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スマホホルダーは車検で取り外しを求められました。 [Joy耐2023]


ものすごく暑い筑波サーキットで、マツ耐ってやつのスタートを見てた。

なんでも「ノーマルカー」クラスという放送だったけど・・・フラッグが振られた直後に思ったのは・・・

「なんか・・・なんかものすごく難しい大会じゃないか?これ。」

ロードスター群が勢い良く飛び出して行った後、いろいろな車種がだいぶのんびりと・・・最後尾は、ランティス・・・ランティス!!!懐かしい〜。久々に見たよ。

これ、ゴールできるのかっていうスピードで走り始めたけど・・・なんだ?この大会。


周りの人たちにルールを聞くと、「2時間半の大会」「その間、給油一切なし」なんだそうです。だから、各車がさまざまなスピードで走っているのか。

しかし、「ノーマルカー」って言ってるけど・・・このデミオとか、車高が・・・ノーマルじゃないよね?ナンバー付きで公道を走れればいい仕様ってことなのかな?っていうか、普通の筑波サーキットでの練習走行みたいな走り方をしているロードスター群って、2時間半無給油・・・できるのか?あの勢い。


と思っていたら・・・トップクラスの車両群はすごくて・・・残り30分ぐらいまで、タイムのばらつきが1秒以内で各ドライバーが走らせていました。最後の最後に燃費走行で合わせ込んだみたいで・・・そのままトップ3がゴール。


これは・・・Joy耐は、このマツ耐ってイベントを研究するべきだよな。って思いました。

ナンバー付きで24台が出走するだけじゃなくて、前日(土曜日)は、別のクラスも成立していたそうです。

特にJoy耐チャレンジや、ミニJoy耐は、参考にすべき点が多いのではないかと思いました。

私たちは、ミニJoy耐を数回出走して参加を取りやめるようになりましたが、理由は「あの大会は、でかいタンクを抱えている大きな車両が必ず勝つ。」のが、わかってしまったから。

まあ、ここ数年は、「ハイブリットカーが優勝できる耐久レース」になっているみたいですが。


「無給油で、限られた時間にできる限りの周回数を重ねなければならない。」

すごく難しいミッションを灼熱の筑波サーキットで、参加者みんなが笑顔でこなしているのが印象的な大会でした。

確かに「給油のために車両を押す人員を確保しなければならない。」って、モータースポーツの入り口の人たちにとっては、ハードルが一段と高くなっちゃいますものね。

「走っている人は楽しいだろうけど、手伝っている人は、よっぽど心が広くないと務まらない。」


で、なんで日曜日に灼熱の筑波サーキットでボケッとしているかというと・・・

TTC1400の彼が、復帰することになったのだ。スプリントレースに。気がついたら、あっという間に10年が経過していたんだって。一時休止してから。


マツ耐のチェッカーフラッグを見届けた後、ピットに戻ると・・・

椅子に座っているTTC1400大ベテランドライバー様の前に彼がひざまずいていた。

あ、マズイ。出遅れた。訓示を聞かないと・・・あわてて私も走り寄って、脇でひざまづく。


「この大会終わったら、本庄N-Nの第3戦にエントリーするから。さっさと15周してトップで帰ってくるように。


地面につけている膝が・・・火傷しそう。(話聞け。)


10年ぶりの復帰ということで、懐かしい人々が彼のところに寄ってくる。

「この車、ネットないじゃん。運転席の窓、開けられないよ。」

「あ〜・・・うん。あれだアレ。空力を考えて、窓は閉めっぱなしで周回するの。」

「ねえ、なんでこんなクソ暑い時に復帰したの?」

「うん・・・どうしてだろうね。オレ。なんでこんな真夏にエントリーしたんだろう・・・」

全員「・・・・・」(遠い目)


10年が経過する間にTTC1400のエントリー台数は激減して・・・5台だった。

3台エントリーのTTC1600だけでなく、ViTZカップカーも混走になる大会だった。


彼が出走すれば、優勝するだろうと思ってこの暑い筑波サーキットにやってきたけど・・・

やっぱりそんなに簡単じゃなかった。

15周後の結果は・・・


予選3位

決勝2位


驚いたのは、表彰台の他のメンバーが・・・若い!ものすごく若い!!

てっきり、10年前のメンバーがずっと続けているのだと思っていたら、完全に代替わりしていた。すごいなあ。若い人でも、車に興味を持ってくれる人が今もいるんだ。


で、10年経って、歳をとったせいか・・・色々物忘れが激しくてね。

我々は、正式表彰をすっぽかしたチームになりました。ええ、年若いメンバー達に「お手本にならないおっさんの集団」って思われてしまった瞬間ですよ。反省。


さて、いつも通り前振りが長いのですが、ここからが本題。時間軸を戻してJoy耐WEEKの話ですよ。

今年は、金曜日の出来事から記事を書きます。というのは、Joy耐参加最初期以来、久々に「事前車検」を受けました。金曜日開催の。ええ。そのお話。


通常、金曜日のJOY耐は、皆さんが練習走行をしています。ガンガン。

私達は、ノコノコ午後にやってきて、ピットに車を置いて帰るというパターンだったのですが、今年は、オーナーがわざわざ会社を休んで手伝ってくれたのだ。もてぎのピットで集合。


一通りピットに車両と荷物を下ろして・・・ガソリンを抜く。(ガソリン積んだ状態では車検を受け付けてもらえない。)

「事前車検と持ち物検査に行こう。」

いや、オーナー・・・今、14時55分。あと5分で一旦車検場は、1時間クローズになるんだよ。って・・・迷う。


行こう!二人で車両を押せばなんとか間に合う。ダッシュだ!!

我が妻にピットで荷物番を頼んで押し始める。

遠くに車検場が見える直線にやってきて・・・後悔し始めた。

「しまった。3人で押さないとダメだ。これ。」


なん・・・だ・・・?この車両、こんなに重かったっけ?だって、ついさっき、グランドスラムエスプリさんで、4輪アライメントテスターにかけたばっかりだぞ。

去年と全く同じセッティングにしてもらったのに・・・なんで・・・ぜ〜ハ〜・・・なん・・・重い。車両が重いよおお〜!!!


気がついたのは・・・ガソリンスタンドから車検場までが上りになってる。ここ。

そうか・・・だから、Joy耐決勝では、二人で車両を押すことができていたんだ。こんなわずかな上り坂が・・・こんなに重く感じるなんて・・・このっくのっ!残り2分!!


車検場クローズギリギリに車両を押し込んだ。「寒いJoy耐なんて初めてだ。」なんて、数分前まで言っていたのに二人とも汗だくだ。


車検が始まって・・・指摘事項なんてないよ。去年と全く同じ仕様なんだから。

と思っていたら、面倒なことになった。


「このスマホホルダー外して。」


ありゃ?

