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SCってなに? [2008年12時間耐久]

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昨日のF1イタリアGP観ましたか?
すごかったですねえ。あの万年ペケチームがついに初優勝する時がくるとは。
買収されてチーム名は変わっちゃっているけど、それでも創設以来のメンバーが
まだまだ残っているんだそうです。
よりによって、片山右京さんが訪問していた地元イタリアで初優勝なんてねえ。
ものすごいドラマだ。
片山右京さんが中継の中で、
「だから夢は持ち続けないといけないんです。」ってのは、
ホントだと思いました。みんな、流されて生きてない?日々。

さて、今回のお話は、ドライバーズミーティングの中で時間をかけて説明を受けた点です。
「SC」(Safty Car)のお話。

実は、イマイチ流して聞いてしまってました。ミーティングの時。
大事なんですね。このエビススーパー耐久では。っていうより、かなりの登場回数でした。今回。
基本的なルールが1つあります。

2時間に一回SCが入る時間がある。

数周入るだけだろう。ってタカをくくっていたんです。ミーティングの時には。

全然違う。雨だったせいもあるんでしょうけど・・・・
一回入ると10分はSCーRUNが続きます。
そのあたりの重要性を理解していれば・・・燃料の戦略を初めから立て直していたと思いますね。
この「燃料補給」についても、別記事にしましょう。

「コース場にとどまっている車両がなければ、別にSCは入らないんだろ?」って
思っていたんですけど・・・・

そうじゃないんです。「スピンアウトした車両を救援する為にSCを入れる」っていうのが、
基本ルール。2時間に一回ね。

だから、エビススーパー耐久って、正式リザルトには
「リタイヤ」という文字がありません
一番早い車両では、1時間半後には、サーキットをあとにしたんだろうな・・・ってのがいましたけど。
とにかく救済。全員に12時間走ってもらいたい。っていう思いがあるようです。

実際、初参加だったんですけど、感心したのは
1)多重クラッシュは1回もなかった。霧で1時間半にもわたって中断が入るぐらい悪天候だったのに。
2)みんなしつこい。何回スピンアウトしてSC救済されても、何とかして修理してまた出走する。
(ええ、特にナンバー付Vitzとか・・・彼ら、あんなにガタガタになっちゃって、自走して帰れたんだろうか・・・)

うちのチームはどうだったの?って?
え〜とですね・・・12時間のうち、コース外に飛び出したのは私が3回と、車両のオーナーが1回。
それと・・・SC救済を求めるスピンをやらかしました。5rdドライバー(フォークリフト修理の人ね)が。

SCの救済が入るまで、コースの脇に立っていないといけないです。
(今回の場合は、そんなに厳しくなかったのか?豪雨だったから)
SCの救済を受けると・・・罰が与えられます。3周減算ペナルティ
複数回SCの救済を受けると・・・もっとすごい罰になります。

まあ、ウチは救済処置は受けたけど、車両そのものには損傷がなかったので良かったです。
ただねえ・・・後日談があって。

この時のドライバーは、数日後、ものすごい吐き気に襲われたそうです。数日にわたって。
どうも「むち打ち」症状になっていたらしい。
確かにウチの8人のメンバーの中で、このイベントのファーステストラップを出すほどの人だったからね。
結構な勢いで、エビスで一番難しいコーナ(S字でかつ下っていく)に入っていったらしい。
今は症状が治まったみたいで、ホッとしています。

ちょっとねえ・・・HANSシステムを購入しないとまずいかも。
って、あれ?
メットも対応品にしないとダメなのか?あれ。



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