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JOY耐暑さ対策2013年版 [2013年JOY耐7h]


「一ヶ月で47都道府県完全制圧」作戦進行中。
お盆直前に「日本で一番大きな企業がある街」に到着。
「みんな、ものの見事に白人達に騙されてきちゃったんだよ。長年。こんなものに大事なお金を使っちゃうの?」
トーク&実験・動画提供のワンマンショーを展開。
バンバン行くぜ。少なくとも一日で県内5カ所訪問だ。
マークXの後席でふんぞり返って、次の行き先を告げる。
運転手役は私より歳上の方なのに・・・偉そうだ。

渋滞の中、ボケッとトヨタの販売店に視線を向けると・・・・ピンクのクラウン。
「実車、初めて観ちゃったよ。でも・・・なんでだろう?どこかで見たことがある。ずっと前に・・・・」
デジャヴュ?

「あんな感じの4ドアセダン、昔、ヤンキーの兄ちゃんが良く乗ってたじゃないですかあ〜」
あ!それだ!そうだよ!あったあった!「昭和の時代」に。
「竹槍。」
「出っ歯!」
うおおおお〜!あったよおおお〜!しかもプラモデルまで出てたよ!

「たぶん〜。あの時代、悪さをしていた連中が、意外に商才があって、今では500万のクラウンをポンって即金で買えるようになってるんですよ。そういう人たちのためのピンク。」
「そうかあ〜。しかも、納車の時には、”あ、そこに置いてって。どうせすぐに改造しちゃうから。”って?」

「そうそう!で、”シャコタン”とかっていうんですよ。ローダウンって言わずに。」
「"ハの字”でたばこの箱が入らないぐらい、車高落としたぜ〜。とかって言っちゃうんだ。」

やるなあ・・・9月から受注開始か。

年末には、「竹槍」「出っ歯」の最新鋭ピンククラウンが街に溢れていそうだ。しかも千葉のネズミの国と学園都市のあたりに。そういえば、チバラギって言葉があったねえ・・・・(遠い目)

で、痛車に乗っている若者達に「今どきの中高年は・・・俺達から搾取しまくって。」とかって、眉をひそめられるわけだ。
昔は・・・「今どきの若いモンは。」なんて単語があったと思うけど、今や逆ですからね。
就職に苦労している彼らの方が、壮年の皆さんよりもよっぽどしっかりしている。
ほどほどにしてね。ほんとに。基本、アレ、Vitzとほぼ同じカラーリングだから。

Vitz用ピンクの塗料が余ったので、ちょいと塗っちゃいました。ク・ラ・ウ・ンに。」うわあ。

まあ、今年のクリスマスのあたりに「ミニスカートのサンタクロース」さんに変身してくれる人が乗っていたりしたら、格好いいけどねえ。

さて、暑さで変なことを考えている頭を切り換えますよ。ピンクのクラウンのお話は終わりね。

2013年JOY耐のお話は、今回が最後です。
お題は・・・そう。JOY耐での一大テーマ。
「7時間、車内の暑さ対策どうしてる?」
(今年の8月みたいな暑さがJOY耐決勝で襲ってきたらアウトだったと思う。)


シーズンオフの間、みんなに宣言したんですよね。
「クールスーツ(クールシャツ)システムを導入しよう。1人一枚チューブ付シャツを購入だ。」
クールスーツ ホワイトコットン半袖TクーリングシャツL

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  • 出版社/メーカー: クールスーツ
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クールスーツ SPDデュアルポンプシステム 22L SPD-24

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全員「・・・・・・」
今までで唯一と言っていいぐらい、反応が悪かった。
「え、いいよお〜。飲み物さえちゃんと飲めれば大丈夫だって。」
「水のシステムなんて入れちゃったら、車体が重くなるよ。ただでさえ、まじめに30kgバラストを積んでるのに」
「あの電動ブロアー、すごく効いてるよ。水が飲めるようになれば十分だって。逆におトイレに困るんじゃない?」
全滅!

