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予選は走りきれなかった。 [JOY耐2022]
はい業務連絡。(誰に?)
6月26日の本庄軽One耐久シリーズN-Nクラス第二戦の出場は見送りとなりました。
理由は2つあって・・・・
1つめ
ミラで(というよりもダイハツ車で?)5時間耐久を2本完走した後は、必ずリヤホイールハブを両輪とも交換する必要があります。
目視点検では、全くその予兆がないまま、練習走行中に喪失しました。タイヤ。
タイヤが取れて、行方不明・・・・クローズドサーキットなのに。
なんとか探し出して回収したタイヤを見ると・・・ハブボルト欠損ではなかったです。
ハブボルトは4本とも無事・・・というか、ちゃんとナットも締め付けられているのにタイヤが完全に車体から外れるって一体・・・
これ、写真を撮影できなかったのですが、よくよく観察すると、ハブベアリングが破損すると、ハブの構造物丸ごとが車体から外れてしまうようになっているんです。ダイハツ車。
正直びっくり。
出走前点検では、全く気がつかなかったので、対策は、定期的に交換するしかないようです。
理由2つめ
この事態を受けて、TTC1400大ベテランドライバー様の判断は・・・
「車検対応仕様のロールゲージを装着しよう。」
なにしろ、私たちは、最初の大会出走の時にお空に向かってしまった人たちなので・・・
そこに「タイヤがときどき取れちゃう構造の車」であるとなると・・・まあ・・・妥当かな。と。
ということで、ひょっとしたら夏の第三戦には現れることができるかもしれません。たぶん。
はい。業務連絡終わり。
本題は、今年のJoy耐予選日の話です。今回。(毎回の事ながら、前置きが長い)
今年は、2021年と違って、金曜日に無駄なチャレンジはしませんでした。
すなわち、ピットに車両を降ろしただけで退却。
同一ピットの皆さんには、「キーがついているので、邪魔なようなら動かしてしまってください。」と伝えて後にしました。
あ、装備品チェックだけはしたんだった。車検場の脇で。
ただ、今年は自分自身の書類しか持っていかなかった。ちょっとこの辺りは失敗だったかも。
結局、土曜日に他のメンバーは、並ぶことになってしまったので。
ちなみに2021年から、Joy耐の装備品チェックは、「自分が保有しているヘルメット等の各装備品のFIA登録NO.を記入する自己申告方式」となっていますが、ごまかせると思わない方がいいです。くれぐれも。
私の場合、記入したFIA登録メンバーを確認中に所有しているヘルメットの銘柄とモデル名まで当てられてしまいましたから。係員さん達に。
(全員の頭の中に刷り込まれているということです。ソックスとか、アンダーウエアのNO.までものすごい点数があるだろうに・・・)
土曜日は、やはり今年も朝の練習走行は無かったです。
まずは、朝の車検を受けたのですが、困ったことに「何もご指摘事項なし」
あ、いや、それが普通なんだけどね。ええ・・・「車検に合格するように整備してくるのが当たり前」・・・
ただ、合格印をもらった時に思ったのは、「今年の大会も、決勝中に何かあるな。車検時に指摘事項がない年は、だいたい面倒なことが発生する。」
予想通りに・・・なったんです。今年も。
ただ、今年はその前に「予選を走り切ることができない。」トラブルが発生。
予選1回目(Aドライバー)は、雨が降ったり止んだりという難しい路面状況の中、無事に20分の走行が終了。
45分のインターバルを挟んで、予選2回目(Bドライバー)の走行が始まったのですが・・・最終コーナーを力無く立ち上がってきたと思ったら・・・ピットレーン出口で車両を止めました。我々のEP82。
係員さん達に手伝ってもらって、なんとかピットに押し戻したあと、車両を確認すると・・・
「ギヤが入らない。」
「シフト操作はできるけど、そもそもその操作がミッション本体に伝わっていない」症状。
予選はこれでおしまい。予選3回目には、出走できず、なんとか明日に向けて修理しないと・・・
外車修理係が確認したところ、「シフトリンケージが外れてしまっている。ミッションから。」
久々のシフトリンケージエラー・・・・確か、最初に自分達でエンジンオーバーホールをした頃にその症状に振り回されたような・・・
あの時は、新品ケーブルを買ってきて、AE86レースの彼が、一人で修理してくれちゃったんだよ。真っ暗な保管ガレージの中で作業して。
今年はどうしたもんだか・・・まずは、保管ガレージにあるGiからケーブルを取り外さないと・・・
TTC1400の彼が、ボソッと一言。
「多分、TTC1400大ベテランドライバー様が、今日は保管ガレージにいるよ。多分、予備品持ってるんじゃない?」
電話をかけてみると・・・本当だった。いたよ。保管ガレージに。交換パーツも持ってるって。
すごいな。メンバー全員の行動を逐一把握しているとは・・・本当は、明日Joy耐の手伝いに来てもらうはずだったのに。
そんなやりとりをしている間に外車整備係は、さらに調査を進めてくれて・・・
「これ・・・多分、復旧できます。取り付け部のパーツが外れただけで、何も紛失しているものがないから。一旦全部取り外しましょう。」
いや・・・でも、決勝走行中に再発したらまずいよ。
「あ、そうじゃなくて、そもそもの作業が間違ってました。これ、ケーブルを止めるピンのところに円盤を差し込まないといけないんですけど、円盤を入れる順番が間違ってる。みんなで通勤スターレットを確認してみましょう。」
みんなでゾロゾロ通勤スターレットところに集まって、撮影した結果がこれ。
これ、シフトケーブルが、クリップで止められているところなのですが、シフトケーブルの先端とクリップの間に円盤が挟まっています。
で、今回、予選でトラブった我々の車両の方は、「円盤の上にシフトケーブルが載っていて、そこにクリップが挟まれていた。」状態。
部品の取り付け順を間違ってた。
走行中にシフトケーブルのブレケット部(丸い樹脂パーツ)が、ズレてしまってシフトチェンジができなくなってしまっていました。
まあ、この整備って・・・確か、2019年大会の1週間前にエンジンブローさせてしまった時に、4時間かからずに元のエンジンに積み替え直した時の作業だったから・・・慌ててた。確かに。
まあ、ここまで確認したところで・・・疲れてしまった。ものすごく。
12時半から、コース上で全員参加の決勝前ブリーフィングを受けて・・・まあ、まずはお昼ご飯を食べよう。
Covid-19下のJoy耐で最も大きく変わったのは、「食事」
今年は、とうとうキッチンカーも来てくれなくなりました。
我々も昨年から、各員がそれぞれ別個に昼食を買いに行く形でなく、大会事務局に事前に申請しておくと準備をしておいてくれるお弁当に頼るようになっていました。
昨年は、土日共だったのですが・・・なんかみんな、「少し量が足りない。」ってなっていたらしい。
代わりに今年は、土曜日はグランツーリスモカフェで全員で食事をすることにして、日曜日は、より高級版のお弁当を頼むようにしました。
2019年までと違い、ガランとしたグランツーリスモカフェは、「カレー祭り」だった。
みんなで黙々と、とにかくカレーを食べる。腹一杯。
