったと思います。

さて、メンバーみんなが前に出て、表彰されたあと・・・
主催者の方から、総評がありました。
「今回初めて、Sタイヤで全くの無給油で走りきったチームがありました。勝つための定石から外れた作戦だったと思いますが、皆さんに一つの指針を与えたと思います。」

実は、この時まで全く知らなかったのですが、みんなは「ハイグリップのSタイヤだと燃費に悪いから、一般市販ラジアルで走ろう。」という方針をとっているんだそうです。
僕らは・・・「レースセットアップ車両に一般タイヤなんて気持ち悪い」っていう思いで、ADVAN A048で走りきったけど・・・・

みんな、ひょっとして知らなかった?
一般市販ラジアルより、Sタイヤの方が安いんだよ。ウチらの基準は、いつもそこ。
「だって、お金無いもん。」

優勝チームに特別な賞品が手渡される。
「次回、参加費用無料。ご招待します。」

なんとおおおお〜!すごくでかいよ!無料で大会に出られるなんて!
絶対次回は狙わないと!奥さん!(だれ?)


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予選終了からスタートまでなにをした? [2009年夏耐久]


今、街を歩くとクリスマス&お正月の準備一色ですねえ。なんかやっぱり忙しい感じ。
実弟の長男が小学校4年生なんですけどね。まだ信じてるんですね。サンタさん。
まあ・・・・でも・・・周辺から雑音が入って来る年齢になったみたいです。

「この間さ、友達の○本くんがさ、”サンタなんていないよ。お父さんがプレゼントを買ってくるんだよ。”って言うんだよ。そんなわけないのにさ。」
「ふ〜ん・・・・そうだよなあ。サンタさんいるもんねえ。この時期はたくさん。
「・・・・・?」
「今、“不景気”って言ってさ、サンタさんもみんなのプレゼントを買うためにアルバイトをしないといけないわけ。
ほら、よく白いバイクに乗ったサンタさん、見るでしょ?」
「・・・・・」
「あれはね。本当のサンタさんなの。トナカイは夜行性だから、昼間は活動できないんだよ。だから、スクーターで配達してるんだ。ピザを。
「ふ〜ん・・・大変なんだね。道が混んでて。トナカイさんだったら空を飛べるのにねえ・・・」
「そう、だからたま〜にサンタさんも急いでいて、おまわりさんからプレゼントをもらっちゃったりするんだなあ。」
「ふ〜ん・・・どんなの?」
「この間も見ちゃったんだけどね。青い紙を渡されてた。それはね。あんまりありがたくないプレゼントなんだよ。サンタさん、せっかく稼いだバイト代をぜ〜んぶ、その青い紙と一緒に郵便局に届けなきゃいけなくなるんだよ。」
「変なの。」
「うん。でもねえ。お国のためにサンタさんは郵便局に行くんだよ。そうやって、みんな大人になるのさ。」
「ふ〜ん」

「サンタさんって、どんな感じの人だと思う?」
「太ってて、白いひげのおじさん。赤い服を着てる。」
「そうだねえ。でもね。大人になるとサンタさんはミニスカートになるんだよ。」
「・・・・・」
「白い袋を下げて、みんなにプレゼントを配りに来るでしょう?大人になるとそのプレゼントが、オモチャじゃなくて、お金になるの。」
「・・・・・?」
サンタさんの格好をしたミニスカートのお姉さんにお金を渡さないと、隣の席に座ってくれないんだなあ・・・大人になると。」
「でもって、お客さんタッチ厳禁で〜す!って・・・・」
「ふ〜ん・・・・よくわかんない。」
「おじさんと、お姉さんのサンタさん、どっちがいい?」
「お姉さん!」
「そうだろうそうだろう。素直でいい子だぞ〜。ウエッヘッヘ。」
「今度、お父さんに聞いてみな。”大人になるとサンタさんって、ミニスカートのお姉さんになるの?」って。

「ちょっとお義兄さん!子供の面倒を見てくれて、楽だと思ったら・・・・変なこと教えないでください!」
「いや、大人の階段を上る途中で、道に迷ってるみたいだから導いてあげ・・・」
「さっ!こっちおいでっ!あとでお義母にきつく叱ってもらいますから!まったくも〜!」

あの・・・おっかさんに言いつけるのは無しにしてもらえる?ほんとに。正座させられちゃうから。

さて、「ミニスカートのサンタさん」のお話はこれぐらいにして、時間軸を夏に戻しましょう。
日光サーキット250周耐久レース2009では、予選走行が終わった後、十分な空き時間がありました。
その時間内になにをやったか?が今回のお話。

この時間内に主催者側から求められていたのは、「補給用ガソリンを指定の場所に持ってきてください。」
というものでした。
ガソリン・・・・どこで調達するの?筑波やエビスと違って、サーキット内にはスタンド設備がない。

外に買いに行きました。
東北自動車道に向かっていけば、ガソリンスタンドがあるんだろう・・・・
あの〜・・・高速入口まで戻ったけど、何軒回っても・・・みんなまだ営業時間じゃない。どうしろっていうの?

結局、ガソリンを手に入れられないまま、日光サーキットのあたりまで戻ってきてウロウロ。
スタンドが見つからないよ〜・・・・あった!昭和シェル石油を発見!
羽黒油店という小さなガソリンスタンドだったんだけど・・・・プロの技を見せていただきましたぜ。
みんなから集めておいた「赤いガソリン補給タンク」を車からバラバラ降ろす。
「20!」「10!」「10!」「10リッターづつ入れてください。」
すごかったぜ。0.1litterのズレもないまま、バンバン入れてくれた。実はこの技が後々効いてくるんです。
なんでかって?

前日の段階で、このEP82はセルフスタンドで思いっきり満タンにしておきました。
その重い車両で40分間の練習走行&10分間の予選走行を終了。
さて、今残っている燃料は・・・・いくつなんだろ?