確かに去年と違うスマホホルダーにしてる。今年。

今までは、毎年スマホホルダーが壊れてしまったのだ。数百円で買えるやつを使っていて。競技車両の衝撃に耐えられないのか、1年でガタガタになってしまう。


で、今年は、しっかりしたスマホホルダーを見つけてきたのだ。




これで、走行中にガタガタスマートフォンのラップタイマーが揺れることも無くなったって喜んでいたんだけど・・・

逆に立派すぎて目立ってしまったらしい。


取り外せって・・・これ、ガッチリ取り付けられるのが特長の製品なのに・・・オーナーと二人で取り外しに格闘。

「ダッシュボードバラさないとダメ?」

「いや、そこまでじゃない。こう、エアコンルーバーを・・・」


バキってなんか嫌な音がした。


うん。気のせい気のせい。ルーバーごとスマホホルダーを握りしめて・・・ルーバー戻す。テープ・・・持ってきてないから、そっとダッシュボードにひ・・・かかった。よしよし。これ外していると改造扱いになっちゃうからね。ふい〜。


車両重量もクリアして、今年も(も。ね。)下回りチェックで指摘事項はなかった。


まいったなあ・・・ここ数年、スマホのラップタイマーを頼りに走行していたのに・・・ホルダーを外す羽目になるとは・・・


「しょうがないよ。装備品チェックに行こう。」

装備品チェックは、全員分の「装備品チェックシート」を自筆で用意していれば、受け付けてくれるのだ。

逆に「チームメンバーの書類が一人でも欠けていたら、受付不可」だった。


落とし穴だったのは、「規格」の空欄を全部埋めていないと受理されないことだった。

装備品によっては、既存の規格欄には対応していない品もあって・・・そこは「二重線」を入れるように指導された。

この装備品の関係は・・・来年ぐらいには・・・どこかで記事に・・・タイムリミットが迫ってますからね。


参加受付は、ドライバー全員が揃ってないと実施できないです。

土曜日集合ということなので・・・その辺りは、次回。


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2023年JOY耐7時間耐久レースいくらかかった? [Joy耐2023]


なんとかウイルス(Covid-19)が、無くなったかのような世の中の動きですよねえ・・・

皆さん、ちゃんとマスク外してますか?

「マスクをしていたせいで、熱中症」なんて、笑えない話ですからね。ちゃんと状況の変化に対応してね。


ここのところ、出張が続いています。まるで2019年に戻ったかのよう。

で、地方都市で急遽新幹線に乗り継ぎしないといけなくなって・・・って、ここの駅、そうそう新幹線が止まらないんだった。

今、お昼ご飯を食べておかないと・・・また「お昼抜き」確定。


駅の構内をウロウロ・・・どこもお客さんが外で待ってる・・・ご飯が食べられる店舗。

まいったな。待ってる間に新幹線が来ちゃうよ。と・・・おおっ!この喫茶店は、ガラガラだ。

パッと飛び込むと・・・店員さんが出てこない・・・ん?なんだ???やっと女の子が出てきた・・・と、思ったら、なんだかモジモジ。


大丈夫。他に誰もいないから。サービスタイムじゃないから、タッチ厳禁でーす!なんてことしないから、さ、こっちに寄りなさい。」

「あ、あのう・・・」

「何?」

「いちごの商品は、ありません。」


え〜と???

いや、まずいだろう。とち・・・(言っちゃダメ!)なんとかの場所で、いちごのメニューが出せない喫茶店なんて。

「ああ、う〜ん・・・そうなのか。普通に食事のメニューはある?」

おずおずと綺麗なおねいちゃんが出してきたメニューは・・・

「デザートワッフル盛り合わせ」

「え〜と・・・これ、一つ?」

「はい・・・」

「うん。わかった。じゃ、これとホットコーヒも1つちょうだい。」


待つ・・・まあ・・・大丈夫だろう。新幹線まで30分ある・・・時間・・・かかるな・・・ワッフルって、そんなに焼くのに時間かかるっけ?


やっと出てきた・・・って、見た瞬間、「でっか!!!」

(叫んじゃったよ。店内で。ほんとに。)

タワー!!!!!!

ワッフル&生クリームがタワー!!!!!20cm・・・いや、もっと!!!!!


え?写真?

撮ってないよ。なんか、出てきた料理を撮影している人、いるけど、失礼でしょう。

「料理は、出てきたら、すぐ食え。ホットなうちに。」

っていうか、それどころじゃない。新幹線まで、残り15分切ってる。


全力で格闘開始。ワッフル&タワーに。

タワーの生クリームと周辺のデザート群をモリモリモリモリ・・・口に生クリームがついてることなんて気にしてられない。

広い喫茶店の店内で、おっさんが一人スイーツと格闘・・・・フイっと駅の構内を見上げると・・・

なんか・・・なんか、みんなこっち見てる。高校生のおねいちゃん達だけじゃなくて、Yシャツ姿のおっさん達も。

何?見てるんだったら、みんなこのお店入りなよ。って・・・皆さんの視線の先を辿ると・・・店内に白い張り紙が・・・


ん???


「いちごの○○カフェは、6月30日をもって閉店します。」


しまったあああああ〜!この店からの最後の挑戦状だったかああああ〜!!!!!

食ったる。残さず食ったる!!!!って、やっとワッフルが見えてきた。ほじくり返すと・・・ワッフル・・・

6・・・いや7・・・いや8枚!!!新幹線まで、残り10分!!!!


10分後・・・新幹線の自由席に飛び込んでましたよ。

やってやったぜ。ワッフル8枚、ホットコーヒーで流し込んでやったぜ。食べ物無駄にしなかったぜ。俺。


その後・・・お客様との打ち合わせの席で、下を向くと・・・大変。

久々の体験っていうか、幸せなんだよね。日本。なんだかんだ言って、とにかく食べ物に困らないんだから。

「あ、お客様、可能なら、現場見させていただいていいですか?何事も現地現物ってことで。」

とにかく上の方を向いてないと・・・歩くんだ。とにかく。理由をつけて。


無理。飛び出しちゃう。下向くと。何かが。


さて、そんな土地で開催された2023年Joy耐7時間耐久レース。

毎年恒例の「いくらかかった?」

ジャン!

2023Joy耐参加費用.jpg

47万1,317円かかりました!


今年は、だいぶ切り詰めました。とにかく色々なものの価格が上昇しているので。

例年は、新品ドライタイヤ6本持ち込みのところをフロント側4本だけにして、リヤは練習用タイヤで溝が一番残っていた2本を持ち込みました。

レインタイヤも4本持ち込みましたが、これは、過去に購入していたものです。

(今年は雨が降る大会になりましたが、レインタイヤは使わずに乗り切りました。)


消耗品代の中に含まれるブレーキパッド等は、実は、2022年大会の時に2年分購入していたものです。

昨年の時点で、物価がどんどん上昇していくことはわかっていたので。

なので、来年(2024年)は、とてもこの金額では収まらないことになります。


この円グラフにまとめた費用の他に参加メンバー各員の交通費代や宿泊代が追加されることになります。

では、そんな費用をかけた大会の結果はどうだったか?


