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同一エンジンで5回Joy耐を完走できました。 [Joy耐2023]
Joy耐2023無事に完走しました。
今年は、出走54台中チェッカーフラッグを受けた車両は、42台と今まで完走した大会の中でも特に厳しい年になりました。
我々は、54台中32位。
クラス9台中6位で、今まで最多の周回数で完走することができました。
2016年に積んだノーマルエンジンで、5回目のJoy耐完走です。
少し休んだら、制作したN1エンジンに積み替え作業開始です。
疲れた。
予選無事に走れました。 [Joy耐2023]
「寒いJoy耐」って初めてです。
9回目のJoy耐は、雨・・・かと思ったら、予選の間は降らなかった。
1走目は、本降りの雨の直後だったので、路面がだいぶ濡れていたんですけどね。
今年は、トラブル無く予選を走り切ることができて・・・いつも通りの位置。ええ。
出走54台中50番目です。
クラスでは、9台中の7番目。
エンジンは、結局昨年と同じものです。2016年に搭載したノーマルエンジン。
明日、無事に完走できたら、同一エンジン個体で、5回目のJoy耐完走となります。
今日の予選の間は、雨が降らなかったけど・・・明日の決勝は・・・
難しい大会になりそうです。なんとか走り切ってみせます。
頬骨骨折しちゃった。 [雑談]
「倒れる!」って思った時には、バッタリ。思いっきり頭を打った。イテテ・・・今まで受けたことがない衝撃。
遠くの方で、Apple watchがブルブル震えている。転倒検出機能が働いて、緊急連絡先へのカウントダウンが始まってる。
なんとか起き上がって・・・119番通報が始まる1秒前で止めた。
あ〜・・・まいったな。血も出てる。振り返ると・・・何もない。なんだ?
何もない場所で、コケたよ。まあ、でかいロータリーと言っても・・・だいぶ暗いんだけどね。ここ。
別にお酒なんて飲んでないし・・・晩御飯買いにコンビニに行っただけなのに・・・血だらけだ。コンビニのビニール袋。
もう一回、コンビニ行って、ビニール袋買お。
コンビニでビニール袋を受け取ると・・・お兄さんがなんかオロオロしている。
宿泊施設に戻って、鏡を見ると・・・あ〜・・・結構な血が出てるけど・・・まあ、絆創膏でなんとかなるぐらいか。
丁度、痛み止めも持ってるから、さっさと寝て、明日、病院に行こう。
横になったんだけど・・・夜中に耳元がうるさくて、目が覚めた。なんだか、ポタッポタッてずっと音が鳴ってる。
涙が止まらないんだな。
もう一度、顔を拭こうと鏡を見ると・・・そうじゃなかった。
耳から血が出てた。
痛み止めって・・・逆に血を止めなくなるんだ。まいったな。
翌朝始発でなんとか自宅に戻った後、歩いて行ける場所にある総合病院の脳神経外科を受診すると・・・
「MRIの結果は、頭に異常はありません。ただ、顔が骨折しています。これは形成外科でないと対応できない。
この病院にはないので、近くの大学病院への紹介状を書きます。」
てっきり、包帯とか何か処置をしてくれるのかと思ったら・・・何もなかった。薬もなし。
次の日、大学病院の形成外科ってやつに向かったんだけど・・・なんだここは・・・
今まで、こんなに受診者が多い病院なんて来たことがないぞ。朝、始まる前だと言うのに・・・ものすごい数。
だいぶ待たされて、若いお兄さんが診てくれることになった。・・・大学生?
「あ、あの、あの・・・私、研修医です。これから私がお話を聞かせていただいて、それから先生に診ていただきます。」
うわあ・・・「ブラックジャックによろしく」の世界だね。本当にあるんだ。研修医が患者さんをみるって事。
あれは、国会審議にもかけられたような大問題作だったけど・・・まあ、今は、朝だからね。って、なんでそんなにオロオロしているの?
「あ、あの・・・こちらの方は・・・診察室に入って来られるのは、一人だけ・・・」
我が妻を見て動揺してたのか。そんなにおっさんの怪我で付き添いをするのが珍しいのかい?
「ええ、普通・・・オジ・・・じゃなかった。男性の患者さんって、一人で来られます。」
一通り、発生状況と経過を話した後、先生が診てくれることになった。って、先生も・・・そんなに歳変わらないよね?
「あ、彼は研修医なので。私が責任を持って担当させていただきます。じゃ、まず、この指を振りますからね。何本に見えますか〜?」
「先生、指曲がってる。」
「あ・・・本当ですね。って、私の指の話じゃなくて、はいっ!何本に見えますか?」
「10本!」
「ちゃんとやってください!」
「先生、怒ってる?」
この後、ものすっごく怒られました。我が妻の目の前で。年若いお医者さんだからって、からかっちゃダメです。
診察の結果は・・・「何もしません。」
「・・・・何もしないって・・・先生、やっぱり怒ってるでしょ?」
「いや、そうではなくて、もっと顔の破損状況がひどければ、当然、手術をします。ただ、人の治ろうとする力を頼った方がいい時もあるんですよ。今回の場合、顔全体が、後ろにずれただけなので、このまま様子を見ましょう。」
また・・・また、何も処置なし。薬もない。
病院から出ようとすると・・・最初の病院もそうだったけど、女性の看護師さんが、みんなこちらを何度も見返すんです。男性の看護師さん達は、無反応なのに。
「え?え?その状態で帰るの?」って感じ。
まあ、その後は、自宅でひたすら上を向いて寝ているしかなかった。寝返りも打てない。(頬に圧力がかかると痛い。)
ただ、どうしても右手の甲が痛くて・・・腫れてしまってる。
今度は、地域の整形外科に行ってみると・・・
「ああ、動くんでしょ?右手。」
「はい。」
「手のひらをついて転倒しなくてよかったね。腕を骨折してたかもよ。今、動くんだったら、大丈夫。気にしないで。」
・・・なんていうかですね。おっさんへのお医者様達の対応が軒並み・・・なんて言うか・・・これが、若いおねいさんだったら、右手を見てもらおうとしたのに「んじゃ、まず、服を脱ごうか。全部。」とかって言っちゃうんだろ?え、ダメ?そんな偏見。
もはや、レントゲン撮影もなし。やっぱり薬もなし。
「帰って、とにかく寝てなさい。」だって。
なんとか出社できるようになってから、念の為、土曜日に眼医者に行った。
転倒後、右目が全く見えなくなった時期があるのだ。
まあ、腫れて目を完全に塞いだ為だと思うんだけど・・・今、見えてるし。
問診で、状況を説明すると、ちょっと怒られた。
「目がおかしいと思ったら、すぐに来てください。腫れててもいいですから。」
光を当てて、両目を見てくれたんだけど・・・なんか・・・外科のお医者さん達と違って、なんか・・・
「火曜日に・・・もう一度、来られますか?いや・・・月曜日、月曜日に来てください。」
「無理です。そんなの。」
先生が、激しく動揺してる。
折衷案として、月曜日の夜に待っててくれることになった。どうも・・・右目の網膜がおかしいらしい。
別に・・・骨折の同じで、ほっとけば治るんだろう?
