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Joy耐のリペアエリアはどんな場所か?(後編) [Joy耐2021]



なんとかウイルスのね。(Covid-19って言って)

ワクチンとかってやつをキメましたよ。ええ。2回目。

1回目の副・・・じゃなくて、反作用より、楽でした。ホッとしています。今。

1回目の時は、だるくなった。熱は上がらなかったんだけど。あと腕が痛かったかな。

今回は、1回目の時よりもそれぞれ症状は楽で・・・ただ、何かの拍子に気持ち悪くなったかも。

1回目も2回目も先行した我が妻の様子を見ていたおかげで、とにかく接種日は、金曜日指定。会社に行けないなんてことになりたくなかったから。


今回は、3連休ということもあって、とにかく横になり続けたのが良かったのかもしれません。

できる限りこのワクチンってやつの接種を遅らせるようにしたんだけど・・・正しかったと思います。

とにかくJoy耐の前に接種するようなことはあってはならないと思っていたし、この夏の間にわかってきたのは、「ワクチン接種後、しばらくの間は運動をしないこと。」


今年からF1をDAZNで見るようになったのですが、ルイス・ハミルトン選手がね。

なんか・・・様子がおかしい。表彰台で。

ものすごく疲れた様子なんです。


変だなあ・・・と思っていたら・・・案の定、ご本人も「なんとかウイルスにかかっちゃった(Covid-19って言って)後遺症かも。」って言ってるんですよね。


この様子を見ていてなんです。「ワクチン・・・打ったほうがいいな。俺。」


我が妻が接種を済ませた後も「キメないで済むなら、そうしたい。」と迷っていたのですが・・・

ここ数年、夏場の筑波サーキットでの練習走行後、地面にへたり込んでしまうことが増えました。

運動をした後は、ダウン(とにかく歩くだけでもいい)をしないといけないのですが、本当に無理。

動けなくなってしまうんです。EP82を降りた後。


「ここ数年の自分の夏場の状況を考えると・・・もし、なんとかウイルスにかかってしまったら、後遺症でJoy耐を走ることができなくなるかも。あのハミルトン選手ですら大変なんだから、自分なんてイチコロだ。(不吉)」


とうとう今シーズン限りでの引退を表明したキミ・ライコネン選手は、引退表明で気が抜けたのか、その直後になんとかウイルス(Covid-19って言って)に感染。

ただ、ワクチンを2回キメていたせいか、イベント出場用のルーティーン検査で判明したらしいですから。

(本人は感染していると思わなかったらしい。)


多分、私はこれで、万が一感染することはあっても、Joy耐を走れないほどの後遺症はない・・・と思いたいです。そう。マスクの話と同じです。ワクチン2回キメていても、感染の可能性はあります。感染しないという意味じゃないです。

まあ・・・なんというか・・・「2019年には戻れない。」っていう現実を早く受け止めましょう。

みんな。変な言い方だけど。


さて本題。

Joy耐2021年のリペアエリアで、1時間以上をロスしてなんとか再出走できるところまで漕ぎ着けた我々のEP82。

リペアエリアを出るところで疑問だったのは、「給油を行いたいけど、1時間リペアエリアに閉じこもっていた我々の給油時間カウントはどうなるんだ?」


給油場入り口のテントの皆さんに尋ねてみる。

「これからリペアエリアを出て、給油に向かいます。時間カウントはどうなりますか?」

「大丈夫ですよ。我々がこれからタワーに連絡しておきます。」


Apple Watchでカウントダウンタイマーをスタート。給油場手前のEP82にダッシュして・・・押す!!!

と思ったら、思いっきりブレーキ!AE86レースの彼が叫ぶ。

「ストップストップ!まだ、前にいるから!!ぶつかっちゃうよ。」

ああ・・・冷静にありがとう。そうだった。以前もこんな風景が・・・あの時は、前方のAE86にごっつんこしたんだった。慌ててる。ものすごく慌ててる。


給油後、ピット前に戻ってドライバー交代。そう・・・慌てる必要なんて全くなかった。給油用厳守時間がものすごく余ってる・・・


TTC1400の彼がゆっくりとピットロードを走り出すのを見送って・・・外車整備係が一言。

「あのう・・・」

「なに?」

「あのスターレット、青いブレーキパッドだったのはいいですけど、スプリント用ですよねえ・・・」

「うん。」

「ブレーキ・・・無くなったらどうしましょう?」


「ふう・・・・いかんな。俺たち、Joy耐が終わった後、いつも筑波サーキットで何してた?」

「真夏のクソあっつい中、走らされました。Joy耐から戻ってきたそのままの状態で。」

「そうだね。どんな状態だったっけ?」

ブレーキが全く効かないって言って、すぐにピットに戻ってきたのに・・・そのまま走らされました。ものすごくひどいって思いました。」

「な?今日みたいなことに備えての練習走行だったんだよ。Joy耐での損耗状態の確認の為に走らさせてたの。だから大丈夫。今日も走り切れる。なっ!」

「はあ・・・なんか、筑波の練習の後って、”なんでこんなバカな状態でコース走っちゃうの?”とかって言ってませんでしたっけ?パドック内でぶつかりそうになったりとかして。」


え〜とね。みんな、真似しないでね。このBlogは、自分たちが体験したことを正直に書いているけど、本当にダメ。この辺りの話。「自己責任」って話じゃなくて、やっちゃいけないことの体験記になっているからね。


TTC1400の彼と外車整備係が複数回ドライブして・・・最後は私だ。

出走前にTTC1400の彼から、細かく助言を受ける。

「フロントブレーキはものすごくアンバランス。とにかくそっとブレーキを踏み始めること。」

「エンジンブレーキに頼るような走り方をしたほうがいいかも。」

「ブレーキの状態に慣れるまで、とにかく無理はしないこと。」


入りの1周目は3分を超えてしまった。

いくらなんでも遅すぎる。(Joy耐参加規定は、1周3分以内の周回を求めている。)

この車両、ブレーキを踏み始めると、勝手に左旋回する。

ブレーキシステムが左側の方が大きいから・・・だけではなくて、フロントのアライメントも全く狂った状態だからか?

せっかくグランドスラムエスプリの皆さんが、4輪アライメントテスターをかけてくれたのに意味がなくなってしまった。


エンジンブレーキをできるだけ効かせて減速させようとするんだけど・・・今度は2速へのシフトダウンで、フロント側両タイヤから猛烈な白煙が出てしまう。しかも、ミッションもガリガリ・・・派手な音を立てる。


どうしたらいいんだ・・・TTC1400の彼も外車修理係もこの状態で、ほぼ予選並のラップタイムで走行し続けていた。

我々の車両は、予選よりも決勝の方がラップタイムがいいことが多いけど・・・いったいどんな走らせ方をしたんだ?


苦悩しているうちにルームミラーにAE86が大写しになっていることに気がついた。

「しまった。近づいてきていることに気がつかなかった。左に避けて・・・」

その瞬間、私の動きを見切って、大きく左に迂回しながら白と黒のAE86が通り過ぎていった。

「危なかった。相手がうまい人で良かった。同じ方向に動いてしまうところだった。」


やめた!

みんなみたいに速く走らせようと思ってはダメだ。いつも通りだ。自分の任務を思い出すんだ。

私の任務は、「無事にチェッカーフラッグまでこの車両を運ぶこと。」


「全力で、今、コースを走っている全車両に抜いていただく。」

今、自分にできることは、それしかない。


全てのミラーに注意しながら、各コーナーに掲示される旗をよく確認しながら進入する。

ゆっくり走っていると・・・コーナーボックスの係員さんが・・・全員、こちらを見つめているのがよくわかる。

握りしめられている旗は、黄色でも白色でもなくて、

私がコーナーに近づいてくると、一生懸命、その青い旗を振ってる。曇っているといっても、蒸し暑いだろうに・・・


後続にラインを譲ると、大量にばら撒かれたタイヤカスを拾ってしまう。

ただ、何回かこの大会を完走しているうちに学んだことがある。

「タイヤカスを拾った後、振動が出るからといって、さらにスピードを落としてはダメだ。」


タイヤが冷えてしまうと、ますますタイヤカスはくっついたままになってしまう。

後続に譲った後、ラインに戻ってしっかり走り続ければ、自然とタイヤカスは取れていく。振動がで続けているということは、スピードを落としすぎってことだ。


正直、前を見ているよりもミラー類の確認が忙しくて・・・・チェッカーフラッグを見落とすところだった。

センターポストを通り過ぎるぐらいのところで、「終わりの旗」が振られていることに気がついた。


なんか・・・全然ダメな大会だったなあ・・・今回。

がっかりして、ホームストレート場に車両を止める。

とぼとぼ車両から降りて歩いていたら・・・係員さんに止められた。

「大丈夫ですか?体?私が見えてますか?」


ああ・・・いや、大丈夫なんだ。今年は。体は大丈夫。ただ、なんかものすごくがっかりしてしまって・・・

黙ってピットに戻ったら・・・みんなも黙々とピットの片付けを行っていた。

なんかね。

人間、贅沢になるというか・・・もう、みんな「完走するのは当たり前。前の大会より、俺たちはどれだけ進化したか?」を確かめる為の大会になってた。


今年は全然。

力一杯、みんなを走らせることができなかった。

良かったのは、2016年に積んだノーマルエンジンのまま、2018年に積んだミッションのまま、再びJoy耐を完走できたってこと。


オーナーと二人、通勤スターレットの復旧作業をする。と、そこに同じピットの皆さんが通り過ぎる。


「あ、そうか。復旧させないとダメなんですね。」

「そう。家に帰れないんで。無事に家に帰るまでがJoy耐。

「あはは。頑張ってください。先に帰ります。また来年。」

そう・・・「また来年。」

年に1度の大会のいいところなんだ。来年は、きちんと走り切れるように整備しよう。サボるのはろくな結果を招かないって学んだよ。本当に。


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Joy耐のリペアエリアはどんな場所か?(前編) [Joy耐2021]



天気がおかしくなったのにあわせてなのか・・・お盆休みの最中、ずっと伏せってしまいました。

マイッタ。体の調子が悪い。

総合病院に向かうと・・・大変。患者さんで溢れかえってる。

なんか・・・ものすごく大変な状況。

お医者さんの席の前に行くまでに何度も問診と・・・なんですか?アレ。指先に差し込まれるヤツ。あれを何度もチェックされて・・・お医者さんの前でもチェック。


肺のレントゲンを撮ってもらって・・・お医者さんは一言。

「ぜんっぜん問題なし。原因は・・・わからないね。どうする?」

ああ・・・いや、この地域の皆さんが頼る総合病院は、どのようなお医者さんであっても、わからないことは、こんな感じで”わからない”と言ってくれるのだ。いつも通り。


で、いつも通り「え〜と・・・家帰って寝てます。」終わり。お薬もなし。


まあ・・・なんていうか「病は気から。」ってことで。

ただ、申し訳ないことしたな。って思いました。診療待ちの人たちでいっぱいな場所で、病院関係者の皆さんがものすごく真剣なんですよ。

私の肺をレントゲン検査してくれた人たちなんて、凝視ですからね。私のこと。全員が。

私みたいな「病は気から」モードの人間が、余計な手を煩わせてしまって申し訳ないって思いました。ほんと。


で、数日寝てたらMacの前に向かえるようになったので、記事を書きますよ。Joy耐2021の決勝日の話です。

とうとう「決勝の最中にトラブルで止まってしまった。」大会になりました。2021年は。

スタートは順調。

1時間半が経過しても周回を重ねていて、そろそろ給油の時間ということで、私は給油場入り口で待機していました。

61位でスタートした我々は、今、順位表示タワーが15位であることを告げている。

「しめしめ。これで2位か・・・19年大会のように一時1位を走行するぐらいになってから給油になるのがベストなんだよな。」

なんて欲を出していたら・・・なんか・・・ゼッケン表示が動かない。ん????