予選出走53台中、50位(クラス9台中7位)

決勝出走54台中、32位(クラス9台中6位)


決勝出走54台のうち、チェッカーフラッグを受けることができたのは、42台です。(77.8%)

チェッカーフラッグを受けることはできなかったけど、完走扱い(規定周回数クリア)となったのは、48台でした。(88.8%)

決勝走行中のベストタイムは、54台中の51番目でした。


スタート前は、これまで参加してきた9回の大会中、最も参加台数が少ないこの大会は、そんなに変な混乱も起こらないだろうと思っていたんです。恐らく、自分達自身にもそんな変なトラブルは起きないだろうと・・・


実際は、チェッカーフラッグ率が8割を切ったことが示す通り、ものすごく難しい大会になりました。

金曜日からの様子を次回から記事にしていきましょう。


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Makuakeとビームテックから返金がありました。 [雑談]

Homekit対応シーリングライト


台風2号。

なんとか・・・去りましたねえ・・・

昨日の夜は、何度も携帯端末がけたたましく鳴ってどうにも眠れなかった。

周辺での浸水警報ということらしいけど、初めて聞く内容と音でした。(ものすごく大きな音)

まあ、我が家は・・・大丈夫です。平常運転。

6月1週目に太平洋側を台風が通り過ぎるなんて・・・ひょっとしたら、今年の夏は、あまり暑くならないのかもしれないですね。って言っても、35℃を超える日数が少し減るぐらいなのかもしれないけど。


さて、今回のお話は・・・

いつもだと、Joy耐が終わった後なので、まずは、費用の話なのですが、今年は1つ割り込みです。気分が悪くなる話。




なので、いつも訪問してくれている方々は、ここから先は読まないほうがいいです。気分が悪くなる話を書くので。


昨年暮れから今年の正月明けまで、何度かビームテックとMakuakeに連絡をしていたのですが、商品は全く到着しなかったというのが、第一弾の頃の話です。


その後は、正直、放置しようかと・・・瑣末な話ですから。

ただ、恐らく私のような対応を繰り返して、多数の人々から金を巻き上げているんだろうなあ・・・とも・・・グルグル回っていました。


「あくまでもシステム上の問題」として、キャンセル処置の名の元に返金処理を実行しないという・・・


近所の交番に相談しました。



教えていただいたのは、

1.この手の話は、この3年ほどで、非常に増えている。(通販でお金を支払ったのに商品が届かない。)

まずは、被害届を提出する。

2.ただし、今回の場合は、相手がはっきりわかっているので、罰を与えようとしたら、告訴状の提出という形になる。(被害届は、窃盗等相手がわからない場合の初期対応)

3.しかしながら、相手がはっきりわかっていて、通販がらみということであれば、まずは、関係者各位でよく話し合いをするべきでは?必要であれば、消費者庁等に窓口があるはず。


どうしても告訴状を提出するということであれば、担当するであろう警察署で相談をしてみてください。

とのことでした。


警察署にわざわざ出向いて相談って・・・しかも、今回の場合、法人2つ(2拠点)相手・・・

面倒なので、やっぱりこの件、忘れよう。


何も処置しない・・・と決めたはずなのですが、頬骨骨折でじっとしていなければならくなってからは、天井を見て、寝ている間中この件がグルグル・・・

だって、今、見つめている天井の蛍光灯は、本来はとっくの昔にLEDシーリングライトに切り替わっていたはずだ。お金は払ったんだから。


まあ、せっかく家にいるのだから、やれることはできる限りやろうと・・・一通り全部の証拠と状況説明書を作成して、警察署に行ってみました。2箇所。


どちらでも言われたのは、

1.「詐欺罪」と言われているが、その1つの罪だけにして(絞ってしまって)告訴状を提出していただいても、警察は捜査をするだけ。結果的に罰を与えられることになるかは、警察以外の組織が判断することになる。

2.告訴状を受理したら、警察は捜査をすることになる。ただし、すぐに捜査に取りかかれるかは答えられない。

(対応部署には、優先順位の案件がある。)


まあ、時期は別に急がないので、警察から助言を受けた通り、自分の思い込み(詐欺罪)だけに絞らず、考えられる罪状で書面を作ってみました。


あとは、この告訴状を警察に提出すれば、全ての始まり・・・というところで、またグルグル。


本当に瑣末な話なんです。この件。

8万円弱のお金を取られただけ。

お金を取った側は、堂々としている。商品を送らず、「うちは知らない。」を押し通せると思ってる。

この8万円弱のために警察の皆さんの手を煩わせることになるのか・・・いやいや、普段、結構税金を払っているんだから、こういう時はフルに活用するべきでは・・・


悩みまくった結果は・・・「もう一度だけ、Makuakeに連絡を入れよう。これで本当に再び無視された時には、いよいよ警察に告訴状を提出すればいいんだ。」


そうしたらですねえ・・・来ましたよ。Makuakeから。返事。こんな感じで。

株式会社マクアケからの連絡


今回は、ちゃんとパスワードも入った文面で到着しました。

「俺は、キャンセルなんて頼んでない。」

という釈然としない気持ちを抱えたまま、返金URLにログインすると・・・・


おお。事務手続き終了。


実際に口座に返金が実行されてから、ビームテックにも連絡を入れました。

株式会社ビームテックからの連絡



じゃあ、この件のそもそもの始まり。

「HomeKitで動かせるLED照明」の件は、どうなったのか?

というと・・・・


2022年3月にMakuakeとビームテックに購入依頼をしたこの品は、結局、1年に渡って、2社がゴネてくれたお陰で、私にとっては、いい方向に転がってくれました。


ビームテックの商品1台分で、中国企業製LED照明が3台買えるようになっていました。彼らがゴネた1年の間に。

家の蛍光灯を

蛍光灯


TALOYAのライトに交換して、今では、HomePod(第二世代)に向かって、「Hey Siri 電気つけて」と言ってます。

TALOYAのLEDシーリングライト


家を出る時には自動で消灯してくれて、帰宅すると点灯するように設定できたので、手を洗う前に壁面のスイッチを触らなくても済むようになったので、だいぶ助かってます。


まあ、あれですよ.アレ。


自分の周りで、そんな発言を聞きつけたら、「現実が見えてないな。」と思ったほうがいいですよ。

その発言は、あなたを騙そうとする人たちかもしれない。この1年、私が実際に被害に遭ったようにね。


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同一エンジンで5回Joy耐を完走できました。 [Joy耐2023]

Joy耐2023無事に完走しました。

今年は、出走54台中チェッカーフラッグを受けた車両は、42台と今まで完走した大会の中でも特に厳しい年になりました。

我々は、54台中32位。

クラス9台中6位で、今まで最多の周回数で完走することができました。

2016年に積んだノーマルエンジンで、5回目のJoy耐完走です。

少し休んだら、制作したN1エンジンに積み替え作業開始です。

疲れた。


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予選無事に走れました。 [Joy耐2023]

C0013T01.JPG

「寒いJoy耐」って初めてです。

9回目のJoy耐は、雨・・・かと思ったら、予選の間は降らなかった。

1走目は、本降りの雨の直後だったので、路面がだいぶ濡れていたんですけどね。



今年は、トラブル無く予選を走り切ることができて・・・いつも通りの位置。ええ。

出走54台中50番目です。

クラスでは、9台中の7番目。


エンジンは、結局昨年と同じものです。2016年に搭載したノーマルエンジン。

明日、無事に完走できたら、同一エンジン個体で、5回目のJoy耐完走となります。


今日の予選の間は、雨が降らなかったけど・・・明日の決勝は・・・

難しい大会になりそうです。なんとか走り切ってみせます。


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頬骨骨折しちゃった。 [雑談]

4E-FE
夜、地方都市の駅前ロータリーでコケてしまった。

「倒れる!」って思った時には、バッタリ。思いっきり頭を打った。イテテ・・・今まで受けたことがない衝撃。


遠くの方で、Apple watchがブルブル震えている。転倒検出機能が働いて、緊急連絡先へのカウントダウンが始まってる。


なんとか起き上がって・・・119番通報が始まる1秒前で止めた。


あ〜・・・まいったな。血も出てる。振り返ると・・・何もない。なんだ?