とぼけようかと思ったけど・・先生の様子を思い出して、やっぱり月曜日夜に病院に行った。
・・・そのまま手術になった。
知らなかったけど、網膜って、破損すると、修復されることはないんだって。これ以上、ひどくならないように処置をしてくれることになった。
地域の薬屋さんに電話をしてくれていて、その人達も店を開けて待っていてくれた。
本人は、大変な事態になってるって、自覚がないんだけどね。見えてるし。
というようなことが起きてました。Blogの更新を止めている間に。
初めて・・・ですね。2ヶ月開けてしまったことは、過去に1度だけあったけど。ここまで間を開けてしまったのは・・・申し訳ない。
で、こうして、今はちゃんと画面を見て、文字を入力できるようになりました。まだ、ちょっと右手に腫れは残っているけど。
文字は入力できていなかったけど、エンジンは出来上がりました。N1仕様として。
Joy耐もエントリー済み。今日の眼科の検査次第ですが、おそらく出場できます。2月の本庄耐久以外、今年、全く走ってないんだけどね。
あ、そうそう。2月の本庄軽One耐久NNクラス第一戦は、出走18台中、予選10位。
決勝、総合6位(クラス5位)で完走しました。
ちゃんと進化しています。私達。
思わぬ障害が発生していたけど、行くぞ。約束の地へ。
恐らく、例年通りのノーマルエンジンでの出走になりますが、完走してみせます。Joy耐。
エンジン組み立てのために準備した道具2 [2基めのN1仕様エンジン]
株式会社ビームテックから連絡がきました。
まあ、内容そのものについては、まともに対応する必要がないです。商法を学んでいない人が応対させられています。
全体のフレームワークは、アマゾンの時と同じです。
「クレームは受け付けたよ。金、返して欲しいんだろ?別の場所に連絡しろよ。ひょっとしたら返金されるかもね。」
で、株式会社マクアケからも連絡が来ました。
(安全のためにURLは加工してあります。)
この文章、「返金のためのログインパスワードを別送する。」となっているのですが、来なかったです。パスワード。
念の為、昨年末と今年に入ってから、2度連絡をしてみたのですが、何も音沙汰なし。
「繰り返し同じ犯人から詐欺を受ける。」人って、たまに報道されるじゃないですか。
あの心理ってなんだろう・・・と思っていたのですが、この状況なんでしょうね。
「金、返して欲しかったら、ここに連絡してください。」
誘導されるんだろうなあ・・・金が欲しかったら。
通常、この手の返金処理って、「現金受領者が、決済者(この場合、カード会社)に連絡して、決済ルートを通じて返金処理を行う。」ものなんです。
でも、今回の場合、「返金を受けさせるためにわざわざ別のURLに誘導する。」(注文を入れた側が行動しないといけない)形をとっています。
これ・・・・まさしく還付金詐欺とワンクリック詐欺の組み合わせ・・・
パスワードが来ないので、おかしいと思って、このURLにアクセスした先に落とし穴が仕掛けてあったら、見事にハマる仕組み。
よく考えている・・・というか、必死だな。ビームテックとMakuake。
私は購入者なんですよね。
購入を希望しているのではなくて、購入のためのお金を既に払込済み。(重要です。商法をよく確認してください。)で、キャンセル依頼もしていないです。
ただ、商品が届いて欲しい。CL-12WiFiってやつが。
普通の店頭に並んでいる物を購入するんだったなあ・・・詐欺の窓口にこちらからアクセスしてしまった。
瑣末な話なので、アマゾンの時と同様、放置しようと思ったのですが、あまりに執拗な詐欺行為なので、どうしたものか・・・
もう少し考えます。
さて本題。の前に。
え〜と、2023年初の記事でしたね。今回。あれ、書いておきましょう。アレ。「今年やること」
1.今年もJoy耐に出場します。
今年は、5月13-14日です。昨年と違って、ゴールデンウイークの翌週なので、相当な台数が集まるのではないかと思っています。
2.本庄軽One耐久N-Nクラスに出場します。
こちらは、今年こそ全戦出場・・・とは、ならないです。2月12日の第一戦から出場できるようにTTC1400大ベテランドライバー様が準備を進めてくれていますが、第二戦はJoy耐翌週なので、欠場決定です。
で、やっと本題。
N1仕様エンジンを組み立てます。最初のJoy耐出場の年以来(2011年)です。
今、スターレットに搭載しているエンジンは、2016年に搭載したノーマルの中古エンジンなのですが、そのエンジンのまま、2018,19,21,22年と完走してきて・・・さすがにちょっと・・・大丈夫かな?感が・・・
もてぎで2箇所油圧が落ちる場所があるのがわかるようになってきましたから。
最初のエンジン組み立ての際に使用した工具は一通り保管してあるので、さらに追加で工具を購入してからとりかかることにしました。
1.Wako'Sのエンジンクリーナー アルミクリーン
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2.きちんとしたメーカーのセンターポンチ。PB製です。
これは、フォークリフト修理係から「クランクとかピストンとかとにかく外した位置がわかるようにした方がいい。」という助言を受けて購入しました。
3.今更ながらのオイルフィルターレンチ。
今まで、汎用のパイプレンチで済ましてきたんですよね。さすがにフィルターそのものが変形してしまう外し方はやめようと。
4.作業用の椅子
最初のエンジン組み立てから10年が経過して・・・とうとうお医者さんに「中腰が一番腰を痛めます。やめてください。」と言われるお年頃になりました。
5.大事な大事なバルブスプリングコンプレッサー
前回のエンジン組み立ての時は、ガレージオーナーに借りて作業をしていました。
エンジン組み立ての中で、2番目ぐらいに厄介だった作業のような・・・時間が経過して、道具側が進化してくれ・・・た・・・かな?
6.最後が「ボッシュの電動インパクトドライバー&レンチ」
元々、10年前のエンジン組み立ての時にリョービの電動ドライバーを購入していたんですよね。
で、とうとう壊れました。最初はてっきりバッテリーがダメになったのだと思ったのですが・・・(数年に一度ぐらいのペースでしか使わなかった。)
電動ドライバーって、ピットをいちいち揃えないといけないので、なかなか使わなかったんです。
(ハンドツールにパイプを噛ませて、オーナーと二人で押せば、大抵のことはなんとかしてきた。)
今は、ボッシュから便利な道具が販売されているんですね。
「ハンドツールのレンチも取り付けられるようになっている電動ドライバー」
というものが販売されていました。
これなら、手持ちのソケットレンチ類を活用しながら、電動パワーの恩恵も受けられます。
ま、これらの道具を使いながら、N1仕様エンジンを組み立てますよ。
構想は、最初に組み立てたエンジンがブローした後、載せ替えたノーマルエンジン2基を合体。(3基目と4基目ね)
5月の大会までに残り4ヶ月・・・切っちゃってるので・・・どうだろう?