わかったわかったわかった。ハイハイハイ。
んじゃ、ちゃんと飲めるようにするよ。ボトルの中身。って、また写真を撮ってないよ。

オーナー夫妻が2012年に買ってくれたのは、Longacre Racing Productsという会社のボトルとドリンクホルダーシステムだった。
しかも2つも。

去年は、「なんか・・・この純正のホース、アメリカ人サイズで固くて飲みにくい。」と言って、決勝前にホームセンターで買ってきた柔らかい素材のモノに交換したんだった。
まさか、あんなに大変な思いをして、チェッカーフラッグを受けることになるとも知らずに。

今年は、「純正のままのホース。」
ただし・・・「なんか、とにかく水を吸い込むのに大変なんだよ。ドライブ中。」とみんなが口々に言うので、対策を考えないと。

予測したのは、「付属してきた”バイトチューブ”という、水がダラダラ流れないようにする”栓”が、日本人にとっては、大きくて頑丈すぎるのでは?」
さっさと外す。バイトチューブ部だけ。

ま、ホースを下にしてしまうと、ダラダラ水が流れちゃうけど、どうせ決勝走行が始まったら、車内に液体が漏れるのを気にしてなんていられないからね。
念のため、床にIRSの「ノンスリップシート」を貼っておこう。

ドリンクボトルの中に入れる飲料は・・・実父と義兄に事情聴取。
2011年に実父は、屋外作業中に熱中症で倒れて、状況を察して探し回っていた義兄に助けられた経験があるのだ。
もう、倒れちゃった後は、声が全く出せなくなっていて、たぐり寄せた携帯電話でかけた後、無言の電話の向こうを建築業の義兄が想像してくれていなかったら、完全にアウトだったらしい。

2人が言うには・・・「痙攣が起きないのは、ポカリスエットだけだ。他のスポーツドリンクはダメだ。」
そうなの?
今年のJOY耐では、ブリーフィングでサーキットドクターが経口飲料水オーエスワンの有用性を強く訴えていました。
ふ〜ん。

ポカリはちょっとベタベタするしなあ。かといって、経口飲料水って・・・結局、「水」だよねえ。
競技車両の車内で暑くなってしまう水っていうのは・・・飲む気が起きるのかなあ。
結局、佐藤琢磨選手のCMを思い出しちゃいましたよ。ツインリンクもてぎの自動販売機には、必ず置いてあるドリンク。
アサヒ飲料「スーパーH2O」をダースで購入!
これをクーラーボックスに大量に入れて、「みんな、とにかく勝手に飲め。意識して飲め。」指令。
土曜日のうちにコンビニエンスストアで、氷を購入。でも、土曜日のうちは、一切袋を破かない。
日曜日の決勝時に、土曜日に買った氷袋を破って、ドリンクボトルに入れるようにしました。
そうしておかないと、日曜日朝に買った氷袋なんて、まだ凍ったままだからね。
水そのものが冷えていた方が、ドライバーも飲みやすいだろう。スーパーH2Oが薄くなっちゃうけど、とにかく冷たいドリンクをドライバーに飲ませてやりたい。

朝の給油作業の後、手押しでグリッドに車両を並べるんだけど・・・
ローリングスタート開始までは、ずっと1stドライバーは、車内で座っていなければならない。
軽自動車の荷物室用のカバーを買ってきて、車体前半部を覆うことにしました。
ゴムバンドが袋の中に入っていて、うまく車体に引っかけられるようになっていたからすごく便利だった。

さて、これらの対策を施した2013年のJOY耐は、どんな感じだったかというと・・・
1回目の燃料補給で、3年目にして初めてJOY耐名物「給油渋滞」にドはまり。
はまりまくりですよ。はめっこですよ。あ〜あ。いきなりやってしまった。

じりじり鈍い列の進みを待ちながら、気を紛らわせようとドライバーと話をする。
「ドリンクは、ちゃんと飲めるようになっていたよ。ただ・・・・」
「なに?」
「途中で、また吸い出せなくなった。」
「えっ!?」

慌ててドリンクボトルを取りはずして点検すると・・・
「ああ、違うんだ。大丈夫だよ。俺達は同じ失敗は繰り返さない。」
「ほんとに吸えなかったんだって。」
「違う違う。ほら。」