何もない場所で、コケたよ。まあ、でかいロータリーと言っても・・・だいぶ暗いんだけどね。ここ。

別にお酒なんて飲んでないし・・・晩御飯買いにコンビニに行っただけなのに・・・血だらけだ。コンビニのビニール袋。


もう一回、コンビニ行って、ビニール袋買お。


コンビニでビニール袋を受け取ると・・・お兄さんがなんかオロオロしている。

宿泊施設に戻って、鏡を見ると・・・あ〜・・・結構な血が出てるけど・・・まあ、絆創膏でなんとかなるぐらいか。

丁度、痛み止めも持ってるから、さっさと寝て、明日、病院に行こう。


横になったんだけど・・・夜中に耳元がうるさくて、目が覚めた。なんだか、ポタッポタッてずっと音が鳴ってる。

涙が止まらないんだな。


もう一度、顔を拭こうと鏡を見ると・・・そうじゃなかった。

耳から血が出てた。

痛み止めって・・・逆に血を止めなくなるんだ。まいったな。


翌朝始発でなんとか自宅に戻った後、歩いて行ける場所にある総合病院の脳神経外科を受診すると・・・

「MRIの結果は、頭に異常はありません。ただ、顔が骨折しています。これは形成外科でないと対応できない。

この病院にはないので、近くの大学病院への紹介状を書きます。」


てっきり、包帯とか何か処置をしてくれるのかと思ったら・・・何もなかった。薬もなし。


次の日、大学病院の形成外科ってやつに向かったんだけど・・・なんだここは・・・

今まで、こんなに受診者が多い病院なんて来たことがないぞ。朝、始まる前だと言うのに・・・ものすごい数。

だいぶ待たされて、若いお兄さんが診てくれることになった。・・・大学生?


「あ、あの、あの・・・私、研修医です。これから私がお話を聞かせていただいて、それから先生に診ていただきます。」

うわあ・・・「ブラックジャックによろしく」の世界だね。本当にあるんだ。研修医が患者さんをみるって事。

あれは、国会審議にもかけられたような大問題作だったけど・・・まあ、今は、朝だからね。って、なんでそんなにオロオロしているの?


「あ、あの・・・こちらの方は・・・診察室に入って来られるのは、一人だけ・・・」

我が妻を見て動揺してたのか。そんなにおっさんの怪我で付き添いをするのが珍しいのかい?

「ええ、普通・・・オジ・・・じゃなかった。男性の患者さんって、一人で来られます。」


一通り、発生状況と経過を話した後、先生が診てくれることになった。って、先生も・・・そんなに歳変わらないよね?

「あ、彼は研修医なので。私が責任を持って担当させていただきます。じゃ、まず、この指を振りますからね。何本に見えますか〜?」

「先生、指曲がってる。」

「あ・・・本当ですね。って、私の指の話じゃなくて、はいっ!何本に見えますか?」

「10本!」

「ちゃんとやってください!」

「先生、怒ってる?」


この後、ものすっごく怒られました。我が妻の目の前で。年若いお医者さんだからって、からかっちゃダメです。


診察の結果は・・・「何もしません。」


「・・・・何もしないって・・・先生、やっぱり怒ってるでしょ?」

「いや、そうではなくて、もっと顔の破損状況がひどければ、当然、手術をします。ただ、人の治ろうとする力を頼った方がいい時もあるんですよ。今回の場合、顔全体が、後ろにずれただけなので、このまま様子を見ましょう。」


また・・・また、何も処置なし。薬もない。

病院から出ようとすると・・・最初の病院もそうだったけど、女性の看護師さんが、みんなこちらを何度も見返すんです。男性の看護師さん達は、無反応なのに。

「え?え?その状態で帰るの?」って感じ。


まあ、その後は、自宅でひたすら上を向いて寝ているしかなかった。寝返りも打てない。(頬に圧力がかかると痛い。)

ただ、どうしても右手の甲が痛くて・・・腫れてしまってる。

今度は、地域の整形外科に行ってみると・・・


「ああ、動くんでしょ?右手。」

「はい。」

「手のひらをついて転倒しなくてよかったね。腕を骨折してたかもよ。今、動くんだったら、大丈夫。気にしないで。


・・・なんていうかですね。おっさんへのお医者様達の対応が軒並み・・・なんて言うか・・・これが、若いおねいさんだったら、右手を見てもらおうとしたのに「んじゃ、まず、服を脱ごうか。全部。」とかって言っちゃうんだろ?え、ダメ?そんな偏見。


もはや、レントゲン撮影もなし。やっぱり薬もなし。

「帰って、とにかく寝てなさい。」だって。


なんとか出社できるようになってから、念の為、土曜日に眼医者に行った。

転倒後、右目が全く見えなくなった時期があるのだ。


まあ、腫れて目を完全に塞いだ為だと思うんだけど・・・今、見えてるし。

問診で、状況を説明すると、ちょっと怒られた。

「目がおかしいと思ったら、すぐに来てください。腫れててもいいですから。」


光を当てて、両目を見てくれたんだけど・・・なんか・・・外科のお医者さん達と違って、なんか・・・

「火曜日に・・・もう一度、来られますか?いや・・・月曜日、月曜日に来てください。」

「無理です。そんなの。」

先生が、激しく動揺してる。


折衷案として、月曜日の夜に待っててくれることになった。どうも・・・右目の網膜がおかしいらしい。


別に・・・骨折の同じで、ほっとけば治るんだろう?

とぼけようかと思ったけど・・先生の様子を思い出して、やっぱり月曜日夜に病院に行った。


・・・そのまま手術になった。


知らなかったけど、網膜って、破損すると、修復されることはないんだって。これ以上、ひどくならないように処置をしてくれることになった。


地域の薬屋さんに電話をしてくれていて、その人達も店を開けて待っていてくれた。


本人は、大変な事態になってるって、自覚がないんだけどね。見えてるし。


というようなことが起きてました。Blogの更新を止めている間に。

初めて・・・ですね。2ヶ月開けてしまったことは、過去に1度だけあったけど。ここまで間を開けてしまったのは・・・申し訳ない。


で、こうして、今はちゃんと画面を見て、文字を入力できるようになりました。まだ、ちょっと右手に腫れは残っているけど。


文字は入力できていなかったけど、エンジンは出来上がりました。N1仕様として。


Joy耐もエントリー済み。今日の眼科の検査次第ですが、おそらく出場できます。2月の本庄耐久以外、今年、全く走ってないんだけどね。


あ、そうそう。2月の本庄軽One耐久NNクラス第一戦は、出走18台中、予選10位。

決勝、総合6位(クラス5位)で完走しました。

ちゃんと進化しています。私達。


思わぬ障害が発生していたけど、行くぞ。約束の地へ。

恐らく、例年通りのノーマルエンジンでの出走になりますが、完走してみせます。Joy耐。

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エンジン組み立てのために準備した道具2 [2基めのN1仕様エンジン]


株式会社ビームテックから連絡がきました。

ビームテックからの手紙.jpg


まあ、内容そのものについては、まともに対応する必要がないです。商法を学んでいない人が応対させられています。


全体のフレームワークは、アマゾンの時と同じです。

「クレームは受け付けたよ。金、返して欲しいんだろ?別の場所に連絡しろよ。ひょっとしたら返金されるかもね。」


で、株式会社マクアケからも連絡が来ました。

makuakeからの手紙.jpg

(安全のためにURLは加工してあります。)