ひょっとしたら、去年のままの仕様で今年もJoy耐出場となるかもしれませんが、とにかく作業を開始してみます。
なので、ここから先、しばらくはこのBlogは「N1仕様エンジン組み立て日記」になりますよ。
今年もよろしく。
Makuakeで商品を購入しようとしたら、お金だけ取られて現品が来なかった話 [雑談]
有象無象の愚民どもがなんとかウイルス(Covid-19って言って)のことも忘れたかのように浮かれおって。
ああ・・・いや、出だしから気分がささくれていて申し訳ない。いつも通り記事の更新が・・・ここ数ヶ月、本当に滞りがちだったんだよ。
どうにもね・・・この秋以降、お金にまつわる嫌な話が多くて・・・今回は、そんな話。
車の話じゃないので、いつも訪問してくれている皆さんは、ここから先は読み進めないほうがいいかなあ・・・恐らく、ものすごく嫌な気分になる話を書くので。
いくつかあるのだけど・・・まあ、2つだけ書くかな。
まず、最初は、ヤフオク!での話。
EP82のLSDを予備に欲しくて、ちょうど「EP82 NA用ミッションLSD付き」というのが、ショップオークションで出ていたので、落札したんですよ。6万円で。
運輸会社の倉庫に引取りに行って(重量物なので、個人宅には配達してくれなかった。)、木のパレットと樹脂バンドを解体してから、フォークリフト修理係のところに持ち込んだところ・・・
梱包材のビニールを解き始めたところで止められた。
「これ、ダメです。TURBO用のミッションです。NA用と共通部品はありません。一目でわかる。」
ショップが出した品で、そんなことあるのか?と思ったんだけど・・・まあ、念の為、梱包を全部外して、事前に持ち込んでいたNA用ミッションと比べてみたところ・・・デザインが違う。っていうか、色々なところが大きい。ああ・・・やられた。
「捨てるよ。金物の廃棄業者が引取りに来ることがあるでしょ?その時に渡してあげて。」
「いや、NA用と紹介があったんでしょ?抗議したほうがいいですよ。こんなの。」
フォークリフト修理係の助言に従って、出品業者に説明を求めたところ・・・
「現品を戻してください。返金させていただきます。」
いやいやいや・・・木のパレットバラしちゃったんだよ。今、この手のパレットって、廃棄物の取り扱いを嫌がられて、売ってもらうのも難しい。しかも、わざわざ運送業者の拠点に持ち込まないといけない。
結局・・・2万円値引きしてくれることになりました。現品は手元に残った。用途がないTURBO用ミッション。
AE86レースの彼に話したところ、何か彼が使える部品が・・・あるらしいです。このミッション。
丸ごとあげることにしました。金物回収業者に持っていくにしても手間がかかるからね。はあ・・・
実は、このBlogで報告していないけど、ヤフオク!でのEP82 NA用部品って、要注意アイテムなんですよね。
結構色々とTURBO用部品を掴まされています。ただ、今回のミッションの話はひどかった・・・
今までは、「しょうがない」で済ませてきたけど、初めて出品者に抗議したら、だいぶ長くキャッチボールをする羽目になって・・・
まあ、あれですよ。アレ。
オークションでの魔法の言葉「ノークレームノーリターンで」が、通用しちゃう世界ですからね。リスク過大な取引ってことです。
で、もう一つの話。これは、春先から始まっていた話なんだけど・・・
クラウドファンディングって知っていますか?
「アイデア商品を世の中に売り出すために、まずは、支援者を募ります。」という形のまあ、マーケティング活動の一環です。企業の。
最近成立した例で、有名なところだと・・・Canonが「望遠鏡に撮影機能を持たせた」デジカメの話とかかな。
私もすでにいくつか入手した物品があります。
で、引っかかったプロジェクトが今回のお話。
Makuake(マクアケ)というクラウドファンディングサイトで、LEDシーリングライトのプロジェクトがあったんです。
HomeKitという言葉がみなさん聞き慣れないと思いますが、これは、まあ、簡単に言うと「Siriに向かって"電気つけて"」と話しかけると、ライトが点灯するって規格です。(もっと色々できるよ。電灯周りだけじゃないよ。)
ワクワクして申し込みしました。3台。4月の初めに。
現品の到着をドキドキしながら待ったんだけど・・・・Joy耐が終わり、夏が来て、秋になっても・・・届かなかった。
いや、まあ・・・今までのプロジェクトで、すごく時間がかかったものは、半年ぐらい待ったから・・・
待った。待ちましたよ。今年の終わりまで。
それでもさすがに8ヶ月経過して、何も音沙汰がないと言うのは・・・何かおかしい。
(株)ビームテックに問い合わせを入れようと・・・
ホームページのお問い合わせフォームを開くと非常に不思議な文言が・・・
「ECサイト(楽天、Yahoo!、アマゾン等)でご購入後の連絡は、各サイトのお問い合わせフォームよりお願いします。こちらでは返答できかねます。」
ん????
自社の製品についてのお問い合わせなのに問い合わせルートを絞るって一体・・・
仕方がないので、Makuake側で問い合わせをしようと・・・問い合わせフォーム・・・・ものすごく探し回って・・・わからない。
メディア対応用の問い合わせフォームは存在するけど、ストアでの商品購入者向けの問い合わせ窓口がない。
仕方がないので、毎日のように送られてくるプロジェクト紹介メールの中に「アンケート」があったので、アンケートフォームに記入していたところ、「インタビューを受けられますか?」と出てきたので、OKと答えておいた。
で、購入時の記録を読み直してみると「実行者へ問い合わせ」というフォームを発見したので、そちらにも商品が到着しない旨を記入しておきました。「Makuakeとして対応するということじゃないのか?」と思いながら。
返事が来ました。返事が来ましたよ。12月5日に。何も反応はないだろうと諦めていたんだけど。
「失礼しました。システム連携がされておらず、受注状態が把握できておりませんでした。ご注文はキャンセルいたしました。宜しくお願いします。」
正直、予想していなかった答えで・・・現品を届けるんじゃなくて、注文キャンセルって一体・・・
これでおしまいです。これで終わり。インタビューの話・・・どうなったんだ?あのアンケート。
5月に3台分74,697円がカード会社から引き落としされていたのですが、返金なし。
カード会社に問い合わせ・・・いやいやいや。カード会社側は、伝票処理をしただけ・・・
多分・・・株式会社マクアケも株式会社ビームテックも資金繰りが相当厳しいのだと思います。74,697円を返金処理できないくらい、追い詰められた運営状況なのだろうと・・・
そう思うことにして、この件を忘れることにしていたのですが・・・ええ、なんたってAmazonの体験がありますから。私。
インターネットで物を買うことって、リスクを伴うんです。
この手の話は、運営側がミスを認めて、それでおしまい。
理由をつけて、返金はないんです。
次は引っかからないように問題がある業者とは取引をしないようにすればいいんです。
が・・・実は、昨日、ハタと悟りを開いてしまったんです。保管ガレージで作業中に。あ、悟りって言葉はダメなんだっけ?異教徒の皆さんの前では。え〜と・・あれ、あれだ。
「啓示を受けた。」
「詐欺に遭った。」
そういう話です。このクラウドファンディングの話は。
Amazonの場合は、「物流拠点からは、現品が発送された。その後、商品が行方不明になった。」ことをAmazonは認めたけど、(認めておしまい。それ以上のことを求める時は、別ルートで問い合わせするように案内されて、そこでこちらが諦めた。)今回のクラウドファンディングの話は、「金は取られた。商品は発送すらされない。」という話なんです。
昨日、オーナーと予備車のシフトケーブル外しに苦闘していたときにハタと気がついたのは、「人って・・・こんなに簡単に詐欺に遭うんだ・・・俺、騙されないって思ってた。」
詐欺だ。
って思っていなかった自分がいるんです。
立派なホームページを作って、集金している側(Makuake)と品物を作っている(ビームテック)ように見える2つの法人が存在しているように・・・騙されてた。
「オレオレオレオレオレオレ(ひつこい)詐欺」でしたっけ?
あの手のことに引っかかる精神状態ってなんだろう?って思っていたんだけど、こんな感じなんですね。
サラッと、他人から金をかすめ盗る・・・しかも盗られた側がそれを認識するのに時間がかかる・・・お見事。
まあ、オークションもネットショッピングもクラウドファンディングも「現実の店舗じゃない場所」で、物品を購入しようとすることは、こんな感じのリスクがあるって話です。
はあ・・・人生初だよ。詐欺に引っ掛かるの。
MYLAPSを導入しました。 [GOLDEX本庄モーターパーク]
GOLDEX本庄モーターパークへの練習走行は・・・朝が早いです。始発の電車が動き出すぐらいには行動開始。
駐車場に向かっていると・・・横断歩道の前で白い杖のおじさんを発見。
この人、夜、見かけることが多いけど、こんな朝早くにも外を出歩くんだ。この交差点にあるコンビニエンスストアに買い物に来ているみたいだけど・・・まあ、押しボタン信号を作動させるんだろう・・・いつもは、この交差点でじっとしているものね。と思ったら、渡り始めた!片側1車線道路。遠くから、始発の路線バスがこちらに近づいているのがわかる。
ダッシュ!早く押しボタンを押さないと!!ボタンon!!!