全部カラになってた。
ちゃんと「全部飲む」ことができました。今年は。
うまいこと冷えていたせいか、ドライブ中にぜ〜んぶ飲むことができちゃったらしい。
量が足りない。ってことなんだけど・・・さて、どうしたもんかね。来年に向けて、また課題かね。

給油渋滞の長い長い列がやっと終わる。次でやっと自分たちの出番だ。
ドライバーも車内から降りて、車体を押し始める。ヘルメットを取ることは許されていなくて・・・
猛烈な汗だ。失敗したなあ。ヘルメットを装備したままで飲めるようにペットボトルにストローでも入れたモノを持ってくるんだった。ごめん。

ジリジリしながら、EP82をちょっとづつ押す・・・と、「ストップストップ!」
なんか、遠くで声が・・・「ゴスっ」

へ?

前を見ると・・・お兄さんがAE86の後ろに身を挺して立ちふさがっていた。痛そうだ。
んも〜って感じ。

人間、焦っているとロクな事をしないな。って思いました。
先の給油所の方ばっかり見ていて、目の前のAE86がまだ動いていないのに押しちゃったんです。
いやいや、ほんとにごめんなさい。

リタイヤ届けを提出後、片付けをしていると・・・
「給油待ちの時のために」と、わざわざ去年、我が妻が買っておいてくれた装備が出てきた。
それも2個も。すっかり忘れてたよ。も〜。

これで、ほぼ、JOY耐暑さ対策は完了です。
ま、クールスーツシステムは・・・「夢のアイテム」ってことで。

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2013年Joy耐7時間耐久いくらかかった? [2013年JOY耐7h]

耐久レースは、チェッカーフラッグを受けないと、なにも残らないです。
最後の一分前にトラブルを起こしちゃってもね。
リザルトを見ていると・・・今年も「フィニッシュライン不通過」という車両がでちゃったんですね。
相当悔しかっただろうなあ・・・あとちょっとなのに順位がつかない。(それまで走ってきた周回数が、順位がついている人たちよりも多くても)

今年は、レギュレーションを作った人たちにとっては、「理想通り」の終わり方になったのではないかと思います。
1.5CCクラス大躍進!
あわや総合優勝かという状況でしたからね。途中まで。

これを機に、「新しい車でレースに出てみよう。」と思う人が増えてくれたらうれしいなあ。
なんか・・・昨日開催されたFSWの86レースは、80台オーバーの台数が集まったとか何とか・・・ああうらやましい。全く羨ましい。ちょびっと筑波に来てくれ。

クラス2は、我々のEP82よりも遅い車(失礼)が増えてくれたのがうれしかった。
変なこと言ってるかもしれないけど・・・「順位」は、7時間走りきった後の結果でしかないですから。
繰り返すけど、走りきれないと「順位」がつきません。

1時間ほどでリペアエリアに閉じ込められる状況になって、ボケッとコース上を見ていると・・・
ぷいい〜んって、通り過ぎていくマーチやVitzが羨ましかった。
彼らは結局・・・様々な賞をせしめていきましたからね。初出場賞とか最年少出場賞とか最小排気量賞とか。
こんにゃろ。

しかも、ペケじゃないし。
はあ、まったく。うらやましい。全く羨ましい。

まさかこんなに「完走することが難しい」大会だとは思ってなかったんだよな〜。
一回完走できたから、これからはずっと完走できるもんだと思い込んでた。

さて、いつも恒例の「お金、いくらかかった?」にいきましょう。
ジャン!
2013hyo.jpg

2013gurafu.jpg

昨年に比べるとかかった費用は少なくなっています。
大きかったのは、「金曜日に来なかった。」こと。
もともと費用削減のために「土曜日に入る」ことは決めていたのですが、実際はそれどころじゃなくて・・・
土曜日に集合することも難しい状況でした。(ふう)

これが「土日」運用での下限値になると思います。
はい。じゃ、皆さん来年の夏に向けて、また節約の毎日ですよ。

こんな金額をかけて、実際には決勝を1時間ほどしか走行できなかったというのは・・・はあ、残念無念。
なんですけど、実は私、あんまりがっかりきてないです。
というのも、今回もJOY耐にやってきたおかげで、いろいろな人に会うことができました。