そのうちにものすごく慌てた様子でガソリンスタンド入り口に車両群が殺到し始めて・・・なんだこれ?

私の傍にやってきた外車整備係に「失敗したね。ガソリンスタンドに入れるタイミングミスしたみたい。」と言うと・・・

「違いますよ。止まってます。うちの車両。」

えっ!!


なんで????


そのうちに明らかに全車両の速度が落ちて・・・SC(セーフティーカー)が入ったんだ。これ。

うちのせいか?1台止まったからってSCを入れるなんて・・・すごく面倒な位置に止めたってことか?


金網の向こうの・・・リペアエリアに入れてもらって車両が戻ってくるのを待つ。

この場所は・・・嫌な記憶しかない。3回目のリペアエリア。車検場を出たところに広がるアスファルトの空間。

過去2回は、回収車両到着=リタイヤ届けだった。


最初にこの場所に来た時は・・・土下座をしたんだよ。ここで。私。SC中に追突した相手のドライバーさんに向かって。

翌日も、会社を休んで相手チームの本社前に行ったら・・・なんのことはない。休みだった。休んじゃうんだね。Joy耐出ちゃうと。会社そのものが。

本社の前から、教えていただいた連絡先の携帯電話に連絡を入れて、「もういいですよ。」と言われたんだけど・・・

結局ねえ・・・その後、数年に渡って、執拗に攻撃を受けるんです。大会中に。

収まったのは、ドライバー全員にトランスポンダーが配布されるようになってから。


マイッタ。本当に。私はドライブ中に「性能に余裕がある車両は、暇なんだなあ・・・お前が向かうべきは、私に当てようとすることじゃなくて、ゴールだ。」って思ってましたけどね。

まあ、わかってしまったのは、「我々が完走した時には、彼らは必ず我々より順位が下。」だったということ。

数年にわたり、スポーツマンシップに反する行為を繰り返しながら、5万円のスターレットに勝てない金のかけ方ってなんだ?って思った。


レースの醍醐味は、近接戦闘ができることだけど、ぶつけるもんじゃないです。

本当に神経をすり減らされました。ゴールに向かう方向じゃない場所で。


そんなことを考えているうちに車両が戻ってきた。トラックに乗せられて。

車内に残っているAE86の彼が、エンジンをかけようとしている。

いや・・・無理だって。止まったんだから。と思ったら・・・エンジンがかかった!

え?

なんだ?土曜日の予選中に2箇所油圧がドロップする症状を見つけていたから、てっきりエンジンブローなのかと思ったけど・・・エンジンは生きてるのか?


「ハブかドライブシャフト!多分ハブだ!!」

そんなことを言いながら、彼が前進させようとして・・・やっぱり動かない。

なんとかトラックから車両を降ろして・・・係員さんがやってくる。

「どうする?車両をピットに戻すのはダメなんだ。ここで修理してもらうしかない。電動工具は使ってはダメだし。エアツールもない。ここに持ち込める道具だけで直すしかないよ。」


迷いなんかない。即答する。

「直します。ここで修理して、また走ります!」


みんなが困った顔をしている。

「そんなこと言ったって・・・予備のハブ無いって言ってたじゃん。あれだけ準備した方がいいって言ってあったのに。」

「筑波のガレージに取りに戻ろうか?」

「違うよ。俺たちには、通勤スターレットがある。」

全員が、オーナーの顔を見つめて・・・「え?俺???」

「そうだよ。出番だよ。オーナー。遠くに止めてしまった通勤スターレットをピット裏に持ってきて!みんな!工具をここに運び込むんだ!!通勤スターレットが来る前に分解するぞ!」


走って工具を取ってくると・・・「危ない!」

周りの人たちから無理やり止められた。

危ない危ない。そうだった。給油所に入ってくる車両が自走するんだよ。その前に飛び出しそうになってしまった。慌ててる。すごく慌ててる。走ってくる車両が目に入らなかった。


AE86レースの彼は、ヘルメットも装着したまま、リペアエリアで立ち尽くしている。

「暑いから、ピットに戻って着替えてきたら?」

「ダメだよ。リタイヤじゃ無いんだから。このままの装備でいないと。ヘルメットは脱げない。」

頑張っていたけど・・・さすがに係員さんが不憫に思ったらしい。ピットに戻ってもいいことになった。


右フロントハブをばらし始めるけど・・・

いつものロングパイプや、大形スピンナーハンドルは持ってきてない。今回。

こんな重整備はしないだろうと思ってた。まいったなあ・・・まず、センターナットが外れないぞ。

と思ったら、外車整備係がジャッキのハンドルと十字レンチを使って・・・なんとかどんどんばらしていく。

すごいもんだ。

みんなが作業している様子を見ていて・・・何度もね。多分、今日のこの状態は警告があったんだ。


大会1週間前に雨の中、対TTC1400制圧用車両のフロントハブをバラそうとして、大形スピンナーハンドルを壊していた。

で、その夕方にフォークリフト修理係のところに予備ミッションを取りに行ったんだけど・・・

その時に言われたのは、「ハブ・・・予備を準備していないのは危ないと思いますよ。」

AE86レースの彼からも繰り返し「Joy耐には、予備ハブを準備していないとダメだ。」って言われていた。

2019年大会の後、スプリント用車両(あの黒歴史の車両ですよ。)とハブを交換していた。

今年の大会が終わった後、ハブのオーバーホールをしようと思っていたんだけど、間に合わなかったか。


予備ミッションと予備ドライブシャフトは持ち込んでいるのに、予備ハブがない。

で、よりによって、持ってきていないパーツが決勝中に壊れた。


「何やってるんだ。俺は・・・」

なんて思いながら、通勤スターレットの右フロントハブをバラし始めたんだけど・・・・恐れていたことが発覚。

通勤スターレット、ABS無し車だ。


競技車両の方は、ABS付きのハブ・・・ブレーキキャリパーが大形だから。


しまった。

この小さなブレーキキャリパーまで移植しないと・・・ブレーキパッドもきっとノーマルだ。

もつかなあノーマルブレーキパッド。ツインリンクもてぎで・・・と思ったら・・・え?


ブレーキパッド・・・青いしかも、ほぼ新品・・・・


「あの・・・オーナー・・・このブレーキパッド・・・」

「うん。スプリント用。」

「うん。じゃないんだよ。なんで通勤スターレットに競技用ブレーキパッド?」

「会社までの道が峠なんだよね。いつも、家を出てから、あの信号機まで何秒とか、ストップウオッチで測ってるんだ。今までのベストがね・・・」

「ストップ。全部聞かないほうがいいと思う。手を動かして。」


あの・・・絶対みんな真似しないでね。競技用ブレーキパッドは、公道で作動レンジに入れられません。毎日通勤中に何やってるの?オーナー・・・


ABS無しの小さなブレーキキャリパーだけど、ハブの交換作業が終わる。

係員さんに修理が終わったことを告げる。

「修理終わりました。これからガソリンを入れたいです。ガソリン補給の時間カウントはどうなりますか?」

「我々が確認するのは、修理が終わってここから車を出すところまでだよ。ガソリン補給受付のテントの人たちと話をしてみて。」


「二手に分かれるぞ!道具の片付けは後だ!ドライバーチェンジの準備!二人だけで車両を押してスタンドに持っていくぞ!」


ちょうど1時間。
車両回収までにも相当時間をロスしている。急がないと・・・もう、完走できても順位はつかないかも。
とにかく走り続けるしかない。チェッカーフラッグを目指すんだ。

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Covid-19下でのJoy耐(土曜日) [Joy耐2021]



前回記事を再び修正・・・っていうか、追記の必要があることに気がつきましたよ。

まあとにかくこれまでの大会と色々なことが変わっていて・・・


え〜とですね。金曜日夜は、我が妻にお仕置きを受けるようなことはなかったです。

あんなことされたりとかこんなことされたりとか。(聞いてない。)

ツインリンクもてぎに車両を置いて帰ってきた後もiMacの前に座らないといけなかったんです。今年は。

1つめが、「体調確認フォーム」回答作業。

これは、金曜日が2回目の作業でした。

その1週間ほど前にも1回目のフォーム入力を求められます。


2つめが、「予選前のブリーフィング映像を見ること」

何とかウイルス(Covid-19って言って)のせいで、Joy耐も色々と変わらないといけない状況になりましたが、これはそんなに悪くない変化だったな。と思いました。

いつもは遠くの方で話している人のことを見ていたことが、目の前でわかりやすく映像で解説してくれます。

予選前ブリーフィング映像を見ながら思っていましたよ。

「女性の参加者の中には、この解説員さんの仕草・・・この辺りにハアハアしてるかも。繰り返し見ちゃうかも。この映像。」


アレですよ。アレ。

せっかく映像を作るんだったら、「いつものおじさん」じゃなくて、もてぎエンジェルの皆さんが解説してくれる形でも構わないかも。っていうか、コチラレーシングの皆さんがブリーフィング講師を務めるとか。

(え?コチラレーシングって喋っちゃいけないの?声なし?)