信号が赤に変わる前に・・・白い杖のおじさんは悠然と渡り切って、向こうに行ってしまった。
あ、え〜と・・・路線バス止めちゃったからね。あ、はい。私が渡ります。向こう側に。
これは・・・ものすごく怖いことだと思いました。
「横断歩道の前は、減速。加速しないこと。」
と自動車学校で習ったけど・・・確かにこのパターンがあったらね。目が全く見えない人が、渡ってしまうことがあり得るんだよ。
本人は、音でバスが(バスだけが)近づいていることを判別したんだと思うけど。マイッタ。
そんな怖い思いをしながら臨んだ2022年本庄軽One耐久シリーズN-Nクラス第4戦が今回のお話。
あ、大会そのもののお話は多分、ほとんど書かないです。
今回の主題は、その大会中に使用した「MYLAPS」のお話。
元々の話の始まりは、2021年のJoy耐なんです。
2021年の規則書には、こう書かれていたんですよね。
「2022年からは、トランスポンダーレンタル代として5,000円を徴収します。自身のトランスポンダーを持ち込む場合は、レンタル代は無料とします。」
これを見て、「いよいよ・・・ラップ計測装置をこの車両に取り付けないといけないか・・・」と覚悟していたんです。
今までスターレットに取り付けてこなかった理由は、「とにかくこの車体は、できる限りのノーマル仕様。余計なものは取り付けないし、N1車両としての最低限の艤装のみで改造行為もしない。」としてきたんです。耐久用車両として、信頼性最優先。ノーマルが一番持ちます。なんたって、同じノーマルエンジンで2016年から走り続けられていることがそれを証明しています。
この2021年大会規則は、恐らく「5,000円/人」徴収を念頭に置いた記述だったと思うのですが・・・
実行されなかったです。2022年大会。
まあ、相当な反対意見があったんだろうと・・・ただ、あのトランスポンダーがずらっと並んだ受付の様子を見るとね。請求はするだろうなあ・・・と。
大変な管理の手間がかかっています。そもそも、こんなにトランスポンダーが必要な大会じゃなかったはずなんですから。ほんの数年前まで。
今年も、我々の車載カメラにその行為がはっきり写っていましたが、後ろにくっついてきたFit(クラスが違う)を退かせるためにわざとアクセルを緩めるような行為をするような連中がね。
予選中に我々にわざとぶつかるようなことをしてきたことから、相当な期間が経過しているのに全く反省していないということなんですよ。
それらのおかしな行動をする連中を監視する目的で、この大量のトランスポンダーが必要になったはずなのですが・・・
私は、トランスポンダーレンタル費は、徴収しても構わないと思います。Joy耐。どっちにしても、今年、台数が減ったじゃないですか。2011年以来の最低参加台数だったはずです。2022年。
どうせ台数が減っていく大会なら、その存続のために必要な費用は徴収するべきです。今の世の中の「値上げの論理」そのままですよ。
で、Joy耐2021でそのような予告があった年末。
昨年の本庄軽One耐久最終戦で、アナウンサーの方が、大会中に繰り返しこう放送していたんですよね。
「MYLAPSを持っている方は、ご自身のSpeedhiveというアプリにアクセスしてみてください。今大会の様子をリアルタイムに確認することができます。」
ここで私の頭に「MYLAPS」という単語が刷り込まれます。
「そういえば、Joy耐の規則書に書いてあった機材だな。それに筑波サーキットでもプリントアウトしてもらえるって案内が出ていた機材だった。」
調べてみると・・・MYLAPSという機材は、サブスプリクション方式のトランスポンダーだった。
2022年の最新機材は、TR2というタイプらしい。
スターレットにこれらの機材を取り付けなかった理由は、計測機器を車体に取り付けるための配線が必要だったことが理由。
実際、今回の2022年本庄軽One耐久最終戦では、大会後半にミラに取り付けられていた計測装置が脱落して、車内からタイムを確認する手段を失っていたのだ。
でも、このMYLAPS X2という装置は、車体に配線等は全く必要なく、とにかく車内に入れておけば、サーキット側の機材で計測をしてくれるらしい。
じゃあ購入・・・って、このMYLAPSのホームページがわかりにくくて・・・日本語版ホームページがわかりにくいのかもしれないけど。正直、ほとんど役に立たないホームページです。ただ、「金をくれ」って言ってるだけのホームページ。
MYLAPS X2というシステムは、実際に購入する端末は、「TR2 TRANSPONDER」というものになります。
5年契約で、367.01ドルになります。(急にドル換算)
2022年11月18日の円ドルレート換算で、140.35円/ドル。
ってことは・・・51,510円。
5年に一度、この金額・・・いや、確かにバッテリーという寿命要素があるからさ。不具合が出たら、ハードウエアを更新してくれるということなんだろうけど・・・ちょっとなあ・・・
調べてみると、モビリティリゾートもてぎの会員になっているとTR2が買い切りで購入できるようになっていました。
5年契約よりは高いのですが、「まあ、筑波サーキットで、毎回1,000円/日の計測器を依頼していれば、3年で回収できるような金額」と自分を説得して購入に踏み切りました。
(筑波サーキットでは、持ち込み計測器のプリントアウトを500円/日で実施するサービスも行っています。)
Joy耐2021の規則書は、もてぎの会員にとってはどうという話じゃなかったと言うことなんです。
多分、会員にとっては当たり前の話で、そうではない人達があの記述を見て驚いてしまったという・・・
あの記述とは別紙で、TR2会員向け販売の書面を同封しておくべきだったと思いました。
で、実際に自分でTR2 TRANSPONDERを購入して、今年のJoy耐を完走したんです。
受付で、TR2 TRANSPONDERの管理番号を記入したら、本当に公式記録扱いとなりました。
まあ、これまでの経験で、「もてぎで渡されたトランスポンダーは、運転席側ドアボックス下端に置いておかないと正確に計測してくれない。」と知っていたことも大きかったと思います。
(何年も、土曜日朝の練習走行後に係員の方が”計測されてないぞ〜。この車両。”って注意をしにきてくれていましたからね。いろいろな場所に置いていて。)
この辺り、写真があればよかったんだけど・・・申し訳ない。撮影していないのだ。何も。
で、いよいよの本庄軽One耐久N-Nクラスでの運用。
2022年は、最終戦のみ出走となったのですが、私が持っていたTR2 TRANSPONDERは、搭載しませんでした。
みんなの判断は、「既に独自の計測器を配線しているこのミラに大会主催者配布の計測器をリヤのナンバープレート位置に取り付けている。そこにさらに3台目の計測器を取り付けると、電波干渉とかおかしなことが起きるんじゃない?」
2021年最終戦のアナウンサーさんの言葉を信じると、「自分の計測器を取り付けていなくても、大会の様子がわかるはずだ。」
結果はこうなりました。
これ、予選中の我々のラップをスクリーンショットで撮影したものです。
これだけだと、筑波サーキットでの通常の計測と同じなんです。「自分達のラップタイム推移がわかる。」だけ。
このMYLAPS X2というシステムの真価は、「大会中の他の車両の様子を知ることができる。」ことなんです。
全参加車両の様子がわかります。このシステムを導入すれば。
この予選中に気がついたのは、「アレ?なんか俺たち・・・すごく遅いんじゃない?」ということ。
案の定、出走27台中、確か予選順位は20位・・・だったかと。
これまでで多分、一番下の順位だった・・・かな?