1)お手伝いさんに女子大生様達がやってきた!
ピチピチですよ!ピチピチ!
ピチピチ女子大生様ご登場ですよ!我々のピットに!
当日までどんな方がやってくるか知らなかったので、秋葉原でコスチュームを買ってくることができなかったんです。
お二人を見た時、「なんだよおおおお〜オレ様の好みの衣装を着けてあんなポーズさせたり、こんなポーズさせたり・・・」
JOY耐リタイヤよりもガッカリした瞬間でした。

なぜ我々おっさんチームにピチピチ現役女子大生様がやってきたのかというと・・・
TTC1400の彼をサポートしてくれている会社の社長さんが、連れてきてくれたんです。某大学の自動車部メンバーを。
「若い人たちに車ってこんなに楽しいんだ。って事を知らせたいと常々思っていたんだけど・・・なかなかどうしたらいいのか思い浮かばなくってねえ。今回、JOY耐のお話を聞きつけて、これはっ!って思って連れてきたんです。」

え〜と、失礼ながら、話の途中で遮っちゃいましたよ。
「JOY耐で楽しさ?そんなものは無い!じりじり照りつける日光の下、ひたすらサインボードを出して、給油所の状況を心配する7時間なんだよ!修行僧のような心でないと、耐えきれないぞ!みんな”Enjoy耐久”なんて言葉に騙されて、毎年毎年やってきちゃうんだよおおお〜。うおうおう。もう、麻薬みたいなものなんだ。JOY耐出ないと俺達の夏はやってこない!みたいな。」

「あ、うん。この人の言ってることは、あんまり真に受けないでね。だいたい冗談だから。で、二人は車の免許、持ってるの?」
「あ、はい。学生選手権女子の部でチャンピオンになりました。」
全員・・・・・・・

「え?チャンピ・・・オンって、どんな競技の?」
「全てです!」

「おい。まずいぞ。俺達。教えを請わなきゃいけない人がやってきたよ。俺達のピットに。」

実際・・・うれしかったですねえ。わずか1時間強でしたけど、若い人たちと車のお話をしながら、競技ができるのは。
「まだ、こんなに車が好きな人っているんだなあ。若い人たちの中にも。」って強く思わされました。
できれば彼女たちが就職した後、いつかこのJOY耐にドライバーとして参加してくれたらすごくうれしい。

2)20年前に「ぶつけに行った」あのドライバーに再会できた。
ただ、リペアエリアで、その彼の顔を見た瞬間、「ああ、やっぱりな。」って思ってました。

私、頭の中でフッと「あの人、どうしてるだろう?」って思い浮かんだ人には、2週間ぐらいで、ほぼ連絡が取れてしまうんです。
今回も同じ。
「おおおおお〜!懐かしい顔がいるよおおお〜」と言って、握手を求めてきてくれた彼は・・・
お互い歳をとったけど、見た瞬間にわかった。
10年ほど前に復帰して、このJOY耐だけは参加を続けていたんだそうです。
私も5年ほど前に再びドライブするようになったことを告げると・・・
「みんな同じさ。結局、ここに戻ってくる。もう、離れられないだろう。」

まあ、そうかもねえ。
ほんの数分のこと。
今年のリペアエリアはごった返していて・・・
「今年のレギュレーションだと、みんな全開で行ってるはずだよ。壊れる車両は、これからもっと増える。」と言われて、そのまま離れました。
彼らの結果はどうなったんだろう?
ま、来年、またきっと会えるんだろう。

3)帰り道でダートトライアル学生選手権の皆さんに行きあった。
まだ日が高いうちに片付けを完了して、保管ガレージに向かっていたところ・・・
眠気を振り払うために我が妻と無理矢理会話。夫婦の会話ですよ。毎日16分間ですよ。
「あのさ。なんていうかさ。我々にはきっと、飢餓感が足りないんだよ。」
「なにそれ?」
「うああ〜。一日100円以下生活だって。私、今日のお昼のために、おにぎり8個も買っちゃったあ。どうする。一個も食べないうちにリタイヤ。リ・タ・イ・ヤ。ねえ。どうする?このおにぎり。」
「いや・・・別にショック受けてることを強調しなくても良いんじゃないかな。大きな声で。おにぎりは、しばらくご飯代わりになるだろ。な?そういう”一日100円生活”をしてなかったから、罰が当たったんだよ。こう、なんていうか・・・早く!早くJOY耐で走りてえ。ハアハア。みたいな。水道管を針金で縛っちゃって。(死んじゃいます。)」
「よくわかんない。そのたとえ。う〜ん。来年は、紅鮭おにぎりとか、辛子明太子じゃなくて、全部塩むすびにする。でもさあ、もてぎの近くのセブンイレブン、すごく混んでたよ。塩むすびいっぱい置いてくれているかなあ・・・・」
「あ、いや、そういうメニューの話じゃ無いと思うんだな・・・」