あるいは、旗の説明のあたりは、ポスト員の皆さんにやってもらうとかね。旗の振り方講習から。シングルイエローとダブルイエローの旗の振り方は、途中秋葉原系を入れないとダメとか。(嘘です。)


この辺りの「義務作業をチーム員全員が実施しました。」の確認フォーム送信がね。

今年、結構二重作業になったのではないかと。


我々は、各員連絡を取り合って実行状況確認の上で、オーナーがまとめて代表者として送信してくれていましたが、アクセス時間が早かったメンバーは、「自分だけ確認結果を発信しちゃっていいのか?このフォーム入力できてしまうぞ?」と混乱したようです。


そんな感じで金曜日夜から完全にJOY耐モードに入る必要があります。Covid-19影響下では。


で、土曜日朝は、朝7時から公式車検開始。なので、6時半にはピットに集まっておいた方がいいです。

何しろ、「車検の前に受付を済ませないといけない。」状況です。我々の場合。

ピット内荷物整理とサインボードエリアへのスクリーンオーニングの設置をしているうちにあっという間に7時。

ドライバー全員で参加受付。昨日の綺麗なお姉さん二人に言い放つ。


「昨日は出直しを言われましたが・・・ふっふっふ。全員揃いましたよ。俺たちは全員免許証が金色さあああ〜!!!

「はい。大きな声を出さないでください。一人で来ていただいても結構です。隣の机でお弁当代の清算をしてください。」

「あ、はい。」

そうなのだ。今回は土日共お弁当の配送をお願いしたのだ。この辺りは、また別の機会に書きましょう。


受け取ったトランスポンダーを運転席ドア下方にテープ止めして、エンジンがかからない状態であることを確認。(完全にガソリンを抜いた上で計量)

全員で車検場への登り勾配をEP82を押して歩く。

「なんかこの車両・・・軽くなってない?押すのが楽。」

「ああ、グランドスラムエスプリさんでまた4輪アライメントテスターをかけてもらったんだ。だいぶ厳しくセッティング出ししてくれたよ。」


車検場では・・・何も指摘事項がなかった。何も。

いつもは・・・いくつか指摘事項・・・というか、質問というか、教育的指導があるのだ。でも、何もないなんて7回出場して初めてだ。


車検場から戻ってきたところで、青年が一人ピットにやってきた。

え〜と・・・何?何か必殺技を繰り出すの?受け身取らないとダメ?

「Blog見て、自分たちも耐久レースやってみようと思いました!よろしくお願いします!」


あ、ああ・・・ありがとう。

こんな感じの挨拶、筑波サーキットでも時々あるんだけどね。その時にどう思うかっていうと・・・素直に嬉しい。

と、同時に・・・

「ごめん。人生踏み外させちゃって。」

(え?ダメなの?そういうこと書いちゃ。)


ちょっと・・・ここで、このBlogの定義を思い出そうか。ちょうど250万PVを超えたところだし。

このBlogは・・・・

1.大学生の頃に筑波サーキットのファミリー走行で出会った二人が、だ〜いぶ時間が経って、家庭を持つようになってから再び競技車両を手に入れて、体験したことを記録しておくBlog。

2.車両のオーナーは、地方銀行員。Blogの作者は、電気の世界でネクタイ締めて働いている人。脚本家のたまちいが降りてこない限り、Blogが更新されることはなく、大体その頻度は月に1回。月に2回とか更新しちゃうと(今回とか)どうしたの?と周りから心配される。

3.二人とも車両整備経験がないのにもかかわらず、エンジンをオーバーホールしたり、競技車両そのものをはじめから全部作っちゃたりしていることを記録している。よって、大体やっている作業が失敗続きで、「同じ失敗をみんながしないように記録しておこう。」という精神でBlogの更新が続いている。

4.この第二次活動が始まった頃(2007年秋)は、単に筑波サーキットでの練習走行が目的だったはずなんだけど、翌年に出場したエビス12時間耐久の場で女の子に言われた言葉から、ツインリンクもてぎで大きな大会が開催されていることを知る。いつの間にか「全くノーマルのエンジンとミッションで何回Joy耐を完走できるか?」に目的が変質していて、その活動を記録しているBlog。


とまあ・・・こんな感じで、「ダメな大人のお話」がいっぱい詰まったBlogってことなんですよ。

画面の前のみんな。胸に手を当てて目を瞑って。

こう唱えるの。

「こういう大人には、ならないようにしよう。」


はい。予選の話に戻るよ。2021年Joy耐の。


予選フォーマットはこれまでと変わっていて、とにかくギュッと時間が短縮されてた。

いつもだとABドライバー以外の時間は、比較的長く、グループ分けも維持されていたんだけど、今年は、ABドライバー以外は、「出場全車両が同じ時間帯(30分間)に予選」となっていた。

「まあ、チェック走行扱い・・・なんだろうけど、全車が予選モードで走られちゃうとなあ・・・大丈夫かな?」と思いながらコースイン。


何か・・・おかしい。この車。

右足がザラザラする。

フロアから連続で振動が出てる。

そんなこと・・・これまでなかったぞ。なんだ?この振動。

あまり本気で走る気にならなくて・・・そのまま予選終了。

決勝結果は・・・いつもの通りだった。2019年は雨の予選だったから夢を見ることができたけど、今年はドライの予選。現実に引き戻された。

予選結果62位(73台出走。スタートはペナルティ車両の繰り下げがあり、61位の位置から。)

クラス2としては、10位(出走12台)


土曜日は、午前中で終了です。Covid-19下のJoy耐は。

その後、すぐに決勝前ブリーフィング。


これは、当初の予定から変わったようで、当初は「予選の時と同じように決勝前ブリーフィングも各員映像を見て、その結果を連絡」となっていました。

でも、雨が降らないことが確定したせいか・・・予定変更。コース上に全員集まって決勝前ブリーフィングとなりました。

これまでと違っていたのは、「マイクを握っている人の方を全員が見るのではなくて、大きなグランドビションを見ながらブリーフィングを聞く」という形。

この形式の方が楽です。

みんな、曇っていたおかげで、ベタっと路面に座ってそれぞれ画面を見ていました。コース長と幅をだ〜いぶ使いながらね。


その後、ピットに戻って決勝前整備。

オイル類を全部交換しながら、みんなで気が付いたことを話したんだけど・・・

「変な振動が出ている。」と言ったのは私だけだった。

みんなは「筑波とツインリンクもてぎの路面の差じゃない?」

そう・・・なのかなあ・・・自分だけ変だって思うことの方が変なのかも。


油脂類とブレーキ周りの交換作業だけだから、すぐに終わり。おやつの時間には解散する。


「なんかさあ・・・土曜日に何も問題が起きないって・・・変だよね。車検員さんからも何も指摘がないし。」

「大会当日に何も起きないことが当たり前だから。今までがおかしかったんだって。毎回毎回、決勝走れないかもってトラブルが土曜日に・・・全く。」

「う〜ん・・・そうかなあ・・・俺たちが何も問題なくJoy耐を過ごせるなんて・・・変だよ。やっぱり。」

「決勝で何か大きなトラブルが出ちゃったりね。あはは〜」


うん。そうだった。

Joy耐でノントラブルになるわけがなかったんだ。

この時点では、「トラブルにならないことを不安がる自分がおかしい?」と思い込ませようとしていたんだ・・・


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Covid-19下でのJoy耐(金曜日) [Joy耐2021]



前回記事で少し修正しないといけないことがあります。

Joy耐2021制式結果ですが、私は前回「完走63台中の62位」と記載しました。

これ、正確には、「チェッカーフラッグを受けた台数が63台」という意味です。


今年のJoy耐は、73台が出走しました。

正直、よく集まったなあ・・・と思います。エントリー受付期間を延長したことによる事務方のご苦労は大変だっただろうな・・・と。


何しろ我々が初出場した(あの)2011年よりも、とにかく台数は集まったわけですから。


完走扱いは、67台でした。(完走率91.8%)

この完走扱いとチェッカーフラッグを受けた台数の差について説明をしておいた方がいいですね。せっかくですから。


Joy耐の特別規則書には、「順位の認定」が定義されています。(今年の場合、第57条)

残酷なことが書いてあります。

「走行周回数が、優勝車両の走行周回数の70%未満(端数切捨て)の車両は、”順位の認定を”受けられない。」

今年の最多周回数は、154周でした。

トップクラスは、近年稀に見る接戦だったようで・・・154周の車両が5台も。


154周の70%は、107.8周(端数切捨て規定により、107周が有効)

実際、63位の車両は、107周カウントでした。


では、「チェッカーフラッグを受けなかったけど、完走扱いとなった車両は、どれぐらいの周回数だったのか?」というと・・・


64位の扱いとなった車両は、148周です。(しかもクラス2のEP82)

148周・・・相当上位のはず。

もし、チェッカーフラッグを受けていたとすると、総合23位から28位。クラス2では、5位ぐらいだったということになります。


Joy耐の残り30分は、コース脇に止まってしまったり、あるいはスピンする車両が続発する時間帯なのですが、恐らくこれらの「走行周回数が多かったのにも関わらず、チェッカーフラッグを受けられなかった車両」は、「ガス欠」だったのだろうと思います。


「耐久レースはチェッカーフラッグを受けないと何も残らない。」


参考までに「全出走台数のうち、チェッカーフラッグを受けた率」は、86.3%になります。

勢力分布は、私達が参加したクラス2は、12台でした。これは、FIT1.5ccクラスの15台に次いで、2番手となります。

形式別では・・・EP82はやはり2番手(13台)です。トップは、先代のFit(GK5)が、16台集まっています。

この10年で大きく変わったのは・・・・VTECエンジン勢が本当に少なくなりました。

代わりに台頭してきたのが、Fitと後輪駆動車両群。


あの時は、「1500cc以下の車両がトップ10に食い込むなんて無理だ。VTECエンジン勢のための大会だ。」と思っていましたから。


きっと「大会における車両1台あたりの燃料消費量」は、10年前に比べると格段に減っていると思うんですよね。その視点で、大会主催者がガソリンスタンドの集計を取っているかわかりませんが。


さて、2021年大会結果の解説で、ここまでだいぶ文字数が増えてしまいましたが・・・このあまりいい成績とならなかった2021年大会を自分たちがどう過ごしたか?