この文章、「返金のためのログインパスワードを別送する。」となっているのですが、来なかったです。パスワード。


念の為、昨年末と今年に入ってから、2度連絡をしてみたのですが、何も音沙汰なし。


「繰り返し同じ犯人から詐欺を受ける。」人って、たまに報道されるじゃないですか。

あの心理ってなんだろう・・・と思っていたのですが、この状況なんでしょうね。

「金、返して欲しかったら、ここに連絡してください。」

誘導されるんだろうなあ・・・金が欲しかったら。


通常、この手の返金処理って、「現金受領者が、決済者(この場合、カード会社)に連絡して、決済ルートを通じて返金処理を行う。」ものなんです。

でも、今回の場合、「返金を受けさせるためにわざわざ別のURLに誘導する。」(注文を入れた側が行動しないといけない)形をとっています。


これ・・・・まさしく還付金詐欺とワンクリック詐欺の組み合わせ・・・

パスワードが来ないので、おかしいと思って、このURLにアクセスした先に落とし穴が仕掛けてあったら、見事にハマる仕組み。


よく考えている・・・というか、必死だな。ビームテックとMakuake。


私は購入者なんですよね。

購入を希望しているのではなくて、購入のためのお金を既に払込済み。(重要です。商法をよく確認してください。)で、キャンセル依頼もしていないです。

ただ、商品が届いて欲しい。CL-12WiFiってやつが。

普通の店頭に並んでいる物を購入するんだったなあ・・・詐欺の窓口にこちらからアクセスしてしまった。


瑣末な話なので、アマゾンの時と同様、放置しようと思ったのですが、あまりに執拗な詐欺行為なので、どうしたものか・・・

もう少し考えます。


さて本題。の前に。

え〜と、2023年初の記事でしたね。今回。あれ、書いておきましょう。アレ。「今年やること」

1.今年もJoy耐に出場します。

今年は、5月13-14日です。昨年と違って、ゴールデンウイークの翌週なので、相当な台数が集まるのではないかと思っています。

2.本庄軽One耐久N-Nクラスに出場します。

こちらは、今年こそ全戦出場・・・とは、ならないです。2月12日の第一戦から出場できるようにTTC1400大ベテランドライバー様が準備を進めてくれていますが、第二戦はJoy耐翌週なので、欠場決定です。


で、やっと本題。

N1仕様エンジンを組み立てます。最初のJoy耐出場の年以来(2011年)です。

今、スターレットに搭載しているエンジンは、2016年に搭載したノーマルの中古エンジンなのですが、そのエンジンのまま、2018,19,21,22年と完走してきて・・・さすがにちょっと・・・大丈夫かな?感が・・・

もてぎで2箇所油圧が落ちる場所があるのがわかるようになってきましたから。


最初のエンジン組み立ての際に使用した工具は一通り保管してあるので、さらに追加で工具を購入してからとりかかることにしました。


1.Wako'Sのエンジンクリーナー アルミクリーン




2.きちんとしたメーカーのセンターポンチ。PB製です。
これは、フォークリフト修理係から「クランクとかピストンとかとにかく外した位置がわかるようにした方がいい。」という助言を受けて購入しました。
3.今更ながらのオイルフィルターレンチ。
今まで、汎用のパイプレンチで済ましてきたんですよね。さすがにフィルターそのものが変形してしまう外し方はやめようと。
4.作業用の椅子
最初のエンジン組み立てから10年が経過して・・・とうとうお医者さんに「中腰が一番腰を痛めます。やめてください。」と言われるお年頃になりました。
5.大事な大事なバルブスプリングコンプレッサー
前回のエンジン組み立ての時は、ガレージオーナーに借りて作業をしていました。
エンジン組み立ての中で、2番目ぐらいに厄介だった作業のような・・・時間が経過して、道具側が進化してくれ・・・た・・・かな?
6.最後が「ボッシュの電動インパクトドライバー&レンチ」
元々、10年前のエンジン組み立ての時にリョービの電動ドライバーを購入していたんですよね。
で、とうとう壊れました。最初はてっきりバッテリーがダメになったのだと思ったのですが・・・(数年に一度ぐらいのペースでしか使わなかった。)
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電動ドライバーって、ピットをいちいち揃えないといけないので、なかなか使わなかったんです。
(ハンドツールにパイプを噛ませて、オーナーと二人で押せば、大抵のことはなんとかしてきた。)
今は、ボッシュから便利な道具が販売されているんですね。
「ハンドツールのレンチも取り付けられるようになっている電動ドライバー」
というものが販売されていました。
これなら、手持ちのソケットレンチ類を活用しながら、電動パワーの恩恵も受けられます。
ま、これらの道具を使いながら、N1仕様エンジンを組み立てますよ。
構想は、最初に組み立てたエンジンがブローした後、載せ替えたノーマルエンジン2基を合体。(3基目と4基目ね)
5月の大会までに残り4ヶ月・・・切っちゃってるので・・・どうだろう?
ひょっとしたら、去年のままの仕様で今年もJoy耐出場となるかもしれませんが、とにかく作業を開始してみます。
なので、ここから先、しばらくはこのBlogは「N1仕様エンジン組み立て日記」になりますよ。
今年もよろしく。

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Makuakeで商品を購入しようとしたら、お金だけ取られて現品が来なかった話 [雑談]


有象無象の愚民どもがなんとかウイルス(Covid-19って言って)のことも忘れたかのように浮かれおって。

ああ・・・いや、出だしから気分がささくれていて申し訳ない。いつも通り記事の更新が・・・ここ数ヶ月、本当に滞りがちだったんだよ。

どうにもね・・・この秋以降、お金にまつわる嫌な話が多くて・・・今回は、そんな話。

車の話じゃないので、いつも訪問してくれている皆さんは、ここから先は読み進めないほうがいいかなあ・・・恐らく、ものすごく嫌な気分になる話を書くので。


いくつかあるのだけど・・・まあ、2つだけ書くかな。


まず、最初は、ヤフオク!での話。

EP82のLSDを予備に欲しくて、ちょうど「EP82 NA用ミッションLSD付き」というのが、ショップオークションで出ていたので、落札したんですよ。6万円で。


運輸会社の倉庫に引取りに行って(重量物なので、個人宅には配達してくれなかった。)、木のパレットと樹脂バンドを解体してから、フォークリフト修理係のところに持ち込んだところ・・・


梱包材のビニールを解き始めたところで止められた。

「これ、ダメです。TURBO用のミッションです。NA用と共通部品はありません。一目でわかる。」


ショップが出した品で、そんなことあるのか?と思ったんだけど・・・まあ、念の為、梱包を全部外して、事前に持ち込んでいたNA用ミッションと比べてみたところ・・・デザインが違う。っていうか、色々なところが大きい。ああ・・・やられた。


「捨てるよ。金物の廃棄業者が引取りに来ることがあるでしょ?その時に渡してあげて。」

「いや、NA用と紹介があったんでしょ?抗議したほうがいいですよ。こんなの。」


フォークリフト修理係の助言に従って、出品業者に説明を求めたところ・・・

「現品を戻してください。返金させていただきます。」


いやいやいや・・・木のパレットバラしちゃったんだよ。今、この手のパレットって、廃棄物の取り扱いを嫌がられて、売ってもらうのも難しい。しかも、わざわざ運送業者の拠点に持ち込まないといけない。


結局・・・2万円値引きしてくれることになりました。現品は手元に残った。用途がないTURBO用ミッション。

AE86レースの彼に話したところ、何か彼が使える部品が・・・あるらしいです。このミッション。

丸ごとあげることにしました。金物回収業者に持っていくにしても手間がかかるからね。はあ・・・

実は、このBlogで報告していないけど、ヤフオク!でのEP82 NA用部品って、要注意アイテムなんですよね。

結構色々とTURBO用部品を掴まされています。ただ、今回のミッションの話はひどかった・・・


今までは、「しょうがない」で済ませてきたけど、初めて出品者に抗議したら、だいぶ長くキャッチボールをする羽目になって・・・

まあ、あれですよ。アレ。

オークションでの魔法の言葉「ノークレームノーリターンで」が、通用しちゃう世界ですからね。リスク過大な取引ってことです。


で、もう一つの話。これは、春先から始まっていた話なんだけど・・・

クラウドファンディングって知っていますか?