テレメータシステムなんて持ってないからね。残量がわからない。
羽黒油店の店員さんが完璧に計量してくれたガソリンタンクのおかげで、スタート前に補給を行うガソリン量を正確に知ることができた。そのためにたくさんの補給缶を集めてきたんだし。

ピットでガソリンを入れる。くれぐれも「普通の静止状態でガソリンを入れるように」って、さっきのドライバーズブリーフィングで言ってた。

「確か、揺らすといっぱい入るんですよ。やってみよう。ホラホラ。」
3rdドライバーの彼(フォークリフト修理の彼ね)がそんなことを言って、サイドシルに乗り上げる。
三歳の息子さんもお父さんのまねをして一緒にサイドシルに乗って・・・イエ〜イ!
なんかいっぱい入るような気がするねえ。あはは〜!

「ガッ!あ〜、燃料補給は、くれぐれも普通の静止状態で行ってください。車両を揺らしたりしないように!

ザザ〜ッ!みんな車から離れろっ!
「んま〜。奥様、栃木では車を揺らしてガソリンを入れるのは、おかしいことみたいですわよ!」
「まったくねえ・・・・同じ東武線で繋がってる埼玉では普通のことなのに。ねえ・・・」(全然嘘です。)
「いったいどこのチームかしら、車を揺らすなんて下品なことをやってるのは。いやねえ・・・」

その後も「え〜、もし、そのようなことをやっているチームを見かけましたら、主催者に連絡願います。どうですか?いませんか?」って繰り返し放送。
しかも、その後の表彰式でも、僕らにトロフィーを渡す前に・・・・「皆さん異存ありませんか?」って確認を求められちゃった。うひいいい〜!

さて、燃料を入れて、グリッドにつけよう。
1stドライバーが乗り込んで、自走してグリッドについていいんだって。楽ちん楽ちん。
って、だれかが自分たちのポジション位置に立ってないとね。ギリギリまで着座位置を低めてしまったレースカーからは、路面の番号を読むことができない。

予選終了から、スタートまで時間の余裕があって良かった。
ガソリン購入の件は、はじめから気になっていたんだよ。近くのお店が朝早くから開いていて良かった。
マーシャルカーがコースインして・・・・さあ、スタートだ。ローリング走行が始まる。

僕たちは、日光サーキットに来ることが初めてで、当然、この耐久イベントに参加することも初めてだった。
元気いっぱいで、不安要素なんてなにもなかった。
だって、みんなで整備したこのEP82が壊れることなんて、絶対ないって思っていたから。

スタート前、ローリング走行の編隊を見ているときは、なにも知らなかった。
これから自分たちが選択する戦略と戦術が・・・・とてもとてもおかしな事だなんて・・・・
競技開催中、何度も他のチームの人達が僕らのピットボードを確認しに来る理由が・・・
走行が終わった後、主催者の方から説明を受けるまで、それが「このイベントの定番を逸脱するとても変な作戦」
だなんて、疑いもしなかったんだ・・・・


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  • 出版社/メーカー: クリアストーン
  • メディア: おもちゃ&ホビー

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タイヤはなにを使った? [2009年夏耐久]