をこれから何回かに分けて記事にしましょう。


まずは、大会初日(金曜日)の話です。

休止前(2019年)と色々なことが大きく変わりました。Covid-19の影響下では。

何しろスケジュールが大きく変わった・・・とうとう土曜日朝の練習走行が無くなりました。

金曜日は、例年通り「練習走行の日」となっているのですが・・・

私達は、いつも通りメンバーが集まれない。

今年は金曜日走行が「大会出走費用にそのまま組み込まれている。」ので、ある種お得だったのですが・・・

(2019年までは、練習走行に出走する前に必ず走行券を購入していた。)


我々にとっては、金曜日は「車両をピットに置くだけの日」です。

午後にのんびりやってきて、まあ、試しにコントロールタワー1Fの受付所に行ってみましたよ。

ひょっとしたら、今までと違って、「メンバー全員揃ってなくても受付可能」になっているかと思って。


結果は・・・即座に却下ですよ。ええ。

綺麗なお姉さん二人が、ものすごく困ってる。何?


「一人で来られても全然構わないのですが、ドライバー全員分の運転免許証とライセンスは、お持ちいただかないと・・・」


やっぱりね。薔薇の花束が必要だったか。二人分。(ダメです。)


もう一つ指摘を受けたのが、「印鑑」

今年は、TTC1400大ベテランドライバー様が手伝いにやってきてくれることになったんだけど、手続き書類が到着した後、(大会1週間前に到着。エントリー受付延長の影響が出ました。)全メンバーが揃うことができなかったのだ。

我々は、今年、土曜日の段階でも全メンバーが揃うことはなくて・・・(何しろオーナーも土曜日が仕事で、今回はドライバーを辞退。)

日曜日にコントロールタワー3階に印鑑を持って上がってもらいました。


去年、このなんとかウイルス(Covid-19って言って)騒ぎの時に「印鑑廃止」って遠くで言っていたような・・・

多分あれは大手町周辺の心の叫びだったんだな。きっと。


綺麗なお姉さん二人に問う。

「今日、受付関係で、私ができそうなことは何かありますか?」

「車検はできます。全員が揃っていなくても可能です。」


早速、EP82に大量に積み込まれた荷物をピットに下ろして・・・


我が妻を歩いて車検場に向かわせた後、私がEP82を走らせていくと・・・・

なんか・・・車検場から係員さんが・・・ゾロゾロ・・・全員?多分全員出てきて、私の方を見てる。

入り口前に立っている我が妻が、仁王立ち。

「ダメだよ。この看板に”ガソリンを抜いて、押してくること”って書いてある。」

あ〜ん・・・でも、燃料切れ表示が点灯するぐらい減らしてきたんだよなあ・・・筑波サーキットで。


係員さんの一人がやってきた。

「遠くから自走してきちゃってさあ・・・フォローのしようがないだろ?燃料抜いてからもう一度来なさい。」

「え〜と・・・押してこられないので、事前車検を受けさせてもらうとか?」

「ダメ。事前車検なし。Uターンしなさい。」

「何か他にできることないですか?」

「装備品受付はできるよ。車は関係ない。書類全部揃っているかい?」


書類がね。

Covid-19下のJoy耐は、書類書きに追われたのだ。

大部分は、オーナーが書いてくれたんだけど、それでもその内容チェックと自分の追記で3時間以上かかった。

大会前に仕上げておいてよかった。ピットじゃ書ききれなかったよ。

今までは、全員が揃って装備品チェックの机の上に店を広げて係員さんにみてもらっていたんだけど・・・

その作業の代わりが「書類」

ものすごい項目数を埋めなければいけなくて、さすがにこれはドライバー全員が、大会1週間前に集まって確認しあったのだ。


装備品チェックのテントで無事に審査終了。

「ドライバー各員に必ずこのシールをヘルメットに貼ってから、明日の予選に出走させてください。」

重要な小さなシールを渡される。


私達は、ちゃんとシールを貼って出走したけど・・・翌日、なんだか放送で繰り返しこのシールの注意がされることになります。

「別に見てないからいいだろう。トランスポンダーで、どうせデータを見てるんだろ?」と思ったかね。

厳しいよ。Joy耐係員の皆さんは。しっかりヘルメットシールとドライバーの顔を覚えられています。


ガソリンを抜いてもう一度車検場に・・・諦めた。

Joy耐決勝中のガソリン補給は、軽いクラス2車両は、ドライバーと補助員1名でなんとか処置できます。

でも、ピットから車検場までは・・・上り坂なのだ。決勝時補給ルートと逆に。

我が妻にEP82を押させてあの上り坂を・・・・無理。

後でお仕置きされちゃう。

あんなこととかこんなこととか。いやん。(?)




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Joy耐2021完走できました! [Joy耐2021]

昨日まで開催されていたツインリンクもてぎEnjoy耐久レース「Joy耐」は、無事に完走することができました。

完走63台中の62位で。


とうとう決勝中に車両トラブルに見舞われる経験をすることになりましたが、なんとかチェッカーフラッグを受けることができました。


今回もうちのメンバーだけでなく、サーキットスタッフの皆さんにだいぶ助けてもらってしまいました。

この辺りはまた、次回以降報告ということで。

とにかくほっとした。というか、疲れました。本当に。







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耐久レースでのマナーのお話 [2021本庄軽One耐久NNクラスで大失敗]



新人くん二人が私のセクションに配属されてきたんですけどね。

なんかまあ・・・只今、絶賛新人研修で眠気と格闘中って感じ。

可哀想だから、ちょっと表に連れ出すか。行ってみたかったんだよね。会社の近くにできた喫茶店みたいなところ。(このなんとかウイルス(Covid-19って言って)の真っ最中に飲食のお店が出店されるなんてねえ・・・勇気がある。)


男性3名でお店に入っていくと・・・平日真っ昼間なのに若いお姉さん方がいっぱいいらっしゃる。

みんなこちら見て・・・ああ、若者二人ね。二人の方をチラチラ見てるね。確かにかっこいいんだよね。マスク着けていてもわかる。うちの総務、水着審査でもしてるのかしら。毎年思うけど。


店員のお兄さんがやってきた。「いらっしゃいませ。何にされますか?」

「あ〜んと・・・二人とも、嫌いなものある?」

「何もないです。」

「うん、お前たちの頭のようだね。」

「・・・・」

「んじゃ、アイスコーヒー2つと、私はホットコーヒー。この二人には・・・プリンアラモードと・・・私はパンナコッタで。」

「お客様、今月限定で、さくらんぼのババロアがありますが・・・いかがしますか?」

「あ、じゃあ、プリンじゃなくて、二人ともババロアで。」

その時、新人の片方が一言。

「ババロアってなんですか?」


いや・・・あの・・・なんていうんですか?その瞬間、無音になったんですよ。周りが。

飲食店って、食器の音とかするでしょう?厨房とかで。あれも「・・・・・・」


お姉さんたちがこっち見てる。


「え〜と・・・アレだ。あれ。チミたちが生まれた20世紀末にはまだ発明されてなかったお菓子だ。最近の流行りなんだよ。ババロア。ま、食べてみな。」


店員のお兄さんが・・・なんか・・・恐る恐る持ってきた。二つ。手が・・・え?なんでそんなに震えてるの?え?なんで、何も言わずにさっと奥に引っ込んじゃうの?


「これがババロアかあ・・・初めて食べます。いただきま〜す!」

「ああ、初体験だね。甘酸っぱいねえ・・・多分、レモンの味じゃないぞ。」(?)

「うんめえええええ〜!!!!」(雄叫び)


「うるさい!黙って食べろ!!」(反射的に手が出てしまった。)

「おいっお前、食べるの早すぎるよ!」

ああ、うん。二人でそれぞれ個性があっていいね。食べる速度もマチマチ・・・え?もう、食べ終わったの?

(ほんとに皆さんがこの辺りを読む速度と変わらないぐらいのスピード)


・・・なんで私のフォークを見てるの?これは、私のパンナコッタ。まだ二口しか食べてない。

「下向いてアイスコーヒー飲んでなさい。こっちを見ない。あげないから。今ここで、はい。あ〜んとかってやっちゃったら、周りのお姉さんが、鼻血出して悶絶しちゃうだろ?」

「何言ってるのかわからないです。」


冷静だな。ド新人よ。


後日、総務のすんごい偉い人から呼び出し。

「新人研修、ご苦労さんね。大変だろう?」

「はあ・・・なんか、二人ともあまり喋ってくれないんですよね。最近の若者ってあんな感じなんですかね。」

「ああ、いや、”ダメな大人の例を見せる”って言って、そこに配属したんだ。あまり関わるなって言ってある。」

「・・・・・」

「でな。毎日、彼らには研修日誌をつけて、提出させているんだよ。」

「はあ・・・・」

「関わるなって言ってあるのに・・・なんか、先日喫茶店に連れ出したんだって?」

「喫茶店というか・・・色々なものが食べられるオープンスペースの良い店でしたね。まだ出店したばっかりなんですよ。」

「店の話を熱く語らなくていい。勤務時間中だろ?」

「はあ。」

「それってサボりだよね。」

「つまらないPowerPoint投影されて、夢の世界に行ってるよりはいいと思いますよ。」

「でな。ババロアってものを生まれて初めて食べたと。

「ええ、なんか雄叫び上げてました。うるさかった。」

「で、頭をブっただかれたと。」

「黙らせる必要があったので。」

・・・・パワハラじゃない?それ。事実なの?”昨年、新手のパワハラを生み出した人物だ。応対に気をつけろ”ってあれだけ二人に伝えてあったのに。」

「いや、あの・・・え〜とですね。事実と真実というものは違いまして・・・」


うんもおおおお〜!なぜ体験したこと全部書く!ド新人よ!!