「アイデア商品を世の中に売り出すために、まずは、支援者を募ります。」という形のまあ、マーケティング活動の一環です。企業の。

最近成立した例で、有名なところだと・・・Canonが「望遠鏡に撮影機能を持たせた」デジカメの話とかかな。


私もすでにいくつか入手した物品があります。

で、引っかかったプロジェクトが今回のお話。

Makuake(マクアケ)というクラウドファンディングサイトで、LEDシーリングライトのプロジェクトがあったんです。



HomeKitという言葉がみなさん聞き慣れないと思いますが、これは、まあ、簡単に言うと「Siriに向かって"電気つけて"」と話しかけると、ライトが点灯するって規格です。(もっと色々できるよ。電灯周りだけじゃないよ。)


ワクワクして申し込みしました。3台。4月の初めに。

CL-12WIFI

現品の到着をドキドキしながら待ったんだけど・・・・Joy耐が終わり、夏が来て、秋になっても・・・届かなかった。

いや、まあ・・・今までのプロジェクトで、すごく時間がかかったものは、半年ぐらい待ったから・・・


待った。待ちましたよ。今年の終わりまで。

それでもさすがに8ヶ月経過して、何も音沙汰がないと言うのは・・・何かおかしい。

(株)ビームテックに問い合わせを入れようと・・・

ホームページのお問い合わせフォームを開くと非常に不思議な文言が・・・

「ECサイト(楽天、Yahoo!、アマゾン等)でご購入後の連絡は、各サイトのお問い合わせフォームよりお願いします。こちらでは返答できかねます。」


ん????

自社の製品についてのお問い合わせなのに問い合わせルートを絞るって一体・・・


仕方がないので、Makuake側で問い合わせをしようと・・・問い合わせフォーム・・・・ものすごく探し回って・・・わからない。

メディア対応用の問い合わせフォームは存在するけど、ストアでの商品購入者向けの問い合わせ窓口がない。


仕方がないので、毎日のように送られてくるプロジェクト紹介メールの中に「アンケート」があったので、アンケートフォームに記入していたところ、「インタビューを受けられますか?」と出てきたので、OKと答えておいた。


で、購入時の記録を読み直してみると「実行者へ問い合わせ」というフォームを発見したので、そちらにも商品が到着しない旨を記入しておきました。「Makuakeとして対応するということじゃないのか?」と思いながら。


返事が来ました。返事が来ましたよ。12月5日に。何も反応はないだろうと諦めていたんだけど。

「失礼しました。システム連携がされておらず、受注状態が把握できておりませんでした。ご注文はキャンセルいたしました。宜しくお願いします。」


正直、予想していなかった答えで・・・現品を届けるんじゃなくて、注文キャンセルって一体・・・


これでおしまいです。これで終わり。インタビューの話・・・どうなったんだ?あのアンケート。


5月に3台分74,697円がカード会社から引き落としされていたのですが、返金なし。

カード会社に問い合わせ・・・いやいやいや。カード会社側は、伝票処理をしただけ・・・


多分・・・株式会社マクアケも株式会社ビームテックも資金繰りが相当厳しいのだと思います。74,697円を返金処理できないくらい、追い詰められた運営状況なのだろうと・・・


そう思うことにして、この件を忘れることにしていたのですが・・・ええ、なんたってAmazonの体験がありますから。私。

インターネットで物を買うことって、リスクを伴うんです。

この手の話は、運営側がミスを認めて、それでおしまい。

理由をつけて、返金はないんです。

次は引っかからないように問題がある業者とは取引をしないようにすればいいんです。


が・・・実は、昨日、ハタと悟りを開いてしまったんです。保管ガレージで作業中に。あ、悟りって言葉はダメなんだっけ?異教徒の皆さんの前では。え〜と・・あれ、あれだ。

「啓示を受けた。」


「詐欺に遭った。」

そういう話です。このクラウドファンディングの話は。

Amazonの場合は、「物流拠点からは、現品が発送された。その後、商品が行方不明になった。」ことをAmazonは認めたけど、(認めておしまい。それ以上のことを求める時は、別ルートで問い合わせするように案内されて、そこでこちらが諦めた。)今回のクラウドファンディングの話は、「金は取られた。商品は発送すらされない。」という話なんです。


昨日、オーナーと予備車のシフトケーブル外しに苦闘していたときにハタと気がついたのは、「人って・・・こんなに簡単に詐欺に遭うんだ・・・俺、騙されないって思ってた。」


詐欺だ。

って思っていなかった自分がいるんです。


立派なホームページを作って、集金している側(Makuake)と品物を作っている(ビームテック)ように見える2つの法人が存在しているように・・・騙されてた。


「オレオレオレオレオレオレ(ひつこい)詐欺」でしたっけ?

あの手のことに引っかかる精神状態ってなんだろう?って思っていたんだけど、こんな感じなんですね。

サラッと、他人から金をかすめ盗る・・・しかも盗られた側がそれを認識するのに時間がかかる・・・お見事。


まあ、オークションもネットショッピングもクラウドファンディングも「現実の店舗じゃない場所」で、物品を購入しようとすることは、こんな感じのリスクがあるって話です。

はあ・・・人生初だよ。詐欺に引っ掛かるの。


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MYLAPSを導入しました。 [GOLDEX本庄モーターパーク]


GOLDEX本庄モーターパークへの練習走行は・・・朝が早いです。始発の電車が動き出すぐらいには行動開始。

駐車場に向かっていると・・・横断歩道の前で白い杖のおじさんを発見。

この人、夜、見かけることが多いけど、こんな朝早くにも外を出歩くんだ。この交差点にあるコンビニエンスストアに買い物に来ているみたいだけど・・・まあ、押しボタン信号を作動させるんだろう・・・いつもは、この交差点でじっとしているものね。と思ったら、渡り始めた!片側1車線道路。遠くから、始発の路線バスがこちらに近づいているのがわかる。

ダッシュ!早く押しボタンを押さないと!!ボタンon!!!