明日は丸和モーターランド那須で今年最後のダートトライアルの手伝いです。「丸和カップ」って競技会が開催されるんですよね。最終戦なんだって。
まあ、作戦行動開始は12時間後だからまだ大丈夫なんだけど・・・
今週の木曜日から、頭の隅っこに引っかかっていることで、ず〜とグルグル回ってる。
あ、仕事の話じゃないです。仕事の方は・・・・減速し始めていると思う。11月に入ってから。ちょっとまずい感じ。
え〜と、「引っかかっていること」ってのは・・・
今度の22日に富士スピードウェイでトヨタのフェスティバルが開催されるんだそうです。
9月ぐらいから知っていたんですけどね。別に行く気は無し。
最下層とはいっても、競技車両(N1)をドライブしていると、「自分が乗らないのに競技車両を眺めて、なにがおもしろい?」状態になっちゃうんです。
それも、”フェスティバル”ですからねえ・・・本気の競技じゃないのに2,500円(当日券)を払ってまで観に行かないよ。って思っていたんですけどね。
先日の「トヨタF1撤退」報道を知っちゃうと、「最後ぐらいTOYOTA F1が走るところは、見ておいた方がいいかなあ・・・記憶に刻み込むために」って思い始めちゃったんですよね。急に。
どうしたもんかなあ・・・高速道路を使えば1,000円で行けちゃうんだよね。富士スピードウェイ。う〜ん・・・
たぶん当日の朝6時ぐらいまで悩んでいるような気がする。8時スタートだって言うからね。
え〜と、じゃ、その悩みを振り払うために記事を書きましょう。
今回のお題は、「日光サーキットの耐久レースでタイヤはなにを使った?」というお話。
「去年もタイヤの話を記事にしたじゃん」って?
ああ、まあまあ。今回は、銘柄のお話じゃなくて、「なんで競技用タイヤを使うのか?」っていうもっと根源的なお話。
この日光サーキットの耐久レースでは、エビスサーキットの耐久レースと同様「一般ラジアルタイヤでの参加」も認められています。
昨年は、「なんか珍しいことを書いてあるよなあ。クローズドサーキットの競技で一般市販ラジアルを使っても面白くないだろうに」って思って、普通に(我々にとっては普通に)アドバン A048を使ったんですけどね。
え?ADVANタイヤだったら、A048じゃなくてA050が最新鋭だろうって?
う、う〜ん、ま、そこら辺は「お金がない」のひとくくりって事で。ええ。あんまり突っ込まないで。
今回の日光サーキットの耐久レースでも、何の疑問も持たずにA048の新品を1セット持ち込みました。
現地に到着してみると・・・なんか私達は、「ものすごく異端」な選択をしているようです。だって、全参加車両15台のうち、3台しか競技用タイヤ(通称Sタイヤ)の車両がいない。
なんですかいったい?構造が柔らかいその一般市販ラジアル(たとえハイエンドスポーツモデルであっても)でサーキットを走って、”気分がいい”?
どうも・・・・「3時間の耐久レースだから、Sタイヤじゃ持たない」って思ってるのかなあ。みんな。そんなこと全然ないよ。僕ら、2008年のエビス12時間耐久レースは2セットで走り切っちゃったもん。
いいですか?今回の記事、すごーく大事なことを書いていますからね。
昨年のエビス12時間でもそうでしたけど、「排気量別」クラス分けがされていない競技の場合、どうやったって、Honda-VTECエンジン勢が出てくるに決まってるんです。
現代の”ハコ車”のモータースポーツにおいて(競技種別・プロスポーツかどうかも問わず)、Honda-VTECエンジン搭載車に逆らおうとすることが、どれだけ愚かなことか・・・・我々「休日にちょっとRacing」なおじさん達だって、よく知っています。
まともにやったら絶対に勝てない。昨年のアップダウンが激しいエビスサーキットはもとより、フラットな筑波サーキットでも後ろにVTECエンジン搭載車両が迫ってきたら、「はは〜!私めのちびっこいEP82は、VTEC車両様を邪魔なんかしませんよ。ささっ、どうぞお先に」って感じで、ミラーチェックしながらラインを譲ります。
た・だ・し。
この日光サーキットなら話は別です。なんでかって?
コース長ですよ。コースの長さ。たったの1100mしかない。
「別のコースの長さなんて関係ないだろ?パワーがある方が勝つに決まっているじゃないか」
まあまあ。よ〜く考えてください。コーナーが迫ってきたら・・・ブレーキを踏んで減速をするでしょう。
で、旋回を終了したら、できるだけ速くアクセルを全開にして、また次のコーナーが迫る。
1100mですからね。そんな作業が頻繁に行われるわけです。「いや、だからってなに?パワーがあるやつが勝つに決まってるの。」
まあまあ。加速時に効いてくるのは、パワーじゃなくて、「トルク」のほう。
「だから、どうやったって排気量がでかい方が、トルクだってあるだろ。」うんうん。そうだよ。
じゃ、車重はどう?パワーがあって、排気量も大きなエンジンを搭載するためには、そのボディも自然と大きくなっちゃう。
EP82の方がぜったいに軽い。車体が小さいからね。1600CCから2000CCまでの車に比べると。
話が、「コースの長さが短い」ってところに戻ります。
こんなくねくねしたコース。パワーで並びかけても、抜くのは難儀だよね。「もし、ブレーキング距離が短い車両が相手だったら。」
すごーくすごーくすごーく大事なことを書きます。
私達の車両よりも決勝結果が後ろだったEP82勢のみんな!
「絶対に次回はSタイヤで出場するべきだ」
その小さなスターレットでも、大きな排気量の人たちよりも前でゴールすることができるよ!Sタイヤを使えば。
大事なことは、コーナリングフォースよりも「短い距離でブレーキング作業を終了することができる」ことなんです。競技用タイヤを使えば。
競技中に一番大変な作業、すなわち「ブレーキングしながらのシフトダウン」をゆっくり落ち着いて作業をしても、十分一般ラジアルタイヤ勢よりも手前で作業を終了することができる。
時間に余裕があれば、丁寧に旋回させることもできる。
きれいにタイヤを使えれば、アクセル操作にも余裕が出てきて、結果、燃費も向上するんです。
我々、小さな車両の武器は何か?
「軽くて燃費がいいこと」
じゃ、それを十二分に生かすべきだ。初めっから「あ〜あ、大きな排気量の車両になんて、勝てるわけがないよ。」なんてあきらめる必要は全然ないんです。この日光サーキットの耐久レースなら。
え?「あんた、なんでそんなにこのちっぽけな大会に一生懸命なのよ。しかも自分はドライブしないくせに」って?
いやいや、やるからには、最大の効果を得たい」んですよ。
だって、みんな同じ時間を過ごして、少なくない出場費用をかけるんでしょ?
じゃ、ベストを尽くしたいね。私は。たぶん、一緒になってドライブしてしまったら、こんなにいろいろなことも、現場では考えていられないんだよ。きっと。

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ドライバー順はどう決めた? [2009年夏耐久]