絵日記でいいんだよ。新人研修の報告書なんて。全く。


え〜と・・・今回のお題は・・・確か予告してあった・・・そうそう。そうですよ。ちょっとまずいかな。って思っていた話を書こうと思ったんでした。


「耐久レースにおけるマナー」

のお話です。


あ、S耐はちゃんと”プロ以外のドライバー”は、マナー講習会受講が必須なんだそうです。

私がここで書くのは、「2007年以降の第二次活動において、参加した耐久レースで感じたマナーのお話」です。


さて、どう書いていくか・・・


私が思う耐久レースのグレードは次の通りです。

筑波TC2(見学だけ行った袖ヶ浦の走行会も恐らくここと同じ)→本庄軽OneNNクラス→エビス耐久&日光耐久→Joy耐


この順番で経験を積んだ方がいいです。途中を飛ばしてしまうと、無用なトラブルに巻き込まれます。


その好例が、先日出走した日光耐久で実際に起こってしまって・・・

この大会には、初代スイフトが出走していました。

初代のスイフトって、もう、街で見かけることも少ないよな・・・と見ていたのですが・・・どうも・・・

多分、全員じゃないんでしょうけど、恐らくこの車両のメンバー・・・今日がサーキットを走ることが初めて。って感じ。予選の段階で。


後ろから速い車がやってくると、明らかにオロオロして、コース内を動いてしまうんです。

「これはまずいぞ。4時間走りきれるか?何か事故が起きて、サーキットを走ることが嫌いになられたらヤだなあ・・・」


心配は現実になってしまって・・・決勝スタート数時間後、初代スイフトのリヤバンパー・・・ゴトゴト引きずりながら、緊急ピットイン。

リヤ側・・・ということは、誰かに当てられたか。と思ったら、トップグループの車両も緊急ピットインしてきた。そちらの方が明らかに重症。


スイフトは、バンパーを取っ払って、再びコースインしたけど、いやいやそれは黒旗掲示だから。

(その後、リヤバンパーをガムテープでぐるぐる巻にして、彼らは完走しました。)


私はいつも「一番遅い車両」をドライブしているので、自然と癖がついてしまったのだと思うのですが、この日光耐久の時も、「コーナーに入る前にバックミラーに映る車両に譲るラインどり」を自然と意識しています。

それでもこの日光耐久の時は、「ごめん。コーナーが遅すぎて、みんなが詰まってしまった。」という事態になる場面があって・・・

そんな時はどうしたかというと・・・コーナー脱出後、「ここにジッとしているから、みんな抜いていってくれ。」


左右からぶち抜いていってくれます。トップグループはみんな腕が立つメンバーなので。彼らは躊躇なんかしない。(そのはずです。その大会で一番速いメンバーが揃っていないと耐久レースのトップは走り続けられないのだから。)


「アウト側に動くと危ないと感じたら、とにかくじっとしてる。上手い人たちは、見切って抜いていってくれる。」


逆にいうと、”速い車両”は、他車を引っ掛けてはいけないんです。引っ掛けたドライバーは、その大会のへたくそ大賞受賞者です。


これが、私の中で一段クラスが低い本庄軽One耐久レースNNクラスになると・・・

困ったことに「追いつかれた側が、ブロックライン」をとってきます。


まあ・・・「わかるよ。その気持ち」って車内でつぶやいていましたよ。レースやってる気分になれるものね。後ろの車両をうまく抑え込めると。


本庄軽One耐久NNクラスでは、「他の耐久レースでは絶対体験できないこと」があるんです。

それは、「最高速度が、参加車両全てが全く同じ。Honda車を除いて。」(なので、Honda車は別クラス扱い)


車内から観察していると、シフトアップポイントの違いだけで、トップエンドの速度は全く同じです。どの車両も。

なので、この大会は、まさしく「ドライバーの力量とコーナーリングの車両セットアップ」が決定的な差となるのですが・・・


「速い車両に追いつかれた側」が、「コーナーでブロックラインを取り続ける」それも「耐久レースなのに」


全く意味がないです。もう一度書きます。

その行為に全く意味はない。


「トップスピードの差がない大会で、自分の後方から速い車両が迫ってきた。」

「力量の差」を素直に認めるべきです。

大丈夫。ドライバーの差じゃなくて、車両のセットアップの問題。恐らく。さっさと後方から迫ってきた車両を前に出した方が、自分のペースで走れるんです。前に出した後、その車両について行くことができたら、自分の力量が一段アップしたことになります。大会中に。


この本庄軽One耐久NNクラスは、「決勝中に少なくとも10回のドライバー交代」をしなければならない独特のルールがあって・・・


電子ボードの順位表は、その時点での正しい実力値を示していません。


「自分の後ろから迫ってきた車両は、すでに決勝周回数が違う。」可能性が高いんです。同一周回だっら、ブロックしてみても・・・まあ、意味があるのかもしれませんが、この大会は、同一周回数であることをお互いはっきりわかっているのは、トップクラスの数チームだけでしょう。


速い側は、かなりイライラします。イライラする大会です。本庄軽One耐久レースNNクラスは。

ただ、繰り返しますが、「速い側が、遅い側を引っ掛けたら、引っ掛けた側がその大会の下手くそ大賞受賞者」です。


大丈夫ですよ。10分・・・長くて15分イライラをコントロールするんです。自分の中で。

競技速度で人が集中力を保てるのは、最初の10分・・・長くて15分です。だから、スプリントレースのほとんどが15周までの周回数なんです。


15分経ったら、前を塞いでいる車両は、ブレーキングで甘さが出ます。

ただ、抜きにかかる時も、「ブレーキングで100%」にならない進入の仕方をしないといけないです。

相手は、再びあなたに向かって被せてくるかも。アウト側から。


今年の第一戦でも、私は何度か、イン側の縁石に大きく車体を載せて、引き下がりました。タイヤのグリップを余らせて、ブレーキング中に左右に動けるようにして抜くアプローチをとっていました。相手は、「車がぶつかるとどうなるか?」を恐らく体験したことがない。


軽自動車で衝突事故を起こしたら、まず間違いなく転がるんですけどね。(もし、腕が外に出てしまったらアウトだ。)


まとめると次のようになります。

1)耐久レースで追いつかれた側は、素直に後続にラインを譲ること。あなたが競っている(つもりの)相手は、実は、全く違う周回数かも。


2)後続に追いつかれて、動くことが危険だと感じたら、そのままその位置をホールド。不用意にコース幅を使うような動きをすると事故になります。


3)追いついた側は、イライラしない。遅い相手に近づいても、アウト側から抜くのは余程の場面のみ。相手は、あなたをイン側に譲ろうとアウト側に動くかもしれない。(何年か前のJoy耐でいたんですよ。練習走行中にEP82をアウトから抜こうとして飛び出していったVTECシビックが。練習走行中にそれをやるってなんだろう・・・車を整備してくれている人たちのことを考えたら、その選択はないだろう。)


4)イライラしても10分か最大15分自分をコントロールする。前方の遅い相手はどうせ疲れてくる。それからゆっくり料理すればいい。


さて、月末は、Enjoy耐久”Joy耐”です。

行くぞ。約束の地へ。

2016年に積んだラインオフそのままのノーマルエンジンで、今年の大会も完走してみせるぞ。


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GOLDEX本庄モーターパークの路面の話 [2021本庄軽One耐久NNクラスで大失敗]



先日、ものすごく久しぶりに日光サーキットに行ってきました。

日光4時間耐久レース第1戦参加のために。

この第二次活動の最初期メンバーから誘われてVitzをドライブすることになりました。

会場でオーナーと朝の挨拶。

てっきり二人とも同じ車をドライブするのだと思っていたんだけど・・・別々だった。オーナーは、EP82。

「二人で同じ大会に出ていながら、別の車両をドライブなんて初めてだなあ。」

「まあ、お互い車を壊さず完走しよう。」

なんて言って、4時間を過ごしたんだけど・・・

オーナー・・・表彰台乗ってた。

さらっと。クラス3位だって。

車高が高くて、ラジアルタイヤのVitzのブレーキング姿勢に手を焼いている脇をオーナーがドライブするEP82がドッカ〜ってぶち抜いていくたびに「アレ、一体どうなっているんだ?トップ争いをしている連中と同じスピードじゃないか。」と思っていたんだけど・・・まさかの表彰台とはね。VitzもEP82も元は、フォークリフト修理係が作ってくれた車両なんだけどなあ。Vitzがレースでは使われない理由がわかった日だったよ。


さて本題。

今回のお話は、「GOLDEX本庄モーターパークの”路面”の話」

ちょうど、日光サーキットの舗装も確認する事ができましたからね。


どちらのコースも「棲む場所に特化した車両セッティング」が求められる「特殊対応車両」になっていきます。


筑波サーキットやツインリンクもてぎといった、「大きな観客設備があるサーキット」用にセッティングされた車両は、そんなに「特殊対応車両」化はしません。(我々のEP82は、Joy耐朝の練習走行以外、ツインリンクもてぎで練習をした事がない。)


その感覚のまま、ミラをセッティングして出場したんですね。ええ。「初出場でお空に飛んでいったミラ」は。



「なんかうちの車両・・・最終コーナーでブレーキングするとリヤが跳ね上がって、3輪走行になっているよな。」

まあ、軽自動車ってそういうものなのかなあ・・・って、スターレットも筑波の最終コーナー旋回中は、リヤの内輪側が空回りしている車両がありますからね。


ただ、NNクラス初参加の朝に車両をグリッドにつけた際にこのコースが独特の舗装であることを知って・・・

練習走行の時にグリップレベルが低いことは気がついていたのですが、それはラジアルタイヤ(コス●コタイヤ)のせいだと思っていたのですが・・・


違った。


今月、グリッドに車両を並べた日光サーキットはサーキット舗装でした。通常通りの。

でも、この本庄モーターパークは・・・なんといったらいいのか・・・

「白いコンクリに大きな砂利が混ざっている。」

そんな感じの舗装です。


「この舗装、どこかでみた事がある・・・」ずっと気になっていたのですが、フォーメーションラップが始まった時に思い出しました。



現在の丸和は、だいぶ舗装化が進んでしまったそうですが、私が訪問していた2010年頃までの舗装にすごく似ています。本庄モーターパーク。

丸和のスタートラインから直線に伸びていた「コンクリ状の舗装路面」あれと同じ外観をしています。大きくひび割れているのも同じ。


そんなことを思い出しながら、2021年本庄軽One耐久NNクラス第1戦のスタートを見守ったのですが・・・

全車両が、最終コーナーに殺到した時に悟りました。

「うちの車両だけが最終コーナーでリヤが跳ね上がっている。しまった・・・俺たち、セッティングをミスしたんだ。」


スムーズなサーキット舗装でセッティング出しされたこの軽自動車は・・・実際のドライブでは、ブレーキをかけた後、アクセルペダルに足を動かした時に後方から猛烈な振動がある。体全体が揺さぶられるというか・・・

アクセルペダルは・・・踏み込めない。踏んでいくと、フロントタイヤが両輪とも空回りしている感覚がある。


自分の担当時間の間中、ものすごくもがくことになりました。

周りの車両群が異常に手前でブレーキをかけ始めることに合わせなければならず、そのくせ脱出加速時にアクセルを踏み込む事ができない。


抜かれていく中で、周りの車両を観察していると、皆、「バネが柔らかい」のだと思います。中には、「明らかにノーマルバネのままだよね?」という車両も走っていましたから。

恐らく、ノーマルバネではうまく走れないと思います。

ノーマルバネだと恐らく今度は、「ロールと戦う」ことになってしまう。


「ものすごく凸凹があるサーキットで、いかに駆動力をかけられるようにするか。ドライバーのミスを許容できるようにするか」がテーマになるサーキットだと思いました。

ドライバーのミスを許容できないセッティングだと・・・空に飛んでいくことになります。このコース。我々のように。

実際のところ、実は、大会の帰り道に真っ直ぐ家に帰れなかったんです。私。

頭がとにかく痛くなってしまって・・・2月に熱中症?

