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エンジン組み立てのために準備した道具2 [3機目のN1仕様エンジン]



昨日、筑波サーキットで練習走行だったんですけどね。

私たちの車両は、今、フロントに2019年製、リヤに2021年製のタイヤを装着して走っています。

11月ぐらいまでは、この組み合わせで問題がなかったんだけど・・・気温が下がるにつれてなんか・・・うまく走れない。

今は、気温が7.7℃、路面温度16.1℃。

やっぱり路面温度が下がると、古いタイヤはなかなか起動しないってことなのかな?

そんなことを考えながら、TTC1400元チャンピオンの女性ドライバー様の後ろをついていくと・・・

最終コーナー出口でスピン!


「バカなことをした。あちらの方が速いんだから、ついていけるわけがないのに。」

エンジン停止。


再起動。前・・無理だ。次々に最終コーナーをクリアして車両が迫ってくる。バックだ。バックギア!

2台のロードスターは、なんとか減速して目の前を通過してくれた。3台目・・・イエローのCR-Xが・・・なんでだよ。競技スピードのまま突っ込んできた。


4輪から白煙を吐きながら、スライドをしてどてっ腹を見せてる。もう、動いちゃダメだ。


いつかこの車両も終わりの時が来ると思っていたけど、今日だったかあ・・・練習走行で全損なんて・・・バカバカしい終わり方だったなあ・・・


耐ショック姿勢!両手をステアリングホイールから離すんだ!!


何も・・・何も起きなかった。

その後、走行を続けて・・・CR-Xのドライバーをめがけてパドックを歩いていたら、いろいろな人から声をかけられた。

「良かった。当たったと思ったよ。」

「アレ、1分切りのCR-Xだよ。上手なドライバーが乗っていると思っていたけど、ギリギリで判断したんだなあ・・・」

「クラッシュパッド手前で止めたんだよ。あのCR-X」


その後、CR-Xのドライバー本人と話をしました。車は壊れていなかった。お互い。

私は、「黄旗は、とにかく減速しないと。」と話したんだけど、彼は「奥のポスト(私が止まっていた目の前)で、ダブルだった。そこでおかしいと思ったんだ。」とのこと。


まあ・・・なんていうか・・・自分が、「危険な趣味」をやっているんだなあと思わされました。久々に。

本庄サーキットで、軽自動車をぶち当てようとしてくる皆さんに「整備してくれている人を考えたら、その行動は取れないだろ?」って思いながら走ってきたけど、ちょっとね。

「この速度で側面にぶち当てられたら、やっぱり怪我しちゃうのかな。」とか、色々考えた。イエローの綺麗なボディがこちらに迫ってくる間。


走行後、オーナーに話をすると・・・

「うん。全損しても大丈夫。黒歴史車に装備を移すから。」

そうだったね。あなたは、もはやEP82マニアだったよ。何台持ってるんだっけ、EP82の3ドア。

「4台あるから大丈夫。黒歴史車の次は、エンジン下ろしちゃったGiボディね。」


あ、うん。そうだね・・・(遠い目。食堂で。筑波1000のあたりを見て)

マニアっていうかもはやオタク。EP82オタク。前進前進。いつも通り。平常運転だよ。今日も。


そのGiに載っていたエンジンをN1エンジン化する話ね。現在進行中。


最初の1基目のN1エンジン制作の時に購入した道具類で、2基目も制作したんだけど・・・見事に始動できなかった。

なので、その反省を踏まえて、今回は事前に工具類を買い増し。一通りリストを・・・ジャン!

N1エンジン用工具一蘭


2基目の時の大反省点は、「洗浄後の後処理が不適切だった。」というところ。

エンジン部品一式を洗浄した後、タオルで全部拭き取って、防錆袋に入れたんです。

でも、タオル作戦って・・・水分の拭きとりに不十分みたいなんです。なんか・・・全体にうっすら黄色っぽかったというか・・・部品が。完全に錆びって感じにはならなかったんですけど。


で、たまたまホームセンターにパーツクリーナーを買いに行ったところ、「CRC2-26」なるものが売っていることを知りました。

これを使うと、水分を除去して鉄製品を保護してくれるらしいんですよね。

で、その前にやっぱり下処理でエアツールで水分を吹き飛ばさないといけないだろうと・・・


思い切って、「オイルレスの」エアコンプレッサーを購入しました。一番小さなモデル。使いこなせるかわからなかったから。

SK-11のSR-035というモデルです。AC100Vコンセントで普通に動かせます。


それと油圧プレスも。

1基目の頃は、万力に直接ピストンを固定して、コンロッドボルトを直接金槌で叩いていたんですけど、なんか・・・やっぱりまずいだろうと・・・

フロントハブが定期交換部品だってことも学びましたしね。もう、いよいよ年貢の納め時ってことで。

この油圧プレスは、最初中古品を買ったんです。

オーナーと二人で、付近の佐川急便に軽トラックを借りて取りに行って・・・

二人でうんうん、積み下ろししたんだけど・・・下ろしてみたら、全く使えなかった。油圧がかからないプレスを大枚払って買っちゃった。ああ・・・

中古油圧プレス.jpeg

諦めて、新品を買うことにしました。一番小さなモデル。


長崎ジャッキ.jpeg


あ、古いジャッキどうしたんだって?

さっさと近所の金属クズ業者のところに持ち込みました。いくら金属の価格が高騰しているからといってもね。全然赤字だった。

アレ、今、電線とか・・・最近は水道メータでしたっけ?

人様のものを盗んじゃう輩がいるでしょう。

自分で廃棄作業をやってみて思い知ったけど、労力に見合わないですよ。絶対。あんな重いものの持ち運び。


最後がエンジンクレーン。

ASTRO PRODUCTS.jpeg


これ、オーナーが1基目のエンジンを買う時に買ってくれたエンジンスタンドなんだけど、なんかね。

1基目の時もブロックとヘッドを合体させると、垂れ下がってきちゃったんです。合体用ボルトの強度が・・・足りなかった?


結局、2基目の時も、途中でタイヤの上にエンジンを下ろしてトルクレンチで締めてました。この辺りが、締め付け管理値に影響したのではないかと・・・

なので、今回は、アストロプロダクツの2tonクレーンを購入。

このエンジンスタンドの時は、「買ったはいいけど、組み立て方法がわからない。」となった記憶があるので、この2tonクレーンは、「店頭に組み立て済みで展示されている店舗」を電話で探して買いに行きました。

おかげさまで、煩わしい思いをせずに早速使用開始・・・と思ったら、やっぱり店頭展示品なんですね。なんか、油圧の力がかからなくて・・・


結局、エア抜き作業でも改善しなくて、油圧ジャッキオイルを継ぎ足しすることになりました。よくよく取説を読んだら、「1年に一度油圧用オイルの交換が必要です。」ってなってました。そういう品なんですね。


さて、道具は揃えた・・・いよいよ。エンジンのバラシ作業に入るぞ。



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