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3000rpm以上に吹けない [ノーマルエンジンへの換装]



6月も終わりですよ。
今年はものの見事に「梅雨」ですねえ。
6月というと・・・「祝祭日がない。」
あ〜、そうだ。あれですよ。アレ。知ってました?「父の日って世界中同じ日に開催」なんだそうです。
てっきり、日本だけなのかと思いました。「父の日」
いや、ほら・・・「バレンタインデー」は、チョコレート会社の陰謀、「母の日」は、花屋の陰謀で定義されていると思っているもんで。ええ。

父の日は・・・どんな産業の陰謀説もないじゃないですか。え?なに?
「単に忘れられているだけ。」
いかああああ〜ん!ホントのことを言っちゃダメ!

ということで、今年になって初めて「父の日が日曜日になっている。」ことに気がついたので、実家に集合しましたよ。
実家に着いてみると・・・既に弟夫婦が来てた。母上様に挨拶。
「この間ねえ。大変なことがあったんだよ・・・」
という言葉から始まった、母上様の不吉なお話は・・・・

「夜、家に帰ってきたらね。お父さんが、居間でばったり倒れ込んでた。お風呂から出てきて、そのままって感じで。」
「えっ!お義父さん、死んじゃったの?」
「いや、死んでないよね。今、このクソ暑いのに庭掃除してたよね。そんなお父さんのために、オレはOS-1を買ってきたよ。1ダース。去年のJoy耐の時に教わったんだ。
「で、どうしたの?その状況・・・怖かったでしょう?」(OS-1スルーかよ。)
「うん。息してないのかと思って、顔を近づけていったらさあ・・・・」
「う、うん。」(ごっくんちょ。)
「急に動いたのよおおおお〜!私、そっちの方がビックリした!私が倒れるかと思った!!」
「あはは〜!私だったら、息の確認じゃなくて、あそこをツンツンして、”だいぶしおれちゃったねえ。”とか言ってる〜」
バカもおおおおお〜ん!

なんなの!うちの父ちゃんネタにして!弟よ。一緒になって笑っている場合じゃないんだよ!
フッと振り向くと、作業服姿で汗だくの父親が立っていて・・・・
なんて言うんですか?「顔に斜線」って感じの表情。
弟夫婦は、そそくさと帰っていった。なにをしに来たんだ?庭掃除の手伝いぐらいしろ。

みんな「父の日」お祝いした?
来年からは、心を入れ替えて、ちゃんと「お祝い」をしようね。
なんだか、「父の日は白いバラ」らしいですわよ。奥様。ま〜。また「花屋の陰謀」ね。

さて本題。
「ラインオフの4E-FEエンジンに載せ替えよう。」のお話は・・・「エンジン載せ替え作業完了。じゃ、走ろう!」となるはずだったんだけど・・・
「アクセルをいくら踏んでも3000rpm以上に回らない。」状態。
う〜ん????

とりあえず、一つずつ片付けていこう。
水とか、空気とか、ガソリンとか・・・色々漏れちゃっているところを全部見直し。
とりあえず漏れはなくなった・・・と思ったところで気がついたことが。
「油圧0」

・・・・何回目をこすってみても・・・・「油圧計の針が振れてない。」
ええええ〜!!!!ひょっとしてこれが吹けない原因?エンジンストップ!

どうしよう・・・油圧が全くかからないなんて、今まで経験したことがないぞ。なんでそんなことになっているんだ?特に分解もせずにただエンジンを載せ替えただけなのに。

と、そこにAE86レースの彼が登場。
状況を説明すると・・・・機械式油圧計のセンサー部をいじりだした。
yuatuhaikan.jpg
「はい。油圧の取り込み口が詰まってる。何かネジ止め材とか使ってない?」
そうだった。シールテープをあんまり信用してなくて、いつもLOCTITEの542を使ってた。
どうもその使う量が多すぎたらしい。
「ここは、シールテープ類は全く使わなくても漏れないよ。細いマイナスドライバーとかで、とにかくこの詰まりを無くして。」

いやあ・・・びっくり。
試しにパーツクリーナーを吹きかけたんだけど、ジャバジャバ〜。液が溢れてくるぞ。
工具箱の中のあらゆる「細い棒」を突っ込んで・・・何とか全部取り出すことができた。
危なかった。ものすごくカチカチで、油圧計一つをダメにしたのかと思った。

今度はシール材を全く使わずに取り付けてみて、エンジンスタート!
よしっ!ちゃんと油圧計が動くようになった。
AE86レースの彼に確認してもらって、本題を話す。
「配管類を全部見直して、油圧計も動くようになった。でも、いくらアクセルを踏んでも、吹けないんだ。」
「ふ〜ん。」

点火系チェック開始。
エンジンがかかったまま、構わずプラグケーブルを1気筒づつ、順番に引き抜いていく。
「ああ、ちゃんと点火しなくなると、エンジン音が変わるね。全部のシリンダーがちゃんと点火しているよ。ということは・・・」
「ディストリビュータを止めているこの二つのボルトを緩めて。」

言われたとおり、緩める。エンジンはかかったまま。

ディストリビュータをゆっくり左右に回し始めて・・・
「ほら、ディストリビュータを回すと、アイドル回転が変わる。これ、ひょっとして、全然点火時期調整していないでしょう?」
「修理書の順番通りに作業して、点火時期を調整してみな。」
タイミングライトをセット
taIMINGRAIT.jpg

チェック端子を針金を使って短絡する。
TE1とE1間ってなっているんだけど・・・「間違えるとコンピュータが壊れる。」っておっかないことが書いてある。
で、タイミングライトの光をこのベルトの脇の所に当てるんだけど・・・
SUJI.jpg
なんか数字の「10」だけが書いてあって・・・ディストリビュータを左右に動かすと、この点火時期を示すライトの光が変わっていくんだけど・・・どの数字にすればいいんだ?「10」を中心に、右に行けば行くほど、0に近づくのかね?

結局、修理書には、「9から11の間になるように調整」って書いてあったので、この「10」の目盛りのあたりにして、ディストリビュータを固定した。

さてどうだろう?
エンジンを再始動。
アクセルを踏んでみると・・・・うおおおおお〜!ちゃんと上まで吹けるよ!
よかったよかった。エンジンそのものの問題じゃなくて、自分が調整できていなかっただけだった。
ただ・・・これでも、まだ走ることができないんだよね。
ミッションが・・・・なんかかろうじて1速には入ったような・・・あ、ダメだ。全然ギヤが見つからない。
も〜・・・これもまた・・・未知のトラブルだ・・・


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