ここ数年、フォークリフト整備係が出走するクラシックカーの大会を年に1度だけ観に行くんですけどね。

(観に行くだけ。手を出そうとは全く思わない。貴重な車両群なのでね。)

あれ、ものすごい人気なんですねえ。クラシックカーの大会。

200台ですよ。200台出走!

パドックが一杯なだけじゃなくて、各スタンドにお客さんが一杯。

毎年のことなんだけど、「なんじゃこりゃ〜!」って驚いています。お客さんの多さに。

実際、走っている車両のパワー感がすごいんですよね。



フォーミュラーの走行時間では、F2(葉巻型F1の頃の下のクラス)から、フォーミュラフォードまで混走だったのですが、現代のスーパーFJやF4よりもなんていうか・・・怖かった。

タイム的には同じぐらいのはずなのですが、塊感がすごいんです。いろいろ無茶をしているというか。


現在のF1 がどんどん観客動員数が少なくなっているというのは・・・何となくわかるような気がします。このクラシックカーの世界を覗いてしまうと。


さて、そんな「お客さんが筑波サーキットにいっぱい!」というイベントの1週間後に行われた筑波TC-2のお話を・・・2回行いましょう。

まず、初回は、いつも通りの「お金はいくらかかった?」


ジャン!



合計52,965円かかりました!



実際、車両は、JOY耐決勝出走時の装備そのままで出走しました。

ブレーキパッドもタイヤもチェッカーフラッグを受けた時のものをそのまま流用。

この費用に足すものがあるとすれば、ブレーキフルードとエンジンオイル代だけかな。


エンジンオイルは、さすがにJOY耐終了後に交換しています。

今、搭載しているエンジン(5基目)のすごいところは、JOY耐7時間の間、全くエンジンオイルが減らなかったことです。

初めて「搭載して3シーズンを走りきる。」エンジンを手に入れました。

今までは、「2年でエンジンがブローする。」というペースだったので。全くノーマルエンジンのくせに。



「5万円オーバーかけて、2時間しか走れないのかよ。」

「筑波の練習走行って、4,100円/25分じゃなかったっけ?時間単価じゃ、練習走行いっぱいしたほうがいいじゃん。」

とかって言う人がいるかもしれないけど・・・


練習走行って、自分次第・・・と言うか、ストレッチを自分自身にかけるのが難しいんですよね。

でも、この「おもちゃの耐久レース」であっても、「様々なスピードの車両群と混走する。その中で、ドライブしている車両のベストタイムを目指す。」という作業はなかなかに難しいです。練習走行では体験できない。


実際、2時間の間にトラブルが出た車両もありました。

「きちんと整備をして、スターティンググリッドにつかないと、完走すらおぼつかない。」

という耐久レースの基礎を学べるイベントです。筑波TC-2。


次回は、「筑波TC-2一日の流れ」を記事にしたいと思います。

多分、皆さん「月曜日に無事に出勤できるのか?」とか、スケジュールを気にされると思うので。




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