そんなわけはない・・・途中で寝ながら、なんとか自宅にたどり着きました。恐らく・・・競技中に頭が揺さぶられ続けた影響かと・・・実際、翌日には体調は元に戻ったんです。

熱中症だと、その後、数日頭が痛いはずなんですけどね。


先日、日光サーキットで1日過ごしていて、ボケッとこの辺りのことを考えていました。

日光サーキットは、またここに集まってくる車両群も不思議な形態をしています。「みんなやたら車高が高い。」

なんだろう・・・とは思っていたんです。自分たちが日光耐久レースにEP82を持ち込んでいた時にも。

N1仕様のままの我々だけが車高が低くて、他は全車ノーマル車両・・・というか、ダートトライアル車両の車高セッティング。


「車高が高いVitz」を走らせて、初めて知る事がありましたよ。

N1車両の車高セッティングでは、絶対近寄らない場所を走る事ができるようになるんです。日光サーキット専用セッティングの車両では。


「舗装の一番端まで使った方が速く走れる。でも、このコースは独特で、一番端の部分は、地面に向かって落とし込むように舗装されている。(普通のコースはゼブラゾーンで路面よりも高く持ち上げられている。)」


事実、今回の2021年日光耐久第1戦では、ポールポジションをナンバー付きの最新鋭ロードスターが獲得したのですが、彼らは車高を低くしてきていて・・・(ロードスターパーティレース仕様ではないという事)

4時間を走り切ることはできたのですが、帰りには何か駆動系・・・からなのか異音が出ていました。

激しくトップ争いをし続けたので、恐らく底打ちしたのではないかと・・・


「小さなサーキットは、そこで棲み続けるための専用セッティングが必要です。」

Joy耐を10年続けてきても、知らないことってあるものです。


次回は・・・マナーの話をしましょう。

短い期間で日光サーキットの大会と本庄モーターパークの大会を経験して、ちょっと気になるところがあるので。



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本庄軽One耐久NNクラス大会時に必要な持ち物 [2021本庄軽One耐久NNクラスで大失敗]

河川敷の鯉のぼり
2021年のJoy耐は・・・

今日の時点でも募集がかかったままですねえ。

だいぶ・・・集まらないんでしょうね。我々はエントリー済みなのですが。

一番最初に出走した2011年がこの10年で一番台数が少ない年で、確か70台を切っていたと思います。

今年は・・・どうしよう・・・ピットの数(45)ぐらいしか集まらないとかなっちゃったら。ソーシャルですたんすとか言って、各ピットも柵じゃなくて、アクリル板で仕切られちゃってるんですよ。ピットモニターには、「しゃべらないでください。」とかって、定期的に横スクロールで流れちゃったりして。ふおおお〜。アイコンタクトよ。みんな。めっと目っで通じ合う〜!!!あ、繰り返さなくていい?はいはい。本題ね。本題。


初出場で大失敗に終わった2021年本庄軽One耐久NNクラス第一戦。

短い大会出場時間でしたが、「持ち物」リストを作っておきますよ。あの大会、これからどんどん「出場してみよう。」って人が増える予感がしましたからね。


大会当日に持ってきた方がいいものリスト

1)ブルーシートできるだけ大きなもの(2枚)

2)養生テープ

3)テント(念の為)

4)消火器

5)無線機(デジタル簡易無線機)

6)ピットボード

7)補給用ガソリン(携行缶3つ)

8)予備タイヤ(決勝前交換用タイヤ)

9)ホイール締付用トルクレンチ

10)サービスカーとして、1BOXタイプの車両

11)軍手

12)人数分の椅子


この他にドライバー各人の装備品が必要です。

説明をしていくと、ブルーシートは、1枚は地面に、もう一枚は、荷物の上に被せる用です。

で、養生テープと軍手もここに関係します。

何かというと、「クラッシュした車両を数日置いておくための準備用品」です。

え?不吉?


あ、うん。でも、実体験したことをそのまま伝えるのがこのBlogの使命だからね。

軽自動車がお空に飛んでいくとねえ・・・地球の重力を脱出することができなくて、地上に舞い降りるんだな。(壮大だな。)

で、全部のガラスが割れると、車内が大変なの。ガラス回収で。そのための養生テープと軍手。

管理事務所で車両保管場所を指定してもらって、そこになんとか全員で車両を収めたあと、持ってきたブルーシート(2枚。ここが重要)が役に立ちます。

「軽自動車だとブルーシート2枚で、全体が覆える。」ってことを学びました。エッヘン!


ちなみにピット位置には、パーツ破片がばらばら落ちるので、管理事務所でほうきとちりとりを借りる必要があります。きれいにしておかないと、誰かが怪我をするかもしれないからね。


テントは、酷暑や雨の時用に必要になるのですが・・・風が強い場合は、直ちに畳む必要があります。実際、2021年の初戦では、朝、組み立てた全てのチームが降ろしていました。風があまりに強くて。

このテントの代わりが1BOXタイプのサービスカーなのですが・・・私は今回、サービスカーとして、ツーリングワゴンを乗り入れたのですが、雨が降っていたらアウトだったと思います。3列シートタイプでないと、メンバー全員分の荷物を避難させることができない。

このコース、弱点があって、「着替えのスペース」がないんです。

女性ドライバーの参加が多数あったのですが、皆さん着替えスペースのつもりでおそらくテントを持ち込んでいたかと。で、風が強くてテントが開けない。

正直、おトイレの件も含めて、このコースは女性をあまり連れてくることができないコースだと思います。

筑波サーキットやツインリンクもてぎだけでなく、ダートトライアル場のモーターランド野沢でも女性ドライバーの受け入れをしていて、実際、VITAでのKYOJOCUPの影響なのか、ここ数年本当に女性ドライバーが増えています。

なのに、「モータースポーツの入り口」の場所であるこのGOLDEX本庄モーターパークは、「この大会に出てくれた女性ドライバーさん達は、次も来てくれるのだろうか・・・」と思わされる什器設備で運営を行なっているんです。


まあ、暗くなってしまう話はこれぐらいにして、先に進みましょう。


耐久レースで一番の悩みどころ「燃料補給」の話です。

このコースには、ガソリンスタンドがありません。

ついでに言うと、歩いて行ける距離にもガソリンスタンドなんてない。それどころか、朝7時から始まる大会で、そんな時間に開いているスタンドなんて周辺にあるのかな?


なので、ドライバー各員が1個づつ携行缶にガソリンを入れて集合することになります。

私は、これで大会前日に携行缶を抱えてウロウロすることになりました。

だって・・・今の世の中は、「セルフスタンド」が主流。


セルフスタンドで、携行缶にガソリンを入れようとしても・・・入れられないんです。給油機が作動しない。

法律で制限されているとは知っていたけど・・・日光耐久の時は、補給できて現地に持ち込みができたんだよ。

まさか、「給油機そのものが作動しない。」ようになっているとは思わなかった。今では。

なので、「有人スタンド」を探し回る羽目になりました。営業時間に間に合ってよかった。

で、この携行缶に関連しての「消火器」持ち込みです。

大会では、給油場所にちゃんと消火器が設置されていましたが、まあ、Joy耐での癖というか(Joy耐では、参加者がピット内に消化器を持ち込むことが義務付けられている。)自分達のピットエリアに携行缶が3つも4つもある状況は、あまり安心できない・・・なので、自然と各人が消火器を持ってきていました。


無線機は必須です。この大会。

サインボードは、「万が一、無線機が使えなかった時のための手段」として持ち込んでいました。

何しろ、「タイヤが外れま〜す。」と言っている大会で、できる限りコースには近づきたくない。

免許不要タイプの無線機で、十分競技中も使えます。

無線機を走行中に使うということが我々は初めてで、正直、使い方に難儀したのですが、TTC1400大ベテランドライバー様と大々ベテランドライバー様は、かつてS耐に出場する時にこの無線機を使っていたとのことで、走行中に二人ともずっと話していることにショックを受けました。

(私は、絶対無理。ステアリングホイールから手を離してボタンを押さなければならなくて、話せることは「はい」「了解」だけだった。)


予備タイヤとトルクレンチは、これも「万が一」用です。

この大会では、決勝中のタイヤ交換は、ペナルティ扱いです。

決勝前に新品に交換して出走させるのですが、大会半分付近でリタイヤしたあと、タイヤをチェックしたところ、4輪とも走りきれそうな摩耗状況でした。

まあ、ドライバー交換時に毎度ではないにしても、ホイールナット締め付けチェックは必要かなとは思います。Joy耐では、燃料補給時に強制的にピット時間調整があるので、その時にチェックできるんですけどね。

この本庄軽One耐久では、ドライバー交換に一生懸命になってしまって、ナットチェックをしないまま出走・・・ホイールがバイいい〜んとおおお〜という展開になっているのかもしれません。


次回は、「路面」の話をしましょう。

このサーキットの独特な路面状況に苦しめられましたから。


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本庄軽One耐久NNクラスってどんな時間進行? [2021本庄軽One耐久NNクラスで大失敗]


「ああ〜!!!!」という悲鳴というか、叫び声がする方向を振り向くと・・・

ミラがお空を飛んでた。白いミラ。

星になった・・・じゃなくて、なんかその後の光景が・・・アレ、アレを思い出してた。

そう。クリスマスケーキを帰宅途中に道路に落としたあの光景。

走馬灯ってあるんだなあ・・・クリスマスケーキの箱のように・・・ミラがゴロンゴロンと・・・40回転ぐらい(嘘です。)