実際、車両そのものが重くなっているんですよね。ロールケージ導入で。
それと、何にしても練習していない。全員。
決勝中に全員が、この仕様でのベストラップ更新を図ってしまったことからもそうなのですが、丸1年出走していない間に周りの皆さんに突き放されたな・・・と。
決勝中は、自分たちの車両のラップタイムを確認するよりも、他車のラップタイム推移を確認していました。
我々よりも大多数の車両が、ラップあたり1秒以上速い。
実際、決勝中のベストラップは、27台中の22番目。(クラス15台中の13番目)
それでも、5時間走り切った後は、総合9位クラス8位という結果でした。
この大会、本当にコース上での速さが決勝順位に結びつかない謎大会です。
謎解きの要素があります。ものすごく面白い。みんな「同じ軽自動車」なのにこの順位差がつくことが面白い。
2023年もたくさんの参加者を集める大会になると思います。
我々も「少なくともみんなから1秒離されている。」ところをなんとかしないと。
練習です。とにかく練習。
多分、来年は、年初から活動できますよ。GOLDEX本庄モーターパークで。
ハブベアリングプーラーという工具を借りたんだけど、全然使いこなせなかったという話 [EP82日常整備]
11月6日の本庄軽One耐久シリーズ2022N-Nクラス最終戦は、無事にエントリーすることになりました。
って、募集枠30台超えちゃうと出走無理なんだけど。たぶん・・・大丈夫?ギリギリ?
ミラでは、リヤハブ問題に苦悩することになりましたが(TTC1400大ベテランドライバー様がね。)、EP82では、フロントハブです。
今回は、スターレットのフロントハブベアリング交換のお話。
TTC1400大ベテランドライバー様から、「ハブベアリングの交換ができる工具買ったよ。油圧プレス無しでできるから使ってみな。」と渡されてはやいく月・・・放置はまずい・・・な。と。
車体から外したら、こんな感じでバラバラになって取り出されたのだ。
まあ、なんていうか・・・・・
何も使える部品は、ないな。と・・・・
気を取り直して、保管ガレージをゴソゴソ。
あるんだよ。あるの。過去使っていたハブ。両輪とも。
めんどくさくて、ハブベアリングの交換をしてこなかったんだよね。
KMSのJoy耐ドライバーさん曰く、「え?ハブベアリング交換しないで大会に出てたの?もてぎはものすごくフロントハブに厳しいから、毎年交換だよ。ハブ。」だって。
知らないってすごいな。ほんと。罪なく。
ということで、これからは、毎年大会前にハブベアリング交換作業です。
で、自分でやってみようと思ったんだけど・・・
早速障害。
スナップリングを外せない。
手持ちのスナップリングプライヤーは、全部「ドライブシャフト用」の大きさだった。
慌てて、筑波サーキット近所のホームセンターに「一番大きなスナップリングプライヤー」を買いに行く。
モリッとな。
外せたぜ。スナップリング。やってやったぜ。(まだスタート地点)
スナップリングは再利用しません。
品番90521-75003で2個新品を準備します。
借りた工具を広げてみる。
てっきり使い古した工具・・・と思ったら、全然新品工具を貸してくれたんだ。TTC1400大ベテランドライバー様。
で・・・・いつも思うんだけど・・・
この手の工具って、取扱説明書が入っていたことがない。どうやって使うんだろう・・・
う〜ん???
なんか間違っている気がする。ラチェットレンチで黒いシャフトを回してみるけど、うまく力がかからない。
万力か?
万力使って・・・ソケットレンチをハンマーで叩いてみるけど・・・多分間違ってる。これ。あ、ソケットレンチ壊れた。まあいいや。寸法間違って買ったやつだから。
再びハブベアリングプーラーと格闘すること数時間。
どうにもならないぞ。ほんとに。なんか・・・周りも暗くなってきた。
頼りのAE86レースの彼は、いなくて・・・彼の友達がいた。
話を聞いてみる。
「ああ、その工具、扱い慣れている人が使うものだよ。油圧プレスで作業した方がいいよ。貸してみな。」
油圧プレスの使い方を指導される。
「これ、単純な構造だけど、扱い方を間違えるとすごく危険だからね。必ず、対象品を水平になるように固定すること。」
「油圧シャフトを下ろしていって、対象品がすぐに外れないようだったら、無理をしない。」
「おかしいおかしいと思って、油圧シャフトをどんどん下ろしていくと、最悪、パーツが飛ぶからね。必ず、保護メガネ着用。そうなる前に変だと思ったら、すぐに油圧解除。」
赤いシャフトが無事に降りていって・・・モリッとハブボルトが装着されているユニットが外れてきた。
で、ここで初めて、あのハブベアリングプーラーという工具が必要になるのだ。
ちゃんとはまることを確認。
水平になるように周辺の金具を使ってセット。
「油圧を使って外した部品は、捨てないで保管しておいた方がいいよ。治具に転用できるから。」
こんな感じで、過去の外し部品を使って油圧をかける。
中のパーツが外れた。
ユニットの中に残ったベアリングは、大きなマイナスドライバーでこじって取り出す。
いや、マイナスドライバーで外せなかったんだっけな?
再び油圧プレスをかける。
で、完全にバラバラになったのがこの状態。
ロアアームユニット側は、問題がなかったんだけど・・・
この「ハブボルトが装着される側」のパーツは、「消耗品」なんだそうです。
そういえば、以前、フォークリフト修理係にも「ハブボルトの交換・・・大事なことだけど、一回だけですよ。ハブボルトを引き抜いて交換できるのは。同じユニットに二回は危険です。ハブボルト自体が抜けてきます。」って言ってた。
ちなみにフロントアクスルハブボルトの品番は、90942-02049になります。
今回は、ハブボルトの交換は無し。
この写真のワークの場合は、もう、ベアリングが当たる部分にシワが寄っていて・・・かなり険しい表情。
「今回だけだよ。こうやってシワが寄ってしまっているワークに新品ベアリングを装着しても破断する。」
用意する新品部品は・・・
品番90099-14088のO-RINGと
品番04422-10040のフロントアクスルオイルシールキット。それぞれ二つずつ。
品番90369-35029のフロントアクスルハブベアリングも2個準備。
これには、純正の白いグリースが付着しているんだけど、とにかく全部拭き取る。
競技車両に使用するグリースは、「ハブベアリング用」と書かれているものを必ず使った方がいいです。
色々なグリースを使ってきて・・・まあ、悟りの世界。この辺りは、色々壊してきて。
すごくいいグリースを使ってきたおかげで、何年も交換せずにJoy耐に出場し続けられたのかと・・・
ただ、それらの「すごくいいグリース」は、ここ数年、価格高騰が激しくて・・・流通ルートも絞られてきたのか、入手そのものが難しくなりました。
「Covid-19後の世界」では、通常の「車両用グリース」群に戻すようになってきています。
グリースを塗り直したハブベアリングを装着開始。
いきなり油圧プレスにかけるのではなくて、プラスチックハンマーで慎重にセット。
水平を保って、油圧プレス作業開始。
O -RING装着も過去に外した部品を使いながら、プラスチックハンマーで慎重に装着開始。
O-RING装着完了。
結局、全部やってもらってしまった・・・
実は、後日、EP82への交換作業自体も、私は参加できなかったんです。
みんなが作業をしてくれたんだけど・・・この新品ハブを組み込んだユニットは・・・
AE86レースの彼が触った後・・・何か思うところがあったのか、再作業を実施してから組み込んだとのこと。
無事にJoy耐2022も完走できたのですが、まあ2023年大会の前にまた同じ作業をしないと・・・
油圧プレス・・・買うかな。何かと必要な場面が増えてきたような・・・
ビルシュタインダンパーをオーバーホールしました。 [EP82日常整備]
ヤクルト1000・・・やっと増産体制が整うみたいですねえ・・・
うちの会社も・・・大変大変。長蛇の列。え〜と、隣に並んだ若い娘さんは・・・最近入った派遣の女の子。何か・・何か話さないと・・・なんだかこの子は、人見知りなのか、あまりみんなと話さないんだよね。
「みんな・・・すごいね。ヤクルト買うのに廊下の向こうの方まで並んでる。」
「みんなヤク中。」
「は?」
「みんなヤクルト中毒!」
「あ、ああ。大きな声で言い直してくれたのね。ちょっと声が大きいかなあ・・・エレベータホールの皆さんが、こっち見てる。」
「ヤクが切れるとみんな手が震える。」
「やめよう!もう黙ろう!ねっ!!エレベータの中の人がみんなこっち見てる!今、ちょうど扉が開いたところ!」
「あっ!ヤクルトのおばさん(おねいさん)!この子、この子に1000を1ダース!」
「いや、あの・・・一人5本までしか・・・スイマセン・・・」
「わかった!わかったから!!今すぐ5本。さ、ほら、これを持って事務所に戻って!これで1週間来なくて済むでしょ?」
ふいい〜・・・危なかったぜ。変な噂がビル全体に蔓延するところだった・・・
「おばちゃん(おねいさん)も、融通を利かせないと・・・彼女、ここに来てたら、商売の邪魔をすることになったかもよ。」
「あ、いえ。全然。買ってくだされば。それよりも後ろ・・・」
ん?