TOYOTA F1撤退しちゃいましたねえ・・・「やっぱりなあ」っていうのが正直な感想。
彼らがF1の世界に来たときから、「いつかいなくなる人たちだろうな」とは思っていたので、昨年末のHonda撤退の時のような衝撃は受けていません。
実際、会社が赤字の状況で、働く人たち(派遣切りという嫌な言葉も含めて)に負担を強いる状況で、”遊び”は続けていられないと思うんです。
事実、Hondaは、F1活動を休止した金額が、まるまる”黒字”という形で残ったんですから。
「大メーカーがF1から撤退する」という点では、HondaもTOYOTAも同じという報道のされ方をしているのだと思うのですが、TOYOTAは「より苦労をした挙げ句に」撤退という苦渋の道を選択したんだと思うんです。
だって、彼らは「既存のチームを買ってTOYOTAのネームをつけることで参入する」という安易な道を選ばなかったんですから。
「自分たちのレーシングチームをF1仕様に格上げして、1から戦っていく」という、少なくとも21世紀に入ってからでは、スーパーアグリF1チーム以外ではチャレンジしていない方法をとり、手探りで活動をしてきたんです。
「有名なデザイナーと戦略家を外部から連れてくれば、手っ取り早く結果を出せる」ことがわかっている現代F1において、その方法をとらずに「トヨタ方式」でなんとかして結果を出そうと、もがいていたと思います。
「生産台数世界一位」を目指す大トヨタ(=国際企業トヨタ)という呪縛の中、ひょっとしたら、“日本人だけの集団”の方が、もっと速く結果を出すことができたかもしれなかったのに・・・
数年前、フジTVの特番の中で出てきたTOYOTA F1の関係者の皆さんは、私が仕事で関わったトヨタ自動車の皆さんそのものだった。「40代・50代のおじさん達がなんであんなにがんばっちゃうんだろう?うちの会社は、”自ら手を出すことは格好悪いことだ。若い連中にやらせておけ。それができないのは、管理職の資格がない”って笑われる状況なのに」本当に頭が下がりました。社員全員の努力の結晶が、あの「生産台数世界一」という結果だったと思うんです。
Hondaと違って、TOYOTA F1チームに夢を見ることはなかったけど、それでも関係した皆さんにお疲れ様と言ってあげたいです。
大きな舞台からは、撤退することになったけど、これから先、日本の各自動車会社には、モータースポーツに関わっていってもらいたいと思っています。
時々思うんですよ。アメリカの自動車産業のことを。
結局、最後の最後に生き残ったのは、フォードだけだった。
F1で悲惨な結末を迎え、それでも会社が大変な状況になっている中、WRCへの参戦は続けたフォード。
「スポーツ」で鍛えることを忘れてしまうと、会社の体力も衰えると思います。どんなにマイナーな競技でもいいので、モータースポーツに関わり続けないと。
特に韓国の自動車会社の品質が向上している状況で、日本の自動車産業はこれから先、さらに厳しい競争にさらされると思います。
さて、切り替えて本題に行きましょう。
今回は、日光サーキット 250ClrcultE☆1においての「ドライバー出走順」をどう考えたか?のお話。
昨年のエビス12時間耐久レースでの経験から、「ドライバー交代の時の時間をいかに短縮するか?」がテーマになっていました。
考えた解決方法は・・・「身長順にすればいいんじゃん?」
シートベルトをのばす作業は、すごく時間がかかるので、「大きい人から小さい人に」順番に乗ってもらうことを考えました。
と・こ・ろ・が。
まともにその順番にすることに抵抗があって、自分の中でウンウン悩んでいたんです。決勝前日まで。
オーナーと決勝前日に話し合った結果は・・・・「少しその思想を曲げて、一番信頼できるベテランに乗ってもらおう。スタートドライバーは。」
エビス12時間耐久の時の記事にも書きましたが、レースで一番緊張する瞬間は、「スタート後、数周」なんです。
隊列が落ち着くまでは、接触の可能性が非常に高い。
そのことは重々承知していたので、昨年のエビス耐久では、オーナーに一番最初にドライブしてもらったんだけど・・・
オーナー・・・うちのメンバーを整列させて「前へならえ!」ってやっちゃうと”一番先頭で腰に手を当ててる子”っていう・・・さて困ったぞ。一番でっかい彼は、確かにこの日光サーキットをドライブしたことはあるみたいなんだけど・・・なにぶんJAFの公認レースに出たことがない。
とぼけて出走させちゃおうか。ローリングスタートだっていうし、そんな大変な事態にはならないだろう。
・・・やめました。オーナーの判断に従って。今もAE86で筑波サーキットのレースで表彰台クラスの彼を指名。まあ、背の順で言えば・・・真ん中?
正しい判断だったと思います。というのも、この日光サーキットの耐久レースって、「250周」の耐久レースなんですよ。
スタートさせた後も、それが「落とし穴」なんだって、気がつかなかった。
スタート前の調査では、「レースの終了までにかかる時間は3時間強」とみていました。
我々の場合、ドライバー4人が一回づつドライブして終了。(ドライバー4回チェンジってことね。)
最後はオーナーに努めてもらうことにしていたので、スタート前には、「ごめん。車両の持ち主なのに、みんなより走行時間が短くなる。」って言ってあったんです。
実際は・・・・落とし穴が少なくとも2つあったんです。
1つめが、「競技の途中でコースアウトした車両のせいで、ローリングラップが入った」こと。
2つめが、「”あの”EG6がミスをしてくれたおかげで周回数がずっと少ない車両がトップに立ってしまった」こと。
2つめの落とし穴は、”EG6がミスをした”というよりも、「ドライバー走行時間のチェック場所」に落とし穴があったと言うべきかもしれません。
規定の中に「ドライバーの一回あたりの最大走行時間は40分まで」という項目があります。
これを破るとどうなるか?実は私、「たいした罰が与えられる訳じゃないんだろう?」ってタカをくくってました。
あの”たった一周でポールポジションを獲得した”EG6の彼らがそれを体現して見せてくれてしまったんです。
彼らは、「40分をオーバーしてドライブした」ことを主催者にチェックされてしまった。
その罰は・・・・すごく重かったんです。「ペナルティ 3分間停止」
当然、彼らはトップを引きずり下ろされてしまった。この競技に慣れているはずの彼らがいったい????
「ドライブ時間のカウントの仕方」が私の想像と違っていたんです。「ドライバーが交代するまでの時間」ではなく、「ドライバーが交代した後、ピットロード出口の計測機器を超えるまで」が「ドライブ時間」なんです。この競技。
ということは、「ドライバー交代に時間がかかってしまうと」ペナルティの対象となり得る。
マイリマシタヨ。現場でこの事態に直面して。安全寄りに「短い時間」でドライバー交代をさせていったところ・・・
ドライバー5人が走行を終わった後も、まだ競技が終わらない。もう一回誰かに走ってもらわないといけない。不覚!なんてこったい!さらに一回余計なドライバー交代の時間が必要になってしまった。
結局、1stドライバーを務めた彼にもう一度ドライブをしてもらうことで乗り切りました。
競技が終わった後、冷静に分析してみると・・・・競技時間は、3時間19分04秒。これ、ギリッギリを狙っていたら、やっぱり「ドライバー4回チェンジ」で済んじゃうはずだったんです。
く〜!ピットロード走行時間を考えると、総合順位をもう1つ上げることができたかも。次回はチャレンジ?