転がった車両の方に近づかなかったです。あの10年前のツインリンクもてぎと同じ。

「ああ、クラッシュした車両、うちのだな。」

見なくてもわかった。

思ったのは・・・「この大会、長い付き合いになるんだなあ・・・」ということ。

Joy耐も初出場の2011年に全損ですから。

あれから気がついたら、あっという間に10年です。今日の10時からJoy耐2021は参加受付が開始されましたが、我々は今年も出場します。


で、このGOLDEX本庄モーターパークでの軽自動車耐久の話は・・・1回で済ませるつもりだったのですが、大失敗に終わったので・・・何回かに分けて話をしましょう。

というのは、この大会、どんどん参加者が増えると思います。今回は、総計22台の出走でしたが、非常に面白い大会だったので、これからもっと盛り上がっていきます。

で、宣言をしておきたい。


俺たちみたいになるな。大失敗しちゃった。最初の大会で。

あ、ちなみに今回の2021年第1戦の結果は、全22台中、予選16位 決勝リタイヤという結果でした。


さて、今回のテーマは・・・「大会進行(スケジュール)」の話をしましょう。

正直、コースを2回走っただけで、事前情報全くなしで本庄モーターパークに集合しました。

朝7時が集合時間だったのですが・・・7時少し前に本庄モータパーク周辺のコンビニエンスストアには、それらしい人たちが集まっていました。

その中にオーナーを発見。

「いやあ・・・朝、早く来すぎちゃってさあ・・・みんなコンビニで時間調整しているみたいだから、真似してた。」

「早く来たって、何時ごろ?」

「5時半。」

・・・・早すぎるぞ。いくらなんでも。

ちなみに私は・・・午前1時半から、全く寝る事ができなくて・・・家で時間調整してきたんだよね。まあ、いつものこと・・・ほら、遠足の日の前って、眠れなかったでしょ?ええ、アレですよ。アレ。ワクワクしすぎちゃって。

バナナはおやつに含まれるのか?みたいな。


でも、休日の関越自動車道って、朝早くなのに渋滞が始まっているんです。正直、ちゃんと7時に到着できるか不安だった。途中。


本庄モーターパークの入り口に到着すると、係員さんから言われたのは、「サービスカー以外は、ピットに入れません。駐車場に止めてください。」

私の乗ってきた車両がサービスカーになることは決めてあったので、ピット内の白いミラを探して・・・横付け。

「ピット位置が先着順だったら嫌だなあ。できる限り朝早く来て、場所取りをしないと。」と思っていたんだけど、そうではなくて、ピット割が大会主催者から連絡されるのだそうです。

で、本当に「軽自動車1台プラス普通車1台」のスペースしか割り当てられないので、そんなに荷物は持ち込めないです。


後ろについてきたはずのオーナーが・・・なんかいつまでたってもミラのところに集合できない。

なにぶん、今日初めてこのコースを走るのだ。案の定、駐車場の位置がわからなくて、少々放浪したらしい。

事前にこのコースで練習ができる時には、山の上の方まで自分の車両でゆっくり上がってみたほうがいいです。セーフティーローダーとかも十分に止める事ができる広い駐車場があるので。


外車整備係も到着したので、全員で事務所で受付。

待ち時間の間に外車整備係に話を聞くと・・・

ぐらいに入り口に来たんですけど、もう、”絶対にこの周辺に車を止めさせない。”って感じでしたよ。近寄れなかったので、周りをドライブしていました。」

あ、う〜ん・・・チミもワクワクしちゃったのか。寝れなかったのか?そんな時間に到着しちゃうとは。早すぎるぞ。みんな。


受付と車検はほぼ同時進行という感じです。

とにかく、朝7時集合後、いろいろな作業を同時並行で行わないといけない。今度は、車検ね。車検。

と言っても、ミラを出走できる状態にした後は、「ヘルメットを1つでいいから天井に置いて、フロント側をジャッキアップして係員さんを待つこと。」

係員さんを待つ間にトランスポンダーを装着する位置をみんなで決める。


なんでフロント側をジャッキアップ?

全然簡単な車検だった。ぐるっと外観検査と、ウインカー類の作動検査の後は、ギヤボックス周辺をチラッとみられておしまい。

なんだかやたら簡単な車検だな。と思っていたら、我々の車両は「ナンバー付き」だからとのこと。「自走してくるんだから、道交法違反の改造はしていないよね?」という前提なのだそうです。ギヤボックス周辺をチェックされるのは、「レギュレーションでLSD装着を禁止している。」ためとのこと。


隣の若者たちの車両は・・・我々と全然違って、筑波やツインリンクもてぎ並みのチェックが入っていた。入念に。

なんか・・・やたら若い人たちが集まる大会だな。とは思っていたけど・・・車両の仕様も違うらしい。あちらは、ロールケージまで入ってる。


全車の車検が終わった後、すぐにドライバーズミーティングです。

広いピットで、係員さんが前に出て、参加者がそれを輪になって聞くというスタイル。

きちんと話を聞いたほうがいいです。ドライバー交換手順やガス補給手順の説明があります。かつ、落とし穴がある。ちゃんと聞いてないと。他のコースや大会では見られない独特のルールがあります。


そのミーティングの中で気になる発言があって・・・

「タイヤ。飛ぶので、しっかり増し締めをして出走させてください。」

うわあ・・・軽自動車ゆえの現象なのか、それとも整備不良なのか・・・実際、この大会を最後まで見学(出走していたはずなんだけどね。)したオーナーによると、終盤にタイヤ外れ事故が発生したそうです。

なので、実の所、私はコースはほとんど見ていなかったんです。遠くから時々眺めるだけ。とにかく近寄るのはよそうと思っていました。1日。


気になっていたのは、このコースを初めて走るオーナーの処遇。

事前のライセンス講習を受けていないで、本大会を迎えてしまった。

でも、ドライバーズミーティングも終了してしまったし・・・これ・・・どうなるんだ?コースライセンスの取り扱い。

しばらく、オーナーの姿が見えない・・・と思ったら、帰ってきた。

「別の場所で、コースライセンス直前講習会があったんだ。でも・・・予想していたよりもたくさんの人が講習を受けていて驚いた。」

・・・・そんな人達と競技をするの?5時間。


9時から練習走行・・・というか、もう、これ予選。

9時からの40分で、オーナーをコースと車両に慣れさせないといけない。

車両の持ち主であるTTC1400大ベテランドライバー様にチェック走行してもらった後、オーナーにとにかく走ってもらった。耐久だから予選順位なんて気にしない。


10時には、グリッド整列開始。


グリッド整列のためにミラを押している段階から、私の頭の中はグルグル。

1.コースには近づかない。絶対。

2.車両を傷つけずに帰ってくる。追突されたり、抜きにかかっているのにスペースを与えないで、ぶつけてくるような相手がいっぱいいる大会なんじゃないか?ちゃんと無傷で済むだろうか・・・

3.走行中にタイヤが飛んできたら、どうやって避けよう・・・


グリッド整列終了後、ローリングスタート開始。
ドライバー交代を10回もしないといけない大会ということで、早々にその作業の時間がやってきた。
決勝がスタートしたところで、大会関係者の配慮に気がつかされることが起きました。
「初めてこの大会にやってきてくれたチーム」ということでなのか、我々のピット位置は、とにかく全ての作業がしやすい場所だったんです。
最初は、周回タイムを掲示している計時システムの目の前が自分たちのピットなんて楽だなあ。と思っていたんです。
何しろ、自分たちの車両の正確なラップタイムを遠くから電光表示板で確認できる。
それだけではなくて、自分たちのピットの目の前が、「ドライバー交代エリア」だったんです。
なので、各チームのドライバー交代作業方法を確認した後、自分たちの交代作業に取り掛かることができました。
まあ、初めてだったが故に注意を受けてしまったのは、「自分たちの交代の番だからと言って、エリアの場所取りをしてはダメで〜す!」
なんか・・・はやる心のせいか、どうしてもエリア内にグイグイ入っちゃうんですよ。体が。
そのせいで、ピットロードに進入してきた車両が、「え?え?この人達、俺たちのチームの人じゃない・・・」ということで、フリーズしてしまうことが発生していました。ごめんなさい。
恐らく、経験値が高いチームは、事務所棟に近い場所が割り当てられているんだと思います。(ドライバー交代エリアから最も遠い)何しろ、事務所等に近い側では、「スリックタイヤ?」と思うような走り尽くしたタイヤとかを置いているようなチームがありましたから。
自分の担当時間を無事にこなした後、落とし穴発生。
ドライバーミーティングで言われていましたよ。
「走り終わったドライバーは、係員の机にやってきて、自筆でサインをすること。」
危ない危ない。
自分のピットに戻ってしまっていました。無事故で走りきれたことにホッとして。
あっという間にお昼の時間になります。
お昼ご飯は、ドライバー人数分、カレーが用意されていました。温かいカレー。
でも、お手伝いに来てくれた人の分はないので、別に購入する必要があります。
我々の場合は・・・走行を終えて、肩で息をしているオーナーの鼻先にカレー。
「はい。お疲れさん。」
「ハアッハアッ・・・あの・・・あのさ、普通、走行終わった後って、スポーツドリンクとかじゃ・・・ハアッない?」
「いや、カレーは飲み物だから。冷めないうちに。はい。」
食べてましたよ。カレー。レーシングスーツのまま。(いぢめじゃないよ。)
で、お昼ご飯の片付けをしている時に冒頭のシーンになるんです。
我々の大会はここまで。
その後、1時間ほどいろいろと片付けをしたのちに本庄モーターパークを後にしたのですが、この時点まででは、リタイヤ車両は我々だけでした。
それどころか、傷ついている車両も全くなかったんです。
すごいものだと思いました。
朝の段階では、「この狭いコースに22台も・・・いくら軽自動車が小さいと言っても・・・5時間グルグル回って、無事では済まないだろう。」と思っていたのですが、みんな、全く接触プレイなしです。これなら、参加者がどんどん増える大会になるだろうと思いました。
今日は、ここまで。だいぶ長い記事になってしまいました。
次回は・・・「持ち物」の話でもしましょうかね。


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レーシングシューズの底剥がれを直しました。 [FIA規則装備品]


来週日曜日(3月14日)は、初めての軽自動車耐久です。

流石に色々不安があって、2回目の練習走行にTTC1400大ベテランドライバー様と外車整備係と共に集合。

外車整備係に講習会出席後、早速出走してもらったんだけど・・・

なんだか、彼の携帯電話が鳴り響いている。何度も。


12月の段階と同じタイヤで初めてのコースを初めての車両で走ってもらって、55秒台。

「あ、じゃあ、僕、会社に戻ります。」

いやいやいや。何言っちゃってるの?まだ9時半。

「いや、会社のメンバーからは、”あのコース、軽で55秒出れば十分だから。出たらすぐ戻ってきて。月末対応で大変なんだ”って、さっきから電話がすごいんですよ。」


あ〜ん???なぜにそんなに具体的なタイム?とにかくもう一回だけ乗って。お願いだから。

今度は、決勝で使うタイヤ。新品。今、TTC1400大ベテランドライバー様が自らタイヤ交換してるから。


「いや・・・車両のオーナーの前に私が新兵器を使っちゃうっていうのは、ちょっと・・・じゃ、会社に・・・」

待て待て待て。


大ベテランドライバー様と協力して、外車整備係を無理やりバケットシートに括り付ける。

2回目の練習走行を15分実行させて・・・なぜに新兵器投入なのにさっきのコ●トコタイヤと百分のI秒まで同じタイムで戻ってくるのよ。


「じゃ、ほんとに帰ります。14日よろしく。」


流したな。新品タイヤ痛めたくなくて。


なんか・・・TTC1400大ベテランドライバー様の彼を見送る姿が・・・あれ?