食べている間中、考えていたのは・・・「なんでよりによって、今日、トラブルになるんだ?3年普通に走ってこれたんだぞ。筑波サーキットでの練習中に発生してくれたら、予選を走れないなんてことにならなかったのに・・・」
ケーブルを復旧した後、14時には解散。
外車修理係が一言。
「まあ・・・いつもの通りのJoy耐土曜日になりましたね。」
あ、う、うん・・・その通り。何も問題なく土曜日を終えることができたことがない。我々。平常運転ってことで。
結局、シフトケーブルは、交換作業をしないまま、7時間耐久レースを完走することになります。ただし、決勝中ぜんっぜん予想していなかった場所が、破損することなるんですけどね。
Joy耐2022いくらかかった? [JOY耐2022]
新入社員研修の時期ですよ。今年も。あっという間に。
今年の私の担当は、男女2名。
男性の方は・・・彼のお父さんをよく知ってる。私。
まあ、アレですよ。アレ。
子会社ですから。「親会社の偉いさんの子供」を受け入れなきゃいけない下地があるんです。
ただねえ・・・
彼が生まれてきた日。
私は彼のお父さんと仕事をしてた。大手自動車会社の工場の中で。
「今日、二人めが出てくるんだ。」
なんてことを・・・うんうん悩みまくっている最中に聞かされたことを覚えている。
後日、彼が上司から「なんでそんな大切なことを言わなかったんだ!」と目の前で怒られていたことも。
「いや、一人目の時もクレームで海外に行っていた時なんで。」って、全然反省してなかった。
あの頃、二人共、こんな日が来るなんて全く想像してなかった。
あの日、生まれてきた子が私の所属する会社に入社して、私の前に立つなんてね。
とにかくあの頃は、目の前の課題を片付けるのに必死で・・・
「技術的にできるのかどうかわからない。」という客先提示課題を・・・
なぜか「できない。」と思うことがなく、取り組んでいた。
まあ、時々、「解決できなかったらどうしよう・・・」って夢に出てきて、夜中に眠れなくなっていたことはあったけど。
目の前の若い二人は、私の授業を・・・まあ・・・聞いてる・・・かな。白目になってる。うん。夢の国に行ってる真っ最中。
「ねえ。コーヒーを飲みに外に出よう。」
「シラナイヒトニツイテイッチャイケナイッテイワレテマス。」(女性)
「え〜と、それはチミたちに子供ができたら、そう教えないといけないね。」
「オヤツアゲル。ッテ、イワレテモ、ツイテイッチャイケナイ。ッテ、イワレテイマス。ソウムノヒトカラ。」(男性)
「あ、う〜ん・・・変だよねえ。私が今日は、チミたちの先生。一体何を教えているの。うちの総務は。」
「ああ、そうだねえ・・・そんなこともあったね。」
「頭叩かれた人、その後、会社やめたって聞きました。」(女性)
「ああ、うん。そうだったねえ・・・まあ、彼の場合は・・・、あ、あそこの標語を3人で読もうか。目が覚めると思うぞ。せ〜の!」
「いざ、血反吐吐くまで働かん!フェラーリ買うその日まで!!」
よおお〜し。いい声だ。
「去年の彼はさあ・・・この標語を読めなかったんだよね。今の二人みたいに。その様子を見た時にさあ・・・”あ、ちょっとついてくるのが難しいかな。”とは思っていたんだ。まあ、大丈夫だよ。血反吐吐く前にまず、鼻血だから。”大人で鼻血が止まらないってなんだろう?”って時が、社会人になったってことさ。
手持ちのティッシュ全部使ってもさあ・・・ボタボタ止まらない時があるんだよ。」
「・・・・・」
「まあ、アレだ。チミも親の七光りで我が社にやってきたわけだけどさあ・・・うちのグループって、そんなに甘くないってことさ。うちの会社で社会人としてやっていけそうだなってなったら・・・世界に羽ばたいてくれ。ま、頑張れ。」
え〜と、本題。本題に行かないと。
そこっ!「ブラック?」とかって画面の前でブツブツ言わない!!
さて、決勝中にいろいろな問題が発生したけど、なんとか完走した2022年JOY耐。
まず、成績のまとめをしておきましょうか。
エントリー台数は、62台でした。これは、2011年からの私たちの参加記録の中で、最小の台数です。
(ちなみに初出走の2011年は、あの東日本大震災があった直後の開催)
エントリー62台のうち、公式予選出走は、61台でした。
この61台中、我々の出走クラスの「クラス2」は、7台でした。2021年からの減少台数の大部分が、このクラス2になります。
2021年までは、大会最大勢力に近い台数が毎年集まっていたわけですから。
私たちは、予選総合55位 クラス5位で予選を終えました。
決勝は、さらに出走台数が減少して、60台が出走。
完走扱いが51台。うち、チェッカーフラッグを受けることができたのは、83.3%50台という大会でした。
私たちは、総合47位 クラス4位でチェッカーフラッグを受けたのですが、決勝の最速ラップは、決勝出走60台中の60番目。すなわち、「大会出走車両で一番遅い車両」で7時間を走り抜いた形になりました。
そんな「大会で一番遅い車両」がかけた費用は、こんな感じになります。
合計63万356円かかりました。
ここ数年の傾向なのですが、「タイヤ代」をかけるようになりました。
今年は、全体の45%をタイヤ代が占めることになったのですが、予選時が雨で、ウエットタイヤを1セット使用したことが費用拡大の理由になっています。
これまでは、予選、決勝を通してドライ用6本で通してきたのですが、2019年の梅雨時の大会以降、「大会中に雨があり得る。」ということで、ドライ2セット、ウエット1セットを持ち込みました。
予選時にウエットタイヤで出走したのは、結果的に失敗だったのですが、(フロントタイヤが、破損しはじめるぐらい予選中に路面が乾いてしまった。)決勝は、2セット新品ドライタイヤを持ち込んでいたことに助けられました。
なにしろ、左リヤタイヤが次々に壊れてしまう事態になったので。
まあ、何が起きていたかは、次回の記事から。今回も記事が長くてごめん。
みんな、よく読んでくれました。ここまで。
Joy耐2022完走しました! [JOY耐2022]
昨日まで、もてぎで開催されていたEnjoy耐久(Joy耐)7時間耐久レースは、無事完走できました。
決勝中に色々と問題が発生して、余計なピットインを繰り返しながらでしたが、なんとか走り切れました。
総合47位
クラス4位です。
これで、2016年に搭載したノーマルエンジンで、Joy耐完走4回
2018年に換装したミッションで、Joy耐完走3回となりました。
詳しいことは・・・全部書くと結構大変なことになるので、飛ばし気味で、次回からということで。
予選中に走行不能・・・ [JOY耐2022]
開催中の2022年Joy耐。
昨日の予選は、Bドライバー予選中に走行不能になりました。
シフトリンケージエラー。
タイムそのものは、A,Bドライバーで記録したので、決勝出走可能です。
結果は、総合55位
クラス5位でした。
シフトリンケージの修復終了。走ることができるはずです。
不安でいっぱいだけど、これから行ってきます。
以上
燃料ポンプを新品に交換しました。 [EP82日常整備]

なんかですねえ・・・前回の話。
「筑波サーキットで機関車●ーマスってどんな感じだったんだ?」って直接のお問合せが・・・複数。