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予選はどうやった? [2009年夏耐久]

 
祝!10万PV達成ですよ!このBlog。感謝感謝。すごくうれしいです。
まさか、毎日こんなにたくさんの人が訪問してくれると思ってなかったですからね。昨年の梅雨時
たま〜にしか更新されないこのBlogに訪問してくれる皆さんに感謝。
更新頻度向上は・・・う〜ん・・・脚本家様の魂が降臨してくれないとダメなんで・・・期待しないでください。
しかし15ヶ月での10万PVというのは・・・一ヶ月7000弱PV。各月の確率と分散を求めると「更新頻度に対する訪問者数の推移」について、統計論の論文が書けるって・・・・やめとこ。

さてと・・・本題に入る前にもう一つ寄り道。
先日、「丸和カップ」なるイベントに参加してきたんですよ。ガレージオーナーの手伝いで。
驚きましたね。台数の多さと女性ドライバーさんの多さに。いや、ほんとびっくり。
あんな細腕でダートラ用の重いホイールに組み込まれたタイヤを交換してるんですよ。
「みんな明日(月曜日)になれば、あんな制服こんな制服を着てお仕事をしてるんだろうに。ウエッヘッヘ。」
な〜んて思いながら、競技に参加したんですけどね。
コテンパンにやっつけられましたよ。「地方選手権4位ランナーがビギナークラスなんかに出ちゃいけない。」
とかなんとか上手く言いくるめられてしまって出走した「エキスパートクラス」は・・・
主が棲息する場所でした。
なんですか?いったい?一本目がペケの方で、二本目はいろいろ作戦を考えて手を打って一本目のトップタイムに近づいたと思ったら・・・み〜んな3秒以上タイムアップしてるの。またペケのほう。
それじゃあ三本目。
もう、二人でコースを再び歩いてるときには、ボソボソ・・・お互い声が暗い。
「まずいよなあ・・・もう、ここから3秒なんて・・・無理だぜ。」
「いやあ・・・ほんと・・・イメージできないよ。まず、1秒縮められるようにギヤセレクトを見直そう。」
EK4がスタート地点につく。
と思ったら・・・・雨だ!っていうか、雷付き!豪雨だよ豪雨!
ちょっとですねえ・・・主催者の方々は、地元だから当たり前の風景になっていたのかもしれないけど・・・
危険だと思いました。落雷の光の中、みんな表にいるんですよ。遠くで光ってるから大丈夫だと思ってるみたい。
旗をなびかせるためのポールが何本も立ってる下で。
競技中止をアナウンスして欲しかった。
私、雷の関係の仕事もしてますからね。燃えてしまった建物とかを結構見てる。
「危ないからみんな車の中に入って!」ってみんなが立ってるコースの端まで走ろうと思ったけど・・・もう、目が開けられない。すごい雨。
仕方がないから、自分だけセーフティーローダーの中に避難してました。
雨でかすむスタートラインを見てると・・・ええっ!?EK4を発進させた!競技続行??

ゆっくり走ったガレージオーナーは・・・むくれてましたよ。だって、よりによって自分の走る時間帯だけワイパーも効かない土砂降り。
それどころか、私が昨年のエビス耐久で経験したのと同じくフロントガラスが真っ白。
無事に戻ってこられて良かったよ。とにかく。
あ、順位?見る必要ないでしょう。
そんな状況だったので、結局11月も参加することになりました。丸和カップ。
地方選手権4位選手がやられっぱなしって訳にいきませんぜ。
待ってろ主ども!っていうか、今回、優勝したのはあの若い彼なんだよね。
ただ一人1分45秒台。来年の選手権がものすごく楽しみですよ。才能は間違いなく開花された。
我々もついていかないとね。おっさんだけど。最後に勝負事を決めるのは、知恵と経験なんだよ。チミたち。

さて、長〜い前振りはこれぐらいにして、本題に行きましょう。
日光サーキット250circleE☆1における「予選」のお話です。

初参加のこの耐久レースにおいて、一番の失敗は・・・この予選だったかなあ・・・って反省しています。
どうしても心の中にあるんですよね。「たくさん走る耐久レースなんだから、予選順位なんて関係ない。」って。
まあ、それでも「予選を走らせるドライバー」を決めなきゃいけない。5人の中から。

前回、「練習走行」について記事にしましたが、ちゃんと全部繋がっているんです。
「たった8分/人」の練習走行なんてさせちゃって何考えているの?
って思われた人もたくさんいるかもしれないけど・・・
必要な情報を得たかったんです。「たった8分/人」の練習走行で。

練習走行出走前にドライバー全員に伝えてありました。
「トップ2のドライバー二人に予選を担当してもらうからね。たった10分の予選時間だけど、その間にもドライバーチェンジの練習をする。」

でてきた結果は・・・・今回新規加入してもらった現役ランナーが一番速く、同じぐらいのタイムをフォークリフト修理の彼が叩き出してきた。
彼は、さすがというか・・・・このコースを走らせるのが初めてだったんです。8分で結果を出してきた。
ただ、だ〜いぶ悩んだあと、オーナーの「10分の予選は、一人で行かせた方がいいよ」の助言を受け入れて、
ドライバーを一人だけに絞り込みました。
トップタイムを出した現役ランナーを指名。
統計学じゃないけど、バラつき・・・が気になったんです。フォークリフトの彼のタイム。
一人に固定して、10分間しっかり周回してもらうことにしました。

ところが・・・予選走行が終わったあと、反省することになるんです。私が指示を間違えた。
フルタンク近い重い車両に新品のタイヤを装着させちゃったんです。
(練習走行直後から、予選出走までの間にタイヤ交換する時間がとれたんですよね。)

まっさら新品でのタイヤを使う時点で不利なのに、それに加えて・・・・
今回、エンジンの使用方法について、いろいろ制限を与えたんです。全員に。回転数制限だけじゃなくてね。
さすがに練習走行が終わったあと、全員から「あと500rpm使わせてくれ。」って苦情が出てしまったので、
それは容認したんですけど・・・・

予選走行の時は、それらの制限を全部取り払うべきでした。
我々の車両は、間違いなくEP82勢のトップの速さを持っていたし、より大きな排気量の車両もすべて屈服させることが可能だった。ただ一台を除いてね。
その一台というのは・・・あのEG6。
あとで我が妻とオーナーの嫁さん(新婚さんね。繰り返すけど。)に聞いたのですが、まあ、彼らはホントに別格でした。
私達が、予選走行でキリキリ舞いしていた頃・・・・彼らはたった一周だけしてきたんだそうです。
嫁さんら二人が「は?何かトラブル?一周だけで終わり?」とポカ〜んと見つめる中、彼らはピットの中で待機。
「自分たちが予選一位だ」という絶対的な自信があったんです。それでおしまい。
彼らは予選をたった一周しただけでポールポジションを獲得してしまった。

その脇で、僕らはドタバタドタバタ・・・・車両にトラブル発生!予選どころじゃない。

結局、「10分間しっかり走行」どころじゃない、ぴかぴか新品タイヤで数周走っただけの予選結果は・・・
8位(だったっけ?)