「そっちのメンバーってさ。」

「はい。」

「なんでこうも集まりが悪いのかね。主役のオーナーは?」

「あ、いや・・・あの・・・来よう・・・としてましたよ。もう、今日が最後の練習の機会って事で。」

「いないよね。」

「あ、う〜ん・・・なんか・・・大会当日に講習を受けると、講習費がタダになるって聞いて・・・」

「で?」

”俺、新しいコース、新しい車両でも、すぐにみんなと変わらないタイムで走るから。”って・・・」

「練習なしで本番を走ると?」


あ、なんか・・・遠くの山の方を見つめてる。ソーラーパネルが広がる方じゃなくて、相当遠く見てる。

「あの、あのあの・・・大丈夫です!当日、牽引ロープも持っていきますから!大会で何か起きても、関越道を牽引して帰られるようにします!!」(道交法違反です。やめてください。)


さて本題。

今年も出走を予定しているJoy耐では、車検時にドライバー装備品のチェックが実施されます。

で、今日のテーマは、その時にチェックされる「FIA8856-2000対応レーシングシューズ」のお話。


私は、高校生の時に陸上部(長距離)だったせいか、靴を選ぶのにものすごく慎重になってしまうんです。

たまに普通の靴を選ぶのにも30分で決められない。

色々な靴とサイズを試し履きしてやっと決められるという状況です。

なので、一度買った靴は、底が壊れたり、穴が開くまで使い続けます。

最近、この歳になってやっと悟りを開いたというか・・・

「革靴以外でも、リーガルの靴にしておくと長持ちする。長持ちの靴を買っておけば、毎回靴のサイズに悩むこともない。」ことに気がつきました。


でも、リーガルはFIA8856-2000対応の靴なんて作ってくれない。

今の私のレーシングシューズは、確か・・・最初のJoy耐に出走していた時にツインリンクもてぎのピット内で見つけたTTC1400の彼が予備で持っていたシューズ。


予備で持っていたんですよ。FIA8856-2000対応品。TTC1400の彼は。

その予備品に足を通して・・・すごくいい。これ。

TTC1400の彼に言い放ちましたよ。


「これ、頂戴。」

TTC1400の彼の反応は、「あ、う〜ん・・・」

 

そこっ!画面の前で、「強盗?」とかってブツブツ言わない。


ちゃんと所有者(TTC1400の彼)の同意を得ましたよ。両足とも既に私が履いちゃってる状態だったけど。(ツインリンクもてぎのピットで仁王立ち)


私がそれまでイマイチ納得がいかないまま履き続けていたレーシングシューズは、外車整備係へ。


そんな状態で手に入れた青いレーシングシューズを履き続けて早・・・ん?まさか、今年で10年か?

すごく気に入っています。このsparcoのレーシングシューズ。

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でも・・・

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とうとう底が剥がれてきちゃった。右足。

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左足は、そうでもない。


よくよく振り返ってみると・・・

最近は、練習走行を開始する前に準備体操をするようになったのだ。

さすがに歳を重ねて、まあなんというか・・・「激しい運動をしているのは事実だから、運動の前には、普通、準備体操をして臨むよね。」と気がついてしまったというか。


で、アキレス腱の延ばしとかをやるようになったらあっという間にレーシングシューズが壊れた。

ミスったな。

レーシングシューズに履き替える前に普通の靴で準備体操をしておくべきだった。


どうしよう・・・新しいシューズ?

いやいやいや・・・また、この青いシューズを手に入れた頃みたいに足に合う合わないで悩みたくない。

最近は、服や靴も通販で買うのが当たり前になっているらしいけど・・・あれ、多分、「体に合わない場合、返品可能」の商売でないと成り立たないよね。

でも、返品無料って言われても・・・その返品された品物を倉庫に戻す作業をしている人たちがいるんだよ。きっと。

ちょっとねえ・・・返品無料は、その人たちの労働を搾取しているんじゃない?ひょっとして。


なんとか、この青いシューズ、使い続けられないかね?底が剥がれた以外は、ちゃんと機能しているんだから。


机の中からゴソゴソと探し出したのは・・・

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あったぞ。コニシ 速乾ボンドGクリヤー。

まあ・・・だいぶ前に買った事務用品なんだけどさ。まだちゃんと機能するみたいだから、靴底を貼るのに使えるんじゃないか?

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ムニョッと出して・・・

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とにかく靴底に入れてみる。たくさん。1本使い切るぐらい。

で、多分こうするんだよ。

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OK?次の練習走行までほっておけば、いけるんじゃないか?

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たぶん・・・多分うまくいった。


早速、何回か練習走行をしてみたけど・・・

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やっぱり・・・

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パコって剥がれかかってる。

う〜ん・・・なんていうか、パリッと接着するんじゃなくて、弾力がありながら、しっかり接着できるものじゃないとダメみたいだ。


どうしたものかなあ・・・

スターレットの整備中に保管ガレージでAE86レースの彼に相談してみると・・・

「ああ、そんなの超強力接着剤を使えば全然問題ないよ。いつもそうしてる。」

「いや、超強力接着剤って一体どんなの?」

それ。いつも使ってるだろ?」

????


何言ってんだろう・・・と、指差す方向を見ると・・・いや、まあ・・・確かにね。確かに接着剤・・・



あ、う〜ん・・・確かに、確かにね。

あの新品オイルポンプオイル漏れ事件の時に散々触ったけどさ。シールパッキンブラック。

ちょっと・・・高級すぎる接着剤かなあ・・・う〜ん・・・確かに固まった後も弾力があるし理想的・・・いやいやいや。


何かねえ・・・頭の隅っこにあるんですよ。陸上部の頃の記憶が。

双子の兄弟がいつも何か接着剤を握りしめて、競技シューズの底を貼ってた。(兄ちゃんの方は、チームのエースだった。)

「やっぱり塗って翌日に使っちゃうとすぐ剥がれるのか」とかなんとかブツブツ言いながら。


あれ、なんて商品だったっけ?

シュー・・・なんとかっていつも言ってたような・・・


家の近くの大形スポーツショップに行ってみる。

陸上用競技シューズのコーナーで店員さんを捕まえて話をすると・・・

「靴底を貼る接着剤ですか?どのような靴を貼りますか?」

「運動靴です。」

そのまま店員さんが消えて・・・いつまで経っても戻ってこない。


仕方なしにシューズコーナーをブラブラする。

靴を買うたびにいつも思い出す事がある。


中学生になった頃・・・私は周りから笑われていた。

「お前、いつまでそんなプリント柄の靴履いてんだよ。PUMAの靴とか買ってもらえないのかよ?PUMAってピューマって言うんじゃないんだぜ。


流行り始めていた運動靴メーカのスニーカーを買ってくれなんて親にせがめなかった。

何しろ、自営業者の我が家は、母親もトラックを運転して、毎晩遅くまで働いていた。

月に一度、母親に呼ばれて、たくさんのお札を見せられるんだけど・・・従業員の皆さんへの支払いをそれぞれ封筒に入れた後、残ったお金の枚数が・・・すごく少なかった。

「残ったこの分で、うちは生活するんだよ。」と毎月母親に言われていた。


あのかっこいい靴は、すごく高いんだろうなあ・・

ある日、父親が、私と弟を連れて、街の小さな運動用品店に連れて行ってくれた。(そのお店には、高校で陸上を行うようになってから、通うようになった。)


「この棚から靴を選ぶように」

ものすごく驚いた。

「みんなが履いているのと同じデザインの靴」が棚いっぱいにある。

でも・・・選ぶのにものすごく時間がかかった。

確か・・・1つで1万円を超えていることにものすごくびっくりした。

とにかく値札を全部見ていって・・・欲しい形の靴は、みんな1万円を超えていた。

五千円ぐらい・・・だったと思う。

六千円しない靴を選んで、買ってもらった。


弟は、1万円を超えるかっこいい靴を選んだ。

驚いたのを覚えてる。「なんでそんな高いのを選ぶんだ?」

弟は一言。

「お前、なんでそんなカッコ悪いの選ぶの?」


結局、その初めて買ってもらったスニーカーを中学校に履いていったら、弟と全く同じことを周りから言われた。

「やっとプリント柄の靴じゃなくなったと思ったら、変な靴買ってきた。」

ガタガタになるまで、あの青い靴を履き続けて、最後の最後まで、そう言われ続けたよなあ・・・1足しかなかったし。確か、高校生になっても履いていたんじゃなかったかな?


そんなことを思い出していたら・・・(ものすごく長い時間、店員さんが戻ってこなかった。)

すごく困った顔をして、店員さんが戻ってきて・・・ああ、やっぱり21世紀にわざわざ靴の底を貼ってまで履き続ける人はいないんだな。


「すいません。倉庫を探したんですけど、お客様が希望される接着剤は在庫切れで・・・取り寄せしましょうか?」


すごく頑張ってもらったのはわかるけど、まあ、お断りした。


さて、困ったぞ。問題は解決していない。


あの高校陸上部の兄弟の実家に電話してみる。ものすごく久しぶりに。

「ねえ、あの高校の時に靴底貼る時に使っていた接着剤って、なんて言ったっけ?」

「ああ、シューグーだよ。Shoe Goo!いやあ・・・久しぶりだ(ガチャ)」

プープー・・・


ああ、うん。商品名わかればいいから。


今もシューグーって商品は売ってるのかね?

と思ったら、ちゃんと販売していました。しかも進化して。

スポーツ用は、Sports Gooという商品名なんだそうです。


さっさと楽天で購入。うん。リアル店で入荷まで待ってられない。

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よしっ。

んじゃ、ムニョッとな。

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はあはあ・・・白い。白い液だぜ。ビュウウ〜とおおお〜!!!!


その後、どうなったか?って?

うん。全然問題なし。すごい性能。全く剥がれずに練習走行を続ける事ができています。

ちょっとね。この白い液が固まってしまうのも忍びない。

みんなで使おう。

え〜と、じゃ、まずはオーナーね。その次は、外車整備係のシューズっと。

・・・・そういえば、その後、誰の家に行ったんだっけ?Sports Goo・・・あれ?


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