動画で見せるとこんな感じ。(後日撮影)
ダウンロードは🎥こちら
すんごいの。アクセルを踏み込んだ途端。白煙が。
ダメ。絶対。真似しちゃ。
銀縁メガネの制服姿のお兄さんがやってきて・・・
「お前がオイルまみれにしたこの路面・・・舐めな。」って言われます。
(嘘です。信じないでください。)
さて、今週末は、Joy耐です。参加に向けて準備に一生懸命・・・と言いたいところなんだけど、私がダメなのだ。
実家の片付けにこのゴールデンウイークも追われていて、全然車両の整備も練習もできないまま、大会突入です。
結局、昨年のJoy耐でAE86レースの彼から指摘を受けた「燃料ポンプ交換。純正でいいから。」の件は、直前になって作業開始。それも外車整備係とAE86レースの彼の二人で。
フューエルポンプの蓋を外して、バラシ作業開始。
キルスイッチはカット。
念の為、私は消化器を持ちながら、撮影係。
ホースを外すと全体が引き出せた。
このね。金属製のワーク全体が渡されると思っていたんですよ。トヨタモビリティパーツに部品を買いに行った時に。
・・・そうじゃなかった。個別の部品を渡されました。
金属製のワークをバラシ作業開始。
これが・・・フィルターってやつなのかな?
ガスケットも取り外す。
燃料ポンプ本体を分離完了。
品番23217-11020を取り付け開始。多分手に持っているものの品番。(フューエルポンプフィルタ?)
品番77169-16030が黒いフューエルポンプブラケットガスケットです。
品番23221-46010のフューエルポンプASSYを比べてみると・・・古い方は、確かに茶色くなってる。ネットの部分が。
フューエルポンプを接続する黒いホースも交換完了。品番23239-63010
AE86レースの彼曰く、「この車両・・・燃料ポンプを触ったことがあるんじゃないかな?多分、このネットの黒い部分は、誰かの軍手だよ。」
う〜ん・・・確かJoy耐予選日にエンジンがかからなくなって、電気系から燃料系からバラした年があったような・・・結局、スターターを交換したんじゃなかったかなあ・・・
燃料タンクホースのカシメ作業開始。
最上部の蓋を取り付けて交換作業完了。
で、普通に走れると思っていたんです。エンジンも普通にかかったし。
この後が・・・(この作業、筑波サーキットの練習走行の合間に行いました。)全員が悩むことになりました。
私がピットから離れて戻ってくると、オーナーを除いて(この日は不参加)、メンバー全員が悩んでる。
「アクセルを踏み込んで、オフにするとバンバン音がするんです。マフラーから。」
ん????
試しにプラグを外してもらうと・・・黒い。ものすごく黒い。ドス黒いぞ。誰かの腹のようだ。(誰?)
さっさとプラグを交換してもらって、私が燃調ボリュームをジャッと薄くする。
「思いっきり燃料薄くする。大丈夫。過去のJoy耐で完走したボリューム位置だから。プラグが白くなっても完走できるものなのか、試した年があるんだ。」
「はあ・・・本当に大丈夫なんですね?」
「大丈夫だって。7時間走り切った。」
外車整備係が練習走行を始めて・・・ホームストレートを通過する姿を見送りながら、AE86レースの彼がボソッと一言。
「ねえ・・・なんかあの車両・・・静かになってない?音も軽くなってる。」
「ああ、燃料絞り込んだだけじゃなくて、レース用プラグに変えたんだよ。今までは、ノーマルプラグで走ってた。」
「え?ノーマル?ダメだよ。それじゃ。なんでそんなので走ってたの?」
「いや・・・黒歴史車がさ。いつもエンジン始動に難があって・・・ノーマルプラグに変えたら、1発でエンジンがかかるようになったから、こっちの方がいいかなって・・・もう、去年の大会からノーマルプラグ・・・(ゴニョゴニョ)」
結局、この1走行だけでは、燃調が取れなくて・・・後日、私以外のメンバーで再走行。
なんか・・・純正燃料ポンプをただ交換しただけだよ?こんなにプラグの焼け方に差が出るなんて想像してなかった。まいったなあ・・・
そうこうしているうちに、結局、フロントハブとドライブシャフトをみんなが再び交換してくれて。
念の為にグランドスラムエスプリさんで4輪アライメントテスターをかけてもらった。
みんな不安で一杯。去年、大会中にトラブルになったから。
明日、もう一度筑波サーキットで練習走行をしてから、週末のJoy耐です。
今年は、参加62台。8回目の参加の中で、最も台数が少ない年になりました。
いや・・・逆か。想像していたよりも集まって・・・だから、今年は受付期間延長にもならなかった。
我々の車両は、62台中の60~62番目の実力の車両。なんたって、昨年はかろうじて完走してペケだった。
いや・・・予選一発は遅くても、7時間ノントラブルで完走できたら、違う順位になっているはずです。
いくぜ。約束の地へ。
今年も2016年に積んだノーマルエンジン&2018年のミッションで7時間完走してみせるぞ。
エンジンの圧縮を測定してみました。 [EP82日常整備]
2022年Joy耐申し込みしましたよ。
もう、あといくつ寝るとJoy耐ですよ。
そんな季節ですよ。今までは暑さとの戦いだったのに今年のJoy耐は、五月晴れの中で大会開催なんですよ。きっと。(どうする?今年のゴールデンウイークがずっと雨だったら。)
車両そのものの準備は完了しました。
というか、昨年の大会で破損したハブ周りとドライブシャフトを交換したあと、実はほとんど走らせてなかったんですよね。EP82。
まあなんというか・・・ほんとに今年に入ってから、外出に気をつけるようになってしまって。(2年遅いぞ。)
全員が、あんまり練習しないまま、1年があっという間に経ってしまったという感じです。
で、大会前に今、搭載しているエンジンの圧縮を測定しておこうと・・・そんな気、全然なかったんだけど、測定する羽目に陥りました。あの黒歴史車のおかげで。
購入時に搭載されていたエンジン(プロがチューニングしたエンジン)をメタル交換作業をミスしてブローさせたあと、放置していたのですが・・・オーナーがね・・・ええ・・・買ってきちゃったんですよ。もう一台。ああ、うん。みんな、わかるでしょう?何買ってきたか。
なんかね。
ご夫婦二人でショッピングに出かけた際に、助手席の奥様が叫んだらしいんですよ。
「あの車屋さん、奥の方の白い屋根!あれ、絶対スターレット!!3ドア!!!」
なんかさあ・・・その話を聞いた時に変だな。とは思ったんですよ。
なぜ、夫婦お二人のドライブ中にふっる〜いスターレットを見つけるのか・・・っていうか、見つけたことに大興奮するのかっていうか、白い屋根を見ただけで、EP82を識別しちゃうところとか(以下略)
オーナーは、私に電話をかけてきて・・「ねえ、スターレットいらない?すごいよ。希少車。あのGiだよ。マニュアル。5速車。エアコン効くよ。」
いや、耳元でハアハア言われても・・・いらない。(即答)
その話、終わったと思ったら・・・後日、保管ガレージに白いスターレットが・・・なんか、カビ(苔)感がすごい・・・
「予備車として買ってきた。この間、二人でセーフティーローダーに載せて、持ってきたんだ。」と言いながら、エンジンをかけ始めたんだけど・・・全くウンともスンとも言わない。なんだこれ?