なんだかな〜・・・・
まあ、気を取り直して決勝の準備を始めよう。耐久レースの予選結果なんてたいしたことないさ。たぶん。
価格コム様用
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練習走行の時間帯にやっておくべき事 [2009年夏耐久]

昨日、たまたま会社の帰り道に家電量販店の前を通りかかったんですけどね。
なんだか人だかりがしているので、何かな〜って思って吸い寄せられちゃったんですよ。ふらふら〜と。
そしたらですねえ・・・何にでも工夫の余地があるもんだ。って思い知らされました。

何をやっていたと思います?

デジタル一眼レフカメラがズラッと並んでいたんです。
「はあ?だからなに?」

いやいや、そのデジイチがですねえ・・・真っ赤とか、どピンクとか真っ青とか・・・・90年代のベネトンカラー?
って感じのボディがズラッと・・・

話を聞いてみたらですね。
「ボディとグリップの色が選べて、100種類の組み合わせ」
なんだそうです。

私も電気屋ですからね。話を聞いて・・・
「うわあ・・・生産部門の材料手配が大変だ。」って思いました。瞬時に。

ただねえ・・・この考え方は有りだと思いましたよ。デジタル一眼レフカメラ。
このBlogでも写真を使っていますけど、今年のダートトライアルの撮影は・・・・
シーズンの始まりの頃の写真を見ると笑っちゃうの。ぜ〜んぶピンぼけ。
全く目が追いつかなかったんですよ。山の中を落ちてくる鉄の固まりに。
夏ぐらいから、やっと少しまともな写真が撮影できるようになってきたんですけどね。
それまでは、「う〜ん・・・ちゃんとしたカメラが欲しいなあ。買っちゃおうか?イヤイヤその前にヘルメットを買い直さないと。なんてったって20年ものだ。公式競技に参加できないよ。」
ってグルグル迷っていたんです。

ちょっとねえ・・・踏ん切りがつかなかったのは・・・なんか高性能一眼レフの真っ黒いボディって・・・
人を遠ざけますよね。ダートトライアルの現場でも、立派なカメラを持っている人がいらっしゃいましたけど。
ちょっとなあ・・・あれは・・・少なくとも、女の人が持つデザインじゃないですよ。でかいし。

そんな風に迷っていたので、この展示には「おおっ!」って思わされました。
赤いボディの一眼レフカメラとかね。これなら今まで「一眼レフ持ってみたいけど、ちょっと・・・」って思っていた女性も引き寄せるかも。

よくまあこんな「今まで、みんなの頭の隅にはあったんだけど、前例がない」ことにチャレンジしてくれたなあ。
って思いました。この展示スペースを見て。
みんな、手に取ってみていましたもんね。特に女性の方が。
あ、「それじゃ買ったのか?」って?
う〜ん・・・・もうちょっと考えます。たぶん一眼レフカメラより4輪用ヘルメットの方が大事。

さて、寄り道はこれぐらいにして、本題に入りましょう。
久々の「日光サーキット250circultE☆1 2009」のお話です。
今日は、「練習走行時間帯にやっておくべき事」のお話。

耐久レース当日の朝は、7時にゲート前集合です。
で、「スケジュール」の記事にも流れを一通り書きましたけど、この耐久イベントのいいところは、
「当日、練習走行ができる。40分だけど。」というところです。

これはものすごく良いことだと思うんです。
だって、場合によっては「今日、初めてサーキットを走る。」っていう人がいるかもしれない。
そういう緩い競技会ですしね。事実、「たぶん・・・今日、初めて走るのかな?サーキット。」って感じの
女性ドライバーさん♥がチラチラ見受けられました。
いくら耐久レースとはいえ、本番中にいきなりドライバーチェンジでサーキットに放り込まれるよりはね。
当日の路面状況の感触を掴むことも含めて、練習走行をさせてもらえるのは、大変ありがたいです。

で、うちのチームはなにをしたかというと・・・
5人集まったドライバーのうち、このコースを走ったことがあるのは二人。
まあ、みんなモータースポーツの経験値は高いですからね。
「無理に練習させることもないか。30分も走ってれば、感触も掴むだろう。いくら初コースと言っても。」

・・・・やっぱり練習させました。全員。
40分を5人で割ると・・・たったの8分/一人。
「そんな時間でなにができるの?」って言われちゃうかもしれないけど・・・・
目的は三つありました。
まず大事なのが、1)とりあえずは、コースがどんな感じか全員に走ってもらう。
一周50秒もかからないですからね。8分あれば、そこそこ廻れるでしょ?いくら練習とはいえ、真剣にやれば。

2)ドライバーチェンジの練習
これが一番の目的です。昨年のエビススーパー耐久でだいたいはわかっているつもりだったけど・・・
時間がどれぐらいかかるのか、知っておきたかった。
みんなには知らせていなかったけど、EP82がピットに停止後、再スタートを開始するまでの時間をストップウオッチで計測していました。

3)ローリングスタートの練習
これは公式にアナウンスがあった練習です。
40分の練習走行中に「ランダムにペースカーが入って」ローリングラップと再スタートの練習を行うことが告げられました。