という実りのない会話をしているときに、前方に一台の汚いEP82を発見!
なんか・・・普通のトラックにダートトライアル車両が載っかってる。
信号待ちで隣に並んでお話をすると・・・
ダートトライアル学生選手権が丸和で開催されていたらしい。これから千葉まで帰るんだって。
「千葉までって・・・まだ、栃木県内・・・全部下道のつもりか?隣は口開けて寝てたし、これは大変だぞ。」
って思っていたら、ちゃんと後方からミニバンがついてきていたようです。
お仲間が皆さん、私の方を見ながら通り過ぎていった。まあ、あれだけ人数がいれば大丈夫だろう。

これも、リタイヤしていなかったら、できなかった体験ですからね。
先を進む彼らを見ていて思ったのは・・・
「社会人になっても、モータースポーツをやってもらうために大人達がなにをできるか?」
あの千葉のネズミの国と同じですよ。
「大人達が連れて行った世界に若い人たちは再び戻ってくる。」

今年のJOY耐は、残念ながらクラス1が絶滅しちゃったんですよね。
あのCR-Zやインサイトは今頃どうしているんだろう・・・
アレを使って、「学生枠」っていうのを設けたら、一生懸命JOY耐をめざす若者が増えるんじゃないかなあ。
「装備はちゃんと自分たちで準備すること。同じ栃木県で行われる学生選手権の直近の大会で1位になった大学自動車部チームに車両を無償で貸し出しします。」
ってしたら・・・国内Bは保有して、ダートトライアルやジムカーナをやっているわけだから、国内Aの取得基準も突破しているハズなんだよね。
「事故を起こした大学には、今後貸し出しはしません。」ってすれば、おかしな事も起きずに、「サーキットの世界」を覗いてもらえるような気がする。

あ、まあ、妄想って事で。ほら。暑いし。

戦国美姫伝花修羅 8 (プリンセスコミックス)

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  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2013/04/16
  • メディア: コミック

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エンジンブロー! [2013年JOY耐7h]

今日は7月7日。
え〜と、あれですよアレ。え〜と、そうそう。今日は確か・・・
「彦星が織り姫に年に一度養育費を持ってくる日。」でしたね。確か。

「梅雨明け宣言」と共にやってきた2013年Joy耐7時間耐久は・・・・
あ、結果発表の前に修正事項告知です。昨日の記事に間違いがありました。
クラス2は、18台でした。
最大勢力のクラス6が19台という構成でした。昨年に比べると大幅増です。クラス2。

で、我々の結果なのですが・・・
「スタート後1時間強で、エンジンブロー」
でした。当然リタイヤ届けです。

夕方になってもポタポタラジエターから漏れてくる冷却水を見ていて思ったのは、「昨日の予選時の衝突事故後、修復チェックが甘かったかも。」

実は今朝、車両を移動したときに床が濡れていることに気がついていたんです。
メンバーみんなに呼びかけて、その回答を聞いて・・・送り出したことに後悔しています。
ガソリンを抜いてしまった後なので、エンジンをかけてチェックすることができなかった。
「気のせい気のせい」と自分に言い聞かせたのがよくなかったみたいです。

MiniJoy耐後、直前まで作業をしていた駆動系のトラブルは全く出なかったことにはホッとしています。
ただ、まあ・・・なんというか・・・
「振り出しに戻る」って感じ。

2010年の最初のエンジンブローに比べると悲壮感はないです。
そんなこともあるかも。と思って、予備エンジン2基を調達してあったので。
まあ、しばらく考えてから次の行動に移ります。

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予選を無事終えました [2013年JOY耐7h]

予選接触後.jpg
今年のJOY耐は、限度一杯の90台集合でした。
しかも、Class2が第2勢力として、19台も終結!
うち、14台がEP82という非常にうれしい状況になっています。

あ、結果ですか?
え〜と・・・・言わなきゃダメ?