二人で、セーフティーローダーから降ろして、この車庫に入れるまでは、普通に動いていたんだそうです。
・・・・ここに収まった途端、全く動かなくなるってなんだろう・・・
まあ、エンジン単体だけ取れればいいよ。動かなくても。
いつも通り、オイルポンプとタイミングベルト、ウオーターポンプを新品にして、黒歴史車に搭載しよう。
で、私が筑波サーキットをドライブしたんだけど・・・コースイン直後から、なんか後ろから盛大な白い煙が・・・
「オイル入れすぎたかな。気のせい気のせい。」
と思おうとしたんだけど、2周でオレンジポール。うん。無理だった。周回。
オイル、全く測定せずに心のままに入れたからね。
案の定、オイルレベルゲージ大幅オーバー。
「何やってんですか。オイル量気にしないで入れるなんて。」
外車整備係がブツブツ言いながら、オイルを抜いてくれて・・・次の走行は、彼がドライブ。
うん。白煙吹いてコースインしてる。変わらず。なんていうか・・・
機関車? トーマス?機関車トーマスが筑波サーキットを走ってる。
(黙れ)
今度はすごかった。1周できなかった。各ポストの皆さんが、黒歴史車を見つめてるのがピットからもわかる。
途中のポストで思いっきりバツが出たらしい。
コントロールタワー脇に停められて・・・私がピットを全速力で走って土下座。
「2本ともすいませんでしたああああ〜!もう、今日はこれで帰ります!!」
オレンジポールをパシっパシっとさせながら、制服姿の銀縁メガネのお兄さんがツカツカやってきて・・・
「ふう・・・まさか2本目も白煙吐きながらコースインさせるとは・・・
どんなお仕置きをしてあげようかな。」って言われました。(嘘です。信じないでください。)
フォークリフト修理係に相談すると・・・
「バルブまわり見る前に圧縮測った方がいいですよ。不具合は、腰下側かも。でも、うちにあったゲージ、先日落として壊しちゃいました。貸せるもの無いです。」
ふう・・・前々から、フォークリフト修理係には言われていたんですよ。
「圧縮と燃圧は測った方がいい。」って。
燃圧計は買った。買ったんだよ。うん・・・フューエル周りってさ。ネジが硬くて・・・挫折。道具買ったところで。
圧縮を測定する工具は・・・・
トラスコ中山さんで売っていた物を購入しました。
外車整備係に測定を手伝ってもらう。
まず、プラグを全部抜いて・・・
リレーを外すんだそうです。
これ、エンジンルームで、ヒューズが収められている黒い箱なのですが、目的の「リレー」を外した後の写真です。(黄色い台座だけが残ってる。)
右端真ん中のリレーを外すということだったんだけど・・・とても無理。外れないよ。こんなの。
って、思っていたんだけど、外車整備係が素手で外してくれた。
「まあ、壊れちゃうかもって思う固さですよね。」だって。
なんでも、このリレーってやつを外しておかないと、燃料がシリンダーに送り込まれてしまうんだそうです。それを防ぐための処置とのこと。
タイミングベルトに一番近い側のシリンダーに圧縮計を取り付け。
普通にプラグを取り付ける時の要領と同じ。ネジでぐるぐる回して入れていって、止まったところで計測開始。
「覗き込まないで。離れてて。失敗して、ガソリンが噴き出してくるかもしれない。」
念の為、私は消火器を構えていて・・・スターター開始。
スロットルは、フルに開いている。ガッガッガッガッ・・・エンジンはかからない。プラグがないからね。
代わりにゲージの針はどんどん上昇していって・・・止まった。
値を読むと・・・古い単位記号で・・・12kg/cm3を示してる。
他の気筒も測定してみよう。
隣も同じぐらい。12kg/cm3付近。
その次も同じぐらい。
「ねえ、どれぐらいの数字が合格なの?みんな変わらない感じ。」
「ああ、いや、数字じゃないんですよ。圧縮不良の場合、1気筒だけすごく低かったりしてすぐにわかります。」
「ふ〜ん・・・変わるのかなあ・・・」
と思ったら次のシリンダーの値が・・・すごく低い。8.5kg/cm3ぐらいだ。全然違う。
「あ〜・・・圧縮不良ですね。ヘッド側だったら、バルブステムシール交換でって思ってましたけど・・・」
うん。まあ、このエンジンをいじるのはやめよう。最初にエンジンブローをさせてから、6基めか・・・?
6基目にして、まるっきり外しのエンジンに出会ってしまった。
せっかくだから、本番車の方を測定しみよう。2016年に積んだノーマルエンジンそのままの車両ね。
オイルポンプとウオーターポンプ、それにタイミングベルトを交換しただけで、3回Joy耐を完走したエンジンの圧縮はどうなっているんだ?