結果的には、全員を走らせておいて正解でした。
この「ローリングスタート」が、実際の競技では二回行われることになったんです。
一回目は、当然のことながら、「通常の競技スタート」
二回目は、「クラッシュ(スピンアウト)車両によるペースカーラン」が発生したためです。
「やり方を知っている」ということと「実際に体験している」ことは、実際にその局面に立たされたときにすごく差が出ると思いますからね。

で、これら3つの目的をこなしながら、もう一つ重要なことをこの時間帯に決定→実行しなければいけないんです。
ほんとに大事ですよ。日光サーキットの耐久レースにおいて、この練習走行の時間帯は。
というのも、「給油について重大な意志決定」が求められるんです。この時間帯に。

「練習走行終了前までにガソリン携帯缶を指定場所に持ってくること。その後、動かすことは許されない」
という話が、朝のドライバーズブリーフィングで確認されていたためです。

このドライバーズブリーフィングでは、複数のドライバーから「何度も同じ内容の確認」がされていまいました。
この日光サーキットの耐久レースにおいて一番重要なのは、「燃料戦略」なんです。
(戦術ではなく戦略)

一回の給油時に
・10Litterまでの給油なら3分間の停車
・20Litterまでの給油なら5分間の停車
を義務づけられます。

「別にいつ補給に入ってきても良いけど、ジャブジャブ好きな量を入れることは許さない」
というルール。

しかも、事前の競技規則では「20Litterまでは6分間の停車」と書かれていたので、複数のドライバーが何度も
確認を求めました。
「本当に停車時間は、5分間なのか?」

この確認を求めるドライバーたちの様子を見ていた私は・・・
「ちょっとまずいことになったなあ・・・これであのEG6を止めることはできないだろう」って思っていました。
隣の1番ピットの彼らがね・・・・もう、朝の集合の段階からえらく手慣れているんですよ。競技進行に。
このドライバーズブリーフィングの時点で、少々諦めは入ってしまいました。
たぶん僕らのEP82では彼らを止めることができない。

それでも頭に描いていた戦略は実行するんですけどね。「万が一って事があるかもしれない」って思いながら。

私が練習走行中に指定場所に持ち込んだガソリンは・・・10Litter。
「どうやって10Litterってわかったんだ?」って?
まあ、それはこのBlogでおいおい伝えていきましょう。
ドライバーとして走らない私は、忙しかったんですよ。この日。

ただ、この時点で反省点が発生。
みんなは練習走行の方に気をとられていましたからね。
大きな声でなんリッターのガソリンを持っていくのか、みんなに知らせなかった私の行動が・・・
(というより、周りのチームに知られたくなかった。)
本番前にトラブルを引き起こすんです。

このあたりのことは、「日光サーキット250circultE☆1 2009」編の最終回の記事にでも書きましょう。

んじゃ、ダートトライアルの手伝いの準備を始めないと。
明日は、丸和オートランド那須なんですよ。ガレージオーナーには、踏み切ってもらわないとね。
シーズンは終了してるんだから。

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日光サーキット250周耐久レースのスケジュール [2009年夏耐久]

NIKKO.gif
日光サーキットの耐久レースって、「土曜日開催」だったんですけどね。
「なんでだろ?」って思ってたんですよ。
日曜日開催の方が参加者が集まるんじゃないかな〜って。

実際に参加してみてわかりました。
「日曜日に寝込む」んですよ。おじさん達は。みんな。

私は平気だったんですけど(走らせてないからね)、数日経ってからお腹が痛い
う〜ん????
まあ、レースの前後の週で20人ほどの人の前での発表会を繰り返していたからそのストレスが
お盆休みを控えて出ちゃったのかと・・・・そう思いたいです。ほんと。

さて、これからしばらくは先日参加した「日光サーキット 250circuit E☆1」について記事を書いていきましょう。

今回は、全体のスケジュールのお話です。

まず、参加申込書を発送してから・・・・受理書が来るのが・・・・やっぱり「意気込みを必ず書くこと」というところで、だいぶ審査があったのか、すっごく本番直前になっての返信でした。

イヤ〜危ない。オーナーの手元に受理書が無事に届いたの木曜日ですもんね。
ありゃあ?って感じでした。みんな。
「ど、どうする。あの論文じゃ赤点ってこと?受理してもらえなかったのかな?」とかって。

これは・・・・郵送での戻しはだいぶ手間取られると思うので、「宅ファイル便」とかを使って、「相手先がダウンロードしたかどうか」を確認する方法をとられたほうが、早かったんじゃないかな?って思いました。受理書の発送。

さて、当日の進行をここで書いておきますよ。

1)ゲートオープン 7時
2)7時半から受付&車検開始
3)この間、7時から7時50分までは、「慣熟歩行」としてコースの中を歩くことができます。
4)ドライバーズフリーフィング 8時から8時半
5)場所を変えて給油スペースにて、実車を使いながら給油方法の説明 8時半から8時45分
6)練習走行 9時から9時40分まで
7)この練習走行の時間帯に「その日に使うガソリン」を給油スペースに運び込む。
この時に給油スペースにガソリンを運び込んでおかないと、本番中に給油することができなくなる。
8)9時50分から予選開始10分間
9)グリッド発表(予選終了直後)
10)10時半から決勝前ブリーフィング (ドライバーは必ず全員出席)
11)11時から各車自走にてグリッドに車を着ける。
12)11時半 ローリングスタート開始(今回の場合、ペースカーラップは4周)
13)給油可能時間は、スタート後90分経過後ーゴール40分前(付近)まで
14)15時近辺でゴール&すぐに暫定表彰式
15)16時から正式発表&表彰式 この正式発表までに片づけを完了しておくこと。

という形です。
朝7時集合、終わり16時なので・・・・遠くから来る方は、前泊&イベント完了後の宿泊場所を確保したほうが
いいと思います。
「宿代もったいないよ」と言われるかもしれないけど・・・事故を起こすよりもよっぽど安いですよ。
この進行時間内で起きたことは、これからいろいろと記事にしていきます。