振り向くと・・・みんながこっちを・・・なに?両手を前に握りしめて。
「若い娘にだけサービスするわけ?みんなに買って分けて!その台車全部。前に言ってたじゃない。いつか、このカゴの中身全部買うって。」
ふう・・・いかんな。おばちゃんとおっさんたちが・・・濁った目でこっちを見ないで。夢は、夢のままが美しいんだよ。はい。ヤクルト1000。1本ちょうだい。
はい。本題。あ、その前に業務連絡。今回も(誰に?)
11月6日に開催される本庄軽One耐久N-Nクラス最終戦にエントリーすることになります。
TTC1400大ベテランドライバー様のリヤサス周り対策部品組み込み完了。
どうやらこれで、「走行中にタイヤが取れてしまう。」心配はなくなるんだそうです。ABS組み込みのリヤホーシング一式に交換することで。
現仕様をメンバー全員がチェック走行できる・・・か、わかりませんが、とにかく11月6日の本番突入です。
さて本題。(毎回すまんね。前置きが長くて。)
AE86の彼からは、「レース用部品はなあ・・・中古は信用しない方がいいぞ。なんでも一回バラしてから使うようにしないと・・・この車高調、リヤはまだ大丈夫みたいだけど、フロントは終わってるから、走らせるなよ。」とは言われていたんだけど・・・まあ、試しに走らせてみようよ。
オーナーと外車整備係と共に筑波サーキットに集結。
オーナーが走ってみると・・・すぐにピットに戻ってきた。
「ステアリングホイール回しても、車が反応しない。」
ん?
次の走行で、外車整備係にチェンジだ。
「90°どころじゃないですよ。もっと回して、やっと車体が反応し始める。ダンロップの先を気をつけないとダメです。危ない。」
危ないって・・・そりゃ、確かにAE86の彼も「走らせるな。」って言ってたけどさ。そんなに変わるか?ショックアブソーバー交換しただけで。
・・・本当だった。
驚いた。フロントが全く反応しない。ヘアピンで、180°近くまでステアリングホールを回して、やっと旋回を始める。
それどころか、ダンロップの先の右ターンは・・・ダメダメ。どんどん右に出ていく!コースはみ出ちゃう!!
なんだこれ?ショックアブソーバー変えただけど、こんなに車体の動きが変わるのか?
TTC1400大ベテランドライバー様に話をすると・・・
「TRDショックを使うのが基本だよ。何?わざわざ中古品に金払ったの?中古品なんて何が起きるかわからないからダメだよ。必要な物があったら言いなさい。大体持ってるんだから。こっちは。」
あ、はい。
TRDダンパーで走るのは、1回でいいや。コクピット川越さんから戻ってきたビルシュタインダンパーのオーバーホール品を取り付けよう。
まあ、短いスパンでの同じ作業だからね。すぐに全部交換が終わる・・・と思っていたんだけど・・・
う〜ん???
これ、リヤダンパー取り付け部なんだけど・・・なんでかナットがこれ以上ネジ込めない。なんだこれ?
いいよ。ジャッキ下ろしてみようよ。
ジャッキを下ろしたら・・・オーナーと外車整備係がものすごく慌ててた。
「作業間違えた!ネジ一個入れ忘れた。」
ん???
あ、無理。写真掲載できないです。すんごく恐ろしい様子になってて。さっきのナット周りが。
慌ててもう一度ジャッキアップして・・・
「このTRDの黄色いダンパーの先についているナット。これを移植しないと車重でフルストロークしちゃうんだ。」
ナットを移植したら・・・安心。ちゃんと今度はジャッキダウンできたよ。
TRDの中古品はさ。フロント側が抜けた品だってことがわかったよ。身をもって。
「ショックアブソーバーが機能しなくなると車体はどんな動きをするか。」を学べたけどさ。
ビルシュタインダンパーのオーバーホールは・・・わかるかなあ・・・オーバーホール前との違い。
不安に思いながら、コースインすると・・・簡単簡単。ものすごく明快。
各コーナーの進入が楽になった。格段に。特に2ヘアピンで動きが全然違う。
今までは、ブレーキングしながら右ターンをしてしまうと、フロント側がギッコギッコって上下に振動してしまっていたんだ。そのために必ず直線でブレーキングを終了してから、ターンするようにしていたんだけど・・・
このオーバーホール品は大丈夫。ブレーキを踏んだまま、右に舵を切っていって、フロントが振動しない。
オーバーホールしてよかった。これまでの症状をあれこれ手書きで、コクピット川越さんに伝えておいたのもよかったのかも。
AE86の彼がコースイン。
戻ってくると・・・渋い顔。
「これ、リヤが硬すぎない?吹っ飛ぶような動きをするぞ。」
う〜ん・・・そうかなあ・・・
オーナーと私、外車整備係は、この車両に慣れてしまっているから・・・フォークリフト修理係に乗ってもらう。
外から様子を見ていると・・・確かに1コーナーで右リヤから白煙を上げてる。
どんどんタイムを上げていったら・・・1コーナーでブレーキを踏んだ途端、右リヤから白煙を上げてハーフスピン!
あり?