・・・・まあ、例年通り皆さん予想できていると思いますけど、「EP82勢のペケ」です。
ええ、狙ってました。初めから。90台中の82位。(EP82という型式に賭けて。)
見事ミッションコンプリートだぜ。(まだ予選)

昨年より1秒遅くなってしまっています。
う〜ん・・・・「バラバラにしたものをタダ組み上げただけ。」の状態が1秒の差を作っているんだと思います。

車両そのものに不具合はなかった・・・はずなのですが、壊れています。ボディが。
予選中に会社の看板を掲げているClass7と接触しました。
(後日、現場にいた方からご指摘をいただきました。あの”ワザとぶつけにきた外車”は、正式にはClass4登録だったそうです。)

その行為に対し、コントロールタワー内で相当な時間、協議の場を設けさせていただきました。

まあ・・・一日の最後にJoy耐アドバイザー様から、参加者全員に向けてご自分の体験を交えながら、
「接触しない。接触されない競技のあり方」をご指導いただきましたので、それを良く反復しながら、明日の決勝に臨みます。

まずはとにかく完走です。
Oisix(おいしっくす)
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Are you ready? [2013年JOY耐7h]

shikoku.jpg
親会社の社長を激怒させた件は・・・査問委員会まで組織されて、関係者が個別に尋問される事態になった。
私だけではなくて、うちの会社の偉いさんも全員調査されて・・・みんな、私のせいにして逃げ出せばいいものを(過去の取締役会は、ほぼ全員そうしてきた。)何だか全員踏ん張ってしまって・・・結局、踏ん張ってくれた親会社側の関係者も何人かこの7月付で異動が決定してしまった。

結局、「特許権の破棄」を条件に販売にGOサインが出た。
「この品物、発表したら大変なことになるな・・・」って、発表前から大変だったんだけど、案の条の展開になってる。今。
朝、直江津にいたと思ったら、午後にはツインリンクもてぎの近くとか。
一ヶ月で、47都道府県を回れそうな勢いだ。

まだ、内々の発表なのになぜか遠くアメリカから販売を牽制するような連絡が何度も入ってきて・・・そんなこと、やっても無駄なのにね。
たくさんの人々を前にして、私が冒頭に発するのは・・・
「私の現在の任務は、安全ではない機器を販売しているメーカをこの地球上から消滅させることです。」

笑いが起きる。それは・・・言葉にすると「嘲笑」ってやつだ。

でも、スクリーン上に実験データの表示と動画ファイルの再生が始まると・・・どこの会場でも水を打ったように静まる。
誰も寝てたりなんてしない。真剣にスクリーンを見つめて・・・今まで無邪気に白人達に騙されてきた自分たちの罪を・・・思い知ることになる。
世界は、ヨーロッパの連中に動かされている。アメリカじゃなくてね。
極東の黄色い猿がその優秀性を証明しようとすると、よってたかってつぶしにかかる。あらゆる分野でね。
我々の社名が極力前面に出ないように配慮して(だから査問委員会も余計に混乱した。)振り上げた拳は、きっとそのうち大きな波になって、体ごと押し倒そうとするんだろう。

できるだけ短い期間で、日本市場だけでも制圧しないと・・・
午前中に神戸にいて、午後に徳島っていうのは・・・結構きつかった。
良く走るハイブリッドカー(アクア)を持ってしても、フラットアウト30秒も持たないんだね。アシスト機構って。
なんだかずっと、充電インジケータはレベル2を示したままで、ただの重いバッテリーを引きずっているコンパクトカーになってる。ちょっと疲れたよ。コンビニで休もう。

徳島のコンビニチェーン(関東地区でも展開している)は、なんだか、「自分のお店で作ったサンドイッチ」というのを展開するのが流行らしい。
すごくおいしいし、しかも大きい。そういえば、始発ののぞみに乗ったまま、なにも食べてなかったよ。
何だか急いで口に突っ込んでしまって・・・ぐほおっ!
きゃ〜!!!!しまったあああああ〜!新車のアクアのフロントガラスがあああああ〜!!!
レッドブル色にいいいいいい〜!(なに色?)