ホンダF1設計者の現場―スピードを追い求めた30年 (CG BOOKS)

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表彰台に上がれました [2009年夏耐久]


[レース活動] ブログ村キーワード昨日引き取ってきたレース車両。

セーフティローダーに乗っけたまま、どこに一晩保管したかというと・・・・
近所のコインパーキング。
あのでっかい車体が収まるコインパーキングがあるのだ。酒屋さんの裏に。

朝4時起床。出発。
の前に、ドライバーみんなに一日食べてもらうものを近所のセブンイレブンでいろいろ買い込む。
さて、運転席を整理整頓して・・・あ、音楽が必要ね。商用車だからハンディスピーカーを持ち込んで、
iPodを・・・・とっと。あ〜!!!!iPod Classic様がああああああ〜!
ゴロンって、地面にいいいい〜!
トラックの運転席から、舗装路面にゴトンって・・・・あ〜あ・・・・
だからさあ。なんかイマイチ気乗りしてないんだよね。ミッキーマウスサーキットで耐久なんて。
なんか良くないことがありそう。大事なiPod Classicが・・・・あ、ちゃんと聞こえる。
すげえぜ。Apple。壊れてないぞ。HDDプレーヤーなのに。

んじゃ、発進。

・・・・・・・・・え〜と、コインパーキングで料金を払った後、バーが開いて・・・・どうしろと?これから。

ええ。ちゃんと入れられましたよ。セーフティローダー。酒屋さんの裏のコインパーキングに。
でもねえ・・・・入るところと出るところが別々だった。この駐車場。

出るところね・・・・90°ターンで路地なの。う、う〜ん・・・どんな感じって言われると・・・・
「あ、んなところ曲がるなんて、絶対無理」って思っちゃう感じ。

・・・・・・ぬおおおおお〜!1mmも接触せずにこのロングボディを引き出してやりましたぜ!!
かかってこい!どんなムチャも今日はなんかやれるような気がするぞ!雄叫びですよ!朝の4時45分から。

あ、「前フリはいいって。結果は?」

あ、はいはい。
まあまあ・・・・うまくいった・・・・ということにしたいです。
総合5位でした。日光サーキット2009 E☆1 250周耐久レース。

・・・・5位かあ・・・・前に2台もEP82がいるよ。しかも総合2位と3位。
スタートの時点から、この2台には全くかなわなかった。
おかしいんだよなあ・・・残り40分までは、我々がEP82勢のトップタイムだったのに。
すごい周回差がついてしまった。どうなってるんだ?

な〜んて思いながら、帰ろうとしたんです。

そしたら、主催者様から呼び出し。
クラス2位なので、表彰台へ」

おおおおお〜!驚いた!Sタイヤクラスでの出走だったので、クラス2位になれていたんです。
まさか表彰台だなんて思っていなかったので、すごくうれしい!

ま、私が出走したわけじゃないので、実際にはお立ち台には登らなかったんだけど、それにしてもドライバー5人を観客側として見ることができて、すごくうれしい。
いや〜良かった良かった。ハッピ〜。
これで足取りも軽く変えることができるよ。今回もなんでか寝ることができなくて、睡眠時間1時間だったんだ。


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準備完了 [2009年夏耐久]

フルバケットシートに座り、4点シートベルトをしめる。
ネクタイにワイシャツだと、シートベルトのセンター部を閉めるのが面倒だ。

エンジンスタート。走行開始。

このN1仕様のEP82はそんなに大きな音はしない。
全国どこのサーキットに持ち込んでも騒音規制をクリアするはずだ。

信号待ちの車の中で男の子がすごく驚いているのがわかる。そりゃそうだ。ゼッケンを付け、車内中に鉄骨を張り巡らせた、どう見ても普通の車じゃない車両が脇を走りすぎるのだから。

「ぼく〜。おじさんがぼくと同じぐらい小さな頃は、こういう車を”シャコタン”って言ったんだよ。」

スタートラインに到着。
イエローランプが点滅を開始する。
エンジンを2000rpmへ。
スタートが大事だ。強化クラッチを丁寧につながないと・・・・

ゲートオープン!スタート!!

ピンポーン!エンジンを停止して、窓を閉めてください。

ここは市街地のガソリンスタンド。
会社の帰りにEP82を引き取ってきた。
ネクタイにワイシャツ姿の男がN1車両を載せたセーフティローダーをドライブしているのがそんなに変?みんな。あんまりジロジロ見ないで。

明日(8月8日)は朝7時に日光サーキットに集合。
何だかみんなは驚いてるけど、私はちっとも平気だよ。ダートトライアルに比べたら「あ、遅いな」って思っちゃった。
ダートラは、どこの会場でも6時半ぐらいの集合なのだ。も〜・・・おかげさんで、2時とか3時起床に慣れちゃったよ。

なんでガソリンスタンドで、セーフティローダーからEP82を下ろしたのかというと・・・
洗車したかったから。

・・・・・雷が鳴ってる土砂降りの雨の中ね。

は?って言われちゃうだろうけど・・・・
ちゃんとこのEP82は手入れが行き届いていて、車体もガラスも雨をはじいてる。
ただねえ・・・・まあ、明日雨が降るとは思わないんだけど、昨年の苦い経験を繰り返すことはできるだけ避けたい。

最近の洗車装置は、「雨を弾く」加工をしてくれる。
人の手でガラスの撥水作業を行うより、機械の方が完璧な作業をしてくれるような気がする。
って・・・・あり?
洗車機の中、エンジンを止めたEP82の中にいると・・・・暑い。ワイシャツが大変なことになってる。
っていうか、やっぱりフロントガラスが曇るんじゃん。どんどん。

あとで曇り止めを買っておこう。
さて、洗車完了。
完璧に整備も終わってる。準備万端。
少し寝て、出発しよう。いよいよ本番だ。

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