JOY耐2018いくらかかった? [JOY耐2018]
会社の出入り口に若者が一人。
あっちウロウロこっちウロウロ。
呼び出し電話に手をかけて・・・下ろした。
明らかに不審者。不審者ですよ。奥さん!警察警察!
じゃなくって。ふう・・・悪かったね。うちは、受付スペースすら勿体無いって会社なんだよ。張り紙の内線電話でどこに電話したらいいのかもわからないんだな。きっと。
話を聞く。「どなたにご用ですか?」
「あ、あの〜う・・・今日、面接でお伺いしていまして・・・」
はうあっ!大変大変!不審者っぽいのも当然よ。まだ、なんっにもわからない大学生様が、我が社に来てくれたのね。
「あ、そ〜う。うちねえ、営業の会社なんだよね。初めての場所に訪問して、玄関口で躊躇しているようじゃなあ・・・不採用。」
「は?」
「うん。悪いことは言わない。帰った方がいいって。うちのセクションのモットーはね。」
「はい。」
「いざ!血反吐吐くまで働かん!フェイてててて!!!」
「何やってんですか!新入社員面接は、うち(総務部)でしょう!さ、あっち行って仕事してくださいよ。君も、こんなのに引っかかってないで、さっさとあっちの扉に入って!」
「あ〜・・・いや、私、帰った方がいいんじゃ・・・」
「気にしなくていい。こういうおっさんになっちゃダメだからね。早く戻ってくださいよ。席に。」
「あのさあ、俺たち、クールビズとか言って、ノーネクタイにノー上着で仕事してるじゃない。大学生にさあ、ピシッとリクルートスーツを着させちゃうってのはさあ・・・どうかと思うよ。」
「しょうがないでしょう。彼らは教科書通りにしかできないお年頃なんだから。」
「いやね。麦わらに短パン、ランシャツで来るぐらいのやつじゃないと、うちの会社には通用しないんじゃないかなあ〜って・・・」
「で、面接で、”俺は海賊王になる!”って開口一番に・・・」
「席に戻って、仕事してください。あ、君もいつまでもこっち見てないで!扉くぐって!早く!!」
ふう・・・いかんな。「型通り。」を求めてるようじゃ。
え〜と・・・なんの話をしたくて、記事を書き始めたんだっけ?
あ、はいはい。完走した2018年JOY耐のお話ですよ。
本当は、EP82リヤハブ交換の続きを書きたかったんだけど、一時中断。
これからしばらくの間は、3年ぶり(あっという間にそんな時間が経っていました。)に参加したJOY耐のお話をしていきます。
結構、「浦島太郎」になっているところもあったので。3年で。
で、今回は定番の「お金」の話。じゃん!
これまでの大会に比べて、占める割合が大きく変わったのは、「タイヤ」です。
今回初めて、
1.新品タイヤで大会に参加する。
2.決勝途中でフロントタイヤだけ、新品タイヤに交換する。
という方針で臨みました。合計6本の新品タイヤをJOY耐に持ち込んだのは、初めてのことでした。
(2015年は、ハードタイヤを4本持ち込んで、タイヤ交換のリスクを排除。それ以前は、使い古しのタイヤをみんなで持ち込んで大会に参加していた。)
この費用は、「JOY耐を7時間走りきるための最小限の費用」になると思います。
あくまでの”参加のための”費用。
この表の他にミッションの整備費や、期限切れ交換品(シートベルト・消化器)が発生しています。
それに往復交通費と宿泊費が必要です。
で、これだけの費用をかけて、どんな戦果だったのかとまとめると・・・
予選 77台出走中74位(クラス16位 ペケです。)
決勝 出走78台中総合50位(クラス10位)でした。
予選が、ほぼ最後尾のタイムしか出せないだけあって、決勝走行中のラップタイムも我々よりも遅かったのは、2台だけです。(うち1台は、完走できず。)
それでも走りきることさえできれば、全体の2/3ぐらいの順位になることができるというところが、このJOY耐の面白いところです。
これで、初出場の2011年以来、出走5回・完走3回になりました。(やっとリタイヤ数を超えることができた。)
さて、完走の仕方はわかったよ。
全くのノーマルエンジンを積んでいれば、とにかく走りきることはできる。
ここからは、「どうやってできるだけ上の順位で完走するか?」になっていきます。
ま、1年あるからね。時間をかけて、手を打っていきます。
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