大変大変大変大変!緊急事態!って、目の前で雑誌の立ち読みをしていた会社員さんと目が合って・・・
「うわあ・・・やっちゃってるよ。」って感じ。
っていうか、少年ジャンプにそのまま視線を戻すな!仕事しろおおおお〜!

お店の中に突撃!ティッシュ&ウエットティッシュ大量購入。
ひたすらふきふきふきふきふきふきふきふき・・・いくらレンタカーっていってもですね。いつもいつも日本全国でお世話になっていますから。そんな失礼はしませんよ。
しっかし、徳島のコンビニの前でレッドブルをプッシュうう〜〜〜〜って吹き出している俺って、なにやってんだろ。
疲れてるんだな。この後、松山に来てくれっていわれてるけど・・・帰ろう。人生にはリセットが必要だ。

ということで、平日の筑波サーキットですよ。今年も半分が経過しようというのにやっと2回目の有休ですよ。
前回はいつ取ったんだっけ?って遠く思いを巡らすと・・・MiniJoy耐の時だった。
ここ数年、Joy耐基準で有休消化が決まってるような気がする。

結局、MiniJoy耐の後、エンジンとショックアブソーバを除いて、車体の前半部分を全て分解する羽目に陥ったEP82は・・・数日前のスポーツ走行で雨の中、「慣らし」を完了することができた。
ただ、一回はドライ路面で、全負荷をかけてからツインリンクもてぎに乗り込みたい。

隊列の先頭で、コースインを待つ。
やる気満々だよ。今日の俺は。
グリーンランプ点灯。コースイン。
ボロボロの03Gは、内圧が高まっていないのか・・・ダンロップ下でカウンターを当てないといけない状況。
なんか変だな。
平日の走行は、もっと台数が少ないのかと思っていたけど・・・ヒストリックカーやら、Joy耐用の車両か?という大きな排気量の車両群がたくさん走っていて・・・皆さんの邪魔にならないように走らないと。
Joy耐本番と同じだ。「できるだけ邪魔にならないようにさっさと抜いてもらう練習。」だと思うんだ。
んじゃ、最終コーナー手前で、右手を挙げてターンイン開始・・・ってあれえ?
あ、なんかフロントが食いつかない感じ。ブレーキを慌てて踏んで・・・
だめじゃあああああ〜ん!俺のバカああああ〜!!!
最終コーナーをビヨヨ〜ン。
「どこに向かっているんだ?スターレットよ。そっちはコースじゃないぞ。」って感じで、後ろのヒストリックカー群の皆様が、隊列を乱しながら切り抜けてくれる。か〜!恥ずかし〜!

よくよく考えたら、今年初・・・ぐらいか?練習走行自体が。落ち着け。俺。走れるようになったからって、舞い上がりすぎだ。ちゃんと全てのシステムが作動するのか、ドライ路面で確認するのが今日の任務だ。

昨年、3速がガリガリいうままで走ったJoy耐の後、放置してあった5速ミッションをオーバーホールした。
結局、2-3-4速の部品を全て交換するハメになって・・・部品共販のお兄さんを数時間悩ませることになった。
(大変申し訳ない。良く付き合ってくれたよなあ。土曜日の定時をとっくに過ぎる時間まで。)

5速までクラッチも含めて、正常に作動している。去年は、私のパートでは、4速と5速だけでほとんどの時間帯を走っていたけど・・・今年は大丈夫そうだ。

エンジンも問題なし。水温も92℃で安定している。ノーマルサーモスタットの作動温度そのままだ。

問題なのはブレーキと・・・新品に交換したLSDの作動だ。
1ヘアピンに進入。
これまでは、進入時にブレーキを踏むと同時に右側(アウト側)に車体が寄っていってしまっていた。
大丈夫。速度を変えても症状は再発しない。
脱出時には、右フロントタイヤからジャダーが出ることに悩まされていたけど、全く問題なしだ。ガタガタ振動せずに脱出加速してくれる。