信号が赤に変わる前に・・・白い杖のおじさんは悠然と渡り切って、向こうに行ってしまった。

あ、え〜と・・・路線バス止めちゃったからね。あ、はい。私が渡ります。向こう側に。


これは・・・ものすごく怖いことだと思いました。

「横断歩道の前は、減速。加速しないこと。」

と自動車学校で習ったけど・・・確かにこのパターンがあったらね。目が全く見えない人が、渡ってしまうことがあり得るんだよ。

本人は、音でバスが(バスだけが)近づいていることを判別したんだと思うけど。マイッタ。


そんな怖い思いをしながら臨んだ2022年本庄軽One耐久シリーズN-Nクラス第4戦が今回のお話。

あ、大会そのもののお話は多分、ほとんど書かないです。

今回の主題は、その大会中に使用した「MYLAPS」のお話。


元々の話の始まりは、2021年のJoy耐なんです。

2021年の規則書には、こう書かれていたんですよね。

「2022年からは、トランスポンダーレンタル代として5,000円を徴収します。自身のトランスポンダーを持ち込む場合は、レンタル代は無料とします。


これを見て、「いよいよ・・・ラップ計測装置をこの車両に取り付けないといけないか・・・」と覚悟していたんです。

今までスターレットに取り付けてこなかった理由は、「とにかくこの車体は、できる限りのノーマル仕様。余計なものは取り付けないし、N1車両としての最低限の艤装のみで改造行為もしない。」としてきたんです。耐久用車両として、信頼性最優先。ノーマルが一番持ちます。なんたって、同じノーマルエンジンで2016年から走り続けられていることがそれを証明しています。


この2021年大会規則は、恐らく「5,000円/人」徴収を念頭に置いた記述だったと思うのですが・・・

実行されなかったです。2022年大会。

まあ、相当な反対意見があったんだろうと・・・ただ、あのトランスポンダーがずらっと並んだ受付の様子を見るとね。請求はするだろうなあ・・・と。

大変な管理の手間がかかっています。そもそも、こんなにトランスポンダーが必要な大会じゃなかったはずなんですから。ほんの数年前まで。

今年も、我々の車載カメラにその行為がはっきり写っていましたが、後ろにくっついてきたFit(クラスが違う)を退かせるためにわざとアクセルを緩めるような行為をするような連中がね。

予選中に我々にわざとぶつかるようなことをしてきたことから、相当な期間が経過しているのに全く反省していないということなんですよ。

それらのおかしな行動をする連中を監視する目的で、この大量のトランスポンダーが必要になったはずなのですが・・・


私は、トランスポンダーレンタル費は、徴収しても構わないと思います。Joy耐。どっちにしても、今年、台数が減ったじゃないですか。2011年以来の最低参加台数だったはずです。2022年。

どうせ台数が減っていく大会なら、その存続のために必要な費用は徴収するべきです。今の世の中の「値上げの論理」そのままですよ。


で、Joy耐2021でそのような予告があった年末。

昨年の本庄軽One耐久最終戦で、アナウンサーの方が、大会中に繰り返しこう放送していたんですよね。

「MYLAPSを持っている方は、ご自身のSpeedhiveというアプリにアクセスしてみてください。今大会の様子をリアルタイムに確認することができます。」


ここで私の頭に「MYLAPS」という単語が刷り込まれます。

「そういえば、Joy耐の規則書に書いてあった機材だな。それに筑波サーキットでもプリントアウトしてもらえるって案内が出ていた機材だった。」


調べてみると・・・MYLAPSという機材は、サブスプリクション方式のトランスポンダーだった。

2022年の最新機材は、TR2というタイプらしい。

スターレットにこれらの機材を取り付けなかった理由は、計測機器を車体に取り付けるための配線が必要だったことが理由。

実際、今回の2022年本庄軽One耐久最終戦では、大会後半にミラに取り付けられていた計測装置が脱落して、車内からタイムを確認する手段を失っていたのだ。


でも、このMYLAPS X2という装置は、車体に配線等は全く必要なく、とにかく車内に入れておけば、サーキット側の機材で計測をしてくれるらしい。


じゃあ購入・・・って、このMYLAPSのホームページがわかりにくくて・・・日本語版ホームページがわかりにくいのかもしれないけど。正直、ほとんど役に立たないホームページです。ただ、「金をくれ」って言ってるだけのホームページ。


MYLAPS X2というシステムは、実際に購入する端末は、「TR2 TRANSPONDER」というものになります。

5年契約で、367.01ドルになります。(急にドル換算)

2022年11月18日の円ドルレート換算で、140.35円/ドル。

ってことは・・・51,510円。

5年に一度、この金額・・・いや、確かにバッテリーという寿命要素があるからさ。不具合が出たら、ハードウエアを更新してくれるということなんだろうけど・・・ちょっとなあ・・・


調べてみると、モビリティリゾートもてぎの会員になっているとTR2が買い切りで購入できるようになっていました。

5年契約よりは高いのですが、「まあ、筑波サーキットで、毎回1,000円/日の計測器を依頼していれば、3年で回収できるような金額」と自分を説得して購入に踏み切りました。

(筑波サーキットでは、持ち込み計測器のプリントアウトを500円/日で実施するサービスも行っています。)


Joy耐2021の規則書は、もてぎの会員にとってはどうという話じゃなかったと言うことなんです。

多分、会員にとっては当たり前の話で、そうではない人達があの記述を見て驚いてしまったという・・・

あの記述とは別紙で、TR2会員向け販売の書面を同封しておくべきだったと思いました。


で、実際に自分でTR2 TRANSPONDERを購入して、今年のJoy耐を完走したんです。

受付で、TR2 TRANSPONDERの管理番号を記入したら、本当に公式記録扱いとなりました。


まあ、これまでの経験で、「もてぎで渡されたトランスポンダーは、運転席側ドアボックス下端に置いておかないと正確に計測してくれない。」と知っていたことも大きかったと思います。

(何年も、土曜日朝の練習走行後に係員の方が”計測されてないぞ〜。この車両。”って注意をしにきてくれていましたからね。いろいろな場所に置いていて。)


この辺り、写真があればよかったんだけど・・・申し訳ない。撮影していないのだ。何も。


で、いよいよの本庄軽One耐久N-Nクラスでの運用。

2022年は、最終戦のみ出走となったのですが、私が持っていたTR2 TRANSPONDERは、搭載しませんでした。

みんなの判断は、「既に独自の計測器を配線しているこのミラに大会主催者配布の計測器をリヤのナンバープレート位置に取り付けている。そこにさらに3台目の計測器を取り付けると、電波干渉とかおかしなことが起きるんじゃない?」


2021年最終戦のアナウンサーさんの言葉を信じると、「自分の計測器を取り付けていなくても、大会の様子がわかるはずだ。」

結果はこうなりました。

MYLAPS計測データ

これ、予選中の我々のラップをスクリーンショットで撮影したものです。

これだけだと、筑波サーキットでの通常の計測と同じなんです。「自分達のラップタイム推移がわかる。」だけ。


このMYLAPS X2というシステムの真価は、「大会中の他の車両の様子を知ることができる。」ことなんです。

全参加車両の様子がわかります。このシステムを導入すれば。

この予選中に気がついたのは、「アレ?なんか俺たち・・・すごく遅いんじゃない?」ということ。

案の定、出走27台中、確か予選順位は20位・・・だったかと。

これまでで多分、一番下の順位だった・・・かな?