確かにパーキングブレーキがかからないんだけどね。右リヤだけ。
う〜ん・・・まあ、走行できないわけじゃないからなあ・・・まあ、新テーマってことで。
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車載カメラで初めてJoy耐を撮影しました。 [在宅勤務で購入したもの]
77回目の終戦の日に・・・やっと起き上がる事ができました。
マイッタ。なんとかウイルス(Covid-19って言って)のワクチン3回目をキメたんだけど・・・
これまでの2回より明らかに具合が悪くなって・・・やっぱり今の時期まで待って正解でした。何しろ今は、「お盆休み」。
ワクチン3回目の通知は、とっくに到着していたのですが、すごく躊躇していました。
守らなければいけないのは、「仕事に支障をきたさない事」と「接種後2週間は安静にしている事」。
どうにもね。
「Joy耐が終わってからワクチン3回目をキメよう。」とは思っていたんだけど・・・
金曜日に接種予約を確保できなかったのだ。今まで。
やっとこのお盆期間に踏ん切りがついたんだけど・・・正解。土日だけ伏せっているだけでは済まなかったと思います。今回の接種は。
まだワクチン接種していない人も、ぜひ受けましょうね。この「具合が悪くなる」状態は、実際にCovid-19に罹患した状態を疑似的に体験しているんだと思います。
こんな症状になりたくないです。本当に感染した時は、きっともっと長期で苦しむことになる・・・
今回は、「2日か3日の辛抱だ。」と時間を区切って希望を持つ事ができましたが、今、この感染拡大の中で、自宅療養している人たちは、相当苦しい思いをしていると思います。
「マスクはウイルスを物理的に全く防御しないけど、ワクチンは防御します。ただし、感染しないということではない。」
これ大事。
「マスクは着用するのにワクチンは否定する。」
非科学の最たるものだからね。毎日、このBlogを読んでくれているたくさんの人たちにそんな考えの人はいないと思うけど、ほんとやめてね。
んじゃ本題・・・の前に業務連絡だった。
今月末の本庄軽One耐久N-Nクラス第三戦も見送り決定です。
感染状況が物凄いということもあるけど、TTC1400大ベテランドライバー様が、やっぱりミラのリヤサスペンション周りにすごく懸念を示していて・・・まあ・・・ハブ破損だけでタイヤが全部取れちゃうのを体験しちゃうとね・・・リヤサス周り全体の対策部品があるらしいです。それを取り付ける事ができたら、出走を考えよう。ということになりました。
「軽自動車は壊れるものだ」と私は元々思っていたので・・・(だって、そうじゃなくきゃ街中が”比較的年式が新しい軽自動車”で溢れているわけがない。)そんなに驚いていないです。気長に待ちます。
んじゃ本題。(ごめん。毎回毎回前置きが長くて。)
今回のお話は、「カメラ」の話。
今年のJoy耐で初めて動画撮影用カメラを搭載して出走しました。と言っても、Joy耐の為に新しいカメラをわざわざ買ったのではなくて、「在宅勤務時のWeb会議用」に購入したカメラを転用したのだ。
この2年強の間、Web会議には、「Windowsノート内蔵カメラ→いやになってiPhoneの内蔵カメラを利用」という方法を取ってきたんだけど、あまり具合が良くなかった。
「iPhoneをWindowsの外付けカメラにするソフト」をインストールして使ってみたんだけど・・・
そもそも、うちの会社「会社承認のソフトウエア以外、動かさせない。」というガード方針なのだ。
当初は、そのソフトがうまく動いて、「画面が綺麗になって会議がしやすくなった。」と思っていたんだけど・・
しばらくしたら、完全にダメ。もう、全くiPhoneと接続できない。
まあ、そうこうしているうちに「在宅勤務なんて、月に2回実行するかどうか」という状況になっていたので、まあこのままでいいかと・・・
ただ、私の場合、「手元にある部品を見せながら、検証を行う。」場面があるので、やはり高解像度のWebカメラが欲しい・・・
条件を整理してみると
1.Windowsにソフトをインストールしなくても外部Webカメラとして使えること
2.できる限り高解像度で撮影ができること
3.在宅勤務にしか使わないのはもったいないので、可能であれば車載できる構造のもの。練習走行の様子を車内から撮影してみよう。
色々探してみると・・・ありました。SONYからRX0という小型カメラが販売されていることを知りました。
現在生産中のモデル名は、DSC-RX0M2。
早速、聖地秋葉原で購入・・・するまでに、実機を何回も見て、だいぶ悩んだ挙句・・・買いました。買いましたよ。何度販売店に通ったことか。
だって・・・そのお値段もさる事ながら、あまりに「今までのカメラと形が違う。使いこなせるのかな?これ。」って感じ。
早速Web会議に使ってみましたよ。
あ、特に写真とかはないです。だって、呆気なくWindowsとケーブル一本で接続完了。
まあ、Web会議用アプリケーション側で、カメラとマイクの設定が必要なんですけど。
注意点は、「マイクの設定」かな。
RX0M2側の設定で、内蔵マイクを切っておかないと、他のマイク機器と反響してしまいます。それに気がつくまでにだいぶ手間取りました。
正直、今までのWeb会議での画像の悪さに格闘していた私はなんだったんだと・・・もっと早く買うんだった。
不安だったのは、「猛烈に本体が熱くなる。手で持てなくなるぐらいに。」
こんな調子で、車載カメラとして機能するのかな?
自信がないので、最初はこんな感じで、スポンジをダッシュボードに接着して、その上にRX0M2を設置してみました。
結果は・・・うん・・・・空を映してた。25分間。全然位置決めできない。
ただ、わかったのは、4月の陽気でフロントウインドシールド直下なのにちゃんと作動してくれた。ものすごく熱くなるけど。
んじゃ、今度は、ちゃんとSONY純正のロールバーマウント(VCT -RBM2)を購入して・・・
電源供給の為のUSBケーブルも購入。
このケーブルが曲者だったのだ。
当初購入した「ただケーブル長が長いだけの格安USBケーブル」は、全くWeb会議でカメラを写してくれなかった。
どうもカメラが高性能すぎて、USBケーブルもそれなりの性能のものを求めるらしい。
このELECOM製ケーブルは、家電量販店でたくさん並んでいた中でも最大の電流値(2A)を流せるものだったので、大丈夫だろう。
純正のカバーを取り外す。
付属していた「ケーブル保護カバー」を装着。
電源供給は、シガーライターソケットにUSB分離器を取り付けて対処。
これを・・・ロールケージに取り付ければいいのね。実車に合うのかなあ・・・・
なんとか・・・なんとか取り付ける事ができた。できる限り地面に近いところに設置したい。外の風景を撮影するのではなくて、路面の変化を記録するのが主な目的なのだ。
念のため、ロックタイトを塗布。
さあっ!取り付けられたぞ。どうだ!!
競技車両での撮影は・・・
そんなに簡単ではなかった。とにかく・・・ピントが合わないのだ。撮りたい画角の位置にロールバーマウントを固定するのが難しいというか・・・
Joy耐前に筑波サーキットでの練習走行を撮影したんだけど、全部ダメ。ボンネット側にピントがあったり、空に向かって合ってしまったり・・・
それでもわかったことは、最高画質で録画してしまうと、データ量が膨大で、256GBのmicroSDカードでも7時間の競技を撮影することはできないということ。
不安な状態のまま、迎えた2022年Joy耐の撮影状況は・・・この記事の冒頭の動画です。
Joy耐の時だけは、ピントが合っていました。この後の撮影では、再びピントが合わない日々・・・
7時間全部撮影できたのかというと・・・できなかった。できなかったんだよ。RX0M2のせいじゃないところで。
外車修理係の走行中、給油の際に彼から一言。
「メータに警告灯がつくようになった。エンジンチェックランプです。」
ん????
「気のせい気のせい。」
そう言って送り出そうとしたんだけど・・・給油後、ピットに戻ってくるなり、レーシングスーツのまま、車両の下に潜り始めて・・・
「走行直後で暑いだろうに・・・」と思っていたら・・・・なんか・・・電線を持って起き上がってきた・・・
「え????それ・・・オルタネーターのところの配線・・・」
なんで・・・なんで今日、断線するんだ?