まだダンロップ下は、踏みっぱなしで旋回できない。TTC1400のメンバーは、外から見ていると、ここで舵を当てたまま、全開で抜けているように見えるんだけどなあ・・・

一番の問題だった2ヘアピンへ。
50m看板でブレーキを踏み始めると・・・猛烈な勢いで白煙。ダメだなあ・・・
昨年のちょっとJoy耐の時から、「なんでこの車両、ブレーキがグズグズなんだろう。」という問題を抱えていたんだけど・・・
ブレーキロータとハブを新品交換して、センターナットを含めて、全ての箇所をフォークリフト修理係が増し締めをしてくれたら、全く問題が無くなった。
ただ、ちょっと効き過ぎか?手前から、そっと踏むようにしてみよう。
ああ、これなら大丈夫。ロックしない。

不具合が出始めたときは、この2ヘアピンがとにかく難しくなってしまった。
ブレーキでいくらゆっくり減速しても、ターンインを開始すると「ガッコガッコガッコ」と前につんのめるように車体全体がしゃっくりを始めてしまっていた。

昨年夏のJoy耐本戦で、予選日から1コーナーを同じように「ガッコガッコガッコ」と駆け抜けるEP82がいて・・・「なんであんなに車体が上下するんだろう?足回りのセッティングが出てないのかな?」と不思議に思っていたんだけど・・・
翌日の決勝で、学生さん達が整備していたその車両は・・・スタートしてすぐにリタイヤしていた。
たぶん、我々が今年のMiniJoy耐で直面した問題と同じ事を経験していたんだろう。

今回、LSDを新品に入れ替えて、ここまでの車体の動きから予想すると、2ヘアピンも綺麗に進入できると思ったんだけど・・・
ダメだった。
あんなにはひどくないけど、まだ車体が上下動する。
これは・・・自分のブレーキングの問題だ。
他の4名に比べて、私だけはブレーキング操作にずっと課題を抱えている。
FR車をドライブしていた頃は、パンっとブレーキのアクションで方向を変えていたんだけど・・・FF車は、いつまでたってもうまくドライブできない。1ヘアピンで、180°以上ステアリングを切り増しているなんて・・・やっぱりおかしい。

全開で立ち上がって、最終コーナーへ。
3速にシフトダウン。ノーブレーキのまま旋回開始。
大丈夫。旋回中に変な音もしないし、アクセルを踏むと、フロントが不安定になることもなくなった。

MiniJoy耐は、ものすごくガッカリする結果だったけど、おかげで「車両の具合が悪いときにどんな動きをするか。どんな音が出るか。」よくわかった。今度は、あそこまで壊れる前に車両を止めることができる。

ドライバー全員の仕事が忙しくなって(アベノミクス効果か?)、当日に本当に5名編成ができるのか、暗雲が立ちこめる中、車両もなかなか走り出すことができなくて・・・正直、間に合わないかもって思っていた。
ここ3年で一番。
ギリギリでのエントリー書提出は・・・無事に受理書がツインリンクもてぎから到着した。
エントリー一覧も、ピット割りも同封されてなくて、なんだか・・・えらく混乱しているらしい。こっちもギリギリのエントリーだったから、大変申し訳ないことをしてしまった。

2010-11年に自分たちでエンジンを組み上げ、2011-12年にボディも全部作り上げたこの車両は・・・
結局、旧競技車両から引き継いだ部品なんて、ロールケージとシート、それにビルシュタインのショックアブソーバだけになった。そのショックだって、フルオーバーホールしている。
全部に手を入れた。できる限り純正部品を使ってね。

みんなで作り上げたこの車両は、残念ながら筑波サーキットを1分10秒以上かかる車両。

でもいいんだ。

耐久レースで大事なことは、「ちゃんと最後まで走りきって、チェッカーフラッグを受けること。」
チェッカー1分前に脱落しても、順位はつかない。
この車両の武器は、「壊れない」こと。
きっと大丈夫。ちゃんと7時間走り続けることができる。

I'm ready.

間に合ったぞ。いくぜっ!Joy耐!
今年のテーマは、「”お客さん”からの脱却」だ。
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