最初の気筒(タイミングベルトに一番近い側)の値がすごく高い。
(そのせいで動揺したのか・・・写真が残ってなかった。)
この二番目も同じぐらいの値だ・・・14kg/cm3を超えるぐらい。
その隣も・・・
ディストリビューターに一番近い側もほぼ同じ値になってる。
圧縮圧力って高ければ高いだけいいのか?
よくよくスターレットの整備書を読んでみると・・・そもそも圧縮測定の方法が掲載されてなかった。
なんだろ?エンジン下ろすのを前提にしているような整備書だからかな?
まあ、とにかく今年のJoy耐もこのエンジンで臨めそうだよ。ノーマルエンジンってすごいなあ・・・
TRDの車高調整式ショックアブソーバーに交換しました。 [EP82日常整備]
オリンピックが終わったら、戦争が始まる・・・
そう思っていたけど・・・本当に今、戦争の真っ最中です。日本の隣の国が、小さな国をいじめています。
今回ほど、「攻撃されている側が、その様子を全世界に発信している」戦争は初めての事例だと思います。
21世紀に入っても相変わらず人類は戦争を続けてきたわけだけど、その主体は、「アメリカの正義」を振り翳して、「悪い奴をやっつけに行く」ストーリーだったんですよね。
「悪い奴は、大量破壊兵器なんて持ってない」と、その当時のフランスの大統領が猛反対した話とか・・・みんな、忘れちゃってるでしょう?その後の「攻撃する側(アメリカの正義)の映像と情報」を見せまくられて。
日本からは、「遠い国のお話」となるのかもしれないけど・・・
「いじめられている小さな国」を自分たちに置き換えておいた方がいいです。なにしろ、北方四島という国境問題を抱えているお隣の国がやっていることなんですから。
戦勝国(アメリカ)から与えられた憲法(今回の一連の騒動でも、国連の常任理事国制度の機能不全は明らかなんだけど。)を後生大事に守ることを選挙のたびに訴えている集団がいるでしょう。いまだに。
「攻撃されている側の情報が全世界に発信されている。」初のこの戦争を見て、なおも同じことを語るとしたら、相当なお人好しです。
なぜ、日本がこの形の地図で定義されることになったのか。
日本人が「終戦記念日」と言っている日は、終戦じゃなかったとか、あるいは、なぜ、1945年9月2日以降、アジアの国々は、独立を勝ち取っていくことになったのか。
あるいは、「韓国」という名前になる前のお隣の国の統治者を暗殺したのは、誰なのか?
学校では教えてくれないことです。
この「自分達の隣の国が、小さな国をいじめている戦争」の期間中に戦争の歴史を振り返る人が増えてくれればと思います。
今回の戦争、武器を使う戦争そのものは、結局のところ、どこまで行っても物理的破壊を伴う局地戦です。
ただ、経済戦争となると・・・国そのものがひっくり返ります。根こそぎ。本当に破壊されてしまう。
「遠い国の話」には、ならないです。
我々全員が、影響を被ることになります。具体的には・・・お財布の中身で買える物が減っていくね。今年から。
さて本題。
そんな「お財布の中身で買える物が減っていく」前に色々と処置をしますよ。なにしろ今年のJoy耐は、ゴールデンウイーク最終日開催なんですから。
正直、「もう、時間が足りない。」感がヒシヒシ。
昨年の大会で、AE86の彼から指摘されていたことを是正しないといけない。
「ショックアブソーバー・・・何年使った?交換した方がいいぞ。」
このボディになる前の年にエンジンを自分達で組んでいて・・・その期間中にビルシュタインダンパーをオーバーホールしたんだよ。
ということは早10年・・・以上・・・早いなあ・・・そのままずっと走ってきたんだよ。このボディ。
ビルシュタインダンパーを取り外すにしても・・・何か仮止めできるショックアブソーバーが必要。
買ってきました。中古品で。TRDの車高調キット。
左がビルシュタインで、右がTRD。
なんか・・・同じEP82用なのにものすごくデザインが違う・・・これ・・・取り付けられるのかな・・・・
とにかく、入れ替え作業をしよう。
これが、ボディからビルシュタインダンパーを取り外した状態。
12年前は、「ダンパーのオーバーホール」と言ったら、この状態だと思っていたんだよ。この状態で、コクピット川越さんに持っていって、呆気に取られたんだった。
「え・・・ショックのオーバーホールって言われていたけど、全部一式ついちゃってる・・・」とか何とか。
(その間、ボディは(今のボディの前のやつね)、ガレージオーナーの敷地内で油圧ジャッキにかかった状態で放置されてた。)
まず、トップの「皿」を外す。この作業は、以前はオーナー夫婦が取り外してくれたのだ。
今回は、外車整備係と二人作業なんだけど・・・なんか・・・お皿がくるくる回っちゃって、全然ネジが外れない。
このっくのっ!!!
「なんでしょうねえ・・・工具が無い状態で、二人はどうやってアッパーシートを外したんですかねえ・・・」
「う〜ん・・・俺、よく見てなかったんだよなあ・・・その時は、オイルパン問題にかかりっきりで。」
「愛の力ですねえ・・・・」
え?そういう話?
男二人、構わず万力に向かう。
万力にかけたら、アッパーシートを取り外せた・・・と思ったら、その下になおも丸い蓋が・・・
銅バーとハンマーを使って、ガンガン叩いてしまう。
よしっ!なんとか外れたぞ。
しかし・・・両方並べてみると・・・ビルシュタインダンパーってものすごくごっつく作ってあるんだなあ・・・
ここまでと逆の作業を開始。TRDショックにスプリングを取り付けないといけない。
まず、お皿がTRDショックに入るのか確認。
一旦取り外して、スプリングを入れて・・・
お皿を装着。
この後、アッパーシートを取り付けるために再び万力のお世話になりました。
リヤの方は、フロントに比べると簡単だと予想していたんだけど・・・(なにしろ、万力が必要となるようなお皿がない。)
このセンターのところの六角ネジが・・・・緩まない。緩まないよ〜!!!!
外車整備係曰く、「ラチェットレンチのソケットとして、まあ・・・六角を持っているのもアリなんですけどね・・・」
この写真に写っているような「有名メーカー製の六角セット」は持っておいた方がいいんだそうです。六角ネジは、壊してしまうと非常に厄介になる場所に使われているとのこと。
結局、彼の工具を借りて、取り外し作業開始。
外せた!