実際、車両そのものが重くなっているんですよね。ロールケージ導入で。

それと、何にしても練習していない。全員。

決勝中に全員が、この仕様でのベストラップ更新を図ってしまったことからもそうなのですが、丸1年出走していない間に周りの皆さんに突き放されたな・・・と。

決勝中は、自分たちの車両のラップタイムを確認するよりも、他車のラップタイム推移を確認していました。

我々よりも大多数の車両が、ラップあたり1秒以上速い。

実際、決勝中のベストラップは、27台中の22番目。(クラス15台中の13番目)

それでも、5時間走り切った後は、総合9位クラス8位という結果でした。


この大会、本当にコース上での速さが決勝順位に結びつかない謎大会です。

謎解きの要素があります。ものすごく面白い。みんな「同じ軽自動車」なのにこの順位差がつくことが面白い。

2023年もたくさんの参加者を集める大会になると思います。

我々も「少なくともみんなから1秒離されている。」ところをなんとかしないと。

練習です。とにかく練習。

多分、来年は、年初から活動できますよ。GOLDEX本庄モーターパークで。

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ハブベアリングプーラーという工具を借りたんだけど、全然使いこなせなかったという話 [EP82日常整備]



11月6日の本庄軽One耐久シリーズ2022N-Nクラス最終戦は、無事にエントリーすることになりました。

って、募集枠30台超えちゃうと出走無理なんだけど。たぶん・・・大丈夫?ギリギリ?


ミラでは、リヤハブ問題に苦悩することになりましたが(TTC1400大ベテランドライバー様がね。)、EP82では、フロントハブです。

今回は、スターレットのフロントハブベアリング交換のお話。


TTC1400大ベテランドライバー様から、「ハブベアリングの交換ができる工具買ったよ。油圧プレス無しでできるから使ってみな。」と渡されてはやいく月・・・放置はまずい・・・な。と。



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車体から外したら、こんな感じでバラバラになって取り出されたのだ。

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まあ、なんていうか・・・・・
何も使える部品は、ないな。と・・・・
気を取り直して、保管ガレージをゴソゴソ。
あるんだよ。あるの。過去使っていたハブ。両輪とも。
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めんどくさくて、ハブベアリングの交換をしてこなかったんだよね。
KMSのJoy耐ドライバーさん曰く、「え?ハブベアリング交換しないで大会に出てたの?もてぎはものすごくフロントハブに厳しいから、毎年交換だよ。ハブ。」だって。
知らないってすごいな。ほんと。罪なく。
ということで、これからは、毎年大会前にハブベアリング交換作業です。
で、自分でやってみようと思ったんだけど・・・
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早速障害。
スナップリングを外せない。
手持ちのスナップリングプライヤーは、全部「ドライブシャフト用」の大きさだった。
慌てて、筑波サーキット近所のホームセンターに「一番大きなスナップリングプライヤー」を買いに行く。
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モリッとな。
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外せたぜ。スナップリング。やってやったぜ。(まだスタート地点)
スナップリングは再利用しません。
品番90521-75003で2個新品を準備します。
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借りた工具を広げてみる。
てっきり使い古した工具・・・と思ったら、全然新品工具を貸してくれたんだ。TTC1400大ベテランドライバー様。
で・・・・いつも思うんだけど・・・
この手の工具って、取扱説明書が入っていたことがない。どうやって使うんだろう・・・
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う〜ん???
なんか間違っている気がする。ラチェットレンチで黒いシャフトを回してみるけど、うまく力がかからない。
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万力か?
万力使って・・・ソケットレンチをハンマーで叩いてみるけど・・・多分間違ってる。これ。あ、ソケットレンチ壊れた。まあいいや。寸法間違って買ったやつだから。
再びハブベアリングプーラーと格闘すること数時間。
どうにもならないぞ。ほんとに。なんか・・・周りも暗くなってきた。
頼りのAE86レースの彼は、いなくて・・・彼の友達がいた。
話を聞いてみる。
「ああ、その工具、扱い慣れている人が使うものだよ。油圧プレスで作業した方がいいよ。貸してみな。」
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油圧プレスの使い方を指導される。
「これ、単純な構造だけど、扱い方を間違えるとすごく危険だからね。必ず、対象品を水平になるように固定すること。」
「油圧シャフトを下ろしていって、対象品がすぐに外れないようだったら、無理をしない。」
「おかしいおかしいと思って、油圧シャフトをどんどん下ろしていくと、最悪、パーツが飛ぶからね。必ず、保護メガネ着用。そうなる前に変だと思ったら、すぐに油圧解除。」
赤いシャフトが無事に降りていって・・・モリッとハブボルトが装着されているユニットが外れてきた。
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で、ここで初めて、あのハブベアリングプーラーという工具が必要になるのだ。
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ちゃんとはまることを確認。
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水平になるように周辺の金具を使ってセット。
「油圧を使って外した部品は、捨てないで保管しておいた方がいいよ。治具に転用できるから。」
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こんな感じで、過去の外し部品を使って油圧をかける。
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中のパーツが外れた。
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ユニットの中に残ったベアリングは、大きなマイナスドライバーでこじって取り出す。
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いや、マイナスドライバーで外せなかったんだっけな?
再び油圧プレスをかける。
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で、完全にバラバラになったのがこの状態。
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ロアアームユニット側は、問題がなかったんだけど・・・
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この「ハブボルトが装着される側」のパーツは、「消耗品」なんだそうです。
そういえば、以前、フォークリフト修理係にも「ハブボルトの交換・・・大事なことだけど、一回だけですよ。ハブボルトを引き抜いて交換できるのは。同じユニットに二回は危険です。ハブボルト自体が抜けてきます。」って言ってた。
ちなみにフロントアクスルハブボルトの品番は、90942-02049になります。
今回は、ハブボルトの交換は無し。
この写真のワークの場合は、もう、ベアリングが当たる部分にシワが寄っていて・・・かなり険しい表情。
「今回だけだよ。こうやってシワが寄ってしまっているワークに新品ベアリングを装着しても破断する。」
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用意する新品部品は・・・
品番90099-14088のO-RINGと
品番04422-10040のフロントアクスルオイルシールキット。それぞれ二つずつ。
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品番90369-35029のフロントアクスルハブベアリングも2個準備。
これには、純正の白いグリースが付着しているんだけど、とにかく全部拭き取る。
競技車両に使用するグリースは、「ハブベアリング用」と書かれているものを必ず使った方がいいです。
色々なグリースを使ってきて・・・まあ、悟りの世界。この辺りは、色々壊してきて。
すごくいいグリースを使ってきたおかげで、何年も交換せずにJoy耐に出場し続けられたのかと・・・
ただ、それらの「すごくいいグリース」は、ここ数年、価格高騰が激しくて・・・流通ルートも絞られてきたのか、入手そのものが難しくなりました。
「Covid-19後の世界」では、通常の「車両用グリース」群に戻すようになってきています。
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グリースを塗り直したハブベアリングを装着開始。
いきなり油圧プレスにかけるのではなくて、プラスチックハンマーで慎重にセット。
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水平を保って、油圧プレス作業開始。
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O -RING装着も過去に外した部品を使いながら、プラスチックハンマーで慎重に装着開始。
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O-RING装着完了。
結局、全部やってもらってしまった・・・
実は、後日、EP82への交換作業自体も、私は参加できなかったんです。
みんなが作業をしてくれたんだけど・・・この新品ハブを組み込んだユニットは・・・
AE86レースの彼が触った後・・・何か思うところがあったのか、再作業を実施してから組み込んだとのこと。
無事にJoy耐2022も完走できたのですが、まあ2023年大会の前にまた同じ作業をしないと・・・
油圧プレス・・・買うかな。何かと必要な場面が増えてきたような・・・

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