iPod・・・とうとう販売終了なんですねえ・・・

「この日が来たか」って感じ。覚悟はしていたけど。


前回iPhone登場10年目にして、「PHSじゃない携帯電話」が我が家にやって来たことを記事にしましたが、あれ、実は購入目的が、もう一つあったんです。


それは、「iPod nanoの代用品を探していた」こと。



我が家では、1996年のPowerBookからApple製品を使うようになったのですが、どのモデルも長持ちです。

このBlogを書いているmac miniは、2011年モデルですし、写真のiPod nanoも2010年の登場直後に購入して、2016年末まで毎日使うことできていました。

「Apple製品は高い」と言われることがあるようですが、父親の「3年に一度買い換えないといけない(動かなくなる)Windows」や、実弟の「2年持たないゴミマシン(Android)」を見ているとね・・・「何やってんだろ?買い換えるたびにデータ移行に時間を取られるのはヤダ。」と思わされます。


ただ、さすがのiPod nanoもバッテリーが全く充電しなくなってしまった。丸6年が経過して。

もう一度iPod nano・・・う〜ん・・・


PHSの切り替えも迫っていたし・・・だいぶ頭の中でグルグル。

グルグルしているうちにAirPodsなるものが発表されたんです。


まあ、簡単に言えば、「ケーブルがいらないイヤフォン」

最初はふ〜ん・・・って感じだったんです。

「お店で触ってみてから、買うかどうか判断しよう。」

発表後、1ヶ月経ち2ヶ月経ち・・・・どういうこと?聖地秋葉原中のお店を回っても、いつまでたっても実機を見ることができない。



なんか・・・ものすごく歩留まりが悪いみたいですね。この「ケーブルレスイヤフォン」



結局・・・予約しました。Apple Storeで。我が妻用も含めて2個。

予約した後なんです、iPhone SEへの切り替えを決断したのは。



AirPodsが登場していなかったら・・・iPhone SEにしていなかったんじゃないかな。

そもそも「携帯電話・・・どうしても持たないとダメか?」って思っていたクチなので。

「自分のペースを乱される」携帯端末って、嫌なんです。構わずドカッて割り込んでくるでしょう?携帯端末の情報って。どうにも普段、仕事中に電話に追い回されているので・・・できることなら、これっきり契約解除・・・にならなかった。



AirPodsだったら、iPhone SEに入れた音楽を聴くことができる。



たまにスマートフォンの画面がガシャガシャに割れてしまっている端末を「仕方なしに」使っている人を見かけるじゃないですか。


私もああなっちゃうのかな?と・・・すごく悲しい。高いお金を払って入手したiPhoneがガジガジ・・・

それもiPhoneへの移行が気乗りしなかった理由。

多分、胸ポケットに入れたiPhoneで音楽を聴いていて、スルッと何かの拍子に落としてしまうという・・・


このAirPodsだったら、iPhone SEはカバンの中に入れたまま、音楽を聴けるようになるはずだ。


で、予約後、丸1ヶ月以上経過・・・やっと到着しましたよ。AirPods。



箱から取り出して・・・正直、?????なんだ?この四角いの。



ああ、開けたらイヤフォンが出てくるのね。なんかLEDが緑色に光っているのは・・・多分充電満了ってことかな。



んじゃ、早速耳にイヤフォンを取り付けてみて・・・iPhone SEを・・・・


・・・・・・・音。音が出ないよ。


え?取扱説明書を見ろ?あったかな?そんなもの。(あったとしても見る気は無い。Apple製品は、いつも取説無しで使えてきた。)


・・・・・・iPhone SEの再度ボタンを押したりしてみるけど・・・いつまでたっても音が出てこないぞ。

「ちゃんと取扱説明書を見なよ。まず、iPhoneの”一般”ってところで、Bluetoothってところを”オン”にするんだって。」

あ〜はいはい。我が妻の言うことは聞きましょう。



(この写真は、iPad mini4の設定画面)

で?次は?

「白いケースにイヤフォンを収納して。」

はあ?せっかく取り出したのに戻すの?この白いケースに。



「で、裏に丸いボタンがあるんだって。それを押して。」

いや・・・押しても状況は何も変わらない。iPhoneのBluetooth画面は、AirPodsを検出できないよ。

「違う。蓋を開けた状態で、裏の丸いボタンを押すの。」


んも〜・・・めんどくさいなあ・・・今までのApple製品にない手間の多さだぞ。

おっ。BluetoothがAirPodsを検出。


iPhone SE上で、再生ボタンを押してみると・・・おお〜!音が出てきた。ケーブルがないのにイヤフォンから音が出るよ!


で、私は音が出ることに喜んで、使い始めたんだけど・・・



「このイヤフォン。片方だけ外すと、音が自然に消えるよ。」

ふ〜ん。


「で、もう一度耳につけると、音楽がまた再生されるの。自動で。」

ふ〜ん。


「イヤフォンをコンコンって2回叩くと、siriが喋ってくれる。」

へ?



siri・・・使ってないんだよなあ・・・iPad mini4でもiPhone SEでも。まあ・・・なんか・・・ああ、そう。って感じ。



「siriにね。”再生”って話しかけると、再生してくれるよ。」

ふ〜ん。


「siriにね。"音量を下げて”って話しかけると、音が小さくなる。」

ふ〜ん・・・それは少し便利かな。カバンから、iPhone SEを取り出して音量調整するのめんどくさいから。



使っていて気になったのは、2点。

1)左右で内耳の大きさが違うのか、片側が緩く感じる。(まあ抜けてしまうことはなくて・・・慣れた。)

2)再生開始時に「音が小さいなあ」と思うことがあったら、直ちに停止させること。Bluetooth接続がうまく確立していなくて、iPhone SEのスピーカーから音が出ていたことがある。「音が小さい」と思って、サイドボタンをどんどん押していって・・・電車の中の人たちがみんな私の方を見ていて・・・猛烈に恥ずかしかった。

再生されていた曲はよりによってヒャダインさんの曲・・・・キャ〜!!!


え?なに?「なんか思ったより感動が薄くない?」

あ〜・・・うん・・・ワイヤレスイヤフォンって、こんなもんじゃない?


実は、気になっていることがあって・・・AirPodsを実際に使ってみて・・・


私は、「Appleが出したワイヤレスイヤフォン」っていうだけで購入したんです。

ところが使ってみたら、siriが搭載されていた・・・


これ、どういうことかというと、「耳に装着できるコンピュータ」なんです。

・・・個人を計測することができるんですよ。確実に。

よく、腕に「活動量計」のアンテナみたいなのをつけている人、いるでしょ?最近。

あれ、「本当のところ、どこまでの精度があるんだろう?」って思っているんですよね。

腕って、結構よく動くから・・・センサーとして肌に密着されるの難しいよなあ・・・と・・・


でも、耳だったら、確実にフィットさせようとしますからね。使い手は。

生体信号を色々計測できる・・・はず。確実に。



なんかね。



「小さくスタートさせた、大きな一歩」のような気がするんですよ。AirPods。



「ワイヤレスイヤフォン」を隠れ蓑に。

ソフトウエア次第で、なんだか色々広がりそうなんだよなあ・・・ファームウエアの更新がiPhone経由で、できるのならね。