大事。工具。いい工具を持っていると、時間を短縮できます。
リヤの方は・・・両メーカとも、そんなに大きな違いはないね。デザイン。
TRDショックにネジがついていくのか、慎重に確認して・・・
アッパーシートも、はまるね。
大丈夫。ちゃんと使えそうだ。
この後、スプリングをはめてから、4輪ともボディに装着しました。
まあ・・・走ら・・・なくてもいいかな。ビルシュタインダンパーがオーバーホールから戻ってきたら、交換しちゃうんだし。
古いiPhoneからSuicaを削除しないまま新品に変えたらどうなった? [iPhoneの話]
え〜とですね。前回の記事から修正事項有りです。
日光(違った。本庄でした。)での軽自動車耐久レースの件、「2月13日の開幕戦は、エントリーせず」になりました。
急ブレーキです。レースに関する活動。とにかく現況のなんとかウイルス(Covid-19って言って)の感染拡大は・・・これまでにない勢いです。正直・・・なんか・・・いくらなんでも感がすごい。
我々の活動の中心は、Joy耐なので・・・今年はゴールデンウイークに開催される大会に出場できなくなるようなことは避けたい。
なので、第二戦(6月26日)からの活動となります。
さて本題。
Suica問題は残っているけど、Apple Storeで買ったiPhoneに既存のiPhoneからSIMを入れ替えるだけで使えることがわかったので、早速、我が妻のiPhoneもiPhone13miniに・・・
「iPhone買い換えるのだったら、私、もっと画面が大きいのがいい。」
「このiPhone13mini、今までのiPhoneSE(初代)より、ほら、だいぶ画面大きいでしょ?」
「iPhone13の中で、一番ちっさい画面って書いてある。こっちのiPhone13Pro Maxってやつの方が、全然画面が大きい。」
「そんな超高級品を持ってどうするの?うちには普通のiPadがあるのに。iPhoneなんてほとんど使ってないでしょう?」
「病院の待ち時間に小説読むのが楽。」
ふう・・・・いかんな。人間、危機を乗り越えると気の緩みというものがね。
「さあ・・・二人で、久々に壁に貼ってある、あの標語を読もうか。さんっハイっ!」
「贅沢は敵だ!」
「欲しがりません。勝つまでは!」
よおおお〜し。いい声だ。
ああ・・・大丈夫ですよ。我が妻のiPhone13mini。ちゃんとSIM入れ替えだけでこちらも無事に動いています。しばらく口聞いてくれなかったけど。(色々大丈夫か?)
さて、Suicaを退避せずに古いiPhoneはまっさらにしてしまった問題。どうしたものか・・・いやいや、あんまり深刻にならなかったです。最初のうちはね。
なぜなら、我が家はiMacにiPhoneのバックアップを取ってあるから。んじゃ、早速。
「バックアップから復帰」作業開始。
これで、iPhone SEを元に戻せる。
待ち時間の間にiPhone13miniとiPhoneSEを並べてみる。
ちょうど(PRODUCT)REDケースの外周分だけ大きくなったんだね。古いケースが新(PRODUCT)REDケースにすっぽり収まる大きさ。
バックアップ復旧完了・・・ん???
「接続エラー」????
え〜と・・・想定外の事態。
いや、そうでも・・・ない・・・か、この中古のiMac(Late2015)が我が家にやってきた時から、どうも挙動が怪しいところがあるのだ。この個体。
iPhoneやiPadのバックアップを取ってくれたり、取ってくれなかったり。今日は、機嫌が悪いのね。接続拒否な訳ね。iPhoneSE。
う〜ん・・・
こんな時のためにiCloudバックアップがある。
Macだと、iPhone内の全データをバックアップして、かつ、暗号化ができるんだけど、iCloudバックアップは、「重要なデータ」のみなのだ。
iCloudバックアップで、iPhoneSEを復旧作業開始。
復旧が終わるまで、またiPhone13miniを眺めていよう。
新旧(PRODUCT)REDケースを重ね合わせるとよく分かる。
時間が経過しても、iPhoneのカメラやスイッチ、端子の位置は全く変わっていないのだ。
ジョニーアイブさんが、Appleを離脱した理由がまあ・・・わからないでもないなあ・・・と。
その後、「スマートフォン」と呼ばれることになる「平べったい携帯電話」をデザインした彼は・・・
「改良作業」が日常業務になってしまうことに飽きてしまったんだな。
「完成されたデザイン」を作り上げてしまった為に「やることがなくなった。」というべきか。
ジョニーアイブ離脱後のAppleが生み出した新しいプロダクトは、現行のiMac(M1 iMac)だけ。
まあ、この調子があまり良くないiMac(Late2015)から、「ジョニーアイブ後のiMac」に替えて「新しいApple」を体験してみてもいいかも・・・
なんて思っているうちにiCloudバックアップからの復旧完了。
復旧後、iPhoneSEの中身を確認していくと・・・ない。ナイ。無い〜!!!
無いよ。Suicaアプリケーション。
iCloudバックアップにとっては、「重要なデータ」ではなかったんだな。Suicaのアプリケーションそのものがバックアップを取られてない。
ああ・・・もう・・・
多分、あれと全く同じ作業をしろと・・・JR東日本の担当窓口に電話をかけるところから始まるのね。
そこで挫折。
電話しなかった。JR東日本に。
しばらく、Pasmo(カード型)で、通勤してました。定期もったいないと思いながら。
で、ある時、「My JR-EAST」のIDとパスワードをiPhone13miniの画面上でいじり回していたら・・・
(iPhone13mini上のSuicaアプリケーション上で、IDとパスワードが入力できるようになっていた。移行初日は”Suicaがありません”という冷たい表示だったのに)
復旧してました。Suicaのデータ。
定期券だけじゃなく、ちゃんと残高も。
?????
なんだこれ?
そんなに悩まなくてよかったってことか?
Suica IDなり、My JR-EASTのIDなりを自分でちゃんと入力すれば、データがSuicaサーバから自動で移行されるってことか?
JR東日本って、それぞれのサービスでIDとパスワードを別個で登録させるので・・・よくわからなくなるのだ。毎回。だいたい、「パスワードをリセット」って作業をやってる。
今回も、まず、iMacの画面上で、My JR-EASTのパスワードをリセットして、新パスワードでログインできることを確認してから、iPhone13miniのSuica画面をいじっていたら、うまく移行できていることに気がついたんだから。
その後、ちゃんと改札を通過できているかって?