確かに2011年に私が加工したものだから、10年は経過していたけどさ。今日じゃなくていいだろう・・・
これを見た途端、AE86レースの彼は、自分の車両に圧着端子を取りに走り出していて・・・
もう、その後は、ものすごいロスタイム。
これが今年のJoy耐でのトドメとなりました。まさかミッションケーブルといい、こんなものが決勝当日に壊れるとは・・・
この辺りが、普段の練習走行では分からない「耐久レース独特の負荷」なんだと思います。
外車整備係の機転で、なんとかこのトラブルを切り抜けて、完走に持っていくのですが、その影響は、カメラに残っていました。
このRX0M2は、猛烈に電源を消費します。
オルタネータ断線で、内蔵バッテリーを消耗した後は・・・再び走行を開始してもシャットダウンしたままだった。
なので、2022年大会は、半分ほどを撮影して終わりとなっています。どうも内蔵バッテリーだけだと、動画撮影は、30分持たないみたいです。
大会が終わって、外車整備係が一言。
「多分・・・シフトケーブル交換の時に”外れない!”って言って、みんなでバルクヘッドを貫通する線をガタガタ引っ張ったでしょう?あれで、電源系のケーブルにも負荷がかかったんですよ。」
はあ・・・マイッタ。2011年にこのボディを作って、あっという間に10年以上が経過したんだけど・・・
一旦、どこかで総点検しないとダメだね。来年に向けて。
決勝は、なんとかチェッカーフラッグを受けることができました。 [JOY耐2022]
2022年夏の参院選終わりましたねえ。
この結果を持って、日本は憲法改正へ舵を切ることができます。
一人の政治家の命と引き換えにね。その政治家一族が戦後、悲願としていた事が、命と引き換えに具体的に動き出すことになりました。
後年、今年の夏の出来事が、子ども達の教科書に載るような時代が来るのか・・・歴史家達が判断することです。
少なくとも、今、日本の隣の国が起こしている戦争に対し、何もリアクションをしない事を堂々と口にするような政治家とその一派に対し、実のところ国民は、きちんと判断ができているということを示した選挙結果になりました。
さて本題。
5月のゴールデンウイーク最後の日のお話をまだ書いていますよ。このBlog。
毎回だけど、月イチの更新で申し訳ない。毎日たくさんの人が訪問してくれているのに。
2021年の大会から、Joy耐は決勝スタート時間が1時間繰り上がっています。
スタート進行開始が9時、チェッカー後、サーキットを離脱したのが17時50分でした。表彰式やっている最中の離脱になってしまって、関係者の皆さん申し訳ないと思いながらね。
1時間繰り上がりということは、その事前準備も当然繰り上がっているわけで・・・
我々は、6時半前には全員集合。
前日にガス抜きも完了しているので、出走前点検にやってきた係員さんに「ガス入ってないです。」と言って、スタータをかけて終わりかと思ったんだけど・・・ダメだった。きっちり厳しかった。いつも通り。
「ガスが本当に抜けているか、チューブを接続して給油缶まで伸ばしてください。また来ます。」
あ、はいはい。
結局、ボンネットを再び開けて、フューエルチューブを外だし。
再びやってきた係員さんに「スターターをかけてもエンジン始動できず、チューブからガソリンも出てこない。」事を見せて、やっと車検場に向かう事を許されました。
全員で車検場に向かってEP82を押す。
「車体軽いよ。初めてじゃない?アライメント調整をやってもらった状態で、決勝を走るの。」
「そうだねえ・・・いつもグランドスラムエスプリさんでアライメント調整をやってもらっても・・・土曜日には、フロント周りを全バラシしていたからね。毎回。」
そんな話をしながら、車検場に・・・アレ?
・・・・誰もいないよ。いつもと逆方向に車検場を入るように誘導されてきたけど、間違ったかな?俺たち。
と思ったら・・・そうじゃなかった。我々が今大会の決勝前点検第一号だって。すごいよ。そんな日が来るとは。
毎回毎回、「もう、給油時間が終わっちゃう!」とか言いながら、ギリギリで給油所を向かっていたのが嘘みたいだ。
車重測定も特に指摘事項なし。全員、意気揚々とガススタンドに・・・と思ったら、なんだか無言になってた。
「俺たちが、ガス補給一番手なんてさあ・・・今日、絶対何か起こるよ。」
「ああ、うん。そう思ってたけど、口に出すのやめようか。日本には、言霊という御言葉があってだな・・・」
結局、この予感は当たります。
決勝スタート後、第2走者の段階で、他クラス車両に左リヤタイヤ付近に突っ込まれて、その後は、困難な走行を強いられる大会となりました。
全員が余計なピットインを強いられ、その度にボディ修復とタイヤ交換・・・今回、タイヤを多めに持ってきたのは、この為だったのかと・・・いつも通り決勝6本で大会にやってきていたら、途中リタイヤを余儀なくされるような破壊のされ方でした。
「もう一度、リヤタイヤ異常で入ってこられたら、タイヤが無いよ・・・」なんて言っているところにTTC1400の彼が登場。なんか・・・ビニール袋をぶら下げてる。すごく重そう。
「ぶつかってきたドライバーさんが、ものすごく謝りながら、これをくれたよ。」
みんなで中を見ると・・・ドリンクがたくさん。大変大変。
「これ・・・セブンイレブンに誰かが行って買ってきたってこと?決勝中に。」
「あ、セブンイレブン行ったんなら、俺、カレーパンが欲しかったなあ・・・ショーケースに入ってるやつ。美味しいよね。アレ。」
「そうじゃないでしょ。そんなに気を使わなくていいのになあ・・・決勝中の事故なんだから。」
ああ、うん。ドライバーほったらかしです。ピットロードに誰もいない。うちのチーム。
みんな、セブンイレブンの袋に夢中。実際、その後は、決勝中のドリンク補給に使わせていただきました。
最後のドライブは、私が担当だ。
今年も、なんとか私まで順番が回ってきた。みんなが大会を走る事ができてよかった・・・と思いながら、走り始めて・・・ドライブに集中できたのは、最初の数周だけだった。
「なんか・・・この車、おかしい。」
ストレートでもステアリングを左に保持していなければいけないのは、想定内。何しろ左から突っ込まれたんだから。
ただ、フロアからの振動が・・・いや、21年大会の予選時とは違うと思う。でも、何か音が出ている・・・出ているような気がする。何か、加速もうまくできないような・・・
もう、全然ドライブに集中できない。正直、今年が夏の大会でなくて良かった。体はものすごく楽だ。
「ピットに入ってチェックしようか・・・でも、余計なピットインをするわけにいかないし・・・いや、この時間帯にトラブルでコース脇に止めたら、そこでおしまいだ。どうしよう・・・」
私もピットイン。
これで、最初のドライバー以外、4名全員が担当時間内に複数のピットインをすることになりました。今大会。
フロントをジャッキアップしてチェックしてもらうと・・・TTC1400大ベテランドライバー様が一言。
「左のドライブシャフトから、グリースが飛び出してる。」
「あ、それは、いつものことです。グリース入れすぎなもんで。」
みんなが、下回りを綺麗に拭き取ってくれた後、再びコースイン。
どうも・・・気のせい・・・だったみたいです。その後は、音も振動も気にならなくなりました。
今年も全車両に一生懸命抜いてもらう走りをしながら・・・残量計の警告灯がついたメータとにらめっっこ。
コントロールタワーギリギリのところで、チェッカーフラッグが振られていることに気がつきました。
これで、JOY耐7hを8回出走して、6回完走。
うち3回は、2016年春に搭載した同一エンジン(ノーマルエンジン)で達成。
今年は、30Litterの燃料補給を各回行って、チェッカーフラッグ時は、残量警告がついた状態での完走となりました。
今までは、燃料が余ってしまう完走の仕方だった。
これまでで、最多のピットイン回数(周回数が非常に少なかったということ)で、この残量の状態だと・・・
ノーマルエンジンでのJOY耐は、この辺りまでが限界かなあ・・・
1年あるので、打ち手を考えてみます。
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