大丈夫。Apple Watch Series6を使って、毎日改札を通過できています。
iPhoneの新旧切り替えっていうのを今回初めて体験したけど、このSuica問題以外は、何もトラブルなく使うことができています。SIMカードを入れ替えただけでね。
Apple Storeで買ったiPhoneにY!mobileのSIMを差し込んだらちゃんと使えました。 [iPhoneの話]
2022年になりましたよ。なんか、昨日の深夜から津波が押し寄せていて、ちょっと不気味な日です。
(あの気象庁が困ってる事態)
え〜とですね。新年の最初の記事なので・・・恒例の「今年何やるか」を書いておきましょう。
1つめ
今年もGOLDEX本庄モーターパークで開催される軽One耐久N-Nクラスシリーズに参戦します。
なんだかイベント開始日が早くて、第一戦が2月13日だそうです。
2月からモータースポーツが開幕するイベントって一体・・・ダートラでもそんなに早くなかったような・・・
学生さんたちと一緒に走るイベントですが、4年生って、卒論の佳境の頃だよね・・・大丈夫なんだろうか・・・
2つめ
当然ですが、ツインリンクもてぎのJoy耐7hにも出走します。
昨年壊れた箇所を修復済みで、出走可能状態になっています。こちらのイベントもなんだか前倒しになっていて、今年はとうとうゴールデンウイーク最終日に開催です。
・・・宿泊施設が必須の人たちは、大丈夫ですかね。ゴールデンウィークでのイベント開催なんて。
で、今日のお話は・・・車の話じゃないです。iPhoneの話。
購入して5年余りのiPhoneSE(初代)がね。少々バッテリーが・・という状態になっていました。ここ数年。
こんな感じの表示になってた。
最大容量84%となっていました。
ちなみに同じ日に購入した我が妻は、ここが100%のまま。う〜ん???
で、昨年から時々「半日で充電が0になってしまう。」ことが発生するようになっていたんです。
まあ、そんな事態が発生した時は、色々なソフトウエアの通信や、位置情報を切断して使うようにしてなんとか使ってきたのですが・・・
年末にとうとうこの画面。
コンセントから抜くと2時間ぐらいで充電0。
我が妻との使い方の違いは何だったかというと・・・
私は、「容量が完全に0になってから充電」することが多かったです。
対して我が妻は、「ちょこちょこ充電。たまに100%満杯にする。」という使い方。
「ピークパフォーマンス性能」の項目が起動することはなかったですものね。我が妻のマシン。
端末のフルリセットとかをしてみたんだけど、復旧せず。
う〜ん・・・今は、年末年始でどこのお店もお休み期間・・・という前に実は、2月か3月までなんとかして誤魔化して使い続けようと思っていたのだ。
恐らく、Y!mobileがiPhone13miniの取り扱いを開始してくれるだろうと・・・2020年秋に登場したiPhone12miniの取り扱いは、翌年のそれぐらいの季節だった・・・
Appleの製品は高いと言われるけど、ほったらかしで使ってこのiPhoneSEの場合で5年強ですからね。その間、ずっと最新OSをインストールできた。
数千円支払えば、バッテリーは新品にしてくれて、さらに長く使える・・・いやいや、さすがにこのiPhoneSE(初代)は、恐らく2022年秋の最新OSには対応してくれないだろう。
何がなんでも、「一番小さいiPhone」にしたいんだけど・・・恐らく2021年秋に登場したiPhone13miniが「最後の小さいiPhone」になる。
・・・Y!mobileがiPhone13miniを取り扱ってくれるまで携帯電話を持たない・・・いやいやいや。
「端末持たなくても、携帯電話会社への月々の支払いは発生する。」
う〜ん・・・どうしたものか・・・
確か・・・確かですねえ・・・だ〜いぶ前に「携帯電話のSIMロックは禁止」とお役人様から通達が出るとかなんとか・・・
仕方がない。
私の端末だけ、まずはApple StoreでiPhone13miniを購入して、SIMカードだけを交換してみよう。実験だ。
うまくいかなかったら?
Y!Mobileの契約を解除して、SIMだけどこか格安業者のプランで購入しよう。
早速手配して、正月明けに到着!
選択した端末は、いつも通りの(PRODUCT)REDモデルです。
何事にも進化ってあって・・・X-Y方向は、ほぼ同じ大きさの箱なのに厚みが格段に薄くなってる。
これをやると・・・今、世界は物流が混乱したままになっているけど、確保した航空便の中にできるだけ多くの貨物を積むことができるね。
iPhoneSEのこの分厚い箱って何が入っていたんだっけ?
この真ん中の薄いペラペラは一体・・・
う〜ん・・・そう・・・なんかこれを購入した当時見たような・・・なんだこれ?って、あの当時は思ったんだよ。
で、今回は、このクリップみたいなやつが主役の話なのだ。
絵の通りにこのクリップをiPhoneSEにブスッと刺してみたら、小さなSIMカードが取り出せた。
で、同じことを最新鋭機にも行うんだよ。きっと。
ブスッとな。
で、Y!mobileのSIMカードを入れてみる。
起動開始。うまく行くか?
起動中・・・・
起動した!最初期画面表示!
この後は、画面表示(クイックスタート)に従って、古いiPhone SEの電源を入れて・・・データが全て、新しいiPhoneに移行した。簡単簡単。あっけないなあ・・・Macの新旧入れ替えみたいにすごく手間がかかるのかと思ってた。
大きさは・・・できればiPhone SEと変わっていて欲しくなかったんだけど・・・少し大きい。
面白いのは、寸法が大きくなっても、インターフェース類の位置はほぼ変わらないこと。
ものすごく完成したデザインだったんだと思います。
この5年〜6年の間の一番の変化は、「カメラのレンズの数」
このiPhone13 miniの場合で2つレンズが装備されています。ほとんど撮影しないんですけどね。
スマートフォン関係のTV CMも「電話機というよりカメラの宣伝?」って思うものがほとんどなんだよなあ・・・
iPhoneは、さまざまな産業を破壊したけど、カメラ産業(ごく最近まで主に日本メーカーの独壇場だった。60年代にヨーロッパに進出して、”アジアのメーカーがヨーロッパを侵略”と報道されていた。まだHondaがF1に進出するのに苦労していた時代に)もその一つ。
私は、電話機とiPodとして使えればいいのだ。
今度のマシンは、512GB版なので、やっとこれで私の「ミュージック」ライブラリを全部入れて持ち歩けます。
厚みはほとんど変わらず。
ただ、ずっしりと重くなりました。iPhone SEに比べると。
正直、なんというか・・・手軽さがなくなったなあ・・・と。
世の中の人々が・・・非常に贅沢になったと思います。すごく高級なものを一人1台持っている時代・・・
というか、1980年代にクレイリサーチ社という会社と日本企業がスーパーコンピューターで壮絶な争いをしていたというのがね。(初代Macintoshが登場した頃の時代)
みんな・・・感じてる?
みんなのポケットに入っている端末、あの頃の「スーパーコンピューター」の何倍もの能力のものをみんなが普通に身につけている。っていうか、落としちゃったりしてるんだよ。超高性能マシンを。
恐らく「最後の小さなiPhone」になるはずのiPhone13 miniの画面表示はこんな感じ。
iPhone SE(初代)は、こんな感じでした。
幅方向は、そんなに表示面積が変わらないけど、縦にたくさん表示ができるようになりました。
まあ、表示領域の広さよりも・・・とにかくその描画の美しさに圧倒されてしまうというか・・・なんか・・・本当に「高級なものを手に持っている。」って感じ。大事にしないと。また5年以上使うんだものね。絶対。
SIMの交換だけで、ちゃんと使えるものなのか不安だったけど、全く問題なし。
電話もできるし、通信もできる。そんなに不安がることなかったな。我が妻の端末もApple Storeで買ってしまおう。
そう思いながら、iPhoneの画面に表示された通り、古いiPhoneの全データを消去。
・・・消去してしまった後ね。
自分が間違っていたことに気がつきます。この画面を見て。
みんなごめん。
今日の記事、私の手順が間違っていた。って話になるんだよ。
どうなるSuica?次回!チャオ!!(誰?)
レース用バケットシートを交換作業 [EP82日常整備]
父上様がgo to Heavenされましてね。
ああ、いや、年末に良くない話を書いて申し訳ない。
瀬戸内寂聴さんが少し前に亡くなられた時に有名な講話が繰り返し放送されたでしょう?
「みなさんは、明日、朝、また起きると思って布団に入るでしょう?あれは大変贅沢なことなんですよ。」
まさしくアレ。
弟からの知らせを受けて、急いで実家に駆けつけると・・・たくさんの警察官の方が、現場検証をしていて・・・
寝てた。普通に。父上様が。いつも通り、大きなベットで。
変わっていたのは・・・もう、呼びかけても起き上がらないだけ。
こんなことがあるんだなあ・・・本人も、「明日、朝になったらまた起きる。」と思って、ベットに入ったんだろうに。
それからが大変だった。
「悲しい」なんてならないです。とにかく全力で色々なことを片付けないといけない。
驚いたというか、困ったのは・・・
「人は、go to Heavenする時にものすごくお金がかかる。しかも、この世からいなくなった後も、毎月資金は流出し続ける。」
ことなんです。今、本当に思い知らされています。
みんな、覚えておいて。
「お墓に入れるまでに300万円かかります。」
できるだけ小さく、親族しか集まらないで葬儀をしたのにこれだけかかりました。
すごいんですよ。
何百万って単位の金額が、「はい。出してください。遅くても五日後までに振込です。」って何もかも請求されるんです。現金で。
あると思っているんですよ。そういう単位のお金が。葬儀屋さんと何ですか?あの・・・葬式仏教の世界の方々は。
きょうだい3人で、何とかかき集めたけど・・・お墓がなかったら、さらにここにon・・・いや、墓があったから葬式仏教の連中に介入されたのか・・・
みんな、生命保険入ってる?
変な話をしていると思われるかもしれないけど、事実だからね。ここまで書いたこと。
「生命保険は、お墓代」
今回の金額ぐらいの死亡時保障ついてますか?ほら、みんな、生命保険の契約書を引っ張り出して確認して。
あ、10年とか15年おきに更新とかってなっている保険契約は、「ほぼ掛け捨て」ってことだからね。
あと、60歳とか65歳で、がっくうって、死亡時保障の金額が下がってしまう保険設計も「ほぼ掛け捨て」
ベストは、生涯同一掛金&生涯保障の保険契約。
「ある年齢までお金を入れたら、あとは一生涯保障」の生命保険であるとなおさらベスト。
死亡時保障なんて、本当にお墓代分あればいいんだからね。
さて本題。え?「これから車の話をするのか?」
あ、うん。気分転換しないと。どうにもならん。ここのところ、本当に土日家にいないのだ。たまには、物書きをしましょう。iMacに向かって。
シーズンが終わりましたからね。これからしばらくの間は、スターレットの整備のお話になりますよ。
EP82のバケットシートがね。だいぶボロボロになりました。
当て布とかを使って、何とか引っ張ってきたんですけどね。元々は、2007年にオーナーが引っ張ってきた初代車両に取り付けられていたスパルコのバケットシート。
さすがにオーナーが「交換しようよ。もう、十分役目は果たしたと思うよ。このバケットシート。」
私が乗り気じゃなかったのは、「バケットシート・・・新しいの買って、入らなかったらどうしよう・・・」
オーナーと二人で筑波サーキット前のMECCAさんを訪問して相談。
「スパルコのバケットが入っているということは、結構余裕がある車両ってことですよ。そのまま、スパルコ製品でいいんじゃないですか?」
買ったのは、これ。
結局、今まで使っていたスパルコのREVってモデルを購入しました。
正直、何も変わっていないんじゃないかと・・・・
いや、確かに間違いなく取り付けられるってことなんですけどね。
規格は、FIA8855-1999対応品です。
ちなみにFIA8855規格の最新版は、2021になります。市場にはFIA8862-2009版も流通しているのですが、我々の車両は、耐久レース用。
どうも・・・FIA8862-2009シートは、乗り降りにロスがあります。安全性が高いんでしょうけど。
同じブランドの同じ名称の商品で、FIA規格も変わりなし。う〜ん???と思いながら、取り付け作業を開始。
シート下の6点シートベルト開口部が大きくなっていました。
それと、座面にクッションがあるのが標準状態なのね。今まで、全部取っ払ってペタペタのところに座っていたのだと初めて気がつきました。
旧シートのスペースにそのまま取り付けようと・・・
苦悩したのは、シートレールの取り付け。
取り付けネジの加工精度が悪くて・・・(埋め込み樹脂がネジ部まで侵食していた。)座面高さの調整に何度も取り付けと取り外しを繰り返して・・・・
取り付け完了!
シートベルトもタカタのシートベルトが有効期限切れとなったので、シュロスのシートベルトへと更新してあります。
まさかこの活動をしている間にTAKATAが消滅するなんてねえ・・・
シュロス製品の実際の製造元は、タカタだったそうです。まあ、まだ我々の車両の中に生きているということで・・・
同一メーカの同一モデル名ということで、あまり期待していなかったのですが、やはり時の流れというのはあって・・・
すごく軽くなってた。
それと、このREVというモデルは、「サイズを選べる」ようになっていたみたいです。
今回のシートサイズの方が、横方向にフィット感があって、しかも軽い!ものすごく軽い!
座面にボコんとクッションがあるのは、走行中に邪魔になるかと懸念したけど・・・
全然そんなことはなかったです。逆にすごく足の裏が楽になりました。
もっと早く交換しておけばよかった。これでまたJoy耐7時間を走りやすくなったぞ。
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